それはもうえらい地響きを立てて岩が落ってきた。小さなつるの体は、それこそひとたまりもなかった。
そのつるは、はたで見とった若い衆によるとなんやら変な石を見つけて遊んでたらしい。
それは。人形(ひとかた)であったと言うものがおった。
せやけど、母親にとってはどうでもええことやった。若い衆らの手を借りてつるを掘り出そうとするその顔は閻魔さんみたいやった。
みんなは、ひしゃげたつるのなきがらを想像して重い気分で懸命に掘り出そうとした。
もう出て来てもいい頃なのに、つるの姿は消えとった。
そこには、三尺三寸の石の地蔵様の形をした石が土まみれになって
ころがっとるだけやった。
そのつるは、はたで見とった若い衆によるとなんやら変な石を見つけて遊んでたらしい。
それは。人形(ひとかた)であったと言うものがおった。
せやけど、母親にとってはどうでもええことやった。若い衆らの手を借りてつるを掘り出そうとするその顔は閻魔さんみたいやった。
みんなは、ひしゃげたつるのなきがらを想像して重い気分で懸命に掘り出そうとした。
もう出て来てもいい頃なのに、つるの姿は消えとった。
そこには、三尺三寸の石の地蔵様の形をした石が土まみれになって
ころがっとるだけやった。
方言と民話というのは妙にマッチするよね(^_^)
さてさて、第二話はどんな話かな?
犬と散歩をするようになってから野の花に興味をもち名前を調べたりしております。そこで希望なんですが、犬と花が登場する民話をひとつ考えてください。 うふふ♪ (* ̄ー ̄)v
それでは期待しておりまするぞ(最近、時代劇をみたりしていますので、武士ことば風で)
そういえば民話もひとつの時代劇ですよね(^o^)
さらばでござる(*^.^*)。