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意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

このアニメの感想はフィクションです

2010-05-13 11:31:17 | アニメ感想(2010 二期)




薄桜鬼 第6話 「鬼の命脈」 △




新撰組「秘史」って体になってきたけど
彼らには「現実の」歴史もがんばってもらわなきゃならない
からねェ、さんなんさんらのようにドロップアウト組に
がんばってもらうってハラなんだろうけど限界があるわなあ


そういう状況で千鶴ちゃんが右往左往しているだけの
お姫様って状況はちょっと心細い、ゲームなら意中の志士と
いちゃいちゃできるかもだけどアニメだとそれもねえ
いっそ主人公が血気盛んな男のコだったらもうちょっと
新撰組の負担が減ったろうけど―(本末転倒)









閃光のナイトレイド 第6話 「乱階の夜」 △




こういう「仮構の」「歴史」って好きな人の好きな時代なら
すこぶる食いつきがいいんでしょうけどねえ
みんながみんなそうって訳じゃないから、そこにアニメーションの
努力できる部分があるような気がするのだけど
演説で終わっちゃった感じあるからそこは一歩遅れをとったといえる







けいおん!! 第6話 「梅雨!」 △+




サムデイ・イン・ザ・レイン





とりたてて悲しいイベントもなく、かといって
雨で濡れて透けすけ~ってのもひかえめという
ホントにただの雨の日ってやってるのが異常事態です



高校生活も3年目にして初めて唯がクラスでどういう扱いを
受けているかが判明したってのがちょっとおもしろい
おおかたの予想どうりのクラスに一人はいる面白い人ですw
まあクラスメイトにまで手が伸ばせる余裕ができて初めて
成り立つのだから実は相当な余裕と実力が要るってとこがらしいね



こういうヒマな時にボタンづけ上手なりっちゃんとか
通販が好きだったあずにゃんとかキャラクターの掘り下げを
やっておくのが優等生的ですね
ギターの弦が切れるってシーンとかもおいしいね
ここでは単にあぶなっかしいだけだけど
昔は弦が切れるシーンでは大概不幸が起きる記号であった。
時代だねえ

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だってオラ寄生虫だから・・・(アニメ感想)

2010-05-08 10:42:08 | アニメ感想(2010 二期)




会長はメイド様! 第6話 「男・鮎沢塾!」 △





女の娘はいろんな秘密があるからねえ
それを探り出す側が善意でやってるのはよけいタチが
悪いかもねえ、ただまあ今回はあんましひねりのない
碓井マンセー回ぽかったかもね
ふって湧いて出てきたような5兄弟はもうちょっと美咲ちんに
憧れる理由の動機付けが必要だったかと
ま、馬鹿みたいに理由もなく憧れを抱いたりするのも若人だけどさ








デュラララ!! 17話 有為転変 △+




これで3つの対立軸ができたってことねえ
ちょうど臨也オフィスのゲーム番上にあるコマが3種
敵味方がとっかえひっかえできる将棋がダラーズで
一度盤上を離れたら戻ってこない黄巾族に
はさまれたらコロコロ裏返るオセロが妖刀組かしら



ま、でもダラーズと妖刀組はハナシを十分に練ったんだけど
黄巾族ってのはまだそんなにつっこんだハナシはしてない
まー無軌道な若人が群れてるだけってことなんかもしれないけど
そしてそのおぜんだての大半はいざやきゅんがしているってハナシ
まーその方がハナシの分かりはいいよねえ
残った課題はそのハナシのご都合を作っているヤツからどう決別するか
ってことなんだけど








Angel Beats! 第6話 「Family Affair」 △





ま、今更ねえ「この学園の覇権を握って神になるのだ!」
なんて最高にアホな理由でハナシは作れないでしょうね
どっかのヤンキー漫画じゃあるまいし
そんなことを無理矢理1話で詰めたから結構話にムチャが
出た感じ、まあ結構融通が利く世界観だから破綻ってほどでは
ないが。



しかしまあ皆さんどうにもこうにも「家庭」に恵まれないことです
でもなーんかお涙頂戴なお話しにしようとすると「家庭」か「病気」
なんだよねえ、分かり易いっちゃ分かり易いけど―







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感じるんじゃない、考えるんだ(アニメ感想)

2010-05-06 19:47:56 | アニメ感想(2010 二期)



いちばんうしろの大魔王 第5話「地下迷宮にご用心」 △




処女で何が悪い!




温泉なんか入っているヒマねえだろw
ヒロイン5人に全部出番与えて、諸勢力の思惑を
ちらつかせ、ダンジョンの奥の秘密を解いてドラゴン退治
うーんここまでやってすげえボロが出ていないってのはある意味
凄い構成力なんかもしれないねえ


まあこんな力業が成立するのは「魔王」っていう便利設定と
現代のデフォルト設定「戦闘美少女」ってのをはべらしている
からなんだ。作り手側はそのあたりを熟知していて、かといって
それを用いることに対して余計な邪念があまりないから実におおらか
見ていてあんまり変に力まない良さがある作品









荒川アンダーザブリッジ 第5話 「5BRIDGE」 △+




シスターが自分自身が「荷物」になることを見越した上で
リクを呼びつけておいたのは用心深い
荒川端は奇人変人の巣窟だけど粗忽者は以外に少ない


そんなわけで「ドジッ娘」という市場価格が低下した設定も
そのままに市場に出すのではなく、「摩擦力ゼロ」という加工を
ほどこした上で登場させるという聡明さがあるわけで
ああピンク色のビニ手袋っていう細部が農業従事者ってのを
主張していて、かつかわいい、上手いとおもう。




>ヒモ


サンレッドさんとこではそれを「縛るヤツ」って言い換えているそうですw




>音楽をやっている奴はモてる



なんかほうぼうにケンカ売っているようにもとれるなw
そういうふうに業界に対して笑いで反応するっていう姿勢の
作品って少なくなったよなあ








閃光のナイトレイド 第5話 「夏の陰画」 △




当時は「共産主義」ってのは「けいおん!」ぐらい
流行っていた(というか戦前戦後通して50年ぐらい
流行っていた)から避けては通れない道ではある



ただまあ、そういう設定を組み合わせていくとそんなに汗を
かかないでもこういうハナシが出来上がっちゃうところが
ちょっと面白くない。「超能力」とか「人物の個性」が
そういう強固な「設定」とどういう化学反応を発生させるか
ってところに楽しみがあるのだけど、今回は机上の実験準備に
終わっちゃったかんじ
見たいのは準備でなくて、結果なんだよねえ
それが成功しようと爆発オチに終わろうとさ









けいおん!! 第5話 「お留守番!」 ○





>「そっか、お姉ちゃん帰ってこないんだ…」



「姉ちゃんがいない」ってことを修学旅行の準備までしておいて
想像もしていなかった、ってところがファンタジーだあねえ
冒頭でこの橋を渡っちゃったらあとは大概何をしても大丈夫だろう




なんていうのかねえ、サブキャラ回してお茶濁すなんて
生ぬるいそれではおおよそない。本当に偉大?な先輩連が抜けた後でも
ちゃんとやってけるのかっていう、言うなら「試練」の回でも
あったと思うのね、「指の運動」とか「光の陰影」とか「野球」とか
手持ちの強力な札を全部切ってきたからねえ
そしてその判断はグッドだと思う
ここからまだ良くなるんでしょうかねえ
少なくとも「無理」だと思っている奴にはできないね

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孟大王は最高のツンデレです(アニメ感想)

2010-05-04 15:39:46 | アニメ感想(2010 二期)



今日の真・恋姫†無双~乙女大乱~
「第四席 魏延、一目ぼれするのこと」 △




魏延と馬岱っていいコンビだよな
腕っ節の暴れん坊とちょっと目立たないけど堅実な強者
のほほんとした恋姫世界ではもうちょっと仲良くなってもよいかも


先週もそうだったのだけどおりこうさんだとハナシに勢いが
つきづらいから無法者はけっこう物語的には重宝する
最強武将よりチンピラがそこらじゅうに転がっていることが
三国志をモチーフとしたおはなしの真のメリットなんかもねえ







SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors
第4話 「暗殺者」 △+





こんな堂々とした暗殺、見たことねぇw



呂布のイメージは最近の三國志の呂布のイメージのデフォルト
かもね、金も女も興味ありません、強者求ムってな感じ


にしてもデフォルメキャラのデザインの力強さよ
董卓ザク=悪っ 曹操ガンダム=カッコイイって一発でそう思える
そういう力強さは子供向けの作品の良いところではなかろうか
司馬懿とか諸葛亮より先にでてきてもまあいっかってなるものねえ
さすがはサンライズといっておこう







最強武将伝 三国演義 第4話 「悲しき策略」 △




女を使った策略は下策って言うけどねェ
みんなそれにかかるから廃れないんだw


しかしまあ「オンナズキー」なんて子供心に
理解できるのかしら、SDガンダムの方がわかりやすいかも
餌の対象たる貂蝉はずいぶん力を入れて描かれているねえ
劉備三兄弟より出番が多いw
色仕掛けこそが最強なのだ!ってぐらいオーバーランしたら
それはそれで清々しいですね、絶対にないだろうけど








今日の一騎当千 XTREME XECUTOR 第4話「招く悪魔」 △+





主人公?(孫策)がいないほうが楽しいなあw



「となりの大魔王」なんかでもやっていたけども
風呂場で真っ裸でドンパチやるのってけっこう好きなんですよ
本来じっくりねぶるように眺めたい対象がドタバタする矛盾が
まあ、刀とか駄目になっちゃうんだけどね


逆に言えば羞恥心を超えた事態ってのがあるわけで
趙雲(しーさん)という人物にはそぐわしいおいしいシーン
相手も獲物を使う奴が相応しいので(珍しく)新キャラに異議あり!
じゃなくて意義があったとさ
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べ、別に温泉に入りたくて入ってるわけじゃないんだからね!(アニメ感想)

2010-05-01 11:07:41 | アニメ感想(2010 二期)




四畳半神話大系 映画サークル「みそぎ」 △+




禊ぎ→身に罪または穢れのある時や重大な神事などに従う前に
川や海で身を洗い清めること。





「大学」っていう環境をよく表しているような
いますよねえ、こういうプチ独裁者みたいなやつ


明石さんにしろ小津にしろポテンシャルが高い連中なんですよねェ
「私」だけが基本的に無能なんすよ
だからどの「セカイ」でも彼らに半強制的に関わらざるをえない
拒否権がないんですがな、それとも違う「選択肢」が来るまで待つ?


まあ特に小津だわなあ、あいつは「マイナス」の象徴だから
言っているとおり「悪魔」なんすよ
だから時間と空間を越えて「私」を誘惑して、邪魔しようとする
今話の「私」が撮ったくそつまらん恋愛映画で「女役」を演じていたように
明石さんとねんごろになりたきゃあいつをどげんかせんといかんのよ








さらい屋 五葉 第3話 徐々に巻き込んで △+




政ちゃんやってたことと言えば子供と遊んで、団子喰って
寝ていただけwいいんか主人公ww



今回は作戦指揮官として弥一の優秀さと松吉さんまわりのことを。
役に立たなさそうなやつを上手く使う術を心得ているあたりが
上に立つものとしての才だわなあ


今回の仕事は義業としての側面はうすいから
政ちゃんにとっては重大な選択だったかと
そしてそれに気付かず抵抗もしなかったのだからまあしばらくは
このままズルズルといっちゃうでしょう
もし止めるきっかけがあるとすれば


女―かなあ、梅さんかもしれないけど(笑







おおきく振りかぶって
~夏の大会編~ 第5話 「野球やりたい」 ○




しかしまあ冷静に考えると独白のなんとも多いハナシよな敵も味方も
それを代表しているのが花井なんでしょなあ
田島なんかほとんど無いもんなあ、そのあたりが「差」なんかもね


「考えて」っていうのがこのお話しの重要な要素なんで
今回のようにまあ「格下」相手なら有効なんだけど
思考力を奪いかねないほどの実力を持った連中とやり合うと
どうなるか、って楽しみがあるねえ









デュラララ!! 第16話 「相思相愛」 △+




総死総哀




さすがにここまでなんでもいぃざぁやぁの責任にすると
生々しさが損なわれるんでないかい。別に静ちゃんのカンが
鋭いわけじゃなくて、あいつはこのセカイの「悪魔」役だから
かといって今から気の利いた別の悪魔創作するのも無理だろうから
別にいいけどさー



「人の魂を乗っ取る」って妖刀設定と
ゾンビ化パニックって取り合わせがセンスがいい
それに抵抗力を持っているのが「普通の」少女っていうのが
現代英有譚の定番ですな、何でもない少年である「帝人」の
扱いといい、「超人」と「凡人」の行来の巧みさが凄いよねえ
あるいはそういう境が無いのが現代(池袋)ってことなのかも
しれないけど。







Angel Beats! 第5話 Favorite Flavor △+




「筋肉」って現代日本の物語においては本当にギャグのための
装置にしかならないよなあ、行き着くとこまでいっちゃった
バキとかそういう達人たちしかまともに取り扱えない記号。



なんかあれよな、かわいいあの娘の気を引くためにバカなことを
している連中って画でも効くと思うのですな。で、呆れられているという
でも体を張ったギャグってのは受けるにしろ呆れられるにしろ
どっか見るべきところがありますね


しかしまあ粛々と事態を受け入れる天使ちゃん、橘奏ってのは
何者なんでしょ。事情をSSSな人達よりも心得ているからこそ
あえて体制側についていて、だからNPCのようなふるまいを
している、いたとして彼女が真に望んでいるモノは何なのか
新しい生徒会長さんがそのあたりの事態をプッシュしてくれるの
でしょう。
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おまえん家の母ちゃん、ボストロールに似てるよな(アニメ感想)

2010-04-28 21:41:29 | アニメ感想(2010 二期)




今日の真・恋姫†無双~乙女大乱~
「第三席 呂蒙、学問を志すのこと」 △+





冒頭の愛紗(関羽)のゆいいつの出番が鈴々の声マネひとり芝居
ってのがまあなんとゆーか現状を良く表しているかと
あいつがいないとハナシが回らないってよく分かるねえ


で、今度は前期出番がなかった呉さんちのターンなんだけど
今話のメイン呂蒙(亞莎)はずいぶん力入ってたねえ
のっけからの大立ち回りに孫権(蓮華)とのいちゃつきぶり
暗殺未遂事件まで申し分ないデキかと
オチのふんどし脱いで龍になるってのはもう笑っていいか
褒めていいかようわからんねw
愛想のいいキャラクターより不器用なやつのほうがハナシの
まわりがいいってのはある、WORKING!! の伊波とかな








薄桜鬼 第4話 「闇より来る者」 △+




「怪我」によって剣を握れなくなって「生きる屍」に
なっちゃう人がいるいっぽう、主人公の千鶴ちゃんは
「怪我」が超回復してしまうという
この「死なない」って設定はまさしく現代の物語の典型だったり
Angel Beats!とかデュラララ!のセルティさんなんかを引き合いに出すまでもなく
彼ら「ゾンビ」が、生も死もある「新撰組」って世界観とどう
いう関係を取り結んでいくのか、ちょっと興味はわくところ










荒川アンダーザブリッジ 第4話 「4BRIDGE」 △+





>デート



「適切な距離の取り方」の模索が創作ダンスの模索をしている
人達のようであり、あああるいは男と女が共通の目的を持たずに
ただデートをしようってやるとこういう感じになるっていう皮肉が
込められているのかもねえ、「異性≒異星」っていうくだりは
なかなか気が利いているカモ



>Bパート



暗黒舞踏はまだ続くwこういう変な動きで魅せるおはなしは
最近はあまりなかったから楽しい、リクが美少女に空中コンボを
ボロ雑巾のように決められる姿も楽しくもあり、美しい
そしてアニメーションとして楽しんだ後には沢城さんの言葉責め
息をつかせる間もないですね、男どもがいたぶられるおはなしは
楽しい








けいおん!! 第4話 「修学旅行!」 ○
(ただし澪・ムギ派の人は○+)





旅行とか特別な場になるとムギが一歩前に出てメインに相応
しくなる、押し入れを開けて枕を確認してよし!ってやったり
こなれた上方語を披露したり、普段は投げつけられないような枕で寝てたり
そういう言葉をしゃべる知人がいるんだろうなあって思わせる
さすがお嬢様


そういう状況だと、澪もいつものまとめ役からだんだんタガが
ゆるんでくるという、いつもは怖がりネタぐらいしかいじる
きっかけがあまりないんだけど今回は自然な笑みが見られたり
今話は旅行の高揚感を描ききったなかなか希少なおはなしとして
記憶されよう。





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タイトル自動作成機能とかないのかよ(アニメ感想)

2010-04-24 13:40:49 | アニメ感想(2010 二期)



四畳半神話大系 第1話 
テニスサークル「キューピット」 △+




当たり前ですが自分は悪くないんだって言いながら
悪友にかこつけて人の恋路を邪魔する主人公がいちばん病んでいます
多弁でかつ受動的な主人公ってのは現代のデフォルト主人公
なんでしょうなあ、あるいはいちばんありがちな現代病患者



「画」無理矢理見る必要がないからかえって口上に集中できる
っていう逆転の発想、現代紙芝居
「If」設定ってのは手垢つきまくりだけど
「病んだ」主人公が快復しない限り全部対処療法でしょう
要はどれもバットエンド、それにどう立ち向かうかが本題ですよねえ
あと坂本真綾さんはニノさんといいダウナー系もいいですね








さらい屋 五葉 第2話 抱かれたい △+





餌付けしたり金をちらつかせたり女をあてがったりして
あの手この手で政ちゃんを仲間に引き込もうとする様が
面白すぎるw、これは墜ちるね
最強武将三国志とかだと金のありがたみがとんと分からないけど
こっちの世界観は十分に貧乏な所アッピールしていたから


あとはまあ梅造さんのツンツンぶりがすばらしいw
人の良さそうな政ちゃんを「こっちの世界」に
引き込みたくないんでしょうなあ
「安全な」人攫いなんてあるわけがない








おおきく振りかぶって ~夏の大会編~
第4話 「野球シンドイ」 △+





市原君「これからがんばるぞ~」って趣旨のこと言ってたけど
対戦相手はそれをもう試合開始直後からやってるからねえ
あるいは試合前から試合してるわけだから勝てる道理はない


ただまあ、ある状況にならないと分からないことってのは
おうおうにしてあるワケで、真剣勝負ならしょっちゅう
そういう事態がおきる、そこにドラマチックがある


今回は花井を成長させようってハラなんだけど
そうするとかえって田島の凄さが浮き彫りになる仕掛け
つうか1年坊に精神的成長を目当てに試合を使っちゃえる
ってのがなんという贅沢さよなあ
これなら野球やってて楽しくないハズはない








Angel Beats! 第4話 「Day Game」 △+




ぜんたい、野球の物理学的リアリズムなんて皆無だ
片手で打つ奴とか箒でバランスとりながら守備するやつとか
いや、それがダメって訳じゃないのだ、もしそういう方向で
話しを進めていたら日向たぶんフェードアウトしちゃったろうし


で、今回のおはなしをそういう方向性にもっていったのが
ユイちゃんだったわけで、日向とさんざん肉体的接触
コミュニケーションをとっているのに性的興奮がないのが
仮構の美少女っぽくてらしい、「バカテス」の美波みたい
彼女には「過去」が無かったとしてもおかしくはない。








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アニメの感想をかけばいい

2010-04-23 02:43:15 | アニメ感想(2010 二期)




いちばんうしろの大魔王 第3話 ちょっと怖い先輩 △




子分を痛めつけられた報復を表情も変えず無表情で淡々と
やってのけるフォンフォンに痺れます憧れます
単に演出の節約ともいえるけど「魔王」の片鱗を感じさせる
には十分である


なんだけど女の娘が出てくると急にへたれに戻って
しまうのよなあ、演出上は確かにちぐはぐではあるけど
妙に人間的であるともいえるかもねえ、魔王なのにさ
狙ってやっているワケでもなかろーが









荒川アンダーザブリッジ 第3話 「3BRIDGE」 △+





リク(神谷さん)と☆(杉田さん)のかけあいには力あり
この噴出力があったからこそレインボーブリッジを封鎖する
デートなんて無茶なプランが成立する
最後のニノさんがお姫様ないでだちをパーペキに着こなすオチまで
ギャグまんがの教科書のようの美しくきまる
新川端のあぶのーまるな人達は極めてまっとうなギャグメーカーです










けいおん!! 3話 ドラマー! △+





りっちゃんの立ち位置はまあハナシの攪拌役ってとこ
ただまあ基本的に上品な学校だからねえ、それも限度あり
流石にステージに火薬を仕込んで爆破!みてえなのは無理だにゃ
バンドのビートを担うぐらいがいっぱいだろう


にしても学校それ自体の描写が堅牢というかまあ実に風格のある
校舎ですな、こういう箱庭じゃムチャはちょっとできなさそう
はっちゃけるならホームセンターにでも行くか
別曹でも借りる必要がでてきますね








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鶏肋アニメ感想

2010-04-20 21:07:44 | アニメ感想(2010 二期)






真・恋姫†無双~乙女大乱~
第2席 「鳳統、隠し事をするのこと」 △




鈴々の鼻歌が無いと間が持たないってのはあるなあ
けっこう好きですぜ。その鈴々を秘密をたてに脅しつけて
せっかく道中に加わった蒲公英は出てきただけで話しに
からめられなかったのはちょっと惜しい
あとはまあ「あわわ」「はわわ」で話しがオチる、と
もうちょっと知力平均99な活躍があってもよかったかもね








最強武将伝 三国演義
第2話 漢王室の風雲 △




おおっ、金じゃ金じゃ!




何進も十常侍も1コマでころされましたーw
董卓をもっといい感じでヒールにするならもうちっと
悪逆非道なとこを見せてほしいねえ、今だと只の脂身部長です
まあ、実質的なヒール役は呂布が担うのかねえ
金に目がくらむ様が近頃のアニメではありえないほど
率直でいいなあw



物語としては慌てすぎでつらいのだけど
馬を走らせているところとか、夜の闇のなかで灯りがぼんやり
としてるところとか妙に見られるところがあるのだよね
そういういい所に作り手が気付いているかギモンだけど
ところで三兄弟はどこにいった(笑









SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors
第2話 「出会い」 △+




いきなり関羽と張飛がやり合っているシーンから始まるのは
緊張していていいとおもう。酒を飲んで意気投合ってのよりは
少なくとも見られる、まあ子供を対象にしてたら酒は無用だが
その後の村人との心あたたまるシーンも必要
張梁メッサーラが変形して逃走するシーンもおいしい
こういう使い方なら「ガンダム」に意義があるなあ
そして劉備が下っ端扱いされるのもなかなかにユカイ
よく考えればあいつ只のへたれむしろ織りだもんねえ
こういう扱いの方が相応しい








一騎当千 XTREME XECUTOR 第2話「集う仲間」 △




このお話しって新キャラを出してそれでリセットをかけて
同じよーな話しをバカみたいに繰り返してるのよなあ
そりゃあどんな話しも突き詰めればそうだけどさあ
まー逆に言えば見る側に負担は少ないよね、極めて
ゆえに特別な感興を持ちづらいということにもなる
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ラブプラスの彼女と記念写真(アニメ感想)

2010-04-16 16:37:23 | アニメ感想(2010 二期)




さらい屋五葉 第1話 「形ばかりの」 △+




夜に見るアニメ




政之助は人前に出ると力を発揮できない(分かるなァ)性格なんで
このどっぷり闇の中の世界ではまことに都合がよろしい
けばけばしい色なんて微塵もない極色の世界

政ちゃんの団子や蕎麦をダシにフラフラ着いていく
あぶなっかしさとかなんかも現代の若者基質らしくて面白い
「東のエデン」といいターゲットの視聴者がひじょーに分かりやすく
そのことが独特な演出に繋がっていて、しかもそれがおおむね
成功しているってのはこの「ノイタミナ」枠が
誇っていいことなんではないか







会長はメイド様 第3話 「美咲は何色?天然色?」 △+





お兄ちゃん(タン)の日




カタギっぽい美咲ちゃんが「妹」を理解すべく奮闘する様は
少女漫画ってフォーマットにいかに「オタク文化」を
なじませようとするかっていうそれともとりうる
やぶうち優さんとか南マキさんとかが歩んだ道かも


まあでも美咲タンが理解に苦しむのも無理はない
変に媚を売るとかえって興が冷めてしまうしねえ
だったらいっそ「がんばって演技やってまーす」って主張
するべきでそこが彼女の魅力でもあろうし
「ツンデレ」っていう属性の魅力も「ほんとうのわたし」ていう
バックボーンがあって初めて成立するわけで
そういう意味では彼女は絶滅寸前な純粋培養のツンデレなのかも
しれねっス







デュラララ!! 第14話 「物情騒然」 △+





「妖刀だから魂が切り離せる」なんて全く正気じゃないねえw
多分いろんな刃物で試したのだろうねえ、このド変態め
ああ、なんかしっぽりな間柄になったセルティと息子の仲も
切り裂こうってハラなんかもしれないな、ガスマスクの中身は
どうなってることやら


今回はモノローグ少なめ、皆さんそれぞれに忙しかったからねえ
自己の一体感ってのは結局何かに打ち込んでいる時か
イチャイチャしている時かぐらいにしか発生しないもんな
さてさて一人語りが板についていた少女をすくうのはだあれ









Angel Beats! 第3話 「My Song」 △+




[S]すごく [S]しょうもないことを [S]する人達



「私たちの弱点はアホなこと」って言ってたけど
まあ、確かにかわいい女の娘の部屋(エデン)に多数で押し入って
情報を引き出そうとする姿はアホ以外何者でもない
そして「目覚めた」岩沢は世界外存在になったとさ
彼女が最後に歌った「バラード」は「感傷」のうた
現実を忘却する熱狂のうたではなく現実のかなしさを歌ううた








刀語 第4話 薄刀・針 ○




今まででいちばん無駄口叩かずにバトっていたねえ
でもその役は無個性が個性の主人公組ではなくてその姉ってのが
まあ、なんかひねとるねえ
天下無双のサムライとの死闘がだんご喰いながらの口上でおしまい
ってのは手抜きを通り越して笑える領域に入っているような


まあそれもこれも最強姉ちゃんの大立ち回りがあってこそ
あるいはすっかりやられ役が板についた真庭忍軍のかたたちの
犠牲に成り立っているのかもな
そのアニメーションの動きもお肉が泳ぐって方式ではなく
きょうびのアニメーションが得意とする摩擦力ゼロの超高速バトル
それがまたあのチート姉ちゃんによく映えることよ
うーん主人公やっぱ間違ったんじゃないかw

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