ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の見もの(写真集:本日の浮遊)

2013年01月30日 22時22分58秒 | 見もの

本日の浮遊/林ナツミ

出張だった。それも長い待ち時間があり、いつ終わるかわからない二日間だった。幸いなことに休憩所が設けられていて、インスタントコーヒーと暖房のある図書室(?)的な場所で、そこで見つけたのがこの本だった。多くの写真集に触れたが、その中でも「おもしろい」と感じた写真だった。感動はしないが、こんな楽しみ方って素敵だと思った本であった。

この人、元々はセルフタイマーで自分撮りをしていた人らしいが、人混みに出て撮ることになり、相棒に撮ってもらうようにしたとのことだ。

ジャンプしているのに浮遊に見えるためには1/500が最適で、彼女のジャンプ時間が約1秒なので計算上は500枚撮れるらしいが、その中でちゃんと浮遊に見える瞬間はやはり数枚。結局は1枚のみの一発勝負みたいだ。

髪が長いせいもあるのかも知れないが、写真集の中でもジャンプにしか見えない写真がたくさんある。他の写真のためにわざとそんなのも掲載しているのかも知れないが、お勧め本というのもあって、特に見て欲しいシーンをメモしてみた。

これが撮影風景。一枚のために何百回も飛んでいるみたいだ。

うまく撮っているのは、摩訶不思議というか超自然的な感じがする。

こういうのを見ると、「吊っているんじゃないの」って思えてしまう。

一番気味悪かった写真。霊が追いかけているみたいだ。

おもしろかったのはこんなステレオ写真。3,4枚あったと思う。

にしても楽しい写真集だった。面倒な出張であったが、この本に出会えたのはありがたかった。皆さんにもお勧めします。是非見て、買ってあげてください。

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今日の見もの(市立図書館の本)

2013年01月28日 09時02分13秒 | 見もの

市立図書館で借りた本たち
梅原猛と筒井康隆

最近は図書館で余り借りてなかった。今借りにくい状況であるせいなのだが、チビがいつもくっついていて読みたくても読めないのが一番だった。

先日チビと一緒に図書館に行った時にチビが本を借りたいと言い、好きなクラゲや海の生き物の本を借りた。そのついでに、今度こそ読もうと借りてきたのが上の本だった。後で病院に検査に行かないといけなくて、どうせ何時間も待たされるだろうからその時に読もうと計画していた。

さて、病院だが、数時間を覚悟していたら1時間もかからずに終わってしまった。落ち着いてゆっくり読もうとしていたのに全く読めず、帰ってからはチビがずっとへばりついているので結局は読めそうにない。唯一、真ん中の筒井だけ少し読めた。

余り読んでいない短編が集めてあったのでおもしろかったが、中にショートショートがあって、それは病院の数分の待ち時間で重宝であった。改めて読んでみると、やはりショートショートは星新一に限る。他の作家のものは落ちや起承転結までの課程がイマイチだ。

と言うか、ショートショートは星新一の作品だけをそう呼ぶべきなんじゃないかな。そう感じた本でもあった。

話は変わるが、チビと一緒のおかげで撮りためた映画やDVDは全く見られず、プリキュアとジュエルペット、ウルトラマンとポケモンばかり見ている。最近、再放送のカードキャプターさくらをチビが気に入っていることがわかった。もうBS/CSの無料体験は終わったのだが、チビのためなら契約しても良いのかなって思っている。

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今日の買いもの(レグザ用HDDと箱)

2013年01月27日 09時33分55秒 | 買いもの

裸族の録りほ~だい(左) ケーズデンキ 3980円-5%
エレコム LaCie hard disk 2T(右)
8280円~6980円 パソコン工房やジョーシン電気

阿部さんのおかげで円安が進み、当然パソコン部品なんかはいきなり直撃を受けるわけだ。私はいきすぎた円高のおかげで企業が長く困っていたので円安是正は良いことと思うが、自分の買うべき物については自衛しなくてはいけないと感じていた。この年末年始はまだHDDが安かったし、在庫処分であっても目玉商品であっても、とりあえずいくらかは市場価格から見てお買い得なので買っておいた。

まず右のエレコムのHDDだが、私は縦置きが好きでは無いので、横置きでスイッチもACアダプターもついての価格なら良いと購入した。腹の立つことに、一、二週間の上記のように価格を変えられたので、ちょっと買い時をミスしたかなとも感じている。買った理由の一つに「分解したらHDDがシーゲート製だった」と書いている人がいたからもあるのだが、自分のもそうなのかは知らない。分解する気はないのでそれは永遠に不明だろう。残念だが、困ったこともあった。この機械、自分が録画しようと思っている機械では電源制御が出来ないようだった。

その機械は特殊なものなので、どんなHDDを繋いでも良いというわけではない。一番良いのはそれに対応したHDD収納ボックスを買って接続することなのだが、箱付きで6980円のHDDを買うか、箱だけで2500円~5000円出すかと言われたら、考えるのが普通の人だろう。私の場合、PC用で箱に電源スイッチのついているHDDも欲しかったので、だめならそれでも良いと考えていた。その意味ではあきらめがついて良かったのかも知れない。

で、電源制御が確実に出来る箱が欲しかった。同僚でこの手のことに異常に詳しい人がいて、彼の勧めてくれたのが左の箱。ケーズで見た時、『ここが最安値ですね。普通はもっと高い』と言っていたので、もっと安くて電源制御に対応しているものもあったのだが、買うならそれではなくこれにしようと思っていた。これは2.5インチと3.5インチを同時に収納できるせいもあるし、前あきでHDDを簡単に引っこ抜けるのもある。HDDを交換する時にとても便利というわけだ。値段は5%引きの3781円。ケーズは現金値引きなのでお買い得感が大きいな。この機械のネットでの紹介を下に書いてみると、

センチュリーは21日、外付け型HDDケース「裸族の録りほ~だい」を発表し、11月2日より発売する予定。東芝の液晶テレビ「REGZA」シリーズなどに対応し、テレビ番組の録画に最適なHDDケースとしている。価格はオープンで、店頭予想価格は6,980円。

「裸族の録りほ~だい」は、2.5インチ/3.5インチのSATA HDDを1台ずつ搭載可能な外付け型HDDケース。東芝の液晶テレビ「REGZA」シリーズ(「REGZA 9000」シリーズ以降)と、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStation3向け地デジレコーダー「torne」の録画機能に対応している。ケース側ドアの開け閉めでHDDを手軽に交換でき、USB 2.0×2基のハブ機能も搭載。

省電力機能として、接続した機器の電源と連動してHDDの回転を制御する機能や、一定時間の操作がないとHDDの回転を停止する機能などを備える。

本体サイズはW239×D205×H41mm、重量は約930g(HDDを除く)。インタフェースはUSB 2.0。対応OSは32bit版のWindows XP SP3、32bit版/64bit版のWindows Vista/7、Mac OS 10.5.8/10.6.4。

さて困ったのが、「じゃぁ生HDDを買い足さないといけないじゃないか」と言う現実だ。予想通り、先々週に比べて2Tで1000円ほど高くなっている。お金を下ろし忘れたのもあって今は買えない。時間が経てばより高くなるだろう。困ったものだ。誰かプレゼントしてくれないだろうか。そんな奇特なことは起こるわけないわな。

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今日の買いもの(バッファローの8G)

2013年01月20日 08時52分12秒 | 買いもの

バッファローの8G USBメモリ
ジョーシン 378円

USBメモリばかり買ってるって思うだろうけど、今日はその値段で驚いて書き込んでいる。

昔は友人にデータを渡すのはフロッピーディスクでだった。5インチ10枚が1万円を超えていた時はともかく、3.5インチを50枚単位で買うことになった頃には、友人に数枚単位であげることは普通だった。当時はソフトでさえ一枚のフロッピーディスクに入っていたんだから、今から考えたらすごいことだ。最初に買った一太郎は、ソフトだけでなく、OSと辞書まで一枚のフロッピーに入っていたんだ。今から考えると不思議な気さえする。

今はと言うと、データがでかくなりすぎてFDは無理。と言うか、フロッピーが手に入らない。多くの人がUSBメモリを持っているから、そこに転送してあげるのだが、お世話になっている人でも遠距離の人だと、次回いつ会えるかわからないからメモリごと進呈することもある。今度もそうなりそうだから、安いやつを買っておいたら良いなと思っていた。とりあえず一回使えたら良いのだから、耐久性に定評のある高級品である必要はない。ちゃんと動くまともな製品であるなら安い方が良い。そう思って広告を見ていたら、ジョーシンでバッファローのこれを420円で売っていた。広告には、420円ながらも5%のポイントつけますと明記してあったから、実質400円。コーヒー一杯より安いんだから、友人へ渡すのには最適だ。それも名も知らないメーカーではなくバッファロー。まぁ中身は中華クオリティーにしても、名前が立派なんだからそれに価値がある。

そう思って買ったのだが、300数十円と言われて驚いた。現金で10%引きにしてくれているらしい。あれ?と思ったが、ちょっと前に10%引きというお得意様はがきが来ていたから、どうやらそれ扱いなんだと思った。レシートを見ると、そのためかポイント還元はなし。自分としては、ポイントよりも現金値引きの方が良い。ありがたいことだ。48円ほどポイントがたまっていたので、実際には350円以下で買えた。

しかし、8Gのメモリが300円台とはいったい今はどんな時代なんだろう???

今でも部屋には1GのHDDや4.3Gの外付けHDDがある。このスカジーたちは、どれも数万円したはずだ。最初に買ったUSBメモリは8Mが1万円近かったはず。いやホントすごい時代だ。感謝の気持ちを忘れてはいけないなと思う。

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チビの戦利品

2013年01月19日 19時02分09秒 | 日記

チビがもらってきたもの
マックと射的ゲーム

正月と言うことか、あちこちで子ども向きのくじがある。これはイベントで無料射的ゲームをしていて、3発撃って当たったのをくれるのだが、実際に当ててもらったのが下の二つのお菓子。実際にというのは、3才の子だったりすると、当たってなくても、「今のはかすったからこれを持ってお帰り」なんてくれたりするからだ。チビは二日連続このゲームをして、前日は当たらなかったんだけど駄菓子をもらった。この日はリベンジで(笑)、見事に実際に当ててもらってきた。こういう時には普通は当たっても一つだけなのに、なんと二つもくれた。(前日は当たらなくても二つくれたけど)

一番上のはマックでくれる子供用のおもちゃ(らしい)。今行くと次作の「どきどきプリキュア」のシールかカードかをくれるというので、パパに連れて行ってもらったようだ。

これがそのカード。一番最後のは本になっていて、上のケーキの付属品みたいだ。

チビはマックを食べない。食べるとしたらナゲットぐらい。それでもこれが欲しくて行く。相手の思うつぼだわな。(^^;)

これは上のくじイベントでやっていた千本くじの賞品。千本引きっていうのかな、ひもを引いたらその先におもちゃがぶら下がっているやつ。

「一番やっかいなのが当たった」とは子ども談。

結構威力があって、目に当たったら危ないし、液晶TVだと壊れるんじゃないかと思えて心配。とは言っても女の子なので、この手のおもちゃでそう長く遊ぶことはない。二日もしたら忘れてくれるから、そのあたりは便利だ。

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今日の買いもの(フィンガーチョコ)

2013年01月17日 06時47分24秒 | 買いもの

かばやのフィンガーチョコ
ドラッグストアひまわりで198円

お菓子が大好きというほどではないが、これは(ひょっとしたら別の商品かも知れないが、この手のお菓子は)子どもの頃から好きだった。でもいつでもどこでも手に入るわけではない。たまたま近所のドラッグストアにあったらこれがあって一袋買ってみた。チビも喜んで、あっという間になくなってしまった。私、小さい頃は色の違う銀紙を破くのが好きだった。冷や麦に入っているピンクや青の一本を食べたい気持ちと同じだな。

これと同じような別の商品を見たこともある。それは輸入品だったのではないか。そういう店で買ったはずだから。

そういうのを見ると、また隣の国がコピー商品を作って、自分たちのがオリジナルだなんて恥知らずなことを言うのではないかと笑ってしまう。かっぱえびせんのパチものコピーを、『韓国の国民的お菓子』と言っているが、恥ずかしくないのだろうか。まぁそうは感じないだろうな、そういう国民性なのだから。

話は変わるが、これがカバヤだと言うことに驚いた。子どもの頃から会社を意識したことはなかった。似たようなお菓子で梶谷のシガーフライも名作だなぁ。家人が福袋を買った中にも入っていたのだが、チビも喜んで食べていた。あれも永遠のお菓子だと思う。

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今日の見もの(サンダ対ガイラ)

2013年01月16日 10時04分56秒 | 見もの

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
War of the Gargantuas
監督 本多猪四郎 (本編) / 円谷英二 (特撮)
1966年 88分 日本 アメリカ
前作:フランケンシュタイン対地底怪獣

以前書いたと思うが、機械を新しく買うと16日間の番組無料体験が出来るシステムになっているが、今まで一度も使ったことがなかった。今思うところがあってその体験をしてみた。BSやCSでいろいろな番組が見られておもしろい。とは言っても時間がなくて余り見られない。気になるのを撮っておいて、時間がある時に見ようかなと計画している。

困るのは番組表。TV経由で見られるのだが、チャンネルがたくさんあるし、チビもそばにいることが多いから中々じっくり見られない。どの局が良いのかもわからないし、どんな番組をどのチャンネルでやっているか把握しかねている。正式に契約したら番組本を贈ってくれるようだが、それがないとちゃんと見えないんじゃないかなと思っている。もうそろそろ体験期間も終了だが、延長して契約はしないと思う。暇が出来たら契約しても良いのだが。

さて、ちょっと前、たまたま番組表を見ていてこのサンダ対ガイラを発見した。子どもの頃映画館で見たあの映画だ。

自分の記憶には『海藻をまとったような二匹の生き物が海の中で戦う。たしかいいものわるいものがいて、片方がサンダで片方がガイラ』ぐらいが残っているだけだった。ただ、このタイトルだけは強烈に記憶していて、「あまりおもしろい映画ではなかったけど心に引っかかる映画」とすり込まれていた。どんな映画だったのかと非常に興味があり、録画してすぐ見た。※以下のあらすじは全てネットより

嵐の夜、三浦半島沖を航行する漁船・第三海神丸が、大ダコに襲撃され沈没した。ただ一人、生き残った男が「仲間は全員、タコに続いて海から現れたフランケンシュタインみたいな怪物に喰われた」と繰り返し、さらに、噛み砕かれ吐き出されたかのような乗組員の衣服が引き上げられたことを受け、海上保安庁はフランケンシュタインの研究で有名な京都のスチュワート研究所へ連絡を取った。
 
スチュワート博士は「研究所で育てられ、1年前に富士で死んだはずのフランケンシュタインが生き返り、漁船を襲ったのではないか」との問いに「仮に生き返ったとしても海にいたり人間を喰うことはあり得ない」とし、サンダと名付けられたこのフランケンシュタインの世話をしていた所員の戸川アケミも「サンダはおとなしく素直だった」として、これらの疑いを全面否定する。

しかし、その後も三浦半島付近では海の怪物による被害が相次ぎ、スチュワート博士とアケミはフランケンシュタインの目撃報告をもとに富士山へ、間宮博士は横須賀へ、それぞれ向かった。果たして引き上げられた漁船からは海棲生物の細胞組織が、また山中では巨大な足跡が発見された。間宮の持ち帰った細胞組織がフランケンシュタインのものと判明した直後、曇天の羽田空港に巨大なフランケンシュタインが現れ、女性事務員を食らう。雲間から太陽が覗くや、そのフランケンシュタインは大慌てで海へと姿を消した。
 
一連の事件がフランケンシュタインによるものと判明し、対策会議に出席するため上京するスチュワート博士とアケミ。博士は山と海とにそれぞれフランケンシュタインがいるのではないかと想像する。会議では強い光や火に弱い海のフランケンシュタインの性質が間宮によって指摘され、市民に灯火要請が出される。その夜、遊覧船を襲ったフランケンシュタインは、ライトを浴びせられ境川から上陸。自衛隊によって太田橋付近の谷川へと誘導され、殺人光線による細胞組織の徹底消滅を図る「L作戦」が実行される。メーサーと放電攻撃によって感電死寸前となる怪物。ところがそこに、さらに巨大なもう一匹のフランケンシュタインが現れ、自衛隊を牽制して海の怪物を連れ去った。

海と山のフランケンシュタインはそれぞれ「ガイラ」と「サンダ」と正式に命名された。両者の細胞は完全に一致し、二匹は「分身」であることが確定した。サンダは心優しく、ガイラを湖の水辺で保護し、湖に落ちかけたアケミを救って怪我を負う。一方ガイラは霧に乗じて湖を訪れた人々を喰らい続け、ついにサンダを怒らせる。サンダの攻撃に、ガイラは逃げ出し海へと消えた。サンダの保護管理を主張するスチュワート博士と、両フランケンシュタインの徹底消滅を主張する司令官が対立する中、えさを求めたガイラが東京銀座に現れ、これを追ってサンダも出現。怪我を負いながらもガイラを止めようと戦うサンダを援護して、自衛隊のメーサー攻撃が始まった・・・。

まず最初に画質に驚かされた。古い映画だから、リマスターされたとしても元々悪い画質だろうと高をくくっていたが、裏でやっていた007ムーンレイカーなんかより遙かに画質が良い。映画の元の質の良さを改めて感じたのだった。

さらにすばらしいのがビルやたこなどの質感。怪獣番組での町模型は、特にブーム後半には、いかにも発泡スチロールですよ、薄い石膏で作った模型です・・的な質だったが、この映画ではあたかもコンクリートのビルなのでは?これ本当に一度だけで壊して良いようなものなの??と思わせるぐらいの高品質であった。特撮だって、その前にあった外国映画の恐竜やキングコングとは比較にならないクオリティー。登場する自衛隊も、今の映画で出てくるへなちょこ自衛隊ではなく、りりしく強い軍隊で、参謀も断固とした態度で作戦を実行する軍人っぽい人。実に好感が持てる。

ストーリーはと言うと、どうやらこれには前作があって、その伏線がわかってないと理解できないものだったらしい。フランケンシュタインを造り育てていたと言うことが前提になっていて、さらにその個体が逃げ出したり(どこかで)死んだりしたらしいと言うことが事実として存在し、この映画となっている。

この映画公開当時の自分は小学校入学ぐらいの年齢だったはずだから、当然前作は見てない。私がおもしろくなかったと感じていたのは、それが理解できなかったからかも知れない。ちなみに、当時は封切館から二番館、三番館と続き、田舎だったから封切館ではなく、公開されてかなり経ってから見たのだと思う。そうでなければ年齢から考えて覚えてさえいないはずだから。

ストーリーはやはり海彦山彦が根底にあるだろう。善と悪、白と黒と言っても良いかもしれない。これ以降の永遠のテーマであり、わかりやすい展開でもあった。しかしこの映画に関して言えば、改めて見るといろいろ突っ込みどころもあるし、物語として熟成しているとは感じなかった。ちょっと中途半端かなと思う。私の見方が悪いのかも知れないが。

ただ私としては、心にわだかまっていた一つの疑問が解けたようで、とても嬉しく感じている。さらに、このすばらしい特撮クオリティーを見たとなると、誰でも当時の映画、ゴジラとかモスラ、キングギドラあたりをもう一度リマスターで見たくなるだろう。私も同様だ。たぶん今見てもその質の高さに驚かさせるだろうから。

ところで、今でも一番のクオリティーは大魔神だと思っている。あの家の壊れるシーンは、本当に作った家を壊したとしか思えない。制作費が高すぎて3作以上作られなかったらしいが、そうだろうなと思う。

では、サンダ対ガイラの前作(伏線)のあらすじを書いて終わるとしよう。

『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』
東宝と米国のベネディクト・プロが製作し、
1965年(昭和40年)8月8日に公開。総天然色 90分。

第2次世界大戦末期、陥落寸前のドイツベルリンのリーゼンドルフ博士の研究室から、ナチによってはるばる日本に「あるもの」が運ばれ、Uボートを犠牲にしてまで広島の「広島衛戍病院」に移送された。いぶかる移送責任者の河井大尉の質問に対し、軍医長はそれが「フランケンシュタイン博士の創造した不死の心臓である」と説明する。それは大戦の切り札として、この永遠の生命力を持つ心臓をもとに不死身の兵士を作ろうとする日独の秘密の作戦であった。しかしそれは直後に米軍によって投下された原子爆弾の爆発で消滅したかと思われた。

それから時は流れ、15年後の1960年。広島県のある住宅の飼い犬が何者かに殺害され、ある小学校で兎のバラバラ死体が発見される事件が発生。また、激しく雨が降る晩、謎の浮浪児がタクシーにはねられた。数日後、宮島周辺に徘徊していたこの浮浪児が、「国際放射線医学研究所」のボーエン博士と助手の戸上季子(すえこ)達に保護された。少年は白人種であり、短期の内に急成長して20メートルに及ぶ巨人となっていく。その知能は低く、行動に予測がつかないため始末に困ったボーエンらは鉄格子付きの特別室で彼の手首を鎖でつなぎ、「飼育」することとなる。季子は彼を「坊や」と呼んで愛情を寄せるのだった。
 
時同じくして、秋田の油田を襲った地震の最中、巨大な怪獣らしきものが目撃される。中生代の終わりに地下にもぐって大絶滅を切り抜けた恐竜バラナスドラゴン=バラゴンであった。現在は秋田油田で技師を務めており、この場に居合わせていた河井は、国際放射線医学研究所のニュースを聞いて、巨人が敗戦直前に日本に運ばれたもの、すなわち、「フランケンシュタイン」の不死の心臓が人間の形を取ったものではないかとの思いを強める。ボーエンの元を訪ねた河井の打ち明けた話を受けて川地博士は単身ドイツ・フランクフルトへ飛び、リーゼンドルフ博士の「もしそれがフランケンシュタインなら、手首でもどこでも、身体の一部を切り落とせばよい、フランケンシュタインならまたその部分が再生されるはずだ」との助言を受ける。

やがて巨人成長したフランケンシュタインはマスコミの格好の題材となり、取材が殺到することとなる。ドイツから帰国した川地は「坊や」の手を切り落とすことを決意、独り特別室へと向かう。そのころ、檻の前では「興奮するから光をあてないで」との川地の指示を無視して、テレビスタッフが横暴にも照明を向けてしまった。ついに暴れ出して研究所を脱走する「坊や」。そして彼が去ったあとに、手かせで千切れた左手首が見つかる。手首は蛋白質を求めて床を這いまわっていた。こうしてついに、「坊や」が「フランケンシュタイン」であることが判明した。

脱走した彼は、闇にまぎれて広島から岡山、姫路、琵琶湖を経て東走、ついに故郷ドイツに気候の近い、日本アルプス周辺へと北上する。同じくしてバラゴンが白根山近辺で起こしている謎の災害と人間消失に、世間はフランケンシュタインが人間を襲い、喰っているのではないかと疑い始める。こうして自衛隊の出動などの強硬策が実施され、ついに石切現場でフランケンシュタインを発見、政府は一連の事件がフランケンシュタインの仕業であると断定、これを葬り去ることを決議する。ボーエンらも「手首」というサンプルが手に入ったため強く反対はできなかった。
 
こうして白根山麓へと自衛隊特車部隊が向かったころ、研究所では培養液から抜け出た「手首」が死んでいるのが見つかり、ボーエンらはフランケンシュタイン本人の飼育を再考せざるを得なくなる。さらに河井が秋田油田で目撃した発光体(バラゴンの角)の目撃証言や、石切現場での同様の現象を基に、あくまでフランケンシュタインの潔白を信じ、疑惑を晴らそうとするボーエンらは、食料の投下でこれを納めようと努力を続ける。日本アルプスの樹海に入ったボーエンと季子に、川地は最終手段として巨人の唯一の弱点、目を照明弾で無力化させることを提案、ところが川地の投げた照明弾の光に反応し、その前に地底から真犯人であるバラゴンが現われた。こうして謎の災害はこの怪獣の仕業と判明したものの、彼らはバラゴンによって絶体絶命の身となった。あわや季子らはバラゴンの餌食かと思われた時、バラゴンの前にフランケンシュタインが立ち塞がった・・。

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今日の買いもの(アプライドの32G)

2013年01月15日 23時45分08秒 | 買いもの

32GのUSBメモリ/アプライドで999円

32GのUSBメモリが欲しいなと思っていたが、絶対に必要と言うほどでもなかった。

先日、キングマックスの32GマイクロSDが、パッドに挿しっぱなしにしていたにもかかわらず突然壊れたので、これからは自分が信頼するメーカーのでないと買うのはイヤだなと感じていた。パソコン工房でトラセンドの32G USBメモリが1600円から1800円ぐらい。これぐらいなら買っても良いかと考えたが、絶対必要というわけではないし、時とともに値段も下がるだろうからまぁしばらく待つかと思っていた。※円安のおかげで先の値段は不透明だが。

この前、図書館に借りに行ったついでにアプライドに行き、その日の抽選のUSBメモリにチェレンジした。相場の半額近いから「安い」ということもあったが、おみくじの運試しのつもりで最近時間が合った時にはこれらの抽選会に参加しているのである。

この日は3名様限りの999円。他に良い抽選物があったのでこれの参加者は6名。最初に若いお父さんが当選し、二回目はその子ども。3人目もその家族で、お父さんは後の2回を辞退した。次に別の人が当選して、最後に私ともう一人の人が残った。これで当たらなかったら今年の運は最低だなと思っていたら、最後に私。当たったんだから「吉」だろうけど、ここまで運がないと言うことなら「末吉」ぐらいの運なのかなと思う。でも当たって良かった。動画をPS3で再生する時のメモリとして使うつもりだ。

さて、私はこのメーカーは好きなのである。ネットからダウンロードすることでロックをかけるソフトを入れられ、パスワードが5回間違って入力されるとデータが全消去されるのだ。気をつけるとはいえ、もしこれを紛失した時の事を考えるとロックソフトに対応しているだけでもありがたい。まぁ悪意ある人にとってはこの程度のセキュリティは簡単に破れるかも知れないがね。

さらに好きなのは、先っこがスライド式に出たり引っ込んだりしないこと。あのタイプは力が入りにくいから私には向かない。最初はあっちの方が良いと思ったが、結局、何個か使ったけど差し込み口がゆがんでしまうのが常だった。欲を言えばもう少し小さい(短い)のがありがたいが、小さすぎるとなくしやすくなるから、結局この程度が一番良い気がする。角が丸っこいバッファローのも好きだな。それらは数個、車に置いている。MP3を聴く用にしているのだ。

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今日の見もの(ナショジオ・カンブリア爆発)

2013年01月14日 08時44分40秒 | 見もの

ナショナルジオグラフィックのDVD
カンブリア爆発 県立図書館蔵

ナショナルジオグラフィックの内容がすばらしいのは昔から確認していたが、中々見る機会はない。以前ひかりTVを体験していた時にはナショジオチャンネルやヒストリーチャンネルばかり見ていた。現在新しいブルーレイレコーダーのおかげで16日間の無料体験が出来、それらのチャンネルを見るたびにそのクオリティーの高さに感心していた。

とはいえCSやBSを新規に有料契約するほどかと言われたら、仕事をしている身では絶対的に見る時間が足りず、どんなに良い番組があろうとも二の足を踏まざるを得ない。リタイアするか学生時代なら間違いなく契約するだろうけどね。

図書館にはナショナルジオグラフィックの本もあれば、ビデオやDVDもある。今までも何度か借りてみたのだが、古い4:3の映像で、画質もビデオ並み。内容は良くても見ようという意欲がわかなかった。私にとって、名演と言われてもフルトヴェングラーを聴こうと思わないのと同じだった。

そんな折、県立図書館を検索していたら、以前に比べてナショジオが多かった。どうやらセット物を買ってバラで貸し出してくれているようだ。さすがに見たいのは貸し出し中だったが、たまたまこれが空いていたので試しにと借りてみた。すばらしかった。

まず画質だが、PS3でアップスケールして見たにしても高画質であった。特に設定して見たわけではないが、TV画面全面を使うのではなく、真ん中に小さく16:9で表示された。フル画面にも出来たのだろうが、そのまま見た。十二分にきれいだった。

内容はと言うと、ここに書く必要もないぐらいのすばらしさ。何せ3才のチビまでが真剣に見るぐらいだから、その作り込みは半端じゃない。ナレーションは日本語だが出演者の言葉は英語で、字幕だからチビには見にくいが、それでも真剣に見ていた。ウミウシの仲間でちょっと気持ち悪いのも出てくるけどね。

さてこれからは借りるものが増えそうだ。DVDだと自分の空き時間を計算しながら興味深いものだけ見られるから、有料TVより私には良い。欠点は最新の番組データではないことか。それでもこれだけすばらしい内容なら不満はない。皆さんにもお勧めします。

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お別れ

2013年01月13日 12時30分21秒 | 見もの

こうなることはわかっていた。

でもその日は永遠に来ないのではないかとも祈っていた。

次に会うのは年が明けてだねと明るく言ってはみたが、

いつもより元気な顔に少しだけ不安を感じていた。

 

あの日、唐突な報に私は愕然とした。

まさかという気持ちと、ついにこの日がやってきたのかという気持ち。

周りの人にいったいどう伝えたら良いのか・・。

 

無理矢理考えた。

みんないつかこの日がくる。ほんの少し早いだけだ。

私もすぐ次に向かうだろう。歴史から見たら一瞬という時間だと。

しかしそれは気休めにもならなかった。

私はふぬけになってしまった。

 

ヨーコが死んだあと、アラーキーは空ばかり見ていたと言っていた。

今その気持ちがわかる。

私も空ばかり見ていた。

 

若い子が、私を元気づけてあげてと同僚に言ったそうだ。

それを聞いて同僚が泣いた。

みんな泣いていた。

 

明け方、チビが部屋のドアを開けた。

パパとママの部屋が寒いから暖めてと。

 

チビと一緒に寝た。とても暖かかった。

私が少し離れていたら、チビが泣きながら探しに来た。

一緒に寝てくれるって言ったじゃない。

 

愛する家族がいる私は、きっと元気になれるだろう。

チビを全力で愛せば、きっとみんな幸せになる。

 

君もみんなに愛された。

みんな君を愛していた。家族も友だちも学校の先生たちも。

だからきっともう一度帰ってこられるはずだ。

その時はお互いに誰かはわからないけれど、

確かにもう一度この世のどこかで会えるはずだ。

その時には知らず知らずにお互いを見つめるだろう。

それは昔の記憶の端切れだから。

今はその日を楽しみにしている。

もう一度会える日を楽しみにしている。

 

合掌