ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

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今日の買いもの(ロジテックのスピーカーシステム)

2011年08月19日 09時38分04秒 | 買いもの

LOGICOOL スピーカーシステム Z623
10,185円 Amazon通販

今日の無駄遣い第二弾(笑)、スーパーウーファーが使ってみたかった。

最近のTVの音はしょぼい、というか悪い。ある記事によると、「枠の薄さを競った結果、そうでなくても小さなスピーカーだったのが更に悪くなり、そんな口径の内蔵スピーカーでよい音が出るはずもなく・・」と書いてある。まぁそうだろう。あんな形のTVでは仕方ない。値段の高いものでは音に配慮した、というか特化したモデルも存在するようだが、家にあるもので言えば、2階の亀山モデルの音はまぁいいが下の東芝のは聞き取りにくいぐらいだ。

アナウンサーでもアニメでも、とにかく言葉がはっきりしない。結局外付けを付けていた。これなら小音量でもはっきりと聞こえる。で、それで満足気味だったが、多くの人が「映画を見るならサブウーファーが効果絶大」というので体験してみたかった。5.1サラウンドなんてする気はない。自分の後にスピーカーを置く場所がない。所詮TVでDVDを見るんだからそこまではいい。それにちゃんとしたセットを買うと高い。そこまでする気はないのだ。そんなことを考えていたらある記事を見つけた。

PC用のスピーカーの流用だが、なるほどこれなら安いし、やってみる価値はある。値段も1万円程度。お小遣いで買える。調べてみるとランクが下のがもっとたくさんある。所詮TVなんだから安いのでいいや、ウーファーさえあれば。そう思ったのだが、口コミを読むとやはり高いのはそれ相当の価値があるようだ。一度買うと捨てるのにも困るから複数あっても困る。じゃぁ一番高いのをとこれにした。

早速繋いでみたのだが、多くの人が書いている「BASSをMAXにすると近所迷惑」なんて低音は出ない。自分の部屋はオーティオ用の簡易防音(放送室ほどではない)だからかも知れないが、適度に使用できいる程度だ(つまみは2時ぐらい)。アパートや都会の安っぽい近接住居ならあの書き込みをわからないでもない。まぁ今は戦争映画とか見てないから効果が分かり難いのかも知れない。それと、普段からステレオでパイプオルガンとか聴いている自分慣れの問題も大きいだろう。

形はこれでわかりやすいだろうか。細長スピーカーはTVの両脇に。サブウーファーは足下に置いてある。低音はどこに置いてもどこを向いていてもいいからそれでいい。

肝心の音だが、TV内蔵SPとは比べものにならないにしても、普段からステレオでそれなりの音を聴いている人間からは低品質に聞こえる。サブウーファーは調節できるにしても、細長スピーカーの周波数特性がフラットではない。全体に低音に特化したシステムになっている。

ウーファーの効果はしっかりある。生徒会役員共の太鼓がちゃんと太鼓の音に聞こえる。名曲探偵アマデウスなどの音楽番組も迫力が増す。映画も同様だ(まだ大して見てないが)。ただ「近所迷惑」ではない程度だ。

しかしTVならこれでいいと思う。

昔から不思議だった。TVの内蔵スピーカーの音なんて100万もするステレオと比較できるはずがない。それなのに映像と一緒だと聞き入ってしまう。コンサートでも番組のBGMでもとても良い音に感じる。目をつぶって音だけ聴いたら別だろうが、オーディオとビジュアルが混ざれば、オーディオがビジュアルに負ける。TVは基本的に映像を見るものだから、SPはその程度でいい。となればこのシステムは安価で完成度の高い物と言えるだろう。結局今は、簡単な番組(メモ程度の内容)は内蔵スピーカーの音量を上げて見て、真剣に見る番組は外付けのSPをオンにしている。

この写真なら細長いスピーカー上部のマークが見えるだろうか。これにはTHXの文字があり、『映画館やホームシアターの世界基準である「THX」(米国の映像制作会社・ルーカスフィルムの1部門としてスタートした映像・音響機器認定会社。映像や音響が一定の品質を実現しているかどうかをチェックし、認定した機器に「THX」ロゴを提供している)の認定を受けている。』とのこと。これ自体はPC用のスピーカーでも、能力的にはなかなかのものだ。

もし皆さんも買うとしたら、この下にいくつもランクがあり、安いものではちょっと高い昼食程度だから、それらを試してもいいだろう。高級品がいいと言いたいが、ウーファーの大きさで困る人もいるだろうから万人に勧めることは出来ない。ゲームや時々しか映画を見ない人なら下でも十分ではないかというのが、多くの人の口コミにもある。それとは別に、困った時は自分に買える中の最高級機を買えと言う教えもあるけどね。

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