紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

山での突然死

2006-05-24 07:07:03 | 3・山の日記
今年のゴールデンウィークは、北沢峠にある長衛荘に2泊して、甲斐駒仙丈ヶ岳に登ってきた。
両山とも3000m級の山で、決して楽ではなかったけれど、去年ほど大変ではなく登れた。
その理由は、初日、入山の日に、山小屋に着いたら何もせず、のんびり過ごしたからではないかと思っている。やはり、この年齢になると、ゆとりある計画が大事なような気がする。

昼頃、着いたあとは、読書タイム。
といっても、夫は分厚い本を荷揚げしたが、私はそんな余裕もなかったので、山小屋にある雑誌「山と渓谷」を読んでいた。

そこで気になった記事。
最近、中高年の遭難が多発しているのは、よくいわれることである。それとともに、中高年の突然死も増えているそうだ。登っている最中、少し前までは、元気だった人が、急に具合が悪くなり、意識も混濁して、亡くなる。

それを読んでインプットしたことがある。複数の人が、具合が悪いと訴える前に、足がつる症状があったという。
そのことと死因と直接関係があるかはわからないとしていたが、ちょっと気になったので、載せてみた。
山に登っている時に、まわりの誰かの足がつったら、しばらくの間、体調に気をつけてあげた方がいいかもしれない。と思ったのだった。でも、ただのつり癖があるだけの人もいるかもね。

(写真は仙丈ヶ岳・頂上付近。こういう急な所で足はつってほしくないなあ)