ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の買いもの(スライム・トラウマ)

2011年11月30日 22時21分45秒 | 買いもの

皆さんはもうご存じかも知れませんが、今ネットではこいつが有名です。東京あたりでは手に入れることが難しいみたい。我が田舎はさすがに住みやすい(笑)。いとも簡単に手に入れられました。きっかけは子どもの一言。

子どもがチビを連れて来ていて、突然TSUTAYAに行きたいという。実は先日、私の部屋のTVをつけたらたまたまウルトラマンAをやってまして、それをちらりと見たチビはそれから「ウルトラマンが見たい」と連呼しだした。私はウルトラマンもウルトラセブンもQも全部DVDを持っているので、すぐ飽きるだろうと初代ウルトラマンを見せたらそれから会う度にウルトラマンが見たいとねだる。古いのは画質が悪いと思うのだが、ひどく気に入り、今はセブンの歌にも凝っていて、歌いながら見るぐらい好きになってしまった。子どもは「どうせ見るなら新しい方がいい」と、TSUTAYAで一番新しいウルトラマンを借りると言い出した。そんじゃまぁつきあうかと行って、帰る途中、「お茶請けに何か」と思いつき、彼女が提案したのがこのファミマの新製品。近所のファミマに行くとたくさんが戦闘準備中。出撃可能なのは一個と言うことでそれをゲット。熱いうちにと帰宅したわけです。

店で戦闘準備中のスライムたち

つかさずゲット。170円(-30円)

TSUTAYAで「ファミマ30円引き券」をもらっていたので140円でゲット。他の肉まんより高いんじゃ無いかな。

皮剥いたところ(笑) なかなか可愛い

ふたりで分けて食べるので、まずむんずとつかみ

はっきり言ってトラウマだ・・・。

味は普通の肉まんです。中身は他の肉まんと同じ味。蒸し方が足りなかったのか、それともこういう形にするために仕方ないのか、外側は普通の肉まんよりもちもちした感じでした。米粉の混ざっているパンみたいな感じかな。ただ、今回はこれを一個だけ食べたので、あまり比較にはならない。気のせいかも知れませんね。

それはいいけど、二つに割ると中から肉まんの具が出てくるシーンは、倒したら生き物の中身がぐちゃっと出てきたようで、これ見てトラウマにならない人っていないんじゃ無いの?って感じ。小さな子なら泣き出しそうだ(ちなみにこの時チビはおねんね中)。皆さんが食べるなら、頭から痛快丸かじりとか、顔(目)を見ずに丸呑みがいいんじゃないですか。

と言うことで、ドラクエやってた人は今すぐファミマへどうぞ。

ランク:一度は食べてみないといけんでしょう。
    たくさん買って並べてみるのが吉
    遊んで食べるなら闇鍋が最適(笑)

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今日の見もの(CD三種)

2011年11月27日 19時22分44秒 | 見もの

※いずれも図書館で借りたもの

ロイヤル・フィル・ハーモニック
名曲アルバム Vol.8

CDとは不思議なものだ。ブランドで言えばベルリン・フィルとかウイーン・フィルなんてのが最高にしても、じゃぁそれらが聴きたいかと言われたら、いつもとは言い難い。うちんちにはそんな大オーケストラのCDも、有名指揮者の名盤と言われるものもたくさんあるけど、聴きたいって時もあるけど、いつもそれがいいとは感じない。なのになぜか、ロイヤル・フィルはふと時間が空くと聴きたくなる。どこがと言われるとわからないのだが、ここのCDはなぜか性に合う。以前にも書いたが、ここの「クラシカル・マスターワークス Vol.1~2」は近年買ったBOXの中でも最高だった。暇があるとこの中から1枚とりだして聴いてしまう。ホントなぜなんだろうね・・。

先日、「名曲アルバム」というキーワードで検索したらこれが引っかかり、試しに借りてみた(市立図書館)。有名曲(特にワルツが多い)のオムニバスだが、通勤の時間や珈琲タイムにボーッと聴くのもいい。買いたいかと言われたら??だけど、借りて聴くならベストだろう。

鈴木 勲/アプローチ

パーカッションの富樫雅彦のCDが聴きたくて検索していたら引っかかったもの。鈴木さんはベースで、富樫が参加しているアルバムだ。曲は個人の趣味の範囲だろう。まぁお聴きください。

ここに書いたのは、ネットによるとどうやらこれは今では廃盤なのか手に入りにくいようで、それが図書館なら簡単に聴けるというのを書きたかったから。幸い傷による音飛びもないようだ。お好きな方は出来るだけ早めに借りることをお勧めします。私はもう返したので、今予約してもすぐ聴けますよ。

※これは県立図書館で借りたもの

鳥が道に降りてきた/オリジナル・ヴィオラ曲集
今井 信子/ヴィオラ ローランド・ペンティネン/ピアノ

ヴィオラで検索したのだろうか、理由は覚えてないが、なぜか引っかかったCD。直感でこれはいいと思って借りてみた。聴いたことのない曲ばかりで、だからといって悪い曲でもない。気分よく聴けるCD。専門家の評価はどうか知らないけど、私はお勧めしますからご自分の耳でお確かめください。

曲目は下記の通り。

演奏会用小品-1906- ジョルジュ・エネスコ
ロンド-1893- ジャン・シベリウス
反映-1930- ベンジャミン・ブリテン
エレジー-ヴィオラ独奏のための 1930- ベンジャミン・ブリテン
鳥が道に降りてきた-1995- 武満徹
間奏曲 ニーノ・ロータ
4つの顔作品238-1943-
ダリウス・ミヨー
マリーナ姫作品83-1960- ヴィンセント・ペーシケッティ
夢-1880- ヘンリク・ヴィエニャフスキ
小川を斜めに横切って生えている柳の木がある フランク・ブリッジ
忘れられたロマンス-1880- フランツ・リスト

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今日の買いもの(けいおん!)

2011年11月26日 20時22分07秒 | 買いもの

ローソン/けいおんフェアのクリアファイル

 コンビニに行くことは余り無いのだけれど、たまたまネットを見ていたらけいおんフェアをやっていると書いてあったので、クリアファイルをもらいに行った。

エヴァの時は絶賛余り中だったので(この辺の田舎ではだが)、今回も余っているだろうと高をくくっていたら、一軒目は全種類あったが、二軒目はこれだけなかった。

私、けいおんは見たけどそんなにはまるほどではなく、でもまぁこう言うのを使っていると若い子が喜ぶから試しに使って見るかぐらいのつもりだった。それもあって、各個人のクリアファイルが欲しいわけじゃなく、みんながうつっているのがいいなとこれにしたわけだ。

1人で写っているのの質が悪いとは思わないが、二軒目でこれだけ無かったのは、私と同じ考えの人が多かったのかと感じた。絵柄的にもいい構図だしね。

メイド服姿の箱に入っていたチョコ菓子がこれ。どちらもカード付きで、上のがポテチに付いていたやつ。下のがチョコ菓子に入っていた物。あまり興味がないので、欲しい人が居たらあげようかなって思っている。チビに見せたら、おねーちゃんは嬉しかったみたいだけどシールみたいに貼れないのがつまらないようだ。子どもはシールを貼るのが好きだからね。 

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倉敷駅裏

2011年11月25日 20時19分12秒 | 日記

駅裏が少し明るくなった。

三井アウトレットモールは12月1日だが、

イトーヨーカドーは今日正式にオープンした。

チボリ公園に比べるべくもないが、イルミネーションがあるのは嬉しい。

長く華やいで欲しいものだが、岡山県民は値段にもシビアだ。

それに耐えて長く続いて欲しいものだ。

 

27日には天領太鼓もあるらしい。

本当なら何が何でも駆けつけるのだけど、

今は出歩くことさえ難しい。

思い通りにはならないものだ・・。

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今日の見もの(アニパ)

2011年11月19日 23時20分29秒 | 見もの

アニパ/上松美香(アルパ)
市立図書館で借りた

このCDを知っていたわけでもないし、彼女を知っていたわけでもない。久石譲を検索していたら出てきたものだ。ジブリの曲が多いので検索項目に引っかかったんだろう。ところがなんか引っかかるものがあった。気にかかるというか、興味を惹かれるというか…。

そんでネットで調べてみたら、若い女性の演奏したもので、ハープみたいな楽器で演奏したものだった。音に興味があったし、図書館ならタダだからと言う軽い気持ちで借りてみた。結果、非常に興味深いCDだった。大当たり!

彼女の演奏するアルパというのは写真で見る限りハープだが、音を聴くと「ハープよりも響きが短いかなぁ」と感じるものだ。と言うことは小型のハープなのだろうか。高音がすっと伸びて、切れがよく音が非常にきれい。ジブリの名曲をこれで演奏したら、確かに聴いていてとてもリラックスできる。

ネットで調べてみたら、自分の知っているハープはグランドハープと言うらしく、アルパとは中南米のハープを指すらしい。パラグアイハープが代表的なもので、グランドハープよりはちょっと小さく、フォルクローレにも使われるようだ。小ぶりのアイリッシュハープのように抱えて演奏するのではなく、床に置くのだと思う、大きさから考えるとね。私はフォルクローレが好きなので、これを使った演奏会があるなら是非行きたいと思う。やってくれませんかねぇ。

なお、アルパはスペイン語やイタリア語でハープのことなので、国によってはすべてのハープをアルパと呼ぶとのこと。そんなに有名な言葉なのに私は知らなかった。ハープっていう言葉しか知らなかった。皆さんはご存じでしたか?

CDなのだが、ジブリの曲が多いので「ジブリの曲を演奏したCDで、それじゃ足りないから仕方なく他の曲も入れてあるんだな」と感じてしまう。上松さんの本意ではないかもしれない。しかしそう感じるのは事実で、それならジブリを2曲ぐらいにして、別の種類の曲をたくさん入れた方がよかったんじゃないかと思う。ジブリが好きなら全部ジブリにしたらよかろうに。その方が聴いている方も聴きやすい。著作権料とか楽譜の関係もあるのかもしれないから無責任な感想になるけど、この選曲ではお互いが中途半端に感じてしまうと、どうしてもその感想が拭いきれない。

勢いにのって、もう二枚借りてみた。

サルー!ライブ・イン・東京 (上)
Cruz del Sur (下)

暗かったのでストロボを使った。下のCDジャケットを拡大すると、

こちらはセッションなので、彼女らしい曲が聴きたければこっちがいいかな。私は花祭りというフォルクローレが好きなので、上のライブもいいと思う。

ちなみにこの人、あげまつと読む。うえまつとしか発音したことはない字だ。珍しい名字だね。ちょっと驚き。

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今日の見もの(ケルン・コンサート)

2011年11月17日 22時15分01秒 | 見もの

ザ・ケルン・コンサート/キース・ジャレット
録音 1975年1月24日、ケルン(ライブ)
時間 66:07 県立図書館で借りた

久々に興奮している。これは素晴らしい。万人に勧める、、、と言ってはいけないかも知れないが(こういう即興音楽が嫌いな人もいるだろうから)、私としては全ての人に勧めたい気分だ。素晴らしいCDだと思っている。

実はキース・ジャレットとの出会いはあまりよいものではなかった。

大学、、多分2年生の時だと思うが、友人がキースのレコードを持っていて、寝る前に酒飲みながら聴きたいからテープに録音してくれと先輩に言われ、仕方なく録音した。今となってはタイトルなど覚えてない。そのレコードが即興で弾いたピアノみたいなやつで、曲と言うよりただの音だった。

「何でこんなものがいいのだろう」と思ったのだが、その先輩は『ジャズってこういうものだよ』と言い、こういうのがいいのだと教えてくれた。私は、ホントにこの人はジャズがわかっているのかなと疑問にも感じたが、まぁ好き好きだからいいや、自分には合わないけど…と思ったものだ。まだLPの時代だったが、それ以来キースのピアノは意識して聴こうとは思わなかった。

先日書いたが、チック・コリアのピアノソロが気に入って、他の人もと考えて、やはりキースしか浮かばなかったので、彼の人気作を検索した。どうやらケルン・コンサートがいいらしいとわかったのでそれを借りたわけだ。一曲目が始まって驚いた。

素晴らしい。本当に素晴らしい。借りるんじゃ無くて買いたい。とても気に入っている。これを見ている皆さんで興味のある方はとりあえず借りてみたらいいだろう。たぶんTSUTAYAやゲオにもあるんじゃないだろうか。

アマゾンのレビューで、こんなのを見つけた。

その日はスイス・チューリッヒからの長いドライブの後で、夕方にケルンに着いたキースはとても疲弊していた。何日間も睡眠不足が続き、背の痛みもピークに達して、矯正器具を外せないでいた。

ケルンのオペラ会場に用意されるはずのピアノ「Boesendorfer 290 Imperial」(鍵盤が97ある大きなピアノ)が何かの手違いで届かず、リハーサル用に常置してある、チューニングに膨大な時間がかかりそうな古いピアノしか残っていなかった。それは笑いたくなるほどの小さな幅の薄い簡素なピアノだった。おまけに低音部が上手く出ず、足のペダルはまともに機能していない故障品だった。

キースは当日のコンサートをキャンセルできないか、18歳のドイツで最年少のコンサート主催者 Vera Brandes に直前まで検討してもらったが、チケットは全て売り切れており、演奏を強行することにした。

このコンサートの開始時間は23時30分。「オペラ会場でJAZZ」という当時初めての試みにチャレンジするためには、その日行われるオペラが終わるまで会場の使用が許されなかった。画期的なイベントで観衆を呼び込むため入場料はたったの4ドイツ・マルクに抑えられたプロジェクトだった。ほぼ夜中なのに1400の席は満席になった…。

だそうだ。ますますこの演奏が気に入った。

このCDを聞いて、オスティナートを何度も使うので音楽的に違和感を感じる人が多いと思いますが、それはピアノの調子が悪すぎて低音部は正確に音が出ないため、キースがわざわざ左手オスティナートで低音の補強を常に行い、右手で弾ける鍵盤だけで最良のメロディーを考え出し演奏したのです。

キースの声が気になるので嫌いと言う人も多いようですが、全ては彼がその場でベストと考えた演出です。一番高価で完全にメインテナンスされた楽器を演奏するだけが音楽表現ではありません。少なくともJAZZの精神はそうではありません。

普通のプロのピアニストであれば、会場での設定に飽きれてコンサートはキャンセルされたでしょう。非常に劣悪の環境の中で、それでも観衆に感動させる「誰にも真似のできない演奏」をしたキースのプロ意識に拍手したいです。

このレビュー氏がどれだけこの音楽を、キースのピアノを、愛しているかわかる文だ。私にもそれだけ惹きつけられる気持ちがわかるというもの。そんなCDです。

これがジャケット。買いたい人はぜひ今すぐにどうぞ。

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今日の見もの(ガリバー旅行記)

2011年11月16日 21時35分47秒 | 見もの

ガリバー旅行記
Gulliver's Travels
2011年 85分 アメリカ

実はものすごく期待していた。新作扱いの時に借りようかとも思ったぐらいだ。TSUTAYAの80円セールの時にみたら、もう準新作扱いになっていて、喜び勇んで借りて見た。でも自分の期待とは少し毛色が違っていたみたいだ。

ニューヨークの新聞社で郵便係として働くガリバー。うだつのあがらない彼は郵便仕分けの仕事に10年近くも甘んじていた。新しく郵便仕分け係に赴任した部下がたったの1日で昇進し自分の上司となってしまった挙句、「君はこれ以上成長できない」と言われてしまう。このままではいけないと決心したガリバーは、5年間片思いしている旅行記者のダーシーにいいところを見せようと、自分はあちこち旅行していて文が書けると言ってしまう。

翌日までに原稿を頼まれた彼だが、もちろんそれはウソ。書けない彼は、あちこちの記事をコピペしてでっち上げる。何も知らず、その文章に感嘆した彼女はバミューダ・トライアングルの取材を持ちかける。しかしバミューダ沖で嵐に遭遇した彼は遭難し、中世風の衣装を着た小人たちが暮らすリリパット王国に流れ着く。


一度は囚人として捉えられた彼だが、その体の大きさを活かして敵国の襲撃を蹴散らした事などから、英雄として扱われるようになる。

しかし彼はまたウソをついてしまう。それを見抜いた恋敵は復讐しようとする。そんな時、彼に任せられなかった取材を、ダーシー本人がしようとバミューダ・トライアングルに来るのだが、同じように遭難してリリパットに流れ着く。それを知った彼は今度こそ生まれ変わる・・・。

特撮は素敵だが、内容はと言うと単なる娯楽映画に感じた。もちろん、映画自体が娯楽なんだからそれでいいのだろうが、見応えがある映画と言うより、楽しんで、笑って、肩の凝らない時間を過ごしただけという感じ。心に残るものがあるかといわれたら、アメリカ映画の典型的結末で、水戸黄門みたいな流れだとしか言いようが無い。KISS、スター・ウォーズ、タイタニック・・、などのパロが出てきて、面白いっちゃぁ、まぁ面白い。個人的には、こういうノリは疲れるから好きじゃ無い。この辺は個人の心の問題だから仕方なかろう。ダメ人間が、あることをきっかけにりりしく立派に成長するという典型的な流れは、きっとアメリカ人の大好きな展開なんだろうな、アメリカ人は好きな映画なんだろうな思いながら見た。残念だが、自分には「悪くは無いけど、それほどでも無い」だったなぁ・・。

ランク:肩の凝らない時間を楽しみたいならどうぞ。
    自分には、主人公があまり好きになれなかった。
    それは、行動、言動、ノリ、ジョークのすべて。
    ただし、皆さんもそう感じるかどうかは別。
    楽しい映画であることは間違いない。子どもにもいいかな。

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今日の見もの(PLANET OF THE APES)

2011年11月15日 20時18分13秒 | 見もの

PLANET OF THE APES/猿の惑星
Planet of the Apes
2001年 120分 アメリカ

ブルーレイ版で見た。

猿の惑星が名作であることは万人が認めるだろう。最後のシーンの衝撃は、今までのSF映画の中でも最上級のものだった。おかげで続編もドカドカ作られたが、それが全て名作かといわれたら、そういう人はいないだろうと思う。

この作品は、一連の猿の惑星シリーズが終わって、21世紀になって新作品として作られたものだ。何故か急に見たくなり、80円セールのブルーレイを借りて見た。(後で考えたら、日曜にこの映画をTVでやることになっていて、それを数日前にネットか新聞かで見た記憶が心の片隅に残っていて、それでこれに惹かれたのかなと思う。TV版は、NHK以外はあまり見ない。どうせカットしてあるから。)

西暦2029年。 調査活動中の巨大宇宙船オベロン号には、人間の他に遺伝子操作と高度な訓練で高知能化した猿達も乗せられていた。 あるときオベロン号は奇妙な磁気嵐を発見する。 まずチンパンジーのペリグリースが操縦するポッドを調査に向かわせるが、たちまち磁気嵐に吸い込まれ通信が途絶えてしまう。 宇宙飛行士のレオもポッドで船を飛び出しペリグリースを追うが、やはり磁気嵐に吸い込まれ、ある惑星に不時着する。 そこは人間が高度な知能を持つ猿に支配される世界だった。

猿達に捕らえられたレオは、将軍のセードに危険人物として睨まれるが、人間に好意的なチンパンジー、アリの助けを得て身近な人間ともども脱走する。 不時着したポッドから回収した携帯端末でレオは母船もこの惑星に到着したことを知り、地球へ帰る為に禁断の地域へと足を踏み入れるが、そこにあったのは数千年前に不時着して遺跡と化した母船オベロンの残骸だった。 宇宙船に残された記録から全てを知り絶望するレオだったが、これまで猿に抵抗する術を持たなかった人間達が、噂を聞きつけてレオの下に集まってくる。 そして人間全ての抹殺を決意したセード将軍率いる猿の軍勢も間近に迫っていた…。

途中でうっすらわかった。一度見たことがある映画だ。名前を覚えてなかったところを見るとたいした映画じゃ無かったのかな、、、そう思いながら見て、その通りだった。

ブルーレイは早く返さないといけないので、とにかく借りたら早く見るようにしている。今回もそんな義務感があった。そうじゃなかったら途中で止めたかも知れない。

『第22回ゴールデンラズベリー賞において、最低リメイク賞・最低助演男優賞(チャールトン・ヘストン)・最低助演女優賞(エステラ・ウォーレン)を受賞してしまった。』とのことだが、まぁさもありなんと言うところか。

知能が高いとは言え、地球の人間文明から考えたら、エジプト以前ぐらいの程度か(映画の時代では人間は退化してしまっているようだが)。しかし身体が大きく、力が強い。その乱暴さで人間を襲ってくる。そして自分たちが進化していて、人間は劣るという。それを見ながら、どこかの国民が他国の歴史や文化を盗んでおきながら、その劣等感を隠し、妬んで言っているパロディのようで、これってそれを笑う映画なのかとまで思った。

それは置いておくにしても、内容はひどいと思う。1968年の名作「猿の惑星」をぶちこわす映画に感じた。

『監督はリメイクではなく、「リ・イマジネーション(再創造)」としており、猿が人間を支配しているという基本設定以外は、全く異なるストーリーになっている。』とのことだ。確かにストーリーは違っていたし、つじつまの合わないご都合主義的な面もある。

いずれにしても、この映画が成功だったとは思えない。今度の新作映画は、さすがに今作られたものだからいいのではないかと期待したい。予告も見たが、リーズナブルな理由付けもありそうだ。期待はしているが、さて見るかと言われたら、今回の映画のおかげでちょっと躊躇してしまっている。

ランク:もう見ない。安く借りてきていて良かった。
    封切館で見ていたら泣きそうになっただろう。
    とは言え、今度の新作にはちょっと期待しているんだが・・。

日本語ではモ(マ)ンキーもエイプも全て猿と言うから誤解をしてしまうが、モンキーとエイプは違う種類だ。この映画はあくまで我々と同じ類人猿の物語である。小さな子どもにはわからないだろうから、見る際にはついでに教えてあげたらいいんじゃないかな。日本語吹き替え版では言葉を混同して使っているように見える。わかりやすいからそう表現しているのかも知れないけど。

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今日の買いもの(丸源・肉そば)

2011年11月14日 22時58分50秒 | 買いもの

倉敷ラーメン街道に出来た新しい店/丸源

倉敷ラーメン街道なんて言葉は無い。自分が勝手に名付けただけだ。

倉敷IC~浜ノ茶屋の交差点までにはめちゃくちゃラーメン店が並んでいる。東から、希望軒、哲、一風堂、琥家、天下一品。駅へ曲がる道を過ぎて連島に行くまでにはさらに有名店が並ぶのだが、まぁここは天下一品までの短い範囲について話そう。

ここはさながら戦場の様相を呈していて、私は倉敷ラーメン戦争(おまけに最前線)と呼んでいた。それはちょっとアレなので、ラーメン街道に変えてみた。そのまっただ中に何故かしらまた新店がオープン。何故この道筋にどかどか出来るか不明だ。お互いが食い合いをして困るだろうにと心配してあげる。なのにどこもいっぱいだったりするから、ラーメン好きが集合してきていい効果になっているのかも知れない。

さてこの店、11月1日にオープンだったはずだが、全く広告も入らず、それほど自信があるのか、別の戦略かなにかあるのか・・と思っていたら、この土日に新聞広告が入った。子どもの話によると、一度人が少ない3時ぐらいの時間帯に行ったら店が閉まっていて、「研修や仕込みのために閉めていたみたい(子ども)」とのことだったので、最初はプレ・オープンで感触をつかみ、研修も終えてから本オープンだったのだろう。まぁ賢いやり方なのかもね。

これが名物の肉そば 650円

真ん中のオレンジのは柚子おろし。最初はそのままのスープで楽しみ、次に柚子おろしを混ぜて楽しみ、テーブルにある天かすみたいなニンニク何とかで楽しみ、最後に汁にご飯を入れて楽しんでと書いてあった。自分はそこまでたくさん食べられないから普通に食べた。

スープの味は好きな感じ。縮れ麺は好きでは無いが、これは個人の好みだから何とも言えない。他のラーメン店に比べてひどく器が小さく感じる。あれ、こんだけ??と思えたが、そこが深くなっているので量が少ないわけでは無い。十分な量だった。

子どもは煮卵入りにした。100円ぐらい高かったんじゃ無いかな。それ以外は一緒。

ちび用のラーメン。190円ぐらい(税別?)おまけにオモチャをくれて、チビはそれをたいそう喜んだ。出口のあたりに置いてあり、その中から好きな物が選べる。ちびはトイレに行ったついでに貰ってきて遊んでいた。おかげでラーメンはほとんど食べなかった。帰り、レジのところでもう一個欲しがって困った。小さいから何度でも好きなだけもらえると思うんだろうな。後で百均でお風呂のオモチャを買ってあげたのだが、それがすごく気に入って、3時過ぎからお風呂に入る入るとわめいてしまった。

このお子様ラーメン、醤油と塩、豚骨の三種から選べる(同価格)。オーソドックスな醤油を頼んだが、次は豚骨の方がいいだろうな。

家人は肉が嫌いなので豚骨ラーメンにした。

さて味だが、食べ物の味はあくまで好き嫌いの問題だから私がとやかく言うことは無い。個人的には縮れ麺よりストレートが好きということだ。それと、肉そばもいいけど、チャーシューがのったのがいいな。スープの一口目は、こりゃいい感じだった。私はむしろ柚子おろしを混ぜない方が好きだ。個人の趣味の世界だね。

それより店舗の広さがすごい。

元々ブルドッグというファンシー小物屋さんだったから、床面積はべらぼうに広い。ラーメン屋の広さじゃ無い。ファミレスにした方がピンと来る広さだ。そんなこともあり、ラーメン食べながらも他にエビフライ定食なんてあるんじゃ無いのって思ってしまう。そのぶんテーブルも椅子もゆったりなのでそれはいいかも。むしろ駐車場が狭いぐらいじゃないかな。店舗東の通路を奥に入ると、開けた空間がありそこが駐車場。今は人も多いから警備員や誘導員が立っている。

味に関しては自分の舌でご確認を。種類があるからこだわりのある人にもいいでしょう。

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今日の見もの(大日本人)

2011年11月13日 19時49分24秒 | 見もの

大日本人
2007年 113分 松本人志
監督

NHK-BSで松本人志・大文化祭と言うのをやっていて、その中でこの映画が放送されたので撮って見た。正直、買ってみるほどではないし、借りるのにもそんなに情熱が無い。NHKならノーカットだろうから見る価値がある。松本さんの才能はみんな認めるだろう。その彼が作った映画には興味があった。

映画はドキュメンタリータッチのインタビューで展開される。大佐藤というちょっとショボい男にTV局が密着取材をしている。彼がぼそぼそと答えるのだが、一体彼が何なのかわからない。わかるのは彼がみんなに疎んじられていること。嫌がられ、迫害され、それでも防衛庁に頼まれて出かけていく。そのうちやっと彼が何者なのかわかってくる。

大佐藤は”獣”(じゅう)と呼ばれる巨大生物を退治する「大日本人」である。彼の家系は代々日本国内に時折出現する獣の退治を家業としており、彼はその6代目に当たる。かつてはもてはやされた大日本人も、今では世間の風当たりが強くなり、軍備の整った現代においては不要であると唱える者さえ出る始末。プライベートにおいても妻との別居、跡取問題、かつての英雄である祖父(4代目)の介護問題など悩みの種は多かった。

苦境に立たされながらも獣退治を続ける大佐藤だったが獣退治中に突如現れた赤い獣の圧倒的な強さに恐れおののき、逃亡をしてしまう。過去に確認されたことのないその獣は日本のものではないということしかわからない。大佐藤が逃亡する姿を映したテレビ放送は皮肉にも高視聴率を獲得した。取材ディレクターは再戦を要請するが大佐藤は乗り気ではなかった。その後も度重なるアクシデントで国民の反感をかい、大佐藤は窮地に立たされていくのであった…。

切ない映画だった。最初は意味がわからず、大日本人とは何か、そればかり気になっていた。わかった後も、どうしてこれだけ嫌がられるのか、それは世間に対しても家族に対しても、疑問であり哀しみでもあった。特に別居している奥さんと子どもの話は忘れられない。あの母子、きっと大佐藤のお金で生きているのだろうし、それをあのように言うのは、、、と怒りながらも、松本の演技、表情、TV局の残忍さなど、うまく描けているし忘れられない。

では映画として成功かと言われたら、終盤に「ここからは実写でお楽しみください」と切り替わるシーンがあり、そこからはあれっ?と思う。折角作り上げてきた作品を、あそこからすごく軽い陳腐なモノに変えたようで、これが天才松本の天才たるところなの?それとも予算が無くてここからちゃんと作れなかったの?と思わせてしまった。

彼、自分のギャグがわからない人はわからなくていい。ついてこれない人は不要だみたいな言い方をしていたと思う。その記事では彼の天才ぶりをそれで評していたが、その印象が強くて、彼の表現がわからない自分は無能かと思ってしまう。だからひょっとしたらこれを理解できない自分が悪いのかも知れないが、最後の方は映画として成り立っているとは思えない自分がいる。

2011.6. 6 松本人志 監督作品「大日本人」ハリウッドでリメイク決定!!
この度、松本人志第一回監督作品「大日本人」(吉本興業製作)が、米国大手映画スタジオであるコロンビア映画(コロンビア・ピクチャーズ)によってリメイクされることになりました。

-中略-

今回、英語版リメイク「大日本人」のプロデューサーを務めるニール・H・モリッツは、米映画製作会社オリジナル・フィルムの創立者で、今春、全米公開した「ワイルド・スピードMEGA MAX」(原題「Fast Five」・今秋日本公開)は、現在、世界収益540億円を記録し、今夏にはユニバーサル・ピクチャーズよりコメディー映画「ザ・チェンジ・アップ」の公開が予定されています。過去にはアクションコメディ「グリーン・ホーネット」、ウィル・スミス主演のアクションスリラー「アイ・アム・レジェンド」、「ワイルド・スピード」シリーズなどハリウッド大作を製作しています。脚本を務めるのはフィル・ヘイとマット・マンフレディのコンビで、2001年にドラマ「クレイジー・ビューティフル」でデビューし、2002年にはジョン・キャロル・リンチ出演の映画「バッグ」で数々の映画祭で受賞しました。大ヒット映画「タイタンの戦い」や2005年米公開のスリラー映画「イーオン・フラックス」の脚本も手がけ、次回作は漫画原作の映画「R.I.P.D.」と「ザ・ボーイズ」を控え、プロデュースにはニール・H・モリッツ氏が務めます。 

とのことだ。専門家が見たら素晴らしいとわかるのだろうと思う。

ランク:実写版という落としどころがいいかどうかわからないが
    見てもいいと思う。ただ、大佐藤はとにかく切ない・・。

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