ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

大道芸を楽しむ子

2007年07月31日 22時12分20秒 | 写真

最近運動してない。カメラを持って歩くのが運動になっていた。ところが今は歩かない。異常に眠く、ひょっとしたらどこか悪いんじゃないかと思うぐらいだ。疲れやすいというか、いつも疲れている状態。まぁ十分年とったからと言うのが一番大きいだろうけどね。

休みの日には少し散歩して汗をかいてみる。新陳代謝をさせるのはいいことなんじゃないかと思っている。ただ水分だけは多量に摂らないとと決めている。色々な番組を見ていると、年とって水を摂らないのは自殺行為に思うからだ。

さすがに暑く、チボリに行ってもつい日陰を探してしまう。この芸人さん、暑いなか大量の汗をかきながらまさに奮闘していた。みんな最初は遠巻きに見ていた。5mほど後ろには日陰があったからね。

「皆さん、どうかもっと前に来て盛り上げてください」

悲壮な声に子どもたちがまず、次に親たちがゆっくりと集まってきた。お世辞にもよいパフォーマンスとまでは言えないけど、子どもたちにはとても楽しい時間だった。それ故に見ている私たちにも素敵な時間だった。自分が楽しむより子どもが楽しんでくれた方が自分の心が満たされる。これが親の気持ちなのかと思う。たとえ自分の子どもでなくても親をした経験のある人はそう感じるのではないだろうか。考えてみたらずいぶん不思議なものな気がする。

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セミと言えば

2007年07月30日 12時16分48秒 | 写真

ニイニイゼミだった。

私は背が小さく、特に幼い頃には高い木にいるセミなんて捕ることは全く出来なかった。捕れるのは小さなセミばかり。ニイニイゼミばかりだった。ときにアブラゼミを捕ることはできたけど、羽の透明なセミを捕れるようになったのは小六か中学生になってからだったと思う。あの頃の田舎の子どもは中学生でもセミを捕ったりしていたものだ。

最近少し怖い。ニイニイゼミを全く見なくなった。玉虫も見ないけど、ニイニイゼミがいなくなったのは恐怖だった。家人の話によると、

「犬の散歩に行く近所の公園、数年前からパタッとミンミンゼミの声が聞かれなくなった。」

今はあのうるさいクマゼミのシャンシャン声だけだと言う。

「ミンミンゼミの声を聞くと夏だなぁーって思っていたのに」と言う。

それでもまだ田舎に行くとミンミンゼミの声が聞こえる。自然は強いようで弱いが、弱いようでもしぶといものである。

先日散歩していてこれってニイニイゼミの声だよねって思いながら枝を捜した。やっと見つけた。旧友に会った気持ちだ。生きていたんだと少しうれしい。

もうひとつ怖いことがあるとしたら、それはセミが全く逃げないこと。手づかみでも簡単に捕れる。網をかぶせても逃げようともしない。子どもたちが虫捕りをしなくなったせいだろうか。それはそれでひどく恐ろしい気がしている。

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入れる!

2007年07月29日 22時46分16秒 | 写真

何がしたかったと言われて、子どもの頃一番したかったのは玉入れだった。

小学校の運動会でも定番だと思うかも知れないけれど私はあまりしたことがない。お父さんたちはやっていた。PTA種目ってのがあって、その時に大人たちがやっていた。子どもだった私もやりたかったのに出来なくて、大人だけずるいなぁと思ったのを覚えている。

だから今でも玉入れがあるとワクワクする。これは近所のお祭りの風景で、四つの地区の対抗玉入れだった。私はどこにも属してないので指をくわえて見るだけだったけど(笑)、大人も子どもも楽しそうなのが印象的だった。

楽しいと言えばももっち

これ、数年前の岡山国体のキャラクターなんだけど、大変に好かれて、今でも現役でがんばっている。岡山県内の催し物には頼んだら来てくれるのだそうだ。30℃を軽く超す気温の中、この着ぐるみも玉入れに参加してくれてた。残念ながら着ぐるみでは振りかぶって投げることも出来ず、玉は人の頭以上の高さには飛ばない。それが可愛らしくより人気者になっていた。

記念写真を撮った兄弟も、きっとこの写真を大切にしてくれるだろう。

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桃色の花の咲く頃

2007年07月28日 15時23分27秒 | 写真

この季節にはこの花が素敵です。サルスベリの花が咲きました。

田舎で人が集まるところと言えば鎮守の森かお寺の境内、それ以外は学校の校庭でした。今と違っていつでも学校が解放されていてよく遊んでました。この季節はいつも蝉捕り。ニイニイゼミが一番多く、次がアブラゼミ、ミンミンゼミやクマゼミのような透明な羽の蝉はなかなか捕まえられず高級なイメージがありました。初めて捕った透明な羽のやつはミンミンゼミで、当時はクマゼミを捕ってみたかったのを覚えています。

お寺の境内には桜がたくさんあり、その木には蝉が集まるのですが一本だけあるサルスベリには全く蝉が集まらない。それに木肌がつるつるしていてこぶまであるものだからひどく気持ち悪かったのを覚えてます。大人になってもサルスベリにはいい印象を持ってなかったのですが、チボリにあるサルスベリを見て印象が変わりました。ピンクの花の木と白の花があり、今咲いているのはピンクの方。このあと実が割れたように種が出来ます。それも素敵。持って帰って植えてみたいんだけどちゃんと芽吹くでしょうか。大きくなっては困るけどこの花が家に咲いたら嬉しいなと思ってます。

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見る人

2007年07月27日 19時44分15秒 | 写真

元々写真を始めたのは旅行の時の写真がうまく撮れたからだった。

もう20年以上前だけど、ヨーロッパで撮った写真がひどくきれいに撮れてその色が私の胸を打った。その写真は借りたカメラで撮ったもので、いつか自分のカメラが欲しいと思っていてやっと手に入れたのが5年後ぐらい。最初は風景ばかり撮っていた。ヒトが写るとじゃまで、どうにかして人を避けて撮りたいと思っていた。その後モノクロを始めて、じぶんちで焼いたりもしていた。その頃は遺跡ばかり撮っていた。壊されゆく遺跡を記録・保存しておきたかった。その為には長持ちするモノクロがベストだった。レンズはとにかく歪まないもの。出来るだけ絞るので画質は問わず歪曲だけ問題にしていた。今みたいにデジタルで修正なんて出来なかったからね。

今はと言うと、人間が写ってないと価値がないと思うようになった。何がおもしろ言っていって人が一番面白い。人の行動が、表情が一番楽しい。人間ってちょっとしたことに興味を持つみたいだ。朝早い美観地区、これから開店するお店の看板を張り直していた。写真を見るとみんな興味深そうにじっと見ている。面白いと思う、人間の行動は。こういう写真って誰も撮らないだろう。特にプロは。お金にならないからね。撮るとしたらアマチュアカメラマンだけ。だから撮る価値があると思っている。アマチュアには金は問題ではないから。

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昔の宝物

2007年07月24日 09時14分40秒 | 写真

この自転車、相当激しい力を受けたんじゃないだろうか。交通事故かも知れない。怪我していなけりゃいいと思うけど、乗った状態でこれだけ車体が変形するような力を受けたならただでは済んでいないだろうなと思う。

自転車はずっと私の唯一の交通手段だった。さすがに小学校は近所だったので歩いていったけど、田舎のこととて中学校になると山を三つ、谷を二つ越えて行かなければいけなかったのでどんな自転車に乗るかは重要だった。

当時自転車に色々な付属品がついているのが流行で、私んちは貧乏だったからごく普通の自転車だった(それでも5段変速はついていた。ただし学校では禁止で3段目に固定していた。)けど、あの頃の自転車には前輪とペダルをつなぐ棒の部分に簡易式の空気入れがついていた。あれを使うことはなかったけど心強くはあったな。

お金持ちの友人たちの自転車にはウインカーがついていてそれがかっこよかった。あんなのに乗りたいなと思った。友人に言わせれば「雨で電気系統が壊れちゃうから良くない」とのことだったけど、それは持たざるものに慰めの言葉にはならない。

とそんな経験もあって、高級な自転車を見ると今でもウッと思うことがある。こういう自転車に乗れる人っていいなと思う。その自転車が放置されているともったいないと思う。ここまで壊れていると直せないのだろうけれどもね。

友人に自転車道楽の人がいて、その人は高いのは無理だからと10数万円のを買っている。充分高いと思うのだけれども、道楽者の価値感はいつも一般人とは違うものだ。こういうのを逸般人と言うんだよ、私たちの世界ではね(笑)。

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結婚間近

2007年07月23日 23時10分23秒 | 写真

今日飲み会がありまして、私は飲めないので仕事のつもりで付き合ってますが、若い男の人が結婚することがわかりまして、いやぁめでたいめでたい、弥栄!(いやさか)

ってなわけで、先日撮影した結婚の写真を。

倉敷には阿智神社という由緒正しい(それに結構でかい)神社がありまして、そこで写真を撮ってました。そばに執事のごとき恭しくも上品かつ真面目で律儀っぽい人が立ってまして、たぶん国際ホテルの人、つまり国際ホテルで結婚式を挙げ、写真はこの由緒正しい地で撮って永遠の愛となるよう祈念しようという意味かと。

これは二枚目と言うことで傘を持って撮っているところ。スタイリストさん、細かいところまで気を配るものですね。さすがプロ。

で話を職場に戻しますが、若い男の人は次々に結婚していきます。まぁ大体が就職する前に大学で ”あたり” を付けているので(笑)、あとは時期を見計らって結婚の運びかと。ところが女性はなかなか思いきらない。同数の若い方がいるんですけどね、なぜか一歩一歩年輪を重ねていく。逆に結婚していて独身に戻る人はいるのですが・・。

もったいないと思う。科学者の端くれとして、人間の身体には適正な年齢というのもある。それを逃すと子どものためにも、母体のためにもきつくなる。何も出産のためだけじゃない。に二人で過ごせる時間だって大切。年とって結婚したらその大切な時間も思うようにならないこともある。だから結婚って時期があると私は思っている。その大切な時期を浪費しているようで、ホントにもったいないと思う。まぁ本人たちから言わせたら要らぬお節介だろうけど。

結婚って甘いものじゃないと思うけど、しない方がましってもんじゃないと思っている。経験していない人は解らないだろうけど、経験しようとしない人はどうかなと思う。

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かぶり物

2007年07月22日 19時10分52秒 | 写真

鬼とは何かと言われたら、小さい頃は外国人をそう呼んだと思っていた。

日本に来た異国の人、背が高く、髪色が違い、鼻の高い姿を恐れて鬼と呼んだと。そう言う記述があったり、小学校の先生が言っていたような気がしている。実際は違うだろう。大和朝廷から見て都合の悪い人、その地の権力者で従わなかった者、そのものたちに勝った後、鬼と呼んで蔑んだり、忌み嫌わせるようしむけたのが正しいのではと思う。または平地に住んでいる農耕民が、山に住んでいる狩猟民を嫌ったり、修行者を畏れてそう呼んだ場合もあったのかも知れない。いずれにしても、ただ嫌うわけではなく、その力を認めたり、自分たちと仲間意識を持っていたのではないかと思う。でなければこれほど愛すべきキャラとして残ったりはしないだろう。鬼は強いが故に畏れられたけど、強いためにその力を欲っされたものでもあろう。

倉敷には鬼が多く、茶屋町の鬼は有名で、うちの子も子どもの頃に怖がりながらも一緒に写真を撮って貰った。友人のうちの子(小5,女)も衣装をそろえて祭りに参加していた。みんなこのキャラを愛しているのである。

写真は堀南の鬼だそうだ。小鬼が可愛いでしょ。日本の鬼には角があるけど、中国伝来のキャラかと思ったらそっちには角はないそうだ。角付き鬼は日本オリジナルのらしい。

これは素隠居(すいんきょ)という倉敷オリジナルのキャラ。じじ面とばば面をかぶった2種類の素隠居がいて、こうやって頭を団扇で叩いて幸せをくれる。見ている周りの人の顔が優しいでしょ。みんなこの人たちが好きなのである。

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倉敷千歳楽

2007年07月21日 23時48分41秒 | 写真

と言うのだそうです。このグループをそう呼ぶのか、この御神輿みたいなのをそう呼ぶのか、何かいわくのあるお祭り(儀式)なのか、、、その辺はよくわからないんですけど。

しゃんしゃんしゃんとせぇ
芋食ってしゃんとせぇ
豆食ってしゃんとせぇ
しゃんとしゃんとしゃんとせぇ

ってな感じのかけ声を掛けながら練ります。重いでんしょうね、これ。なかなかの迫力で皆さんにも一度見ていただきたいです。

練りながら時々こうやって上に放り投げます。人も乗っているし、そう高く投げ上げることは出来ないのですが、さすがにこれには拍手喝采。今回行ってよかったなと思った一瞬でした。

こういう田舎の祭りって自分にとっては宝だな。日本全国から人の集まる有名な祭りもいいけど、地元の手作りの祭りが一番いい。それこそ本当の祭りだと思う。見せ物ではない祭りだと感じる。

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きのこの山

2007年07月20日 18時28分35秒 | 写真

雨です。窓の外は雨、雨がふぅってるぅーー♪

九州南部は梅雨明けですよね。うちんちはまだまだ梅雨です。今も降ってます。長雨が続いている地方の地盤は大丈夫でしょうか。地震後に多く降らねばと思いますが、長野・新潟地域はいかがでしょうか。ニュースによると、日本に遠征に来る予定だった欧州のサッカーチームが「危険だから」と日本遠征を中止したとか。知っているようで他の国や地方のことは解ってないんだなぁと実感。我々が「ポンペイで人が生き埋めになったからローマに行くのは命がけだ」と言ったら、イタリア人は納得するのでしょうか。同じレベルですね、みんな。

それは置いておいて、この時期絶対あると近所の公園に行ったらこのようにキノコの乱立。しかしこのキノコたち、次の日にはもうダメになっているんだから儚いものです。私、キノコが好きでキノコ事典とかいっぱい持ってます。でも見分けは無理。似たようなもので毒キノコって多いから危なくて食べられない。

これも名前は不明。まぁ食べられないだろうなと言うのは解りますけどね。

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