ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

『闘病MEMO』2月12日(金)

2010-04-28 22:07:03 | 特発性間質性肺炎
2月12日
・MRIの結果報告を受ける。
 矢張り狭窄で手術以外方策なし。
・親戚からTELを受けたとの事。
・便通有り。

寸劇
 MRIの結果説明で病院から大ママ(母の呼称)にTEL.
 今日なら3時~5時O.K. 繰延べても良い。
 大ママ来る。
 (母)「どうしよか」?
 聞きにきたんじゃないのか
 (父)「折角来たんだから聞いて行けば」
 (母)「そうする」
 (父)「ナースに返事した?」
 (母)「行って来る」
 (母)「Sさんね」
 知らねーよ。
 (父)「車椅子出して貰う予定だった」
 (母)「どうするの」
 (父)「売店に行く積りだ」
 (母)「何買うの」
 (父)「ボールペン3色の、ナンクロ」
 (母)「ボールペン 何するの」
 (父)「背中掻く訳ないだろう」
 (母)「買って来るからメモして」
 3色ボールペン、コーヒーキャンデー、ナンクロ、味噌豆
 (母)「豆はぴすけがダメだって」
    「ナンクロは本屋に寄って買って来るから今度」
 今タイクツだから欲しいのに。
 (父)「今パジャマを重ね着しているけれど、今度来るときフリース持って来て」
    「パジャマより格好いいと思うから」
 (母)「そうかしら、
若しかしたら棄てられているよ」
 此の人の主体性が全く感じられない。



11日(木)に父を見舞い、13日(土)に予定されている整形外科の診察には来るからと伝え
自宅に戻った私とダーリンは、12日(金)は普段どおり仕事に行った。
仕事が終わって携帯電話を見ると、母から伝言が入っており
予定されていた整形外科の診察は医師の都合で急遽今日に変更されたと総合病院から連絡があり
母が行って説明を受けてきたとのことだった。
帰宅後母に電話を入れると、父の肩の痛みや手の震え、腰や足の痛みは
MRIの結果、頚椎及び脊椎の狭窄から来るもので、一般的には手術が適応するが
父の健康状態を考えると手術は無理なので、薬で何とか解消できるようにするしかないという
整形外科の医師の説明があったそうだ。
それでも父は、身体の痛みの原因が狭窄から来るものだと改めて判明し、納得がいったようだ。


ただ、この日は両親共になぜか虫の居所が悪かったらしく
父が書いた「寸劇」のようなことがあったらしい。
電話で母が
「もう大王(父の呼称)がわがままになっちゃって、あれしろこれしろって。
 今日は売店に2回も行っちゃったし、自動販売機にも何度か行ったのよ。
 私も体調がまだ本調子じゃないのに、大王はどうしちゃったんでしょう…。」
と嘆いていた。
そればかりか、母が、両手の親指にあかぎれが出来て大変痛いと父に訴えたら
「へえ~、何もしていないのにあかぎれが出来たのか?」
と言われたと憤慨していた。
父は、2、3日前まで母が腸炎で寝込んでいたことや
私が実家のことに関してもあれこれしているのではと思い込んでいたようだ。
「何もしていない訳ないじゃない。
 『あんたのパンツを洗っているからあかぎれが出来たんだよ!』って
 大王に言ってやった?」
私はそう母に言い、明日病院に行ったら父を叱ってやるからと息巻いた。
13日(土)に整形外科の診察がなくなっても、予定どおり父の元へ行くことにし
今日帰宅途中に購入したチュッパチャプスとビーフジャーキー(胡椒が飛び散っても、
「ちぎってジャーキー」の方が遥かにおいしいそうだ)を父に渡そうと
忘れないようにバッグにしまったのだった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。