ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の買いもの(ハロウィーン)

2011年10月31日 21時33分18秒 | 買いもの

ケーキ屋でもらったお菓子(無料)

今日はハロウィーン。何でこんな行事をしたがるのだろう。元々日本にはない行事だし、伝統だけでなくいわれもしきたりもやり方も、今の日本人が持っているものは何もない。ただ、これをすればお菓子は売れるしグッズも売れる。バレンタインデーと同じ、経済効果のための行事にしか感じられない。それよりはお月見なり花祭りなりの昔からある行事を伝え、保存しておく方がいい。「ハロウィーンで大切なのは、こういう行事が外国ではあるという知識と理解だと思う。それを日本に持ち込んでどうすると言うのか」が自分の考えだ。でもまぁ小さな子にとってはどんな行事でも楽しい。チビもそうだったらしい。

帰宅したらチビが来ていて、ディズニーランドで買ったオーロラ姫のドレスを着ている。なんでもケーキ屋に仮装していったらお菓子をくれるんだとか。3人姉妹が変なのを着てお店に入っていくのを見て、自分のすると言ったらしい。チョコケーキとキャラメルロールを買い、このお土産をもらって帰って来た。ドレスで外に出られて楽しかっただろう。

さて件の3姉妹、何も買わずお菓子だけもらって出て行ったそうだ。3人を連れてきた親、こういう親たちを相手にしていかなければいけないんだからこれからの日本は大変だ。昔のやり方を継続していってたら良い国だったのにね。

友人が四国に行ってきたお土産。職場でもらった。

隣の人が食べようとして、慌てて止められた。

「石けんですよ!」

一緒にお菓子も買ってきていて、それも同時に配られたものだからみんなお菓子と勘違いしていた。

家人にあげたのだが、すぐ使うように釘を刺した。チビが見たら間違いなく口に入れるだろうからね。

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今日の買いもの(アンパンマン弁当)

2011年10月31日 00時41分02秒 | 買いもの

アンパンマン弁当 1100円(?) イオン倉敷

子どもが買った。中身じゃなく、外側が欲しかったらしい。

義息が東京から帰ってきていたのだが、こっちも少し落ち着いたので月曜から仕事に戻ることにした。土曜の夕方の新幹線に乗ったのだが、お弁当を持って行こうとカツの弁当かなんかを買った。ちょうどイオンで駅弁フェアをやっていたらしい。その時ついでにちび用に買ったのがこれ。上のアンパンマンは水筒になっていて、下の白いところが弁当箱になっている。

中身はこんな感じ。子どもが喜ぶようにしてあるが、量は少ない。かわいさとキャラのお金だな。

ちょびっとしか入ってないのに高いじゃんと思うのだが、「ハランだってこのフォークだって、アンパンマンがついていると高いのよ。それがついていて、洗えば何度も使えるんだからと思って買った。」と子どもは言う。チビは、今はいないないばぁもおかあさんといっしょも全然見なくなって、アンパンマンやジブリやディズニーの映画ばかり見るようになった。ちゃんとストーリーのあるものの方がいいらしい。そのアンパンマンのお弁当箱+水筒+フォークなら、確かに子どもの言うように価値があるというものだ。

それにしても、小さい子にとってどうしてアンパンマンはあんなにいいのだろう。もう少し大きくなったら、性別に合わせて仮面ライダーやプリキュアを見るのだろうが、小さい頃は男女を問わず必ずアンパンマン。やなせたかしは偉大だなぁ。

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今日の買いもの(トップバリューのLED電球)

2011年10月30日 01時16分21秒 | 買いもの

階段の電球がやっかいだった。毎日使う物だし、切れていると大変困る。ところが天井まで背が届かない。今まで数度交換したが、たまたま他の修理に来た電気屋さんに頼んだりしていたらしい。

ここ一年ぐらいチビがスイッチを押すのが好きで、日に何度も点けたり消したりしていたので、絶対近いうちに切れるなと心配していたら、案の定水曜日に切れてしまった。切れたら次は長持ちするLED電球にしようと買ってあったのだが、上のように簡単には交換できないので職場から脚立を借りてきて昨日交換した。明るさは前とそんなに変わらない。白色光と電球色の二種類を買っていたのだが、今まで通りの色にした。階段の場合、少し暖かい感じの色が合うだろうと思った。昔からトイレや階段はこの色だったからね。

買ったのはイオンの製品。数ヶ月前に買ったものなので値段は覚えてない。どこかのレビューに、トップバリュー製は明るさはたいしたことないが値段が安いと書いてあり、さらに安売りしていたので家人が買ってきた。上述のように二種類を各一個ずつ買っていた。たぶん一個が1280円~1980円程度。1500円以下だったような気もするが覚えてないので何とも言えない。

階段だから、ないと困るけどめちゃくちゃ明るくなくてもいいし、明るさのムラがあってもかまわない。とにかく長持ちしてくれたらいい。これからさらに年取ったら換えることすら出来なくなるかも知れないから。問題はLED電球は長持ちするとは言うが、何度もスイッチをオン・オフしても大丈夫なのだろうか。点けっぱなしなら長持ちするけど、頻繁にオン・オフするとたいして持たないじゃぁ価値無いなぁ。長持ちすることを祈っている。

写真は、左が買ってきたもので右が切れちゃったもの。オリジナルはかなりでかい。交換した方は二回り以上小さい。だからといって軽いとは感じなかった。LED電球ってこういうものなのかな。

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今日の買いもの(ポメラ DM5)

2011年10月25日 18時49分45秒 | 買いもの

デジタルメモ「ポメラ」 DM5
5,980円+送料490円(合計6,470円)
ソースネクストeSHOP特別販売 通販

衝動買いした。今から考えたら不要だったかも知れないが・・・。

ポメラは自分の仕事にとってと「記録が趣味」の自分には最高の機械だった。確か物欲番長の斉藤さんが買って記事を書いていて、即欲しいと思ったわけだ。当時の機械がDM10。結構な値段がした。いつだったか、それが一万円台で買えるチャンスがあり、買っていた。

ところが思ったような使い方が出来ず、それには仕事が忙しくて自分の身体が思うようにならなかったせいもあるが、目の老化とか思ったより大きく重かったことや取説を読まずに使っていて、イマイチ使い方に不満があったこと、ファームのバージョンアップがあったが有料(送料)で高かったこと、、、などで遠のいていたわけだ。先日使ってみようと思ったら起動しない。CR2032も換えたがダメ。使わない機械は劣化が激しいからてっきり壊れちゃったんだと諦めていた矢先、ソースネクストのメールで下の機種を安売りすると来た。5980円という安さで、どうしようかと悩んでいるうちに完売になってしまった。まぁこれも運命と思っていたら、再度入荷とのメールが来て、黒のDM10を使っていた関係もありホワイトを購入。

結局DM10は壊れていたわけじゃなく、使えるし最新ファームにも自力でアップできたのだが、メモにはよくても日記としては使いにくいので、その日のメモ(日記)はDM5で、仕事用のメモはDM10で書いている。若い人にはDM10で仕事しているのがえらく格好良くうつったようで、私がちょっと仕事をしているとまわりに寄ってきて驚いた。

この天板はシルバーだが、他にもピンクとかあるらしい。DM10に比べてちゃちで剛性がない。お金持ちなら最小位のDM20がいいだろうが実売でDM10+DM5×2ぐらいの値段なので、自分はどうかな。そこまで金かけるほどじゃない。DM5一台でいいかもしれない。

大きさはこれぐらい。ちゃちなぶん軽い。それはいいところ。画面が小さいのは気にならないが、DM10より表示品質がかなり落ちる。10はTFTだからね。コントラストや明るさがボロの象徴だな(笑)。でもそう困るほどではない。もう少し明るかったらなぁぐらいの愚痴程度だ。

しかしカレンダークリックでその日のメモが書けるから、そこはとても便利。小さく軽いからカバンに入れっぱなしでもいいし、気づいたことやその日の日記・メモにはこれがいい。データはデジタルだから流用がきくし、私的には剛性以外はDM5があれば事足りそうだ。

パナソニックのマイクロSD 2G 1280円
カメラのキタムラ店頭(110円のポイント引き)

唯一困ったのがこれだ。マイクロSDが入れられ、カレンダー・メモはデータがそちらに保存される。キングストンの2Gじゃハングする。リセットすると一度は使えるが、もう一度使おうとするとハング。HPにはパナとサンディスクしか対応してないと書いてある。とは言っても普通はどこのメディアでもOKだし、他の(安いメーカーの)で試してみるかとも思ったが、ちゃんと使えなかったりデータが消えた方が困るので、パナのを買いに行った。近所の店は全て定価の1680円。通販が1280円だったので、通販に決めようかと思った最後の店がキタムラで、ここでポイントを使いながら買った。先程使ってみたが、何のトラブルもなく安定している。精神衛生上も考えたら安い買い物かも知れない。

「今は東芝も海外物になって品質が落ちた」(ネットの声)、『パナが唯一の日本製』と言う書き込みにもそそられてこれを購入。まぁ一枚ぐらい高級品があってもいいでしょう。それにホント、電源を入れた時にスッと使えなかったらポメラの意味がない。ハングするなら使えない。1280円で気持ちよく使えるならいいことだ。

さてもう遅い。日記を書いて寝るとするか。今、子どもがイオンでもらってきた小さな布袋に、めがね、万年筆、単三デジカメ、メモノートとポメラを入れて家の中をウロウロしている。趣味の記録がいつでも出来る。なんかとても嬉しい(笑)。

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スカイライン -征服-

2011年10月24日 20時27分58秒 | 見もの

スカイライン -征服- 原題:Skyline
2011年 94分 アメリカ

今年6月に公開された作品で、アメリカでは昨年の公開。10月はじめからレンタル開始だが、セルDVDは11月からと言うこと。まだ見てない人はこれ以上読まないよう勧めます。

昔の友人がアメリカで大成功している。その誕生パーティーに招待された恋人ふたりがLAに着いての話。多少の行き違いもあったが、楽しくパーティーをして豪華な部屋で雑魚寝。次の日の朝、強烈な青い光で目を覚ます。何かと思って見た人は、その青い光に魅入られたように動けなくなり、吸い込まれてしまった。おびえる女性。成功者も恋人ふたりも異常な事態に気づく。何か調べようと屋上に上ったふたりの男たちの見た風景は巨大な宇宙船だった。

ふたりが見たのは人間がこの宇宙船に吸い込まれていく風景だった。あの青い光を見たら逃げられなくなる。最初はビルに隠れていたが、このままでは殺されてしまうと海に逃げようとする。しかし宇宙人たちはそれを許さなかった。次々に捕らえられていく友人たち。彼らは頭から脳みそと脊髄を引き抜き食べていた。助けに来たアメリカ軍も必死に戦うが、圧倒的な強さの敵には無力だった。最後まで戦った恋人ふたりだったが、ついに・・・。宇宙船が来てから三日間の戦いをえがくSF映画。

最近こんなのばっかりだ。いつも無慈悲で邪悪な侵略者が、それもロサンジェルスばかりを狙う(笑)。内容は世界侵略:ロサンジェルス決戦と似たような感じ。ただしこっちはモビルスーツのような服を着た敵じゃなく、でっかいエイリアン型宇宙人。ひょっとしたらそのでっかいのは生物細胞を利用したロボット(サイボーグ)か、同様のもので作られたモビルスーツかも知れない。中で小さな宇宙人が操縦しているようにも感じたが、よくはわからない。とにかく圧倒的な力の相手に歯が立たず、ただ逃げ惑い狩られていく人間の弱さを描き出している。

「もしエイリアンが地球を訪れたなら、コロンブスがアメリカ大陸にやって来たようになるだろう。」(つまり、先住民にとって最悪の事態になるに違いない)とはホーキング博士の言葉らしい。まさにそれは当たっていよう。

この映画も、前に書いた「宇宙人が本当にやってきた時に人類に免疫があるように刷り込みをしておくための映画」なんじゃないかと勘ぐってしまう。間違いであって欲しいものだ。

この映画、3日間をえがいていて、1日目と2日目は時間も長いし、スリリングで迫力もあったが、3日目に関してはあっという間に終わってしまう。それに恋人の男性の方があんな行動をするので良かったのだろうかとちょっと疑問に感じた。

ランク:CGがきれい。音も映像も迫力があり楽しめる。シナリオは??

見ながら感じたのは、地球の重力であれはありえんだろうと言うこと。母船や小さな乗り物は重力をコントロールできても、生身の生き物はああいう行動は出来ないはず。ありえねぇと思いながら見ていたので、そこはちょっと興ざめ。それになぜ脳髄を欲しがるのか。これも納得できない。まぁ異星人なんだから理解も納得も不能なと言えばその通りだが。いずれにしても、ホーキング博士の危惧が現実にならないことを祈ろう。

笑っていいともが始まってそう経ってない頃、タモリが「いつか高速道路の空を見上げたらものすごい数の宇宙船が空を覆っているんじゃないかって思っている」と言っていた。私にもそんな根源的な恐怖がある。ロスの空にぽっかり浮いている巨大な宇宙船の映像は、私の心の底に潜んでいる恐怖を思い出させる。この手の映像はいつ見ても怖い。いつか現実になるのではと、今もひどく怖く感じている。

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今日の見もの(宮崎駿のCD劇)

2011年10月23日 14時20分59秒 | 見もの

宮崎駿の劇CD 倉敷市立図書館

本を読まなくても勝手に読んでくれる本は理想だった。目をつぶってベッドに転がっていて本が読める。怠惰で楽な読書だ。星新一の未来では、(これ以外のことも含めて)全ての家事を全自動でやってくれるロボットや家が出てくるが、それは遠い世界の、ひょっとしたら未来永劫実現しないかも知れない世界だった。しかしよく考えてみれば、こんな朗読CDは「全自動で、読まなくても読める本」ではないか。未来の本に近いんじゃないか。

今まで借りたカセットブックや朗読CDは、文学作品や講演が主だった。特に講演のCD(カセット)は面白い上に役に立ち、大好きだった。今回もそんなのがないかなと探していたら、いつも見ていたコーナーにこの宮崎シリーズがたくさんあった。

大部分は戦争についてで、たぶん二次大戦に関してだろうと借りる気にならなかったが、これはラピュタみたいな幻想的な話かなと思って借りた。

仕事に追われ、生きている価値を見失い、今の日本に嫌気のさした若者がいた。その男は、戦争中の国に行き、戦場カメラマンのように(記念)写真を撮ると言う、ふざけたツアーに申し込む。ぬるま湯の日本から降り立った先は本物の戦場。直後、バスは空爆を受け自分を除いてみんな死んでしまう。命からがら逃げた若者だったが、ついに撃たれてしまう。大量の血が地面に吸い込まれていくさなか、不思議な声を聴く。それはかつてこの地に生きた王子の声であった・・。

面白くなかったかと言われたら、そんなことないというだろう。まぁ悪くはなかった。が、良くもなかった。

時間が短いこともあり、ラピュタのように深い話にはならない。聞きながら、「よくある話だな」と感じた。陳腐とまで言ったら悪いが、先の読める展開で、宮崎駿の話と言うにはもの足りなかった。

まぁ私が期待しすぎていたのかも知れない。と言うより、これって壮大なストーリーを作り上げる前のシミュレーション、習作じゃないのかしらん。そう考えたらまた別のおもしろさがあったのかも知れない。

上述のように悪くはない。暇つぶし、と言う言葉は良くないか、、、空いた時間を楽しく過ごすにはいいのではないだろうか。今度は別のを数枚借りて聴いてみよう。そしたらきっとはっきりわかるだろう。

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今日の見もの(チック・コリア)

2011年10月22日 22時40分56秒 | 見もの

チック・コリアのCD 県立図書館

これは偶然だった。

県立図書館の資料を検索していた。その画面に表示されたのがチック・コリアだった。そしてなぜかその画面をクリックした。予約していた。そのCDは「チック・コリア・ソロ Vol.1」だった。

チック・コリアは知っている(た)。自分にとってはジャズではなくフュージョンのイメージだった。CDはリターン・トゥ・フォーエバーだけ持っている。レコードは他にも持っていたが、今となっては聴けないのでリターン・トゥ・フォーエバーきりと言っていいだろう。あまり聴いてはなかったが、以前に書いたようにオーディオセットを換えた時に急に聴きたくなり、あれから時々聴いていた。やはり私にとってはフュージョン以外の音楽ではなかった。

その借りたCDに針を落として驚いた。めちゃくちゃいい。どこがと言われるとわからないが、とにかく聴く気になる。ここ最近、書斎で仕事をする時も常にと言っていいぐらいこのCDが流れていた。欠点と言えば少し短いことぐらいかな。CDは70分が限界だから、それはチックのせいじゃない。

味をしめて(笑)、県立を検索してみた。

  • チック・コリア・ソロ・ピアノ
  • チック・コリア・ソロ Vol.2
  • スタンダーズ・アンド・モア
  • ライト・アズ・ア・フェザー
    チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエヴァー

4枚しか予約できないので、これぐらいとクリックしたのだが、今回そのうちの二枚を借りることが出来た。上の写真がスタンダーズ・アンド・モアで、下の黒っぽいのがソロ・ピアノ。どちらも悪くはないが、Vol.1を聴いた時の衝撃はない。今の自分にとってはあのシリーズが最高だ。たぶん一週間後に借りられるVol.2にすごく期待している。

チックだが、ショパンやシューマンのような技巧を駆使した楽譜ではない。久石譲のようなメロディアスな曲でもない。メロウではないし、高貴な(という言い方がいいのかどうかわからないが)響きのピアノ音ではない。なのにその音に包まれると心地いい。ジャズ(あるいはフュージョン)と言ったら、楽器ならマイルス・デイビスやハーブ・アルパートだった(自分にとっては)。ボーカルならレイ・チャールズやサッチモ、一番たくさんレコードを持っていたのはサラ・ボーン。まぁそんな人たちだった。私にはジャズとは遠い世界の音楽であり、完全な素人だった。

だけど今はピアノの音が聴きたかった。ジャズ/フュージョンだけでなく、クラシックでもイージーリスニングと呼ばれる音楽でも、とにかくなぜかピアノが聴きたかった。そんな時に出くわしたチック・コリアは、今の心にジャストフィットだったのかも知れない。

ただ、残念だがスピーカーを選ぶようだ。アンプもだろうけど、今は切り替えて使うほど持ってないのでスピーカーの方に関心がある。

自作のSPはまぁまぁだが、ビクターのウッドコーンはどうも合わない。ケンウッドもダメ。エンクロージャーという古くて重い金属側のSPがいい。このブックシェルフ・3ウェイはジャズやロックにいい。これで聴いたチックのピアノが最高だ。

次はキース・ジャレットがいいなと同じく県立で検索したが、こちらはあまりなかった。ケルンコンサートがあったので予約したが、貸し出し中ゆえ、しばらくはチックだけになりそうだ。

さて、音楽に包まれていたいがそうも行きそうにない。

こんなこと起こるとは思いもしなかったことが起こるのが人生だ。いま少し驚いて戸惑っている。しかし何が起ころうとも天の決めたこと、神様の思し召しとしか言いようがない。東京から義息が10日間の休みを取って帰って来てくれた。有り難いことだ。人がそばにいると安心できるし、心の安寧にもつながる。ちょっとホッとした気分だ。

ちょうど仕事が忙しい1週間に突入する。本当ならこんな文を書いている場合じゃないが、これも心を落ち着かせることにつながる。まぁ書けているってことは幸せなのだろう。

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今日の見もの(食べ物の本)

2011年10月16日 23時56分56秒 | 見もの

大活字本 食べ物に関する本 市立図書館

自由な時間がない。今の自分には最大でも1時間ぐらいしかない。仕事でしなければいけないこともあり、それを持って帰ったのだが、結局手を付けられなかった。半ばあきらめの境地に入りつつある(笑)。

それでも土・日の空き時間を使って図書館にだけは行ってきた。県立のCDを返さないといけないからだ。前回借りたチック・コリアが絶品で、ぜひ他のも聴きたいと思っている。まぁそれは別の機会に書きませう。

本を返しに行ったついで、朗読CDやこんな本を借りた。これならメガネが無くても見られるし、チビや家人の脇で少しの時間読むことが出来そうだ。大きく重いのが面倒だが、まぁそのあたりは仕方ない。

時間もないからまだ全部は読んでないのだが、これは短編、と言うよりコラム程度の短いエッセイをダラダラとまとめてある本なので、どこからでも読めるし一話がすぐ読める。今の自分には適当だ。5分ほど空いた時間を何度か利用して、おでんやラーメン、うどんについて少しずつ読んでみた。で、笑ってしまった。

たぶん少し前に書かれた本なんだろう。それに書いたのが東京人ばかりなのだろう。うどんについてこう書かれている。

「うどんは関西のが旨い。その中心は京都か大阪あたりだろう…。」

東京人はうどんを食べないようだ。そのおかげで、『うどんという食べ物を関西(地域)ではよく食べるらしい。東京のうどんと違って(醤油だけでなく)出汁を使って淡口の美味い味付けのものが食べられる。どう、(私それを知っているんだぜ)すごいでしょ』みたいな心が透けて見える。まぁ今は讃岐が有名になってどこが本場かわかったんだろうけど、当時の感覚はこんなんだったんだろうな、と言うか、東京人は知らないんだなと笑えてしまう。

子どもが、「東京ではこっちで売っているうどん玉のように生そば玉を売っているんよ」と驚いていた。「東京のうどんはまずいし汁なんて真っ黒と言うから食べてみたけど、醤油の味しかしない。あれで東京の人は美味しいのかしら」とも言っていた。「うどん玉って、こっちなら(袋に入ったものが)20円とか30円、安い時には10円のとかあるけど、東京ではそれらが一玉100円ぐらい。焼きそばの玉も100円。ヨーグルトだって、こっちなら3個パックとかだけど、基本的に全部1個。それなのに同じ値段。」と不思議がっていた。

冷凍うどんを買ってきた彼女は、面倒だから汁の素を買ってきて食べようとしたが、こっちで売っている大手の素さえない。店の人に探してもらったら棚の上の隅の方にほこりをかぶったのがあっただけ。東京で売られている他の高いものとも食べ比べたけど、やはり「あれが一番美味しかった」とのこと。「東京は蕎麦」なんだろうな。

ただ、彼女の口には「有名なところにも行ったけど、値段と比較して『すごく美味しかった』と言うほどではなかった」ようだ。蕎麦を食べ慣れてないからかも知れないが、美味しいものは必ずわかると思っているので、今回のその店ははずれだったんだろうと思う。味覚なんてそうは変わらないものだろう。関東の人には慣れ親しんだ美味しい味だろうから彼らにはとても美味いに違いないが、日本全国そう感じるわけじゃない。

彼女に言わせれば、東京は「何でも塩辛い」とうつっている。

「どこで何を食べても、東京価格に東京濃度(笑)」

素朴な疑問だが、我々が美味いと感じる讃岐うどんは関東の舌にとってはどううつっているのだろうか。美味しいのだろうか。味が薄くてまずい(ものたらない?)のだろうか。本には書きたくても書けないこともあるだろう。真実の意見を聞きたいものだ。

故郷の味がいつまで経っても何と言われても一番というのは、古今東西、民族も人種も超えて間違いなく真実だろう。食べ物の味はそれでいいと思う。ただ、どううつっているかが知りたい。それは私の、科学者としての興味だ。

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今日の見もの(イ・ムジチのコンサート)

2011年10月10日 01時06分40秒 | 見もの

イ・ムジチ合奏団コンサート 四季他
シンフォニーホール ふたりで1万円弱

体が動かない。昔なら3日で出来ることが半年経っても出来ない。出来る気がしない。手がうまく動かないし、気力も体力も集中力も持てない。このブログはリハビリのつもりで手を動かしているが、それも大変になってきた。調子のいい時はそれでも一週間に一度か二度書いて、それを予約投稿しているから毎日更新しているように表示されるが、この三連休に至っては、書きたいことがあっても手を動かす気にならない。チビと遊びたい気力はあるのはいいことなのだろう。

そんなこともあって、色々試している。先日のオーケストラに続いて、今度は室内楽に行ってきた。あのイ・ムジチがこんな地方に来ると言うことでチケットを予約した。S席7000円だと思うが、職場の福利厚生補助で家人と二枚買って9000千円弱。そのぶん席を指定できないのが欠点。今回も前の方だったがかなり右に寄っていたので見にくくはあった。まぁジョブズの顔がよく見えて楽しかったが(笑)。

イ・ムジチは子どもの頃に四季がものすごく売れていて、いつ見てもクラシックのレコードチャートで一位だった。数年間一位を独走したのじゃ無いだろうか。子どもだった私はもちろんレコードは買えなかったが、イ・ムジチの四季というと今でも世界最高と感じて、尊敬と言うより畏敬の念を感じるぐらいだ。初めて買ったクラシックCDも彼らの四季だった。当時4500円。死にそうに高かった。

コンサートだが、イ・ムジチの四季が聴けたのだからそれだけで満足だ。それに前半の曲も楽しかった。坂本龍一をやってくれたのは日本を意識したのか? 今回は特に震災(や原発事故)で傷ついた日本を応援するようなコンサートだった。チェンバロの人がユーチューブでくれたメッセージも、ロビーに置かれた義援金箱や表示なんかもみんなそんな感じ。それで特に日本ゆかりの曲を演奏したのかなとも感じた。

CDやプログラムを買うと、メンバーが出てきてサインしてくれるというサービスまであった。帰りのそのあたりは混雑していたよ。

アンコールになって、それまで観客席に愛想をしてくれていたチェロの若者が日本語で話してくれ、それが大受けだった。丸坊主にしたこのやんちゃなスチーブ・ジョブズ(笑)は、それまで彼のしていた仕草通りの楽しい人で、観客は皆満足しただろう。私たちが彼をよく見える場所だったのは神様からのプレゼントだったのかも知れない。

今までアンコールと言えば、曲をねだる拍手をしていたことが多かったが、特に赤とんぼでは感謝の拍手をした。日本に力をくれた時間だった。私は手を合わせたよ。他の拍手も、演奏が良かったからよりも感謝の拍手だった、私はね。

家人は最高に楽しいコンサートだったとひどく喜んでくれた。私のよいリハビリにもなったかな、心にも身体にもね。

そうそう、コンサートを聴き終わって家人と共に話したのは、「音としてはビオラやチェロの高さが好きなんだけど、やっぱりヴァイオリンが一番の花形だと思い知らされた」ってこと。あの高音は他には真似できないよなぁ・・、とね。

さて今日からしばらくはイ・ムジチ(=音楽家たち)の四季を聴くことにしようか。1970年代にレコードチャートを独走したやつがいい。正直今となっては古くさくも聞こえるが、しばらくはお気に入りのカラヤン=ムターはやめにすることにした。やはりここは彼らで無いとね。それは私の彼らへの畏敬の念と、感謝の気持ちからだ。昔、LPレコードを買う度にくれていた案内本の中のランキング、あの一位を独占していたイ・ムジチが目の前で演奏してくれたとは今でも信じられない。メンバーは違っていても彼らは間違いなくイ・ムジチだったし、私の憧れは今ここに成就した思いでいっぱいだ。

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今日の買いもの(小さなスリッパ)

2011年10月05日 20時14分51秒 | 買いもの

小さな黒スリッパ靴 157円 イオン・3コインズ

この靴(スリッパ)が欲しかった。

職場で今これを履いていて、もちろん本物ではなく偽物の安いものだが、ぼろくなったから新しいものが欲しいがなかなか手に入らなかった。サイズのせいだ。

この手のものは、どこでも売っているのだが、黒で小さいサイズとなるとなかなか無い。小さいと紺だったりオレンジだったり。黒はと言えば、人気がないのかそもそも無いし、あっても巨大なサイズで自分には合わなかった。職場では、服装からどうしても足下は目立たない色が良かった。と言うか、黒しかなかった。やっと見つけられた。ホッとした。

売っていたのは新しくできたイオンのお店で、3コインズという315円均一の店だ。オープン当初に行ってみたが、私には全く魅力がない店でもう行かないだろうと思っていた。ところが先日、子どもと話していたら、彼女はとても気に入っていて、おしゃれ+いいものが多いと言う。女性向きばかりだから私と感想が違うのもまぁ当然。それでも彼女がそう言うぐらいだから今度行って見ようかなと思い始めていた。

日曜日、チビを疲れさせて昼寝させようとイオンに行った。で、その店に入ってふと脇を見るとこれがあった。驚き&嬉しくなって早速購入。他のものを買うついでに家人に買ってもらった。

店から出てきた彼女は、「ここにシールが貼ってあるのは半額だって。157円だったよ。」と言う。どこにも「半額」なんて書いてあった覚えがなかったので、ちょっと得した気分。

履き心地だが、足にぴったりのサイズ。あつらえたみたいだ。今使っているのより少し材質が固いみたい。ただし、これは履いていると感触が変わるかも知れない。とにかく自分としてはやっと見つかってよかったと言う気持ちの方が強い。満足している。

他に買うならと訊かれたら、、、水玉模様の傘がいいかな。私には合わなくても、チビはすごく欲しがるだろう。315円だからただみたいなもんだ。

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