ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の見もの(アラジン完結編)

2011年08月15日 10時34分23秒 | 見もの

アラジン完結編 盗賊王の伝説
Aladdin and the King of Thieves
1996年 83分 ディズニー ビデオ

アラジン三部作の最後。

アラジンとジャスミンの結婚式が行われることになり、砂漠の都アグラバーは興奮に沸き立っていた。だが、新郎新婦が誓いの言葉を交わそうとしたまさにその時、カシーム率いる盗賊団が式を台無しにしてしまう。一団は幻の秘宝“ミダスの手”を探すため、王宮に保管された“お告げの杖”を奪おうとしていたのだ。盗賊団に立ち向かうアラジンだったが、やがて盗賊王カシームが幼い頃生き別れた父親であることが分かってしまうのであった。父を結婚式に招待するアラジン、父親を信じていいか不安な王女や国王、信じていた父が犯した裏切り、しかし見捨てることの出来ないアラジン、ついに父の追い求めた宝が眼前に。手に入れた宝を父はどうしたか・・。

今だから書くけど、人間は多くの間違いを犯すものだ。私も間違いを犯した。バットマンを「修行」と書いたが、今から考えれば修行ではなかった。バットマンは「映画」だった。今アラジン三部作を見終わってそれがわかった。アラジンこそ修行だった。この映画の途中、何度ももう止めようと思いながら根性で見終えた。疲れたけど、これで全部意味が通じたし、もうこれ以上続編も作られないだろうから満足した。

子どもは「1作目はいいけど、2作目以降はくそ」と言っている。それが一般的な評価なのかも知れない。とにかくこれで終わった。たくさん楽しめたと言っておこう。映画の価値も感想も人それぞれ。1時間と少しを子どもと楽しめたならよいだろう。ぜひ借りてくださいとは言わないが、時間つぶしにはいいだろう。それと、大人と子どもの感じ方は違うから、子どもにはいいんじゃないかと思う。

大人として感じたのは、アラジンは国王のような地位にはふさわしくないと思ったこと。国王というリーダーは、『泣いて馬謖を斬る』ことが出来ないとダメだ。親子愛とか情とかも大切だけど、それは人間としての資質であって、上に立つものとしてそれを優先するのはいかがかと思う。これは特に2作目、3作目に感じた。まぁ子ども向けの映画だからそんなこと言うなと言うのもわかるけどね。

ランク:最後まで見てください。それがアラジンへの礼儀。しんどかった。 

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今日の見もの(ジャファーの逆襲)

2011年08月14日 19時00分40秒 | 見もの

アラジン ジャファーの逆襲
The Return of Jafar
1994年 69分 ビデオ ディズニー

前作のラスト、ジーニーを超える最強の魔人になったジャファーだったが、そのためジーニーと同じようにランプに閉じ込められ砂漠の果てまで飛ばされていた。オウムのイアーゴはランプからどうにか抜け出しジャファーを置いてアグラバーへもどった。国王陛下から新しい大臣に任命されたアラジンだったが、相棒のアブーと悪い盗賊たちから財宝を奪い貧しい街の人たちに分け与えていた。ある時絶体絶命のピンチに陥り、それを結果的に助けてくれたのがジャファーの相棒だったイアーゴ。お礼としてもう一度宮殿に住まわせることを約束する。

一方、アラジンを窮地に追いつめたが逃してしまった盗賊アビス・マルが、ランプからジャファーを復活させてしまった。ジャファーはアラジンに復讐をしようと試みる。復活したジャファーの強大な力の前に命令を断り切れないイアーゴ、国王やジャスミンはイアーゴの肩を持つ(さらに隠し事をする)アラジンを信じられなくなる。アビス・マルやイアーゴを巧みに操るジャファーはジーニー、ジャスミン、国王陛下をも捕らえ、アラジンを追い詰めていく・・・。

この作品はビデオだけでの公開だったらしい。『日本でのセルビデオ出荷本数は105万本』だそうだから人気も評価も高いのだろうが、自分的にはどうかなぁと思う。

アラジンを見ようと思ったのは、この良さに疑問符があったからでもある。ディズニーのセルビデオは高いイメージがあったが、リトルマーメードとアラジンはホームセンターのワゴンセールで売られていて(子どもが小さかった頃)、こんな場所で天下のディズニーのビデオが売られるはず無いから、これは不正複製品か、ディズニーとは名ばかりの駄作、または他の会社の作品をティズニーブランドで売っているものか・・と当時感じたものだ。だから一度まともに見てみたかった。たまたまNHK-BSで特集してくれたので、これは見ないといけないと思った。

実際見てみると、やはりあのテンション(特にジーニー)に疲れてしまう。それよりも質の低下が目についた。

出だしの頃の絵と、途中、特に終わりに近いところの絵が全く違う。線が太く稚拙で、殴り画きとまで言ったら失礼だが、一目見て手抜きかアニメーターの技量のなさを感じる。なんじゃこりゃって感じ。見ながら「ディズニーは(売り上げが悪いから)この映画を見捨てたのか」と感じた。

内容そのものは続編としてはこんなものだろう。前作より確実に落ちてはいるが、2作目なんてこんなものだ。絵の質の低下を除けばこんなものと割り切ったらいいだろう。

ランク:全作見通さないといけないからその試練。
    子どもにはいいのかも知れないが、私にはテンションが高すぎる。
 

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今日の見もの(アラジン)

2011年08月13日 10時21分18秒 | 見もの

アラジン Aladdin
1993年 90分 アメリカ

夏休みの恒例NHK子ども向け映画特集で3部作をやっていた。チビのため+ディズニーだからと言う理由で全部見てみた。

砂漠の都市アグラバーに青年アラジンが住んでいた(貧しいけれど清い心を持っているという設定)アラジンは町で、宮殿での閉じ込められた生活に嫌気がさして外の世界がみたいと忍び出てきた王女ジャスミンと出会い、その魅力に一目惚れしてしまう。アラジンは捕まえられて牢屋に入れられてしまうのだが、そこに老人が現れ、助けるかわりに魔法の洞窟の奥にあるランプを取ってこいという。その老人はジャファーで、彼しかランプを盗ってこられないことを知っていたのだ。彼はそのランプを奪うつもりだった。アラジンはランプがどんな意味を持つのかも知らずに相棒のサルのアブーと共に探しに向かった。運良く発見したランプをこすって、中に閉じ込められていた世界最強の魔人ジーニーを発見。3つの願いを叶えてあげると言われ、そのひとつで魔法によってアラジンは王子になる。彼女と結婚したいアラジンだが、ウソや隠し事があると心を射止めることは出来ないのだった・・。

見始めたのだが、そのテンションに辟易した。不必要に大げさに顔をゆがめて話すアラジン、面白くもないジョークで暴れ回るジーニー、猿はいつも言いつけを守らず下品な行動に終始し、なんか言えば歌い踊る出演者たち。特に困ったのがジーニーのユーモア(?)、テンションの高さ。アメリカ人的にはいいのかも知れないが。

話が悪いと言っているわけではないが、自分はもっと落ち着いた流れの話の方がいいので、このテンションにはついて行かれなかった。しかし子どもはそうではなかったらしい。うちの子がこれを見たのはまだ小学生ぐらいだった頃らしい。当時はレーザーディスクだった。近所の仲良しが持っていたのでそれを見たようだ。「面白かった」と言って好印象を持っていたので、子どもには歌い踊るあんな映画がいいのだろうと感じた。元々子ども向きだろうから、自分に合わなくても当然なのだろう。ネットで感想を調べてみると好印象を持っている女性が多い。女性に受けるのかな。それとも子持ちの女性の感想なのだろうか。お子さんのいる家庭なら見る価値があるのかなと思った。

『「千夜一夜物語」の「アラジンと魔法のランプ」を元にしている。また、魔法のじゅうたんで世界中を旅するときに流れる曲『ホール・ニュー・ワールド』(A Whole New World)でアカデミー歌曲賞を受賞した。アメリカでは1993年の年間ビデオ販売数で2400万本を出荷し年間1位の売上となり、日本ではセルビデオで220万本を出荷し歴代1位の売り上げとなった。』とのことなので、評価もずいぶん高いのだと思う。

ランク:自分にとってはいい映画とは感じられなかったが、
    多分子どもたちには楽しくステキな映画なのだと思う。
 

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今日の見もの(日本代表戦)

2011年08月12日 20時13分36秒 | 見もの

日本 3-0 韓国
キリンチャレンジカップ [札幌ドーム]

1-0 香川真司(前35分)
2-0 本田圭佑(後07分)
3-0 香川真司(後09分)

今の日本は強いとは思っていたが、海外組も帰ってきたばかりでさほど調整も出来てないし、韓国はやはり強いだろうからと思っていた。結果、今の日本とあの試合の韓国ではレベルが違うと感じた。日本のパスに翻弄され、一番驚いたのはハーフウェーラインを超えているのにもかかわらず、日本選手に韓国選手がプレッシャーをかけないこと。かけられないのかかけないのか不明。香川や本田が落ち着いてボールを保持しているTV画面で、後ろの韓国選手の顔があきらめというか自信をなくしているような表情をしていた時があって、こりゃダメだと思った。とはいえ、韓国にもチャンスがあったし、どフリーを見事に外す決定力のなさにも助けられた。片や日本では香川のテクニカルなゴールや清武のハッとするパス、とにかく美しいフットボールだった。ただ、あと一点は取って欲しかったし、2点追加できる試合だとも思った。それが不満と言えば不満かな。

それにしても、あそこで清武を出すザックの采配、、、すごいねぇ。サッカーは監督で決まると言うのが持論だが、間違いなく今の日本を作ったのはザックで、韓国との差の一つは監督の技量に違いない。

試合前、かの国のネットユーザーは日本をやっつけろ、ボロボロにしてやれと息巻いていたようだが、試合後は手のひらを返したようにぼろくそに書いているようだ。

『「韓国紙・朝鮮日報は「札幌の恥辱」と報じた。日韓戦の歴史で最もひどい一戦だった」と伝えている。ネットユーザーは「趙広来(チョ・グァンレ)監督はクビ」「ついに中国並みに落ちた」などと怒りの声を上げ、「韓国のサッカー協会は狂っている。フース・ヒディンクのような外国人監督を雇え」などの罵声が大半を占めている。』ようだ。

『「韓国サッカーはきちんと改革しなければ、今後の試合もすべて屈辱的なものになる」と冷静に分析する声も上がったようだが、「趙広来はまさか日本人から『黒い金』をもらったわけではあるまい」』というのは、普段から審判工作に熱心な韓国人気質の発露として笑える。自分たちがいつもしているから惨敗したらこんな発想になるんだねぇ(蔑)。

その割には『韓国の国民体育振興公団が発行するスポーツ振興くじ(TOTO)を発売している「スポーツTOTO」は9日、札幌で10日に行われるサッカー日韓戦の試合結果に対する投票率を集計して公開したが、4割以上が「日本が勝つ」と予想していることが分かった。韓国メディアが報じた。今回の投票結果によれば、日韓戦の試合前半に「日本がリードする」との投票が37.51%、「韓国がリードする」との投票は21.52%だった。また最終の試合結果でも、「日本が勝つ」が40.8%で「韓国が勝つ」29.83%を上回っており・・(後略)』とのこと。感情的にはサッカーで日本を粉砕しては欲しいけど、お金が絡むと冷静になると言うことなのだろうか。その心理は不明だ。

私は、練習(親善)試合なんだからこう言う惨敗を通して自分たちに必要なものとか欠点を見直せると思っている。もちろん日本も同じ。W杯前の惨敗が日本が16強に進出できた要因の一つでもあるわけだからね。もっと冷静に判断すべきだし、気持ちはわかるが、ネットの声で選手を殺す所業はやめるべきだと感じる。実際芸能人もネットで殺されているもんね、あの国、また繰り返すのだろうか。まぁプロが、それも国の代表が、負ければぼろくそに言われるのはどの国でもあることだ。

2ちゃんねるに行くと韓国籍の人と断定できる書き込みがたくさんあって面白い。ああいう書き込みって人格を落とすだけなのに、なんで好きなんだろうね。そういえば某韓流スターさんで、なでしこが優勝した話題になったら「私は(その話題は)ダメ」と言ってスッと逃げた人がいたね。韓国人をよく表している行動だった。日本人だったら絶対しない不作法で失礼な行為だが、韓国人的には「愛国的英雄行為」って言うらしい(笑)。

いずれにしろ、アジアのサッカーレベルを上げるためにはお互いが切磋琢磨出来なきゃダメで、次回の試合までには韓国が修正してくると思う。次回じっくり見たいと思っている。

話は変わるが、現在日本は男女ともサッカーで世界一に君臨している。

これは英国の「アンオフィシャル・フットボール・ワールドチャンピオンシップ(非公式サッカー世界王座)」というウェブサイトの発表で、これは「1873年3月にスコットランドを下したイングランドを初代王者と認定し、以来140年に渡りボクシングのタイトル戦同様、国際Aマッチで王者を倒したチームに王座が移るという方式を採用したもの」だ。日本はザックジャパンがアルゼンチンを破って一位になり、それから10度目のタイトル防衛に成功している。「スコットランド代表のファンが冗談で始めた」仕組みらしいけど、歴史あるこれで男女とも一位の瞬間って誇らしくはあるね。

U-22日本代表 2─1U-22エジプト代表

同じく札幌ドームで、A代表の前座試合として行われた。BS-TBSでやっていたので見た。なかなか面白かったが、やはりまだまだの印象が強い。山田と永井がよかった。永井はやはり足が速いねぇ。ラマダンのエジプトとあの時間に戦ったのはどうかと思うが、仕方なかったのだろうか。本来ならA代表と1日ずらしてどちらも夜にしたらよかったのに・・。大人の事情もあるだろうから文句は言えない。

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今日の見もの(ティンカー・ベルと妖精の家)

2011年08月10日 22時55分39秒 | 見もの

ティンカー・ベルと妖精の家
2011年 77分 ディズニー

ティンカー・ベルシリーズは4作作られる予定で、アメリカでは劇場公開はされずDVDのみの発売となる。日本では1,2作目とも劇場公開されたが、この第3作目はDVD/BDのみでの公開となる。公開するほどの人気がないのだろうか? 根強いファンがいると思うけどなぁ。

夏を迎える準備のために人間の住むメインランドに妖精たちがやってきていた(もの作りの妖精はメインランドに来られないはずなのになぜだろう??)ティンクはいつもの好奇心で、「人間に近づいてはダメ」という忠告も無視して近づいていった。父親とコテージに滞在している少女リジーが作った“妖精の家”を見つけたティンカー・ベルは、ちょっと見て出るつもりが、ドアが開けられなくなって捕まってしまった。その家は妖精がいると信じている少女の作った家だった。妖精を見つけた少女は嬉しくなって父親に妖精の話をするのだが「事実だけを見つめなさい」と取り合ってくれない。少女はいつもさみしい思いをしていた。徐々に少女と心がつながってきたティンクは、そんな姿を見てもの作りの才能を発揮する。おとうさんと少女の絆を修復する手伝いをしたのだ。彼女は修理屋だから。

さて、囚われのティンクを助けに仲間の妖精たちが救出を試みる。外は激しい雨。羽根が濡れて飛べない彼らは、舟を造って家に乗り込もうとする。運良くたどり着いたものの、そこは猫がいるなど困難だらけ。ついにはティンクの身替わりに仲間が父に捕まってしまう。本物の妖精を見つけた父は大喜びしてロンドンの博物館の理事に見せるという。困った少女と妖精たちは妖精の粉を使って・・・。 

真ん中が少女の作った「妖精の家」

この手の映画を見ているのは、一つはディズニーならまぁ見る価値のある映画になっているだろうという気持ちと、子ども向けは短いから空き時間に見やすいと言うこと+チビに見せたらいい作品を探すという目的がある。以前にも書いたように3DCGのゴム人形のような表情は好きではない。というか、CGはSFXに使う以外に使っていいと思えない。

で、この映画だが、チビが最近「おねーちゃん」と言ってアニメをねだる。最初はイカ娘を見せていた。イカねーちゃんといって2,3週間はいつも見ていた。そのあとクラゲねーちゃんと言い始め(海月姫が見たいの意)、今日も海月姫を見たがった。しかしそのデータは二階で、この暑さ、二階でTVを見る気にはならなかった。そこでこれを見せたのだが、何と2歳児が最後まで楽しんで見た。驚いた。

正確に言えば、昨日20分ほど見て、もう遅くなったからと途中止めにして帰宅させ(その時も大泣きして嫌がった)、残りを今日全部見た。前作を見せた時には、「きれい」とは言うけど途中で飽きてしまっていたのに、これは面白かったらしい。

考えたのだが、チビが好きなのは

  • チャラが丸っこくて可愛らしい
  • おねーちゃんが出てくる
  • みんなが仲良しで助け合うことはあってもケンカしない
  • スピード感がある(これは??だが)

こんな感じ。

特に3番目が重要で、今までのティンクはよくケンカしたり意地悪されたりしていたが、これは助け合う。そこが特に良かったのかなと思う。それに人間の子ども(チビから見たらおねーちゃん)が出てきたのも良かったようだ。色も綺麗だし、フワフワ飛ぶのは夢がある。

とまぁこう言うこともあり、この作品は特に小さなお子さんには”大”お薦めしよう。女の子の好きな夢物語ってとこですね。

ランク:本当に小さな子でも楽しんで見てくれそう。
    幼児のいる方もどうぞ。お薦めです。

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今日の見もの(父と暮せば)

2011年08月08日 20時59分31秒 | 見もの

父と暮せば
2004年 日本 99分

世の中にはタイミングというか縁というか、なにかしらそう言うものがずれてしまうことがある。この映画、今まで数度見るチャンスがあった。一度目は職場で見る機会があった。見るというか、全員参加が原則だから見なけりゃいけないのだが、自分は見なかった。音だけ聴きながら近くで休んでいた。それからもたぶん3度ぐらい見るチャンスがあったが、多分自分からその機会を逃していた。

一つは宮沢りえ。自分にとっては、日本人と言うより外人的な顔に見えて、こういう映画に合わないと思ったからだ(彼女、日本髪を結って出ているCMとかもあるが、自分的には未だにちょっと違和感がある)。もう一つは内容。詳しくは知らなくても、タイトルと雰囲気からお世辞にも明るいそれとは思えず、邦画独特の暗さもあって「映画=2時間の夢の時間」という自分の理想から外れると言うこともあった。今回BSプレミアムで放送され、この時はもう見ることにしようと決心した。結果、素晴らしい映画(?理由は後述)で、見て良かったし是非お薦めしたいと思う。

1948年夏、広島。原爆によって目の前で父・竹造を亡くした美津江は、自分だけが生き残ったことに負い目を感じ幸せになることを拒絶しながら生きている。そんな彼女の前に竹造が幽霊となって現れた。美津江が青年・木下に秘かな想いを寄せていることを知る竹造は、ふたりの恋を成就させるべくあの手この手を使って娘の心を開かせようとする。が、彼女は頑なにそれを拒み続けるのだった。しかしやがて美津江は知るのである。瓦礫の下から助け出そうとする自分をなんとしても逃がそうとした父の想いを。父と娘の最後の会話が始まる…。※あらすじはネットより(改)

見始めてすぐわかった。これはお芝居だ。舞台劇を映画にしたものだ。

実際、「井上ひさしによる舞台作品」、「原爆投下後の広島を舞台にした二人芝居」とのことで、基本的に父と娘の会話で構成されている。木下青年がアクセントのように登場して花を添える。映画だから出来ることと言うことで言えば、舞台上では出来ない風景なり小物のアップが映像化されているので、より素晴らしい演出になっている。「生で観る」お芝居の臨場感というか、舞台と客席の一体感は望めないが、非常に素晴らしい舞台を見終わった感があり、もしこまつ座の公演があるなら是非駆けつけたいし何度でも見たいものだと感じた。

まだ見てない人のために言うと、セリフが素晴らしい。そのタイミングも素晴らしい。舞台の緊張感というか、流れを切らせない台詞回しが映画にも出てくる。

被爆者の体から出たガラス片・・・むごいことよね
原爆瓦・・・とげとげしいね
原爆の熱でゆがんだ水薬のビン・・・おとろしいね

宮沢の最後のセリフ「おとったん、ありがとありました。」とあの表情は、何にも代え難い素晴らしいエンディングだった。いやぁ、今までとっておいて昨日見られたのはある意味正解だったのかも。いい映画(舞台)ですよ、お薦め。

ランク:見てください。お芝居も見に行ってください。
    セリフをよく聴いてください。言葉が素晴らしいんです。
    井上さんのセリフがいい。

宮沢りえだが、写真集の頃と違ってほっそりして、肩、腕、おしりの肉付きもこの時代の女性に合っていたし、表情もセリフも素晴らしかった。見ていて恋してしまいそうな魅力があった。他の人ではなく、宮沢りえが演じたのは(そして父の原田芳雄さんも)非常にいい選択だったと思う。

多くの人は「強い反戦メッセージ」を感じているようだ。もちろんそうなんだろうが、私はそれよりも子を思う親の愛情の方が強かった。それは私が娘やチビにたくす歳になったからかも知れない。ただ、反戦とか戦争の理不尽さ、原爆への怒りだけの作品じゃない。愛の映画に違いないと思っている。

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今日の買いもの(CFとアザラシ)

2011年08月06日 20時54分08秒 | 買いもの

サンワサプライ SDHCメモリカード用CF変換アダプタ
ADR-SDCF Just MyShop価格 3,990円

昨日書いたHDMI切り替え器と一緒に買ったもの。こんなにすぐ来るなら一緒に送ればいいのに。私は無料だからいいけど、送る側は送料がいるだろうにね。

対応メディア(の一部)は下記の通り。※不要なメディアは書いてない。

2GBまでのSDメモリーカード  Class2 Class4 Class6
32GBまでのSDHCメモリーカード Class2 Class4 Class6
8GBまでのmicroSDHCカード  Class2 Class4 Class6

なんで16GのマイクロSDはダメなのか、Class10は書いてないのかと思うが、これを売り出した時にはまだ無かったんだろうなと思った。たぶん対応できるんじゃないかと思うけど確証はない。そもそも対応OSだってビスタまでと書いてあり、7対応のシールが貼ってあるぐらいだから、上に書いた推測が正しいんじゃないかな。

これ、あったらデジカメを使う時に便利だなとは思っていたけど、無くてもそれなりに使えていたから買ってなかった。あったら便利だなと思っていただけだ。そんなこともあって、昨日書いたようにポイントを使って買った。ただ、ジャストのポイントシステムは良くないと思う。

ここはたまったポイントが1000ポイント以上でないと使えない上、500ポイント単位でしか使えない。例えば4999ポイントなら4500円だけ使って、残り500円弱は捨てることになる。HMVでもTポイントでも1ポイント単位で使えるのにこれは実に不親切。ポイントを捨てるように作られたシステムだ。

(今はどうか知らないが)ベスト電器もそうだった。500ポイント単位。だからそこで買うのをやめた。そこでしかない物ならともかく、そうじゃなかったらそんなシステムの店から買いたくないから。デオデオは1ポイント単位で使えるね。

ジャストさんもあんなシステムは早く止めにすべきだ。私、初代一太郎の頃から使っている(当時は58000円した)から愛着もあり、マイクロソフトという巨人に立ち向かう日本の会社を応援したい気持ちもある。だから出来るだけここを使いたいけど、だからこそこんな不備システムは止めるべきだ。徳島の小さな会社時代から応援している人の意見を聞いて欲しい。

チビとこれに行ってきた。土日は人が多いだろうからと金曜日に行ってきたのだが、ものすごい人で大変だった。大人三人+チビだったが、その人数でやっと世話できるぐらいの大変さ。

チビはなぜかタコ、イカ、とりわけクラゲが好きだ。ここはクラゲコーナーがあるので行ったのだが、それ以外も楽しんでくれたので良かった。この店のカードを持っていると大人は三人まで200円引き、チビは小さすぎて無料だから4人で1800円だった。小学生程度までがよく喜ぶ催しだと思う。

チビだが、今一番好きなアニメは「侵略 イカ娘」だ。これは私の部屋でしか見えないので、見たい時は「イカおねーちゃん!」と催促する。「海月姫」も見せて、クラゲおねーちゃんと催促するのだが、こっちはギャグじゃないし、1話が長いから持たないみたいだ。イカ娘は30分で3話、海月姫は30分1話だからなぁ。

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今日の買いもの(HDMI切り替え器)

2011年08月05日 22時04分51秒 | 買いもの

グリーンハウス HDMIセレクタ GH-HSW301
2,499円 MyShop価格 ポイントで購入

絶対に欲しいものではなかった。あったらいいなぐらいの気持ち。じゃぁ買わなきゃいいだろってなもんだが、それでも買ったのはポイントのせい。

ジャストの通販で一太郎とか買うとポイントを付けてくれる。だが、いつもいつもたくさんソフトを買うわけではないのでそのポイントは結構無駄になる。3000円弱溜まっていたので、今度は無効にならないようにと思っていた。そこで見つけたのがこれ。もう一個(できれば)欲しかったものがあって、それと一緒に買った。※そっちは後送だそうだ。

つなぎ方だが、こんな感じで、一つのTV側HDMIに三つの機械をつないで切り替えられる仕組み。書斎のTVは安いものだからHDMI端子が二つしか無い。切り替えられたら便利だなとは思っていた。

気に入ったのは、リモコンで操作できる上に、本体はTVやPS3などの機械の後ろに置き、リモコン受光部だけ前に出せると言うところ。いいアイデアだね。

これはHDMI端子が3つのものだが、これ以上の端子数になるとグンと金額が上がる。これ以上はいらないし、ただで貰ったような物だから満足だ。

話変わって、いくら何でも・・という話題を二つ。

この話題を聞いた時に、ウソだろ、ここは日本だぞと思った。なんて下品でひどい行為だ。こんな会社、マスゴミ以外に表現できないだろう。どっかのパクリ国家ならやるだろうが、繰り返すがここは日本だぞ。これをやったやつは本当に日本人か。こんなの我々の民族人じゃない。

「担当者がふざけ心で作製した仮のテロップを、操作ミスで放送した」だそうだ。つまりこの局では日常にこういうふざけたことをやっているってことだ。ふざけではなくて、ここの局員全員の人間性の問題だろう。ほんと、さすが東海テレビ、いい仕事してますねぇ

これも同様。ここは中国かよ。パクってキャラづくり。ネットで叩かれて謝罪。嘆かわしい。本当に私と同じ民族か。程度が低すぎる。パクリなら中国と韓国でおなかいっぱいだ。

マンガもあるよ

1/3だからオリジナルなんだろう

当然これもオリジナルなんだろう(笑)

一番笑ったのは、このお菓子をある韓国人が
「韓国の国民的お菓子」と言っていたこと。
当然「これは韓国オリジナルだ。日本が盗んだ」というのだろう。
日本の方が先に作っていてもあの国は必ずこう言う。
歴史を盗む国、韓国の面目躍如

オリジナリティあふれる国やね(大笑)

もしこれからこのブログが重くなったらいつもの韓国からの攻撃です。韓国と中国はいつでもそう。国家プロジェクトだからねぇ。あ、フジTVからの攻撃かも知れませんね。その可能性もある(爆)。

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今日の買いもの(古い電子辞書)

2011年08月04日 21時32分43秒 | 買いもの

SHARP 電子辞書 PW-M800
7,590円 アマゾン通販 プレゼント

電子辞書が欲しかった。理由は字が書けなくなったから。

年取ったからだろう、最近ちょっとした漢字を忘れてしまう。あれ、どう書くんだったっけ??
それも難しい漢字ではなく、簡単な漢字をど忘れしてしまう。ここにはらいがあったっけ??

職場ではパソコンがつけっぱなしだからワープロソフトを使えばわかる。小さい字だとよく読めないから大きなフォントにして確認したりする。

面倒だ。たまたまスイッチを入れてなかったりすると、SSDでもないんだから起動だって時間がかかる。それよりも大きなフォントにして見ているのを見られるのも格好悪い。まぁそう気にしているほどでもないだけどね。

電子辞書なら起動も速いし持ち歩ける。使い方としてはちょっとした漢字がわかればいい程度。だから安いものでも十分だ。そう思って探したが当てはまる物がない。

手書きして漢字を検索できたらいいのだが、その機能の物は高い上に大きくかさばる。そもそも使いもしないコンテンツ大量でむしろ使いにくい。私は国語辞典、漢和辞典、英語と外来語ぐらいの意味が簡単にわかりボタン一発で拡大できたらいい。その程度の物は手書き入力のついたのはなかった。

もっと安くなると余りにも辞書がショボかったりキーボードが50音順だったりして使いにくい。JIS配列で電池が長持ち、必要な程度のコンテンツでボタン一発で拡大できる物、それでこれにした。元々は3万5千円ぐらいの定価だが、古い物でもう廃盤なのだろう、投げ売りしているところでは5千円ぐらいで手に入るらしい。私はそんなのを見つけられなかったから価格コムの最安値のアマゾンで買った。というか、自分が困っているのを見て家人が買ってくれた。有り難いことだ。これからはカバンにいつも入れておこうと思う。これで漢字で困ることが少なくなるだろう。

届いて思った、思ったより随分小さい。本当は保護ケースも一緒に買いたかったんだけど古いから純正もないし、ぴったりサイズもなかったからやめた。高級感のある物がないなら百均程度の安いものでいいやと思いだした。まぁどこかで適当なのが見つかったら買ってもいいかなぐらいに思っている。

ペンは以前買った250円の万年筆。ちょっと太めのシャーペンや普通の万年筆と同じぐらいの長さだ。写真でわかるように昔のデジカメぐらい。今のデジカメの二回りぐらい大きいと言ったらわかるだろうか。

家には古い電子辞書(子どものもの)が2つあったのだが、子どもが持って行ってしまったので今はない。残っていたらあれで十分だったのだけど、まぁ自分でお金を出したのが一番確実だ。自分としては念願のマイ電子辞書が手に入って嬉しい。

話は変わるが、もし自分が若くて目が良かったらたくさんコンテンツの入った大振りのカラーを選んだろう。それから得られる知識は無限だからだ。でも年取ったら別。必要なものだけでいい。メーカーさん、あんな辞書ばかり作っていたら若い人にしか売れないよ。年寄りは金を持っている。ただ買いたいものがないから買わないだけだ。買いたくないわけじゃない。買いたい種類はあるが、使える種類がないから買わないだけだ。そこをリサーチしないと必ずじり貧になっていくよ。安いものは韓国や中国製の方が強くなるだろう。そうしたら日本製は、質が良くて、「買いたくなるもの」でないとダメだ。それをよく考えて残って欲しいんだけどね。メーカーさん、やってくれるかな??

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今日の買いもの(MOVIECOWBOY)

2011年08月02日 19時46分04秒 | 買いもの

MOVIECOWBOY DC-MCNP2
14,980円 デオデオ倉敷店

以前書いたが、USBデバイスに保存した動画データはPS3で容易に見ることが出来て重宝している。とは言っても全部が見られるわけではない。例えば拡張子.wmv ははなから見られないし.flvもダメ。.mkvも無理みたい。DVDで出ているものなら借りればいいが、中には貴重なデータもあるから簡単に見られたらいいなと常々考えていた。動画コーデックに詳しくない私は友人から渡されたデータで見られないものもあったりして困っていたのもある。以前書いた韓国製ブルーレイプレーヤーには.flvが見られると書いてあったが、実際には無理(サイズやコーデックによっては見られるのかも知れないが)。それ以前に、たった3ヶ月で見事に壊れた(笑)。今でもUSB経由ではデータが見られるしネットにもつながるが、ディスクが読めなくなった。自分で作ったDVD-Rならともかく、レンタルDVDもBDも市販のDVDも全部ダメ。自分の経験では韓国製品はいつもそうだ。最初はいいが耐久性がない。やっぱり長く使うには選択肢にはならないなと感じている。まぁ自分のものじゃないからいいけどね。

何かいい方法はと考えていたら、友人にこれを勧めてくれた。

横に倒して裏側を見たところ

HDMI端子があり、そこから出力できるからきれい。赤・白・黄色のピンでもつなげられるから古いアナログテレビでも大丈夫。USB端子がついているから、そこにUSBメモリをつないでもHDDをつないでも出力できる。別売りで2.5インチのHDDを買えば内蔵も出来る。データは、USB2.0マスストレージクラスにも対応しているので簡単に転送できる。遅いけどLAN経由でも大丈夫。ISOデータも読めるらしいし、静止画データや音楽データ、wavまで読める。DDNSサービスも使えるしNAS/FTPサーバ機能さえある。Windowsのファイル共有機能を使えるから、二階のデータを一階で楽しむことも出来る。

そんな逸品なので買ってもよかったが値段も高く躊躇していた。DVDプレーヤーで.wmv が見られるものもあるけど、どうやら読めるものばかりでもないようで、仕方なくこれを選ぼうと決めた。

実際に使ってみての感想だが、有名なコーデックには全て対応しているようでほとんど見られないものがない。自分の場合、.aviの一つのファイルだけがダメで、それ以外は拡張子に関係なく全て大丈夫だった。.flvでも.mkvでも.wmvでも全部見られるのは圧巻だ。

日立 750G 2.5インチHDD 6,480円 パソコン工房

嬉しくなってHDDを買いに行った。近所のパソコン工房で買ったのだが、型番は違うが同じ会社の同スペックのものがあった。値段は100円違っていたのだが、こっちは箱入りでメーカーが3年保証しているのでこっちを選んだ。バルク品でも内容は変わらないだろうけど、最近のHDDはすぐ壊れることもあるから、メーカーが3年保証しているこっちの方が信頼性の点で上だろうと判断した。

取り付けは付属のねじで蓋に留めて突っ込むだけ。フォーマットはこの機械でした。メーカーのHPではウィンドウズ側からするみたいだが、問題はないだろう。NTFS形式だった。

500Gなら5000円ぐらいだが、絶対容量が大きい方が後悔しないからとこれにした。まぁUSBに2Tでも3Tでもつなげられるから、容量は無限大だな。

非常に役に立つ機械だが問題は耐久性か。こう言う何でもありの機械は日本のメーカー製じゃないだろうからその辺は不安。まぁ数年使えたなら十分元は取ったと言えるだろう。それまで使い倒そうと思う。

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