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ジンバブエという国

2014年03月15日 11時12分19秒 | ちょっと為になる話!?

おはようございます

皆さんはアフリカ大陸にあるジンバブエ共和国という国をご存知ですか?

今日はジンバブエのウソのような本当の話です。

ジンバブエでは、最近まで、レストランで食事したあとはレジで大量の札束をバッグから取り出さなければならなかった。食事の時間よりも、札束を数えてもらう時間の方が長くかかっていたものだ。それも、注文できる品があったらの話です。

  ムガベ(Robert Mugabe)政権が長らく続いているこの国では、数年間の政治的混乱の末、2008年に経済が破たんし、超インフレに見舞われた。08年7月の国定価格は、牛乳500ミリリットルが600億ジンバブエドル、牛肉1キロが4380億ジンバブエドルもした。食料も燃料も慢性的に不足していた。

政府が5000万円札とか発行しちゃってたんだから驚きですよね。

なぜこうなったかをかなりざっくり言うと

 

今までずっと少数派の白人が政治の実権を握っていたが、民主的な選挙で、黒人政治家が増える

とうとう初の黒人大統領が誕生

そしたら「植民地時代に強奪された白人の土地資産を黒人へと無償かつ強制的に権限を委譲しなさい」法案を提出

大半の白人が安値で土地資産を売り払って外国へ。

今度は外資系企業に対して「保有株式の過半数を譲渡するように、逆らったら逮捕」法案を提出

外資系企業が国外逃亡する

別に国連もアメリカも、どこの国も経済制裁してないのに、経済制裁と同じ状態に陥る

何もかもの物資が国内で不足するので、
 「市場に出回っている物資が不足するなら、物資を持つ物は絶対に市場に売らないといけない」法案を提出

物資の強制売却で、さらに物資不足が深刻化。当然需要と供給バランスが崩れて高値になる。

物資が高値に成り過ぎて買えない人が続出

「物資を絶対に安値で売らないといけない」法案を提出

調達コストよりも遥かに安値で売らないといけなくなったので、当然のごとく利益が出ないから国内企業が次々と倒産する

安定していた経済が、脅威の失業率 & ハイパーインフレ になるのを一年も経たずして達成。

失業者があらゆる物資を強奪し、社会不安が増大、交通機関や警察機関も機能しなくなる。政治も収拾がつかず無茶苦茶に。

という流れですが、とんでもない大統領の気がします

ジンバブエドルをたくさん持っていた方は悲惨ですよね、紙屑になった訳ですから。

 

これを遠い外国の話だからと笑い飛ばせない気がします。

日本だって正直どうなるかわかりませんよね

 

それでは今日も一日頑張りましょう

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