今年も去年と同じく、学園祭の翌日に日本ダービーを見に行った。
今回は、フジビュースタンドがオープンしたのが何よりの目玉。
ここ1年以上ずっと工事をしていて、去年はその工事をしている土方の人たちとも知り合ったりしたが、
今年の4月21日、ついにグランドオープンしたのである。
すでに一ヶ月前のことではあるが、これは府中市民として見ておかなければなるまい。
そう思って、何個か別の誘いを断って、競馬場へ向かった。
府中本町側から競馬場に接近すると、見える見える、
巨大なスタンドが、ぬっ、と姿を現した。
大きいと聞いてはいたが、かなりの迫力である。
そして、入場料を払って中に入ると、ファンファーレの音と、人々の熱気。
これぞ、まさに競馬場に来た、という感覚である。
ダービーの発走まで2時間ほど余裕があったので、競馬場の中を探検。
とにかくフジビュースタンドが高い。
6階まで登ってみたが、府中の街並みが遠くまで見渡せる。
そして、飲食施設も拡充して、ろんたんなど、様々な店が出ている。
http://www.jra.go.jp/facilities/race/tokyo/foods.html
色々あって迷ったが、ハロンボウで激辛カレーを食す。
まぁ、可もなく不可もなく、という味であったが、
皿は底が深い構造で、持ち運びやすく、早く食べやすくなっている点に、
なんとなく競馬場らしさを感じた。
さて、今年はレースもしっかり見ようと思い、まずはパドックから。
かなり上からちらっと見ただけだが、3番の馬が何となく興奮しているのが分かった。
掲示板を見ると、馬名は「ウォッカ」、なかなか魅力的な名前である。
そして、発走時間近くになったので、スタンドへ。
さすが大きくしただけあって、去年より格段に見やすくなっている。
スクリーンに皇太子殿下やら安部首相夫妻やらが映し出されたが、
それは正直、馬を見たい身としては、どうでも良い。
オペラ歌手の中鉢氏が君が代を歌い、馬たちもゲート・イン。
そして、発走。
速い速い。テレビやスクリーンで見てもそれほど速いは感じられないが、
直に見ると、やはり速い。
馬たちが一体となって、目の前を通り過ぎ、あっという間に点のようになってしまう。
私は最近の競馬事情をチェックしているわけではないので、
レース展開自体はあまり分からない。
しかし、この、馬の走る速さは、面白い。
そうこうしているうちに、馬群が一周して戻って来た。
先頭に逃げる馬が2頭。その後ろから1頭、ぐんぐん伸びて来る。
伸びて伸びて、ついに抜き去り、
3馬身差でゴール。
――強い。
私の目の前にいたおじさんは、興奮して、叫びながら隣の人に話していた。
「強い! ありゃつえーわ!
いやー、えーもん見せてもろーたわ!
このために夜行で名古屋から来た甲斐があったっちゅーもんや!!」
レース結果が発表された。
約60年ぶりに牝馬がダービーを制した。
その名も「ウォッカ」!
……あれれ。あの馬ではないか。。
牝馬だったのか。そして、こんなに強い馬だったのか。
聞くところによると、父タニノギムレットもダービー馬。
親子2代でのダービー制覇。
目の前にいるおじさんは、
「いやー、ええ娘やわー!
ほんま、ええ娘を持ったわー!!」
直線での逆転劇、牝馬のダービー制覇、
そしてダービーのために名古屋から来たおじさん。
いろいろと面白いものを見た一日であった。
今回は、フジビュースタンドがオープンしたのが何よりの目玉。
ここ1年以上ずっと工事をしていて、去年はその工事をしている土方の人たちとも知り合ったりしたが、
今年の4月21日、ついにグランドオープンしたのである。
すでに一ヶ月前のことではあるが、これは府中市民として見ておかなければなるまい。
そう思って、何個か別の誘いを断って、競馬場へ向かった。
府中本町側から競馬場に接近すると、見える見える、
巨大なスタンドが、ぬっ、と姿を現した。
大きいと聞いてはいたが、かなりの迫力である。
そして、入場料を払って中に入ると、ファンファーレの音と、人々の熱気。
これぞ、まさに競馬場に来た、という感覚である。
ダービーの発走まで2時間ほど余裕があったので、競馬場の中を探検。
とにかくフジビュースタンドが高い。
6階まで登ってみたが、府中の街並みが遠くまで見渡せる。
そして、飲食施設も拡充して、ろんたんなど、様々な店が出ている。
http://www.jra.go.jp/facilities/race/tokyo/foods.html
色々あって迷ったが、ハロンボウで激辛カレーを食す。
まぁ、可もなく不可もなく、という味であったが、
皿は底が深い構造で、持ち運びやすく、早く食べやすくなっている点に、
なんとなく競馬場らしさを感じた。
さて、今年はレースもしっかり見ようと思い、まずはパドックから。
かなり上からちらっと見ただけだが、3番の馬が何となく興奮しているのが分かった。
掲示板を見ると、馬名は「ウォッカ」、なかなか魅力的な名前である。
そして、発走時間近くになったので、スタンドへ。
さすが大きくしただけあって、去年より格段に見やすくなっている。
スクリーンに皇太子殿下やら安部首相夫妻やらが映し出されたが、
それは正直、馬を見たい身としては、どうでも良い。
オペラ歌手の中鉢氏が君が代を歌い、馬たちもゲート・イン。
そして、発走。
速い速い。テレビやスクリーンで見てもそれほど速いは感じられないが、
直に見ると、やはり速い。
馬たちが一体となって、目の前を通り過ぎ、あっという間に点のようになってしまう。
私は最近の競馬事情をチェックしているわけではないので、
レース展開自体はあまり分からない。
しかし、この、馬の走る速さは、面白い。
そうこうしているうちに、馬群が一周して戻って来た。
先頭に逃げる馬が2頭。その後ろから1頭、ぐんぐん伸びて来る。
伸びて伸びて、ついに抜き去り、
3馬身差でゴール。
――強い。
私の目の前にいたおじさんは、興奮して、叫びながら隣の人に話していた。
「強い! ありゃつえーわ!
いやー、えーもん見せてもろーたわ!
このために夜行で名古屋から来た甲斐があったっちゅーもんや!!」
レース結果が発表された。
約60年ぶりに牝馬がダービーを制した。
その名も「ウォッカ」!
……あれれ。あの馬ではないか。。
牝馬だったのか。そして、こんなに強い馬だったのか。
聞くところによると、父タニノギムレットもダービー馬。
親子2代でのダービー制覇。
目の前にいるおじさんは、
「いやー、ええ娘やわー!
ほんま、ええ娘を持ったわー!!」
直線での逆転劇、牝馬のダービー制覇、
そしてダービーのために名古屋から来たおじさん。
いろいろと面白いものを見た一日であった。
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