平田がお客さんと商談テーブルについている。
だが、どうも様子がおかしい。
お客さんの背中越しに見えるヤツの目が虚ろなのだ。
あ、
外人さんだ。
平田を見捨てて、さっさと事務所に入る。
事務所にいた中園に、
オイ、何の商談してるんだ、あいつ。
「Aライナーみたいですけど。」(中園)
「ダーハハハハ!!いやいやいや。」 (平田の声)
オイ。
なんかあっちでえらい盛り上がっとるみたいだぞ。
「ほんとですね。会話、成立してるんすかね。」
これで契約なんて事になったら『社長賞』じゃな。
「そうですよ。なんか考えてやってください。」
暫くして・・・
「だーははは。それじゃ、また。はい、どーもー。」(平田)
商談が終わったのか、日本語で外人さんを見送る平田。
???
どうやった。いけそうなんか?
「何言ってるんすか。一言も日本語で話してくれないんすもん。意思が通じる訳ないじゃないすか。」
だってお前、あんなに盛り上がっとったじゃんか。
「流れですよ。」
お前、
相手がなんて言っとるか解らんのに、よく爆笑できるな。
「僕、決まりそうになったら、Hey Boss! came here please ってセリフも用意してたんすけどね。残念だなあ。」
「ダハハ。平田さん、社長賞の話までしてたんすよ。だめでしょ。ちゃんとしてください。」
そうだ!この役立たずめが!!
「何言ってるんすか!僕に押し付けて、みんな事務所で気配消してたくせにぃ!!」
という事で、
弊社プラムフィールドでは、日本語でのみの対応となります。
英語、スワヒリ語、トンガ語その他一切の外国語でのご対応はいたしておりません。
日本語では意思の疎通が困難なお客様には、申し訳ありませんが接客はできかねます。
悪しからずご了承くださいませ。
って、日本語で訴えても意味ないか。
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