紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

第13回・三宅島古文書講座

2023-03-11 21:07:37 | 24・三宅島の行事

今回13回目の古文書講座ということだが、2019年以来、コロナで中断し、3年半ぶりの講座だった。

三宅島に住んで、なにが珍しいというと、その昔、江戸時代ここは流人島で、罪人が、島に船で連れてこられて、ふつうに住んでいたということだ。

牢屋などには入れられず、住まいがあった。

ここには、それほど重い罪をおかした人はこなかったそうだ。島の人と結婚して住み着いた人もいて、その子孫の方と知り合いになった。

今日の講座は、

★ 流人島日記にみえる三宅島の暮らし。

三宅島の人々の生活や風習などが、島に流された清伝の筆によって、留守宅の家族に送られている。

★ 伊ヶ谷村の火災。

天保6年の大火災で、167軒の家が類焼したそうだ。

このあたりは風が強く山に向かって吹くので、相当数の家が焼けたらしい。

また罪人が送られてくるので、村人は自分たちを守るために、家がかたまって建っていたことも原因だという。

講座は14:00~16:00までだったので、3.11の地震の起きた時間、14:46には、講義を中断して、全員で黙祷をした。

 

今までに7回ほど講座に出たが、毎回とても興味深い話しが聞ける。

参加する人もけっこういて、知り合いにも何人か会った。

夫がアシタバの検品仕事で、先に帰ってしまったので、同じ村の方に車に乗せてもらい、送って頂いた。

今日はまた、ヒヨコ3羽とお姉さんが同じ小屋に入った。いじめられないか、ちょっと心配。


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