意志のなかにいる

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最終回はいつも悪天候か地震 (アニメ感想)

2019-07-02 21:04:34 | アニメ的感想2019年 夏





盾の勇者の成り上がり 
第25話 盾の勇者の成り上がり とまとめ △+





いつの間にか他の三勇者と力の差がついてしまってましたねえ
まあ「主人公」やからね、そしてそれが納得できる「苦行」
やってきましたからね、2クール費やしてそれを描いてきたのは
まことに「納得」がいく「内容」ですわな
逆に言えば1クールで「苦行」をマトモに
えがくのは大変むつかしいということだ。
このおはなし尚文が他のチート作品のように「異世界」を
「縦横」するのではなく、受動的に受け入れていくハナシなのよな
「やむおえず」「仕方なく」「いきがかりで」というのが
ハナシの軸になっていて、それが良さであり弱点であろう
それは当作品を視聴している大概の人間の「リアル」でもあり
そこに視聴するモチベーションがあるともいえるかもしれない
ヒロインが「亜人」っちゅうのも「つがいになる」ってのが
現実の「人間同士」ではむつかしくなっているっていう当邦の
性事情の裏返しかもしれないね、いったいどっちが「クソゲー」なのやら。








賢者の孫 第12話 そして、世界へ...とまとめ △





「チートもの」を「師匠」役を通してやるって寸法やったね
その関係性を通して「(魔)王」になるルートと孤独を解消してた。
さかしいのは「ファンタジーもの」であるがゆえに「指導」に
必要な「説得力」が「リアル」である必要があんましないところで
なるほどこういうやり方もありかとちょっと思った次第。
しかしまあこの「ゲーム的」なコミュのクリアーさといったらないわな
人格も力もなれそめも申し分ないから他人が好意的にかかわるとか
金と権力の次に欲しいものですわな、ということは「現実」には
それが「なかなか手に入らない」ということの裏返しということでもある。







叛逆性ミリオンアーサー 
第23話 叛逆の未来へ とまとめ △(+)





「合体(とあるある)」で後半戦をなんとか埋めていたねえ
まったくもって「自由」であるこのおはなしがその「自由」を
もてあましていたような印象ですわな。
逆に「進撃の巨人」とか(例えに出すのも失礼だが)
これでもかってぐらい「不自由」なのに、ふっと演出とか
場面が「自由」になる時があるのは不思議なことではあるね。
こういう風に「硬派」なメソッドと「軟派」なメソッドの乖離が
果てしなく進んでいるってのが「現代」というもののあり方
なのかもしれないなあと思う次第ではある
まあもう一つの道、つまり「硬軟自在」っていうばけ物みたいのも
あるけど、まあ当作品がそれに該当するとは到底思えないにゃあ。







世話やきキツネの仙狐さん 
第12話 それでも、あやつを... とまとめ △+





「生きる時が違う者が共にあるのはつらい結末が待ってる」
ぐらいで愛情を注ぐのを止めるなら、最初からってハナシすよねえ
それは「自分の利益にならなくなったらバイバイ」って手合いと
変わらないってことになってしまうものね。
このおはなし、仙狐さんとのだだ甘生活の一方で
「仕事」のつらみが実になまなましく描かれているのよね
フィクションになりがちな「ひどすぎるイベント」とかでなく
「あるある」ぐらいのギリギリのラインのファッキンなビジネス
その永劫の差があるような世界を「もふもふ」が繋いでいるのよねえ
この「死」でも「悦楽」でもないスピリチュアルなたのしみを
見いだしたことこそが「平成」の日本の最大の発見だったのかもしれん。







ぼくたちは勉強ができない 第13話
天才の目に天の光はすべて[X]である  ととりあえずまとめ △+






「おせっかい」ばっかりしてますよねえ
成行だけでなくヒロイン陣も大概なんで「いいひと」
だけでこの世界は成り立っているかと
その完全な世界に「勉強」が入り込む余地は充分にあるね
なぜなら「できる・できない」という分断と接合が
人には分かり易い「成長」だろうからね
このおはなし「できない」側をうまく取り扱ってるよね
「ちんぷんかんぷん」さ加減の不安と焦りがハナシの
よいモチベーションになっている、と同時に「恋バナ」に
つきものの無目的さと浮つき加減に一匙塩が入って
いいあんばいになっている、おしまい。







この音とまれ! 第13話 久遠 とまとめ △++





文化系でも当話「集団競技」なんで「できる」側にも
「できない」側にも双方にうまみがあるよい関係になってる
「合奏」なんで「結果」の一致があるし「ソロパート」が
あるから個人が埋没しない、おいしい関係
とまあなんかおいしいおいしい言っているけど
「音楽」として基本的なスキルと訓練が求められるのが
これまたよい「納得」をもたらすよねえ
このおはなし、その地味な「訓練」のとこも立派にやってたんで
「馬鹿にすんなよ」っていう感が全体溢れていて
よい若人達だとおもわされたねえ。
2回あった演奏シーンが珠玉のデキやね、ただ弾くだけでなく
音色から仲間を理解するっちゅう「音楽」の魅力そのものに触れていたかと。
そしてそれをアニメーションとして総合的に僕らも理解するのだ。







文豪ストレイドッグス 第37話 回向(ECHO) とまとめ △++






冷静と情熱のあいだ






いつもどおりの「共闘」とそれによる「理解」が
当作品の持ち味だけど今回は「ヒョードル」っちゅう
知能犯に対して太宰とフィッツジェラルドっちゅう
「知」の共闘がプラスされていて、いつも何らかの「プラス」が
ある当作品の少年誌ぶりにシャッポを脱がざるをえないねえ。
しかしまあこの「進歩ぶり」ってのはおおよそ「文学」
らしくはないわなあ、ちゅうのも「成長」に身を任せられない
苦しみや存在の不安を託すのが「文学」の主流な気がするんで
この清々しいまでの「少年誌」になっている作品は実はきわめて
「反文学」てきな存在になっている気がするのね、善し悪しは別で
それともいつかその「相反する存在」とすらも「共闘」するのだろうか―





























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