ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の見もの(猫物語(白))

2013年10月30日 21時50分20秒 | 見もの

猫物語(白) つばさタイガー
TV版 物語シリーズセカンドバージョン 1~5話

DVD版では猫物語(黒)と(白)がもう売られているのだが、私は貧乏なので買ってない。(黒)はレンタルが始まっているので借りて見た。(白)はレンタルされてなかったので、金さえあれば買いたかったのだが諦めていた。聞けば、TV版の新シリーズの最初にこの(白)の内容を放送するらしいと聞いて期待していた。が、物語シリーズセカンドバージョンの開始時期を知らなくて、最初は録画できず、第4話から録画した。途中から見たら面白さが半減するからと1話からの再放送を待っていた。で、やっと欠落部分が補完できたので先日から満を持して見たわけだ。

素晴らしい話だった。化物語シリーズの中でも傑作と言って良いと思う。

DVDでは、猫物語(黒)で、川の黒い部分、ブラック川を描き、この物語は川が、阿良々木君から見ても別の人から見てもだが、まるで聖母のような完璧な人間だったのが、本当の人間・川になる物語だ。川の言葉を借りれば、(自分をまるで聖母のように思ってくれている)阿良々木君に、『おおむねがっかりしてもらう話』と言うことだ。

川は何度か名字が変わっていて、小説の中の表現を借りれば「虐待されていた」。実際、猫物語(黒)では、結構大きな家であるにもかかわらず、彼女の家には川翼の部屋がないことが描かれている。(白)の中でも、彼女が寝ているのは廊下で、リビングで制服に着替えて家を出ている。ご飯も自分で作っていて、調理器具も自分用のものがある。食材は買ってあるのか、それとも食費は貰っているのか、とにかく生きていける経済的な補助だけはあるようだ。

私の知っている虐待児は、風呂にも入れて貰えず、ご飯も時々しか食べさせて貰ってない(給食で生き延びている)ぐらいだったから、それに比べたら、その虐待内容は主に精神的なネグレクト、愛情のなさと言うことだろう。まぁどちらもひどい行為であるに間違いないが。

そんな境遇で18年間生きてきた彼女、当然いろいろあるわけで、表面上は聖母でも、心には自分では押さえきれない鬱屈した感情があるはず。その発露が障り猫だったり、この「白い虎さん」となる。小説を読んだ人には、表現がねじ曲がっていてちょっと違うと感じたようだが、TV版しか見ていない私には、とてもわかりやすい納得できる内容だった。

さて見終わっての感想だが、

私は川が普通の人間になったことが非常に嬉しい。嬉しいを通り越していとおしい。

ラストシーン、川と阿良々木の会話、その後の川の号泣を見ても、かわいそうとも思うが、あそこまで感情を出せるようになった川がとても嬉しい。良かったね、これでやっと人間・川になれたねといとおしく嬉しい。

物語シリーズには、おもしろいけど痛くて繰り返し見たくない話もあるのだが、この話は繰り返し見たい。黒は前者で、白は後者なのだ。

西尾ファンの人は色々解釈しているようだし、川の話と見ている人も多いだろうけど、私はこの物語を川の物語とは感じてない。これは私の中にある嫉妬やストレスの話と思っている。

彼女の境遇や人生を通じて、自分の中の黒い部分を見ている。私の中のそれは、障り猫にも白い虎さんにもなっていってないが、もしそんな怪異が本当に存在するならきっと似たり寄ったりに発現しただろう。人の心の中には、多かれ少なかれ不幸があり、嫉妬があり、それがストレスになっている。それが解消できることもなく、心にわだかまったまま消し去ることも楽になることも出来ない。もしこういう発現によるリフレッシュが出来るならと、多くの人が(無意識を含めて)わかってみているに違いない。だからこれは川を使った自分の物語なのだ。

さて次はどんな話になるか、見たいけど今はちょっと我慢している。仕事が忙しすぎて物語に浸りきることが出来ないのだ。そんな時にこの大切な物語を見たくはないのである。

私にとって物語シリーズはそんな存在なのだ。いみじくも戦場ヶ原が阿良々木に言った「それぐらい貴方を失うのが怖い」と同じ気持ちなのである。

この話、お金があるなら限定版のブルーレイ版(上)(下)を買いたい。お金持ちは迷わず買った方がいいと思う。サンタさん、私にプレゼントしてください(笑)。

ごめん、もういっこ

いつの間に阿良々木君はあんなにかっこいいスーパーヒーローになったんだ?? 格好良すぎるよ、化物語の頃はもっと情けない人間だったのに(笑)

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今日の見もの(王立宇宙軍 オネアミスの翼)

2013年10月26日 18時29分05秒 | 見もの

 

王立宇宙軍 オネアミスの翼
1987年 119分 日本

いやいや、大変な映画でした。見終わるまで三日かかってしまいました。

湖のほとりの王国・オネアミスには30年の歴史を持つものの、現在では闘わない軍隊と化している王立宇宙軍があった。人工衛星も満足に打ち上げられない軍に、シロツグの宇宙への夢も遠ざかるばかり。そんなある日、街で神の教えを説く不思議な少女リイクニと出会ったことで、彼は仲間の反対にもめげず、宇宙パイロットに志願してしまう。かくして王立宇宙軍の、威信と名誉をかけた有人宇宙船打ち上げ計画が開始された・・。※あらすじはネットより

見ながらずっと感じていた。なせ声優が森本レオなんだ。みんなはこれで満足しているのか・・。

GAINAXの第一弾、若き大御所たちが参加した記念碑的作品と言うことでおもしろくないはずはないと見始めるのだが、あまりに退屈で途中で止めてしまう → 翌日がんばるが眠気に勝てず諦めてしまう → ブログのためだ、今日見ないとネタが無くなると言う義務感で見る → やっと終わり と言う見方だった。

このブログは見たものを書くのであって、書くために見るのではないのだが、やはり何日も書いてないとちょっと心苦しく、ブログもあるから何か見ることにしようかなと思ってしまう。それでも見始めてつまらなくて止めてしまった作品もいくつかある。これは最後まで見たのだから悪くない作品だとも言っていいのかも知れないが、私の心の中ではおおコケしているのを認めないといけないだろう。

ウィキによると興行的にも失敗だったようで、まぁそうだろうなと思う。が、アマゾンを見たら「熱狂的」と言うぐらい素晴らしいという書き込みだらけで、好きな人は好きなのだろうし、人の感性って色々だなってよくわかるものだ。

内容だが、だらだらしていったい何が言いたいかよくわからない。主人公もヒロインも団子っ鼻で、絵の雰囲気はつのだじろうみたいだ。古い作品だから無理ないのかも知れないが、女性であの団子っ鼻はどうかなって思う。※タイトルの画像は本編の絵と違っているように感じる。

一番印象に残ったのは、主人公が着替え中のヒロインを襲った時、結局殴られて未遂なのだが、翌日彼女の言った言葉だった。「浮き世離れした彼女」ではなく、もう「住む世界そのものが隔絶した彼女独自の世界」の中の人という感じで、これは入り込めないやと思った。

私、ロケットや宇宙の専門家とは言えないが、それでも科学者の端の端の端くれなので、あんないい加減な精度のロケットで打ち上がるわけはないし、宇宙に行けるわけ無いと非常に大きな違和感を感じながら見ていた。だから最後の最後まで、「これは(実は)夢の中の世界の話でした」なんて展開なんじゃないかと本気で疑っていた。見終わった今、打ち上がって良かったねとは思うが、読後の充実感はない。上に書いた熱狂的マニアらしい人たちの書き込みが、どうも私の心に届かないのが今の真実の私なのだ。

ランク:お好きな人はハマるんだと思う。私はわからなかった。

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今日の見もの(エイリアン バスターズ)

2013年10月23日 21時25分25秒 | 見もの

エイリアン バスターズ
The Watch
2012年 102分 アメリカ
日本劇場未公開

これも「SFなら肩肘張らずにすむし、タイトルから深刻な内容ではないだろうな」と考えて見ることにした。

始まってすぐB級映画、というかパロディ満載のおちゃらけ映画だとわかった。下品なことを除けば十分楽しめ、途中でスイッチを切ろうとは思わなかった。

オハイオ州の田舎町グレンビューに住むエヴァンは、コストコのエリアマネージャーとして働く真面目な男。町を愛している彼は、地域の様々な活動や団体のリーダーを務めていた。だが、そんなある日、コストコの警備員アントニオが何者かに無残に殺害される事件が発生。町の安全が脅かされていると考えたエヴァンは、呼びかけで集まった地域住民のボブ、フランクリン、ジャマルカスの三人と共にご近所ウォッチャー(Neighborhood Watch)を結成するが、三人はまともに活動をしようとは考えていなかった。エヴァンは警察のブレスマン巡査部長に犯人だと疑われたり、怪しい隣人に目をつけられたりしながらも三人と一緒に事件の手掛かりを探し、様々な奇妙な痕跡を発見する。そしてその夜、ついに彼らの目の前に地球外生命体が姿を現すのだった・・。※あらすじはウィキより(改)

下品だ。何でR-15かよくわかったよ。

よくこの手の映画で出てくる台詞ではあるが、ちん○とか、けつに○○とか平気で出てくる。

こういうのを見るたびに、アメリカ人(の男)っていつもこの程度の会話をしているのか、(一般人に)知性はないのか、礼儀はないのかと思ってしまうのだけれど、実際のところはどうなのだろう。こういうドタバタコメディー映画だからわざとやっているのか、本当に実際そうなのか・・。いずれにしても「R-15」である理由はそのためだろう。

内容だが、エイリアンの侵入を防ぎ自分たちの土地(国)を守るというものではあるが、描きたかったのは男の友情とか、わかり合えてなかった人の心がつながっていく様子とか、その大切さだろう。だからエイリアンの基地や送信機もちゃちだし、線をちょっと抜いただけで動作が止まったり、てっぺんの重要部品もすぐ取り外せたりする。B級という言い方が正しいか、ちゃちと言うべきか、それともそれがコメディーの所以か。

出てくる人はみんな脳天気で、たとえ死者が出てきても、それがどうしたの?ぐらいの反応だ。エイリアンに地球をのっとられそうになってもあまり危機感はない。心配しているのだろうが、それが真実味を帯びて伝わってこない。どうにかなるんじゃないという、根拠のない自信は、ポケモンのサトシばりだ。ご近所ウォッチャー自体も、これが日本だったら人のプライバシーを探ろうとする迷惑者・犯罪集団のように感じてしまうが、これをアメリカ人がやるとなぜか「自分の力で自分の身を守るアメリカ建国以来の気質」になっちゃって、「いいこと」へと変貌するのが不思議。またそれに荷担する人がいるのも日本人には不思議。実際私の知っているアメリカの町もこんな雰囲気だった。いいこと、人のためになること、やり過ぎ、ありがた迷惑、おせっかい、アメリカ建国精神・・が入り交じった彼らの行動が、ほほえましいような信じられないような笑えるような・・。

まぁこれぐらいで映画の雰囲気はわかってもらえるんじゃないかと思う。どうやら有名なコメディ俳優が出ているようで、私はそうでもなかったが『大笑いした』と書いている人もいるから、見て損はないんじゃないかな。少なくとも嫌な気分になる映画じゃない。この前書いたのと同様に「映画らしい映画」と言っていいだろう。時間が余ったときには、その時間をリラックスへと導いてくれるだろう。

ところで一番びっくりしたのが、奥さんが主人公を誘ってセクシーな格好をしているのを友人たちに見られ、うろたえて恥ずかしがっていたところ。日本人ならともかく、アメリカの女性ってそんな激しい羞恥心を持ってないイメージがあったので驚いた。ひょっとしたらあのシーン、パンツも穿いてなくて見られちゃった・・って事だったのかもしれない。それぐらい私には恥ずかしがっていることが信じられなかった異質なシーンであった。

もう一つ書くと、その後その奥さんが何事もなかったように仲間に加わっているのも不思議。真面目に戦うのがむしろ笑えてしまうのだ。

まぁそんなハテナなんて深く考えずに、目の前に展開するギャグ、パロディー、展開、を楽しむ映画なのだろう。

皆さんも良かったらどうぞ。日本語吹き替え版の方が楽に見まれますよ。

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今日の見もの(サウンド・オブ・サンダー)

2013年10月21日 20時52分18秒 | 見もの

サウンド・オブ・サンダー
A Sound of Thunder
2006年 102分 アメリカ、ドイツ

この映画を選択したのは一つだけ。『映像化不可能と言われてきたレイ・ブラッドベリの原作』を映画化したものというのを聞いて、その原作も読んでないし作者もよく知らないが、そこまで書くなら外れはしないだろうと見ることにしたのだ。

西暦2055年、科学技術の発展により人類はタイムトラベルの実現に成功する。チャールズ・ハットンの運営するシカゴの旅行代理店 TIME SAFARI社は、独自に開発したタイムマシン『TAMI』を使って、白亜紀に赴きその時代の恐竜を狩るという「ハンティング・ツアーサービス」を企画、金持ちの間では一大ブームとなっていた。しかしこの旅行は「白亜紀に自分たちの所持品を放置しない」「白亜紀から何かを持ち帰ってはならない」といった過去との干渉で歴史を作り変えてしまう非常に危険なツアーであった。

トラヴィス・ライヤーら添乗グループは、そういった事態を引き起こさない為に旅行者の行動監視を行う立場であった。しかし、ある日のツアーの最中にトラヴィスの所持していたレーザー銃がトラブルを起こし、眼前で暴れまわる恐竜を前に旅行者がパニックに陥るという事態が起きた。なんとか事態の収拾を終えてツアーから戻るも、その日の夜を境に異変が起きる。当初トラヴィスらはただの偶然と思い込んでいたが、ツアーでTAMIが着地時刻の計算ミスを犯した事をきっかけに、先日起きたツアーのトラブルで何らかの形で歴史を作り変えてしまった事を知る。しかしその問題も解決策も見つからないまま、政府は TIME SAFARI社の閉鎖を決定する。

一方のトラヴィスらは、TAMIの生みの親でツアーの根幹となっていたソニア・ランド博士を迎え入れて事態の解明を開始。「白亜紀から1.3グラムの何かを持ち帰って来ていた」事を知り、それがいったい何か・そして誰が持ち帰ってしまったのかを究明し、ツアーで起きたトラブルの時間にタイムトラベルして未然に原因を防ぎ歴史の改変を行おうと動き出すも、歴史を作り変えてしまったことで発生したタイム・ウェイブと呼ばれる「進化の波」が立て続けに迫り、人類滅亡の危機が迫っていた・・。※あらすじはウィキより(改)

おもしろかった。使い古されたストーリーであるし、次にどうなるかも予測がつく、まるで水戸黄門のような話なのだが、それがわかっていても楽しめた。時間も短いし、空き時間に見るのは最適の映画だった。

しかし映像はちゃちだった。

このタイトル絵でわかるかも知れないが、ティラノらしい恐竜を見た最初のシーン、思わず『何、このゴムで出来たはっきりと作り物とわかる恐竜は・・』とつぶやき、これってタイムトラベルでなく、タイムトラベルという触れ込みの詐欺で、おもちゃ(ロボット)の恐竜を倒すツアーなのか??って思ったぐらいだ。

アメリカ映画にしてはあまりにも作り物っぽい。最初に書いた「映像化不可能」と言われた原作をついに映画化したにしてはあまりにもB級。それはちょっと笑っちゃうぐらいだった。

それでも楽しめた不思議な映画で、私はこの102分を浪費したとは思ってない。さすがにブルーレイを買って保存したいとは思わないが、いいリラックスタイムだったと認めよう。そして、こういうB級映画を楽しめる余裕のある人なら、是非見てみるべきだと勧めよう。

まぁ封切館の指定席までとって意気込んで見に行った人なら酷評すると思う。私は自宅映画鑑賞派なのでもっとおおらかにゆったりと楽しんでいる。映画のどこに価値を置くかによって評価の変わる映画だと思う。

とにかく、ゆっくりとまったりと少し笑いながら100分を楽しめる人なら是非どうぞ。

これが私の結論だ。

『サウンド・オブ・サンダー』(原題: A Sound of Thunder)は、2005年のアメリカ映画。原作はレイ・ブラッドベリの小説「雷のような音」(短編小説集『太陽の黄金の林檎』収録)である。※ウィキより

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今日の買いもの(フランネル毛布)

2013年10月20日 11時45分53秒 | 買いもの

フランネル毛布 シングルサイズ(140×200)
1990円 アリオの枕専門店

毛布が必要だと思うのだが、一緒に寝ているチビが「チクチクする」と言って嫌がるので別の布団にした旨書いたが、チビの風邪気味がなかなか治らず、私も家人ものどが痛くなる今の気候ではやはりチビが心配。ちょうどそんな時にこの広告が出ていた。通販と違って実際に手触り・肌触りが確認できるし、値段が安いので、もしイヤになってもチビが床で寝っ転がって遊ぶ時の下敷きや、最終的には犬の冬用下敷きにしたらいいやと買った。

個人的にはベージュかブラウン系の方が落ち着いた部屋になるので嬉しいのだが、チビは迷わず「ピンクのこれがいい」と言ったのでこれにした。自分はどうでもいいからチビが喜ぶのが一番いい。

実際に使用してみると、薄いから頼りないのだけれど、暖かいのは間違いない。それに肌触りがいい。チビがすりすりして喜んでいるし、身体に巻き付けてお姫様ごっこも出来る。気持ちいいからとちゃんと掛けて寝てくれたらありがたいものだ。

ところで買った理由は上の、「肌触りがいい」「値段が安い」「土・日のセール商品なので」と言うことなのだが、もう一つは『フランネル』と言う昔懐かしい響きの言葉のせいだった。

この手の言葉に疎い私は意味を正確にとれたわけではないのだが、「昔はよくこの言葉を言っていたよなぁ。確かネルっていう言い方もあったはず。母親が使っていた古い言葉」と思い出し、この言葉を冠する商品なら是が非でも買いに行かねばと思ったわけだ。

まぁ意味は下記の通りなので、別に今珍しい物というわけではないだろう。ただ私には『懐かしい響きの言葉』であったわけだ。

フランネル(英: Flannel)は柔らかく軽い毛織物のこと。略してネルともいう。衣類、シーツとナイトウェアに一般的に用いられる。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に織る平織りや2-3本おきに交互に織られる綾織りがある。無地だけでなく、様々な模様が施される。フランネルは当初カーディングが施されたウールまたはウーステッド糸から作られたが、現在ではウールと綿、ウールと合成繊維から作られることもある。イギリスのフランネルは平織りで毛羽が軽く、一方ドイツのそれは綾織りで毛羽が多い。柔軟で弾力性・保温性に優れスーツ、シャツなどに用いられる。※ウィキより転載

ちなみに買ったのは「ポリエステル100%」と表示してある。値段に疎い私にはこれが高いのか安いのかもよくわからない。チビが気に入ったならそれでいいのだ。

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今日の見もの(アニメ 夏目友人帳)

2013年10月16日 09時18分32秒 | 見もの

夏目友人帳
アニメ 全13話

この作品がいいものだとは知っていた。子供も一押しのアニメであった。でも見てなかった。一つの理由は長いこと。

これは13話だが、続、参、肆・・と続いていき、一気に見るのが好きな自分には荷が重かった。でもまぁ最初のシリーズだけでもと見始めた。評判にたがわないいい作品だった。

妖怪が見える少年・夏目貴志は、ある日祖母の遺品の中から「友人帳」を見つける。「友人帳」とは、彼の祖母・レイコが妖怪をいじめ負かした結果、奪った名を集めた契約書だった。

以来、名を取り戻そうとする妖怪達から狙われるようになってしまった夏目は、とあるきっかけで自称用心棒となった妖怪、ニャンコ先生(斑;まだら)と共に、妖怪達に名を返す日々を送り始める・・。※あらすじはウィキより(改)

見始めた理由は、人気作品でいつも借りられていたDVDが、さすがに初期作品については簡単にレンタルできるようになってきたことと、もう一つは「情」だった。子供夫妻が、「切ない、情のある作品」とつぶやいたのを聞いて、プリンセス・トヨトミの「情」つながりの気持ちもあった。実際見ても、どことなくもの悲しい、切なく、悲しみを知っている人の優しさに溢れた作品だった。

まだ全話見たわけではないのでこれからの展開で変わるのかも知れないが、たぶんこの印象が続くんだろうなと思う。ある意味「日本製アニメらしいアニメ」と言うことかな。蛍の杜と同じ作者と言うこと。美しい物語と言ってもいいかもしれない。

実は私、友人にこういうモノが見える人がいる。

大学時代など、夜集まってわいわい言っている時、開け放された外を見て、「あっちを見ちゃダメだ」と大声で叫んだことがある。

一斉に振り向いて見ても誰にも何も見えない。何?と訊いても、あれが見えないのか、見ちゃダメだと言うばかり。

その木の下に物の怪が立っているらしい。しかし私には見ることも気配を感じることも出来ない。

まんざら彼が嘘を言っているのではないことは、こんなことでもわかった。

彼が、『ここにはよく立っている』と言う踏切では、なぜか事故がよく起こる。見通しがよく、こんなところで事故るわけ無いという場所でも起こるのは、彼の言う物の怪のせいだとしたらリーズナブルだ。

私には見えないが、どんな店が出来ても必ずすぐつぶれるって土地があるよね。そんなところって物の怪の通り道とか集まりやすいところなんじゃないかしらとも感じてしまう。まぁ見えない自分に言葉はただの「無責任」なんだけどね。

その彼、私たちは友人と思っていたし、仲良しとも感じていた。しかし彼はそう思っていたのだろうか。見えない私たちと自分の間に溝を感じていて孤独だったのではないだろうか。私はむしろ見たいといい、彼が羨ましかったが、その言葉を彼はどう聞いていたのだろうか。

わからないものはわからないのがいい。知らない方が幸せ。みんなが見えないモノなら見えないのが一番いいのではないだろうか。

人と違うことを個性だとかユニークだとかいう若者、特に中高生たちの言葉を聞くが、それはただ親離れの時期がそういう反抗的行動に出るだけと感じている。本当に他人と違っていたら幸せと感じるだろうか。そう思いながら見たこのアニメは、ほんの少し私にも彼の心情がわかるようで少し心が痛い。

彼の一つ一つの表情が、悲しいような、悟ったような、諦めたような表情に見えるのだ。

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今日の買いもの(シャチハタの替えペンインク)

2013年10月15日 09時17分30秒 | 買いもの

シャチハタ・ボールペンの替えインク
84円(税込み1本) イオン近くのうさぎや

今の仕事にはシャチハタ印が必要なのだが、私の名前は特殊なのでそう簡単に手に入れることは出来なかった。そこで以前書いたように通販でシャチハタ印を買ったのだが、実は一個は持っていた。それは上の伸縮型ボールペンの上に付いてるタイプのものだった。家人が某会社でバイトしていた時に貰ったもので、もう30年近く前のものになる。

これ、陰影がきれいで気に入っているのだが、さすがにインクが切れてきて薄くて写らなくなっていた。今は補充インクを入れたので濃くはっきり写るようになった。が、もう一つ悩み(?)があった。それはボールペン側のインク切れだった。

正直あまり使ってはなかった。インクが金属製のちょいと高級そうに見えるやつで、もう30年も前のものだから交換用なんて手に入らないと思っていて、本当に必要な時だけ使う用にしていた。

よく見ると交換インクに型番がプリントされていたのでネットで調べてみた。しかし全くヒットしない。もうダメだと諦めていたのだが、一縷の望みは文具専門店だった。

この地には倉敷文具、略称クラブンという老舗文具店があり、今はうさぎやと名前を変えて隣町にも大きな店を出している。さすがに専門店だけあって品揃えが豊富だし、何と言ってもどの店員も知識が豊富だ。同じ老舗百貨店の文具売り場の人は5000円のペンの替えインクさえ間違えて売るのに、こっちは200円のボールペンのそれさえ丁寧に教えてくれる。レベルが違うのだ。

そんな店ならひょっとして・・と思い、出張帰りに店に寄ってきた。

「あのぉ、このペンの替えインクってあるんでしょうか・・」

おそるおそる訊いた瞬間に、『シャチハタさんのですね。一本でよろしいですか?』

驚いて、「いや、値段もわからないし、何本かセットなのかも知れないし・・」と、答えに驚いて多少うろたえていると、彼女は箱を取り出し、『こちらです。一本84円になります。』

一本で十分なのだが、あったことが嬉しいのと、もう手に入らなくなるんじゃないかという心配性のために、「5本ください!」

いやいや、専門家ってさすがだね。と言うか、これが当たり前だよね。やはり例の老舗百貨店では買えないな。岡山駅前にイオンが出てきたら本当につぶれるのではないだろうか。店員の様子を見ていたら本気で心配してしまいますよ。 

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チビの運動会

2013年10月14日 09時49分04秒 | 写真

チビの運動会 2013.10.12

子供たちの姿も可愛いが、先生たちが一生懸命がんばってくれていて、本当にありがたいと感じながら見ていた。

チビは問題児で、というか元気がよすぎて、そんな子供たちばかりをグループにして常に先生がそばについていた(ように見えた)。

チビは幼稚園が好きで、金曜日には「明日はお休み?」と休みを喜ぶのだが、今回のように3連休(運動会の代休で火曜日まで休み)だったりすると、「早く幼稚園に行きたいなぁ」と心待ちにしたりする。

幼稚園初日から、送っていったママの方を振り返りもせずに駆けていった子だから、無理もないって言えば無理もない。

運動会の次の日にはママたちの大学祭に行って、さすがに疲れたのか夜には38度を超す熱が出た。解熱剤を飲ませたら翌日には元気になった。さっき一緒にパンを買いに行ってきた。小さなチョコパンとクリームパンの4個セット。私が焼いた食パンを食べていたらそれも横からとって食べた。

食欲が出たからもう大丈夫。子供は元気だ。そばにいれば自分も元気をもらうようだ。

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今日の見もの(プリンセス トヨトミ)

2013年10月13日 08時58分35秒 | 見もの

プリンセス トヨトミ
TOYOTOMI
2011年 119分 日本

日本映画がおもしろいのはわかっているが、見るならやはり金のかかっている方がとつい感じてしまい、洋画を見ることが多い。そんな日本映画の中でもこれは見たいと思っていた。詳しくは知らなかったが、豊臣家の末裔がとか大阪が国になって・・とかをちらっと聞いていた。

7月8日金曜日、午後4時――大阪が全停止した。

遡ること4日前の月曜日。東京から大阪に3人の会計検査院調査官がやって来た。税金の無駄遣いを許さず、調査対象を徹底的に追い詰め“鬼の松平”として怖れられている松平元。その部下で、天性の勘で大きな仕事をやってのけ“ミラクル鳥居”と呼ばれている鳥居忠子、日仏のハーフでクールな新人エリート調査官、旭ゲーンズブール。

彼らは順調に大阪での実地調査を進め、次の調査団体のある空堀商店街を訪れる。その商店街には、ちょっと変わった少年少女がいた。お好み焼き屋「太閤」を営む真田幸一と竹子夫婦の一人息子・真田大輔は、女の子になりたいという悩みを抱えていた。その幼馴染・橋場茶子は、大輔とは対照的に男勝りでいつも大輔を守っていた。そんな商店街を訪れた調査員一行は、財団法人「OJO(大阪城跡整備機構)」に不信な点を感じる。だが、徹底的な調査を重ねるも、経理担当の長曽我部にのらりくらりとかわされ、諦め始めた鳥居も「これでOJOが嘘をついているとしたら、大阪中が口裏を合わせていることになりますよ」と不満をもらす。そのとき、松平の脳裏にある考えが閃いた。「そうだ、大阪の全ての人間が口裏を合わせている……」

意を決して再びOJOを訪れた松平の前に現れたのは、お好み焼き屋「太閤」の主人・真田幸一。そして「私は大阪国総理大臣、真田幸一です」と発せられたその言葉に松平は耳を疑った……。※あらすじはネットより(改)

やはり日本映画には「情」がある。

米国映画には愛とか勇気とかあるだろうが、その愛とは個人的な物で、特定の人や家族に向けられた物が多く、その勇気とは、かっこいいがアメリカンフラッグに騙された無知さ加減を感じてしまうこともある。まぁそれは自分の勘違いとしよう。グローバルで普遍的な愛と勇気とみんな思うだろう。でも日本映画にある「情」とはちょっとニュアンスが違う。どう言っていいのかわからないが、どこか違う似て非なる物に感じている。

この映画、原作の小説があるみたいだ。映画化にあたり、ぴったりの役者が見つからないという大人の事情で変更になった部分がある。おかげで原作→映画の順で見た人には評判が悪い。私は映画を見たので何とも思わなかったが、何事も最初に惚れた方が強い。初恋の人に勝る人なんていないと言うこと。原作を先に読んだ人は、その評価は仕方ないだろうと思う。

私はと言えば、非常に楽しめた映画だった。

男の子が女装したり、それを幼なじみの女の子が助けたりはどうも違和感があるが、大阪国のことや最後に中井貴一(真田)が松平に語る(説得?)シーンは今でも心に残っている。私、駆け出しの頃の中井を見てそんなにいい役者と思わなかったけど、今は彼の映画なら見たい。いい表情だ。お好み焼きのキャベツを切るシーンはちょっと笑っちゃうけどね。

最初の言葉から最後のシーンまで、計算し尽くされた伏線は、まさに小説が源の故だろう。端から端まで、隅から隅まで、全部が楽しめるまさに『映画』だったと今感じている。

エンドロール、出演者に「大阪国の皆さん」と言うのも良かった。ホントに最後の最後まで楽しめた。

さて、この手の奇想天外さを馬鹿馬鹿しいととる人は、かわいそうに、やめた方がいい。映画として、小説として、楽しめる人にはお勧めだ。

たぶんこの後、一度親と真剣に話してみたくなるだろう。そんな時間を持てる大阪国を、心から羨ましく思うとともに、いつまでも続いて欲しいと言うのが今の私の心である。

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今日の買いもの(丸洗いできる布団)

2013年10月12日 14時22分59秒 | 買いもの

丸洗いできる掛け布団
4,981円 ふとん工場サカイ 楽天通販

今家にいる時間の大半はチビと一緒だ。帰宅すると一階(二世帯住宅で、二階がチビ家、一階が自分たち)で遊んでいるかソファーでお昼寝中。そのまま一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、TVアニメか映画を見て一緒に寝る。ご飯を上で食べることもあるのだが、すぐ降りてきて一緒に寝ることが多い。ちびママはもうちょっとで子供が産まれるから、チビとあまりドタドタ遊べないし、抱きつこうとして強くお腹にぶつかっていったこともあるから今はその方がいいと思っている。ありがたいことに一階になついているからチビも喜んでいるわけだ。

私の部屋には一人用のベッドを入れたかったのだが、こんなこともあろうと予想されていたのでセミダブルにしてある。おかげでチビと一緒に寝ても問題ないのだが、ダニ対策に困っていた。

かつて、ダニかどうか知れないが、ひどく気になる時があって、いまだに布団やベッド、部屋、床が気になるのだ。布団や肌に触れる物は全て防ダニ製品にし、掃除もできる限りしている。羽布団で寝ているのだが、帝人の少し高級なダニ防止シーツを使っている。この製品は非常に手触りが良く、チビもお気に入りだ。

が、最近温度が気になってきだした。薄着のチビのためにはもう少し布団が暖かくてもいいかなと。毛布を使いたいのだが、チビは「チクチクする」とご機嫌斜めだ。じゃぁもっと暖かい羽毛布団を買うか・・、しかし二枚あっても困るし、そこまでお金をかける必要も無かろう。あと2年も3年も一緒に寝るかと言われたら疑問だからね。

と言うことで、チビ用と私用の布団二枚体制にしたらどうかと考えた。私は羽毛布団の軽さもいいのだが、もう少し重めがいいなと思っていたのもある。そんな製品を探していて見つけたのがこの「サカイのふとん工場」。

丸洗いできる、防ダニ、アレルギー対策、日本製と何拍子もそろっていて、その上、大きい商品で結構かかるはずの送料が、「レビューを書いたら無料」とのこと。ちょうど税金分ぐらいの楽天ポイントがたまっていたので、5000円弱で買うことが出来た。

昨日届いて、もう一枚ある帝人のお高いシーツにくるんで使っている。チビにも好評だ。と言うか、チビがこの布団をとってしまい、私は今までの羽毛布団を使う羽目になっている。

本当に寒い時は毛布と布団を使う様に、布団二枚をセットにして使ったらどうかと思っている。それでも昔の布団に比べたら軽い。たぶん寝ながら無意識のうちに布団の取り合いをするだろう。そんな時でも二枚あるのだから風邪を引かずにすみそうだ。

安い値段だが、結構役に立ついい買い物だったのではと、今思っている。

ああ、配送とかお店の人の態度(メールだが)もとても良い感じだった。お勧めします。

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