耶馬渓で紅葉を楽しんだ後、ちょうどお昼時だったので、帰りに小さな食堂にはいりました。
メニューは・・・『だご汁定食、うどん、めし』だけ。
（俺って、なんでこんな変なメニューの所ばかり入ってしまうんだ？）
店を出る訳にもいかず、しかたないので、
「だご汁定食ください。」
頼んだ後、
（しまった、だご汁ってカボチャが入ってるんじゃなかったっけ。）
もしそれが入っていれば私はお椀の中に箸をつける事さえできません。
（だご汁定食頼んでおいて、だご汁をそっくり残すというのも変だろうしなあ。よわったな。）
「おまたせしました。」
真っ先にだご汁を点検。
よかった！奇跡的に入ってなかった。なんて良心的なお店なんだろう。
まあそんな事はどうでもいいですね。
山国から日田へ抜ける国道沿いに何やら怪しい風景が目に飛び込んできます。
田んぼに無数のかかしが。「かかしワールド」とのぼりに書いてあります。
私はてっきり、よくテレビのバラエティ番組などで紹介される、怪しいおやじが、自分の敷地にこの手のオブジェを置いているパターンかと思いました。
でも、ちゃんと受付には物産みたいなものが置いてあり、おばさんが座ってます。どうも変人の仕業じゃなさそうです。
「これは、どういった事ですか。」
「町おこしの一環で、この期間かかしを各所に展示してます。13か所あるんですよ。」
ははあ、町おこしですか。うーん。
浦島太郎や桃太郎、花咲じいさんなどの一場面を表現していて、結構手はかかってますが・・・。
R212をこの時期通る方、ちょっとびっくりしますよ。
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