ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

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今日の見もの(アラジン完結編)

2011年08月15日 10時34分23秒 | 見もの

アラジン完結編 盗賊王の伝説
Aladdin and the King of Thieves
1996年 83分 ディズニー ビデオ

アラジン三部作の最後。

アラジンとジャスミンの結婚式が行われることになり、砂漠の都アグラバーは興奮に沸き立っていた。だが、新郎新婦が誓いの言葉を交わそうとしたまさにその時、カシーム率いる盗賊団が式を台無しにしてしまう。一団は幻の秘宝“ミダスの手”を探すため、王宮に保管された“お告げの杖”を奪おうとしていたのだ。盗賊団に立ち向かうアラジンだったが、やがて盗賊王カシームが幼い頃生き別れた父親であることが分かってしまうのであった。父を結婚式に招待するアラジン、父親を信じていいか不安な王女や国王、信じていた父が犯した裏切り、しかし見捨てることの出来ないアラジン、ついに父の追い求めた宝が眼前に。手に入れた宝を父はどうしたか・・。

今だから書くけど、人間は多くの間違いを犯すものだ。私も間違いを犯した。バットマンを「修行」と書いたが、今から考えれば修行ではなかった。バットマンは「映画」だった。今アラジン三部作を見終わってそれがわかった。アラジンこそ修行だった。この映画の途中、何度ももう止めようと思いながら根性で見終えた。疲れたけど、これで全部意味が通じたし、もうこれ以上続編も作られないだろうから満足した。

子どもは「1作目はいいけど、2作目以降はくそ」と言っている。それが一般的な評価なのかも知れない。とにかくこれで終わった。たくさん楽しめたと言っておこう。映画の価値も感想も人それぞれ。1時間と少しを子どもと楽しめたならよいだろう。ぜひ借りてくださいとは言わないが、時間つぶしにはいいだろう。それと、大人と子どもの感じ方は違うから、子どもにはいいんじゃないかと思う。

大人として感じたのは、アラジンは国王のような地位にはふさわしくないと思ったこと。国王というリーダーは、『泣いて馬謖を斬る』ことが出来ないとダメだ。親子愛とか情とかも大切だけど、それは人間としての資質であって、上に立つものとしてそれを優先するのはいかがかと思う。これは特に2作目、3作目に感じた。まぁ子ども向けの映画だからそんなこと言うなと言うのもわかるけどね。

ランク:最後まで見てください。それがアラジンへの礼儀。しんどかった。 

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