紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

どこへ行こうか・・

2009-10-29 12:10:59 | 11・健康
左膝の裏の痛みと、膝周辺のこわばりが、リューマチ性多発筋痛症のせいじゃないとわかって、少しほっとした。
なぜなら、全身に痛みが広がるおそれはないから。

だけど、その反面、痛みが一晩で消えることがないのもわかった。
ステロイドって、魔法のクスリだと思うほど、すっと痛みが消える。

ステロイドを0にする時には、決心がいったし、今回もすっかり飲む気になっていた。
飲みたくないと思いつつ、ステロイド頼みで、これって、けっこうステロイド依存症だということにも気がついた。

これからはすっぱりステロイドと縁を切り、運動で、今の痛みを改善させなくてはならない。
毎日、関節の運動やら、NWやら、荷物(足が痛くなってからは9kg、痛くない時には10kg)を背負って階段の上りおりをしたりしている。
山登りに行くために。
そろそろ、どこかゆるやかな山に行こうと思う。
登り下りも急がず、ゆっくりとしたペースで。

朝野川沿いにNWをしていると、わずか30分くらいだけど、たくさんの人に会う。早足で歩いていたり、杖をついて歩いていたり、スロージョグをしていたり・・。みな、それぞれに健康のために運動しているのだ。

山仲間が、山をやめると言い出す時がある。
たいていの場合、膝や腰が痛いからという理由で、山から、私たちから去ってゆく。
その時には、もう少し若かった私は、膝や腰を痛めたのねと思っただけだった。でも、加齢によって、誰でもそうなるのが、今回初めてわかった。
だけど、100パーセント、ロコモティブシンドロームに陥るといわれる70歳代でも、高山に登り続けている人もたくさんいる。北アルプス大縦走の田部井淳子さんも今70歳だし。努力によっては、登り続けることもできるということだろう。

去年はスキーシーズン、全く山に登りに行かなかったけれど、今年はちゃんと一ヶ月に一度くらいは、登りに行こう。
山登りで使う筋肉と、スキーで使う筋肉は違うから。
とくに石木田ひろ先生から習っている、らくちんテレマークは、あまり足に無理がかからない。

どのくらいの山なら、今足が痛くても登れるか、昨日は地図をながめて考えていた。
考えていたら、楽しくなってしまった。低山でも登れるのは嬉しい。