情人節快楽！

バレンタインデーはチョコを、というのは世界では珍しくて、他の国では男が女に花束を渡すそうですね。

ところで、バレンタインデーの由来、一般的に言われているのは、以下のような物語。

クラウディウス帝時代のローマにおいて、ヴァレンティヌスという人物は
法律に逆らって兵士と女性を密会（合コン？？）させる活動をしていた。
それが明るみになって、処刑された。
後世、その精神を称えて聖人に列し、彼が処刑された２月14日を記念日とした。

しかし、もともとは豊穣を祈願する祭りだったと言う説がある。

古代ローマには、春の初めの２月15日に、その年の豊穣と多産を祈って、
豊穣の神ルペルクスを祭るという行事があった。
しかし、キリスト教が国教となって以降、他の宗教の行事が禁止され、
ルペルクスを祭ることができなくなってしまった。
でも、お祭り自体はやりたい。
そこで、キリスト教の聖人を祈るという理由をくっつけて、
ヴァレンタインが処刑された２月14日にお祭り騒ぎをするようになった。
これが、ヴァレンタインの由来という。

真偽はともあれ、こういう話は好きである。
キリスト教国教化以降も、昔からの行うために「聖人」という理由をくっつけて、
ちゃっかり行事だけでも保存してしまう。

人間のしたたかさって面白いと思う。