ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

雨の吾妻小富士

2009-09-28 00:00:02 | 登山(東北南部)

9月23日(水)
吾妻小舎→浄土平→吾妻小富士一周→浄土平→吾妻小舎→浄土平バス停



夜中の2時半ごろに、夢でうなされた女性が迫真の寝言で周囲を目覚めさせ
朝の5時前に早出の女性パーティーが洗面所で気兼ねなくおしゃべりを始め
ぴすけの睡眠は分断された
さすがに朝の目覚めが鳥のさえずりではなく、賑やかなおしゃべりとあって
そこから耳栓を装着したのがそもそもの間違いだった。
遠藤さんの「朝御飯ができました。」という掛け声に飛び起き
時計を見たら6時だった。
洗面もせず、髪の毛もとかざすに食堂へ。
朝食の後は、Sさんから福島の山のルートについて
地図を見ながらいろいろと情報を教えてもらう。
これから行きたいルートや、来年の秋)の山行計画を話したり
人を避けて山を歩いているSさんの情報は
ぴすけも山の嗜好が同じだということもあり、大変勉強になった。


その後、朝から雨が降り止まず、さてどうしたものかと荷物を詰めたり
ゴロゴロしたりして様子を見ていたが、雨の山歩きも一興ということで
レインコートを着て吾妻小富士まで散歩に行くことにした。
吾妻小舎の玄関前でSさんと一緒の記念写真を熊爺に撮ってもらい
Sさんは東吾妻山へ、我々3名は吾妻小富士へと別れた。

吾妻小富士の山肌は既に紅葉していて、雨のためか人も少なく
のんびりと散策を楽しむことができた。

まだ朝だということもあるが、浄土平の駐車場も昨日のような賑わいはない。

いよいよ吾妻小富士の火口1周である。
浄土平の友人で、現在転勤で柏市在住のあさおさんによれば
吾妻小富士の火口は、時計回りに登るのがお奨めとのことなので
左に向かって歩いていく。

山頂に着いた2人を撮影し、走って追いかけるのだといって待つダーリン

まるで月面散歩のような光景。

頂上に立った2人。

高地トレーニングに来ていた中学生達に触発されたか
我々を追い越して走り去るダーリン。
その後、女子中学生と共に走るつもりで、その後を追いかけて駆け出したが
黄色いレインコートを着た見知らぬオジサンが
息を荒げて追いかけてくることに気付いた女子中学生は
後ろを振り向きざまに「ギャー」(と言ったような気がする)
と叫びながら、走る速度を一気に上げてダーリンを引き離した。

ちょっとした岩場を越えると、なんとダーリンが…

ヒョエ~
女子中学生に逃げられて傷心のあまり足を滑らせたか

ムムッダーリンの背中や頭のところに、小人が取り付いているのか

あれれこれは一体どういうこと

アハハまさしく黄色いレインコートを着た、「変なオジサン」である
吾妻小富士を1周し、浄土平ビジターセンターを見学した後
我々はレストハウスの隣りの売店兼休憩所で焼き芋を買い
レストハウスで豚汁と共に食べながら、小腹を満たした。

桶沼畔の紅葉のトンネルをくぐって荷物を取りに吾妻小舎に戻り
熊爺や遠藤さんの奥さんやお手伝いのTさん御夫妻に
「また来年お会いしましょう。」と御挨拶して
遠藤さんの奥さんに見送られながら吾妻小舎を後にした。

浄土平12時発のスカイライン急行バスに乗り、高湯ゲートでいったん下車。
花月ハイランドホテルで温泉に入って汗を流した後は
14時40分発の路線バスに乗り込み、福島駅に向かった。
福島駅では、西口にあるコラッセ福島内の福島県観光物産館
物欲と食欲を満たし、17時11分発のMaxやまびこ122号で帰途に就いた。



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