ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

『闘病MEMO』2月10日(水)

2010-04-26 19:34:38 | 特発性間質性肺炎
2月10日
・大ママ(母の呼称)久し振りに来る。
・梅干、菜の花、芋柄(がら)、きゅうり、旨い。
・耳鼻科 耳垢取り少しスッキリ。高音域難聴か
 耳鳴りの改善はムズカシイ~
・巻爪は水虫が原因

2月11日
・入院2ヶ月。
・リハビリでの歩行、O2低下70迄。ハゲシイ。
・今日は寒い。2枚重ね着する。
・和食のソバ楽しみ。
 ソバ、イナリ2ケ、白玉小3ケ、旨かった。



2月10日(水)は、ダーリンが実家に来た。
父の退院に向けての部屋の整理が大詰めを迎え、力仕事も増えていることと
翌日に武蔵丘陵森林公園で行われる完走マラソン大会に出場するには
自宅からより実家から出発した方が近いということもあった。
昨日の暖かさが去ってしまい、再び真冬の寒さが訪れて
母が父の元に行くのは大丈夫か気掛かりであったが
今日は行ってみたいという母の強い希望で、10日ぶりに見舞いに行くことになった。
母がなかなか来られないこと心配していた父は、母の夢を見たと話していた。
夢で見た母は痩せてしまっていて
「大ママのま~るい顔が、面長になったね。」と話した夢だったそうだ。
「どんな感じになっちゃった?」と聞かれた私は
「小さい顔がもっと小さくなっちゃって、ちんちくりんのお猿さんみたいだよ。」と言った。
「へえ!猿か!」と父は笑っていたが、久しぶりに会えてかなり嬉しかったようだ。
この日は実家の庭で摘んだ菜の花で芥子和えを作り、芋茎(いもがら)を煮て
福島から取り寄せた梅干ときゅうりの漬物も携えて行った。
父は腸炎から一足先に復活し、食欲も旺盛で
病院の食事と差し入れの両方を、旨い旨いと言って平らげた。
気力も充実してきたらしく、以前から気になっていた耳鳴りやら巻き爪やらに関して
耳鼻咽喉科や皮膚科を受診して、この際徹底的に治して退院しようと目論んでいるようだった。
「病院全ての診療科を受診するつもりじゃないでしょうね~。
 ホレホレ、それならまず脳神経外科を受診しなさいよ。」
などと冗談を言い合ったり、明日行われるマラソン大会の話をしたのだが
母が病み上がりだということもあり、我々はあまり遅くならない時間に実家に戻った。


翌11日(木)、朝早くダーリンは完走マラソン大会へ。
天気が悪いうえに恐ろしく寒く、前大会・前々大会共に応援に行っていた私だが、今回は留守番。
ダーリンの完走後の冷えが心配であったが、事ここに至っては
両親と我が身の体調を維持することを優先したのだ。
あまりの寒さとぐずつく天気のため、今日は母が父の元に行くことは見送ることにした。
昨日母が父の元に行き、父も母もお互い一安心したようだ。
午後、ダーリンが前大会よりタイムを縮めて完走し、寒さと筋肉痛に耐えながら帰ってきた。
私は差し入れの煮物を作り、ダーリンの昼寝後に父の元へ。
父はこの日相当寒さを感じていたようで、パジャマを2枚重ね着していた。
この日の夕食は特別メニューで、きのこ蕎麦が運ばれてきた。
ここの総合病院では、通常食を食べている患者であれば、事前に申し込んでおけば
カレー・ねぎとろサーモン丼・きのこ蕎麦・鰻丼・カツ丼などの特別メニューが
日にちも指定できて夕食で食べられるのである。
以前父はカレーとねぎとろサーモン丼を注文したことがあり
カレーは本格的な味付けでナンもついており、ボリュームたっぷりだったとか。
ねぎとろサーモン丼のときは、ちょうど腸炎で下痢が激しく
食べることができなかったそうだが、ちょっと一口食べてみたらたいそうおいしかったので
次回の特別メニューは、ねぎとろサーモン丼を注文するのだと話していた。。
きのこ蕎麦もなかなかおいしいと、ついてきたお稲荷さんも白玉も、差し入れも平らげた。
ちょっとはしゃぎ気味の父に不安を覚えつつ
13日(土)に予定されていた整形外科の診察には私が来るからねと言って、病院を後にした。




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