ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の買いもの(古いHDDのデータ救出)

2013年07月29日 09時54分29秒 | 買いもの

SANWA SUPPLY IDE/SATA-USB変換ケーブル
0.72m USB-CVIDE2 Amazon ¥2,073

パソコンを自分で作っていた人なら家にHDDがゴロゴロしているだろう。私も先日箱の中から未使用っぽいHDDが出てきて嬉しくなったのだが、それは容量を変えた後の古い使用済みHDDで、なんと5Gだった。今では500円のUSBメモリより小さな容量だ。これでも当時は1万円しただろう。貧乏性の私はなかなか捨てられないのである。

さてXPのサポートが終了するから、今使っているHDDも大量に不要になる時代が来るわけで、SATAの物はWin7~8.1のマシンに使えるにしても、IDEとなるとちょっと困る・・。前述の5Gにしても、たぶんないとは思うが、中にデータなり画像なりが入っているんじゃないかとも思えて即廃棄とはしにくいものだ。そんなわけで買ったのがこれ。SATAだけでなくIDEのHDDもUSBで外付けに出来る。それも裸でも大丈夫みたいだ。

使い方はこうだ。USB3.0の物もあったが、2.0で困る容量のHDDはないから安いこれで十分と考えた。

これが中身。今ではなく、これから1年後ぐらいに特に活躍するだろう。

となるとHDDを裸でも使えるようにする必要があるわけで、この足を買った。センチュリー 裸族のビキニ HDD用スタンドキット CRBK2 ¥709 Amazon.comの通販だ。

上のように3.5インチなら一袋8個の足で2台、2.5インチなら下の写真のように4台支えられる。私は二袋買った。

もう一つおまけに試してみる。グリーンハウス 3.5インチHD用シリコンケース ブラック GH-CA-HD35K ¥627 で、同じくアマゾンの通販だ。80G~120GぐらいのIDEを職場のデータ用として使ったらどうかと思っている。一番上のケーブルとこのシリコン服でどうだろう。今となってはIDEって逆に使いこなせない人がいるだろうから最高のセキュリティになったりしてね(笑)。


今日の買いもの(君の知らない物語)

2013年07月28日 12時57分57秒 | 買いもの

君の知らない物語 [Single, Maxi]
2009年発売 19分 ¥1,223 Amazon通販

偽物語を最後まで見た。見終わっても切ない気持ちが残るのかと思っていたが、ラストシーンを見て嬉しかった。自分的には完結した気分だ。猫物語もきっと借りて見るだろうが、それは余生のようなもの。自分としては、化物語で戦場ヶ原のことが完結していたけど、偽物語の最後でそれを確認できて嬉しくなり、全てが終わった感がある。傷物語とか見られるようになれば全部見るだろうが、後はお楽しみという気分で、これ以上どうにかなるとかどういう風につながっていくかなんて考える気にならない。ホントいいエンディングで良かったと思っているわけだ。

胸に来るのは化物語を見終わってからのエンディングの歌(歌詞全て)で、あの歌を聴く度に胸が締め付けられるような気がする。これだけはどうにか手元に置いておきたいとネットを探したのだが、さすがに有名な化物語だけのことはあって、簡単に見つかったし今でもちゃんと手に入るようだ。視聴もあったので聴いてみたのだが、私の知っているエンディング曲とは歌詞が違う。どうやらサザエさんのごとく二番から始まって、歌詞も前後させてあるようだ。私としてはTVバージョンが欲しかったのでそれを探したら上のマキシシングルが出てきた。

曲目は

1. 君の知らない物語
2. LOVE & ROLL
3. theme of “CENCOROLL”
4. 君の知らない物語 -TV Edit-
5. 君の知らない物語 -Instrumental-

で、私が期待しているのは4のTVエディット。手元に置いておきたいから買うつもりだったが、レンタルがあるなら聴いてから買おうかとも思った。幸か不幸かTSUTAYAでもGeoでも見当たらなかったのでアマゾンで注文した。まだ届いてないが楽しみに数日後を待っている。

君の知らない物語-supercell TVバージョン

「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」
君は指さす夏の大三角
覚えて空を見る
やっと見つけた織姫様
だけどどこだろう彦星様
これじゃひとりぼっち

真っ暗な世界から見上げた
夜空は星が降るようで

いつからだろう 君の事を
追いかける私かいた
どうかお願い
驚かないで聞いてよ
私のこの想いを

Today Is A Beautiful Day
CD 2011年発売 58分 ¥2,620 Amazon価格
TSUTAYAでレンタル 5枚で1000円の中の一枚

supercell の2ndアルバムらしい。「化物語」EDの君の知らない物語が1stシングルのようだ。このアルバムに収録されている(オリジナルの「君の知らない物語」だから化物語のEDとは違う)と言うことで借りてみた。自分が好きかと言われると、そんなに嵌まる曲調ではないのだが、かなり人気のあるアルバムのようで、若い子の嗜好を垣間見られてそれはそれでいいアルバムだった。

1stアルバムはミクとのコラボか、ミクの声に音楽をかぶせたのか、とにかくミクがらみだったようで、このCDの横にあったのだが借りなかった。今思えば200円で借りられるなら借りておけばと思ったが、改めて借りに行くほどの気力はない。DVDと違ってCDは旧作の一週間レンタルが320円。2枚借りたら600円を超すから、5枚で1000円セールを使うしかない。そのためさほど借りたくない物も借りて無理矢理5枚にするわけで、それなら借りておけば良かったが、改めて320円で借りようとは思わないと言うことだ。まぁ次回似たような機会があったら借りるリストに入れておくことにした。

化物語音楽全集 Songs&Soundtracks
CD二枚組 2011年発売 153分¥3,181 Amazon価格

同じくTSUTAYAの5枚のうちの一枚(二枚組だが)。私はアニメは見るが、声優のCDとかそのアニメのサウンドトラックを買うほどではない。主題歌集なら買いたい(借りたい)が、それは私にとってのヒーローのウルトラマンシリーズとか、懐かしのアニメ主題歌特集ぐらいで、この手のCDは手にしようという気にならなかった。それでもこれを借りたのは、あまりに胸に来る物語だったので、それなら一度聴いてみるのも良いだろうと感じたからだった。さすがにこの値段では買う気にはならなかったのでレンタルショップをあたったのだが、ちゃんと3セットもあった。人気商品なんだろうな。

さらに驚いたのは、他のCDはちゃんと中身が入っていて視聴できるようになっているのだが、このCDはDVDのようにがっちり開かないようにしてあって、「視聴したい方はレジまでお持ちください」なんて書いてある。若者が見る(聴く)可能性が高く、金がない故に盗んでいく輩がいてその対策なのかと思った。欲しいのはたぶんCDではなくリーフレットだろうからね。

この画像はネットからだが、こんな感じの画像満載のリーフレットかと思ったがそうではない。歌詞の書いてある小さな画像入りのしゃれた数枚だった。でもまぁ欲しい人にはたまらないんだろうな。歌詞を読むだけならコピーでもカラーコピーでも良いだろうが、本物と偽のコピーとは全然違うだろうから。でも若者、悪いことしちゃダメだよ。若者だけじゃないだろうしね、悪さするのは。

こんな感じで各回の主人公の歌う主題歌も入っている。買った人の書き込みを見ると、「お得」「全部入っていて嬉しい」と喜ばれているし、DVDだかBDだかの初回限定特典で主題歌集がついていたらしいが、それを持っている人でさえ「買って良かった」だそうだ。私よりもディープに気に入っている人にはバイブル的CDなんじゃないかと思う。そんな人はレンタルなんかじゃなく絶対買うべきだよね、買ってるだろうけど。

さて私はと言うと、CDにはとても満足しているし買うべきレベルと思うが、やはりTVバージョンのエンディングでないと歌詞の内容がしっくりこない。ゆえに一番上のCDが最高だと思っているのですよ。


今日の買いもの(2T HDD 取り替え用)

2013年07月27日 14時20分11秒 | 買いもの

Seagate 3.5inch 2.0TB HDD
ST2000DM001/N
7200rpm 64MBキャッシュ SATA3.0
¥7,224 Amazon.com

2Tのハードディスクが欲しかった。私のHDDスタンドが公式には2Tまでの対応だからだ。そのスタンドはHDDのクローンに使えるものなのだが、2台の差し込み口のうち、スロット1にだけ挿したら普通にUSBの外付けドライブとして使える。そこに挿してデータを取り出したかったからだ

使い方はこうだ。同じく裸族のHDDボックスがあり、そこにワンタッチで差し込める。3.5インチの扉と2.5インチのそれがある。もちろん両方挿せるのだが、手持ちの1T以上は3.5インチのみなのでこっち専用になっている。

ちなみにこのボックスは秀逸で、もしこんな風に使うなら是非のお勧めだ。隣町のケーズで3700円程度で売っている。ドライブ二発+USB端子2個付きでハブとしても使える。本体からの給電が止まるとHDDを止めてくれるのでどんなTV,機械にも対応できる。まぁ私のような使い方をしなければ単なる無駄。一般にはバッファローかアイオーの外付けドライブの方が良いだろう。それに今買うならSATA3.0の3Tが買い得と思う。私もこんな使い方でなければそうしただろう。HDDボックスもHDDスタンドも2T(まで)対応とうたっているから買えるうちにとこれにしただけだ。

取り替え用のHDDはこれ。今まで使っていたのは左側のウエスタンデジタル製品、右が今回買ったシーゲート。どちらも2T。

元々はシーゲートと言えば一番ちゃんとした製品という感じだったが、今やそうでもないみたいだ。この製品に関しても、アマゾンでは『客からの指摘で不具合があるようなので販売を中止している』旨書いてある。私のはまともに動いているようだが、HDDなんていつ壊れるかわからないから毎日が崖っぷちでもある。


今日の見もの(AVP2 エイリアンズVS.プレデター)

2013年07月26日 21時14分02秒 | 見もの

AVP2 エイリアンズVS.プレデター
Aliens vs. Predator: Requiem
2007年 94分 PG-12 アメリカ

2004年に公開され大ヒットを記録した『エイリアンVS.プレデター』の続編だそうだ。

前作での南極における戦いでスカー・プレデターの体内に寄生していたチェスト・バスターが、プレデターの宇宙船内で胎動し、プレデターの性質を受け継いだ新種のエイリアン「プレデリアン」として成長し、船内のプレデター達を殺戮しはじめる。プレデリアンを狙ったプレデターの攻撃で船体にダメージを受けてコントロールを失った宇宙船は、アメリカ・コロラド州ロッキー山脈麓の森に墜落する。

墜落した船内に保存されていたフェイスハガーが獲物を求めて外に飛び出して行くが、負傷しながらもガントレットで救難信号を発したプレデターはプレデリアンに息の根を止められてしまう。狩猟中に森に墜落した宇宙船を目撃した親子がフェイスハガーに寄生され、地球上での成体エイリアンの増殖が始まった。

一方で、宇宙船からの緊急信号を受信したプレデターの本星から、エイリアンの駆除・及び自分達の具体的な存在痕跡の抹消を生業とするプレデターであるザ・クリーナーが地球へ送り込まれる。クリーナーは宇宙船とプレデターの遺体を消滅させ、エイリアンの追跡を開始するが、プレデリアンをはじめとしたエイリアン軍団は下水道の入り口に住む浮浪者達を襲って町へ接近する。ザ・クリーナーは下水道内でエイリアン軍団をようやく捉えるが、プレデターの戦闘能力と知能を継承したプレデリアンを相手に苦戦し、両者の交戦は街中へ発展してしまう。

街中に侵入したエイリアン達は学校のプールや、一般民家など様々な場所で人間を惨殺しはじめ、パニックに陥った住民達は町からの脱出を目指し、武器を求めて銃砲店に集まった。その頃、保安官事務所からの救援要請を受けた州軍部隊が街に到着するが、すでに相当数に増殖したエイリアン軍団の襲撃を受けて全滅してしまう。

州軍の装甲車に残されていた軍用無線機で司令部と交信した保安官達は街の中心部で救出ヘリを待てと誘導されるが、不安を感じた若者達とイラク帰還兵の女性は病院にあるヘリで脱出を試みる事を決め、保安官達と袂を分かつ。保安官が誘導された街の中心部は、避難民とエイリアンの戦場と化していて、保安官達は救出ヘリの到着を信じて必死の抗戦を続けた。

一方、プレデリアンもまた病院に乗り込み、入院中の妊婦達に幼生を寄生させ、エイリアンの繁殖を図っていた。そんな中に、装甲車で乗り付けてしまった若者達は、ヘリのある屋上を目指してエイリアンの巣窟となった病院に突入してしまう。プレデリアンを追跡していたザ・クリーナーも病院へ突入し、人類とエイリアン、プレデターの3つ巴の戦いが開始された・・。※あらすじはウィキより

重い映画は見たくなかった。重いというのは主人公たちの心情の意味ね。だから何も考えずに楽しめる(この映画に「楽しい」という言葉を書くのは多少の違和感があるが)映画を探した。タイトルから、あの有名人(!)二人(二種類?)が激しく戦う意味のない映画だと思ったからだ。実際その通りなのだが、ただ単におどろおどろしい怪物たちが残虐な人殺しをする映画で、相手の数や状況から最後のシーンも予想できたし、本当に中身のない映画だった。

じゃぁと考えると、エイリアンやプレデターの映画で衝撃を受けた人なら、その二大スターが出る映画はやはり見てみたいし、ライオンと虎を戦わせたらどちらが勝つか的な興味も持つだろう。それを作ったところがこの映画の価値なんじゃないかと思う。惜しむらくは、前作はストーリーとしても成り立っていたしそれなりにおもしろかったが、この映画はストーリーなんてなく、ただ人間たち(相手も)を虐殺していくだけの場面が延々と続く。画面も暗く何をしているかわからないし、エイリアンなのかプレデターなのかもよく見えないシーンすらある。どこかに「残念な映画」と書いている人がいたが、私はもっと直接的に「意味のない映画」と書いておこう。お金を出してみる映画じゃない。無料のロードショーでも途中で止めてもいいランクだと思う。

小学校の頃、本の好きな女の子がいて、彼女はルパンのファンで、私はホームズ派だった。その彼女がホームズを悪くいい、ルパンの彼女を殺した悪人と言った。ルパン対ホームズという本があり、その中にそういうシーンが出てきたのだった。作者はルパンの作者だという。そりゃホームズのせいじゃないだろう。コナン・ドイルが書いた本ならともかくという私の言葉を、彼女は受け入れることはなかった。

こういう二大スター出演の話の度に、どうしてもあの時の彼女の言葉、表情を思い出してしまう。この映画の後やはり彼女を思いだした。徳子と書いてのりこと読んだ。もう立派なおばさんになっているはずだ。彼女は今どうしているのだろうか。彼女の引っ越し前夜、借りていた本を返しに行った時に見たのが最後だ。お母さんと二人で小さな段ボールにぎゅうぎゅうに(たぶん本を)詰めていた。他にはもう何もなく部屋は空っぽだった。みんなに会えなくなるというのに少しも悲しそうでなかったのが不思議に感じたのだった・・。


今日の見もの(トロン)

2013年07月25日 21時49分52秒 | 見もの

トロン / Tron
1982年 96分 アメリカ

近年作られたトロンのオリジナル。今から30年も前に作られた映画なのだが、今見てもその斬新さと先進性は色あせてないと思う。

ソフトウェアメーカー・エンコム社に在籍するケヴィン・フリンはゲーム「スペースパラノイド」を開発したものの、その全データを同僚のデリンジャーに盗まれてしまう。デリンジャーが自身の作として発表した「スペースパラノイド」は大ヒットし、たちまち彼はエンコムの社長に出世する。その一方でフリンは場末のゲームセンターのマスターへと追いやられてしまう。

憤慨したフリンは「スペースパラノイド」がデリンジャーの盗作である証拠を掴むべく、夜な夜なエンコムへのハッキングを行い始める。だが証拠のデータはデリンジャーがプログラムしたMCP(マスター・コントロール・プログラム、バロースのOSen:Burroughs MCPに由来)によって厳重に隠蔽されており、発見は不可能だった。

そんなある日、偶然にもフリンのハッキングの事実を知ったエンコムの社員アランが、恋人のローラと共にフリンの元を訪ねて来る。これをチャンスと考えたフリンはエンコム社内のコンピュータから直接、アクセスさせてもらえるよう懇願。了承した2人はフリンをエンコムへと導き、またアランも不正調査とMCP破壊のために、開発途中の監視プログラム・トロンを起動することを決意する。

しかし、フリンの侵入は既にMCPによって察知されていた。結果、フリンはエンコムが実験中の物質転送機によって、MCPが支配するコンピュータの内部世界へと送り込まれてしまう。そこはMCPによる圧制下にあり、あらゆるプログラムがネットを通じて集められ、奴隷のように扱われていた。

そんな中で、フリンはアランそっくりの1人のプログラムと出会う。実は彼こそが、MCP破壊の任を帯びてアランに送り込まれたプログラム・トロンだった。

2人は計算プログラム・ラムと共に、コンピュータ世界におけるMCPの圧政を打ち砕くため、戦いを挑んでいく・・。※あらすじはウィキより

画面に関して言えば、やはり古くさくチャチな面は否めない。服だってそれっぽく作ってはあるが、布でできたボディスーツだし、グラフィックもPC-98時代の物??(それが失礼ならWin3.1時代かな)と思える程度の物だ。それでも色褪せないのは、ほかの映画とは一線を画するユニークな設定で、見ていると、電脳世界って本当にこうなっているんじゃないのと思えてくるぐらいだ。惜しむらくはこれを先に見て新トロンを見たらもっとおもしろかっただろうと言うぐらいか。名作の香りがする。

残念ながらわかりにくい映画でもある。特にユーザーとかの話は、ほかに訳しようがなかったせいと思うが、日本語にジャストフィットの言葉がない(あっても長すぎる)ためにやはりぎくしゃくする。仕方ないことではあるけどね。まぁ言葉に関しては今の若者たちなら何の違和感も持たないのかもしれない。

しかし、しつこいけど、よくあんな時代にこれだけのCG(手描きアニメの部分もあるようだが)を作ったなと感心する。だって、ハッキングに利用していたのはアップルIIIで、音響カプラでつないでいたんだぜ。今いったい何人がこのことが理解できるだろう。私世代以上じゃないとわかないんじゃないか。あんな時代にこれを作ったことが超絶すごいことだ。その意味では間違いなく記念碑的作品だろう。


今日の見もの(アポロ18)

2013年07月24日 16時31分44秒 | 見もの

アポロ18 / Apollo 18
2012年 86分 アメリカ  カナダ

すみません、草稿のまま間違って公開してました。お詫び申し上げます。m(_ _)m

この映画はうっすら知っていた。アポロは17号で終わったんじゃなく、実はもっと続いていて、その証拠(映像など)が(本物か偽物かわからないものも含めて)ネットに流出することがある。それを使って作った映画だと。そんなこともあってちょっと期待していた。

1969年7月20日、アポロ11号が人類初の月面着陸に成功。1970年、NASAは予算削減を理由にアポロ18~19号の計画中止を発表。1972年12月7日、アポロ17号が最後の月面着陸に成功し、アポロ計画は完了した。しかし1974年、ジョン・グレイ指令操縦士のもとへ一本の連絡が入った。「アポロ18号飛ばす。」それを受け、着陸操縦士のベン・アンダーソン、船長のネイト・ウォーカーを招集し12月20日、中止したはずのアポロ18号が秘密裏に月へと向け発射された。

12月25日、着陸線リバティは無事月面着陸に成功する。今回の任務は動体感知カメラと“国防総省PSD5”と表記された装置を月面に設置することだった。比較的簡単にその作業を終えたネイトとアンダーソンは忘れずに月の石も採取し、リバティへと戻った。しかし翌日、採取したはずの月の石が床に散乱しており、不審に思いつつ二日目の船外活動に出かける二人はさらに驚愕の真実と直面する。自分たち以外の足跡を発見し、それをるとソ連の探査機が着陸していたのだ。公式にはアメリカしか降り立ったことのない月面に何故ソ連船が・・・? 船内に乗組員はおらず、白骨化した死体まで見つかった。月で一体何があったのか。時同じくして昨日設置した動体感知カメラは異様な物体を写していた・・。※あらすじはネットより

『アポロ18』はネットの片隅にアップされていた“記録映像”であるてことで、「(この映画を)作ったんじゃない。(ネットから)発見したんだ」とのこと。『NASAは本作への協力を断った』なんて話も伝わってきていて、本当なのか嘘なのか、まぁフェイクにしてもいくらかの真実が中に入っていたらおもしろいと期待していたのだが、、、、

まず画像が汚い。アポロ17号あたりの年代だから、ビデオの性能が今とは格段に違っていて、それで撮影されたことになっているからぼろい映像なのはわかるが、やはりそれは気になる。

さらに、月にいたらしい生物だが、大気がないのだから生物が素のままでいることに説得力がない。そもそも代謝が出来るはずがない。そんなところに生物がたくさんいるなら、そもそもえさは何だ?有機物を分解して生きているなら、そのえさが定期的に供給されないと生きていけないだろう。月でそれが起こる可能性はきわめて少ない。ソ連の着陸船が先に着陸していたのはいい。事実そういう噂だってある。その話はいいが、なら宇宙人がいたの方がいい。宇宙人が基地を作っていたの方が説得力がある。ソビエトの壊れた宇宙船を、「アメリカのと大差ない構造だから飛ばせるかも」と言う話でいいのか。この映画の目の付け所はいいのだが、私たちを説得できるほどの設定ではない・・。

もう一つ書くと、こうやって全滅していったアポロ18号なら、なぜ月面上の映像があり、それがネット上に流されたのか。映像の写ったメディアを回収するために危険を顧みずアポロ18号を飛ばして月面に降りていったのか?うまく通信できてない状態だったので、映像データを電波で地球に送れたはずもない。その説得も出来てない。ちょっと悲しい状態だ。

と言うことで、期待していたけど残念でしたと言うのが正直なところ。

ただ、この作りなら、「本当のことか嘘なのか」なんて悩まなくてすみそうだ。食人族や第三の選択の方が真に迫るところがあったな。


今日の見もの(偽物語)

2013年07月23日 17時36分15秒 | 見もの

偽物語 アニメ 全11話

化物語を見終わって、続編に当たる偽物語を見始めた。どれを見ても切ない話だ。

戦場ヶ原にしても羽川にしても、背負っているモノが余りに大きく重く、しかしそれから逃げることもできずポーカーフェイスにするか優しく頭のいい優等生の顔にするかしかない。それを思うとひどく切ない。もちろん実在の人物でもないし、あり得ない設定はわかっているが、それでも時折見せる愁いを帯びた表情とか、言葉の端々に見える悲しみや苦しみが私の胸を締め付ける。TVの電源を落とした時にやっと、あぁこれは作りモノなのだとホッとできる。これが偽物でよかったと思う。

偽物語は衝撃的な場面から始まる。私は理解できなかった。その後数話見てその行動の意味が分かったが、それまでは混乱だけだった。このアニメは不明な部分が多すぎて一度見ただけではわからない箇所が多い。

化物語も一度目はTVを録画したものを見て、二度目はDVDを見たのだが、二度目に見て初めて理解できたことも多い。

エンディングの歌にしても同じで、戦場ヶ原との初デートで彼女の言った言葉を聞いて初めてあの歌詞の意味が分かった。今はあの歌を聴くと、あの歌詞を読むと、孤独で誰にも頼れず心を閉ざすしかなかった彼女が、阿良々木と言う人物に巡り会えてどれだけ救われたのだろうと思えてホントに胸が締めつけられるように感じてしまう。化物語の最後、戦場ヶ原が阿良々木に「お帰りなさい」と言った言葉の意味や、自転車の後ろに乗っていた時の彼女の満ち足りたような優しい表情を見ると、本当に良かったと泣きそうになってしまう。

戦場ヶ原と阿良々木のこの表情が好きで、
携帯の待ち受けにしている

こんなにはまりこむ作品はEVA以来だ。が、EVAはキリスト教の謎の部分に知的興味で惹かれたのも半分はあるから、主人公たちの悲しみの部分だけをクローズアップはしてなかった。化物語シリーズの、個の持つ「自分が背負うしかない悲しみ」とは少し違って見える。やはりこの作品はすばらしい。私はこの作品群に出会えたことを今深く感謝している。

最近はこのシリーズのブルーレイボックスを買おうかとまで思い始めた。逆に、もうこれ以上見る人を増やしたくない気持ちもある。子どもが、大切な物を他の人に渡したくない、見せたくない症状とにている。そんな本能的な行動がでてきてしまう。

さて、化物語は、阿良々木の周りの人に降り懸かる怪異の話だったが、偽物語は阿良々木の妹たちに降り懸かる話から、戦場ヶ原、羽川、忍野忍へとつながる。まだ半分ぐらいしか見ていないからこれからが楽しみであり恐怖でもある。なぜ戦場ヶ原は羽川にへりくだるか。羽川の髪を切った理由は。詐欺師はどう動いていくのか・・。

最近ゲオは土日は必ず準新作・旧作80円セールをしていえる。こんなセール故、貸し出されている物が多いのだが、化物語、偽物語の横に猫物語というのが見えた。名前や置き場所からこのシリーズの続き物と思われる。戦場ヶ原たちがでてくるなら見なければなるまい。見終わった後、この切なさがなくなるならうれしいのだが、それは期待してはいけないだろうなと、半ば確信めいた結論が今の私の心に渦巻いている。


今日の買いもの(おみやげ二種)

2013年07月22日 00時51分44秒 | 買いもの

若い子から貰ったヨーロッパ土産
本当は全部で3種類

知り合いの若い子が音楽でヨーロッパに行ってきまして、そのお土産。私にくれたわけではなくて、みんなで分けたんだけどその前に写真を。

この若い子たち、なんとオペラ座でも演ったそうで、これからの人生に役に立つ時間だったでしょうね。そんなにお金も持ってなかっただろうに、律儀にお土産まで買ってきてくれたことに感謝です。ホントありがたいことです。

これがアップ。この金の容器に入っていたのは上の三種類で、下のは別に買ってきてくれたチョコレート。ちょうどサイズが合ったので並べてみました。

味は、少しお酒を混ぜてあるのかなと言うぐらいの濃厚な味。スイスで買ったチョコに少し似ている。ヨーロッパはこういう味が好みなのかもしれないですね。お酒に関しては、そう感じたけど入っているのかどうかは不明。昔あったウイスキーボンボンみたいな物じゃないです。

先日からチビが『水族館に行くんだよ』と何度も言ってました。そんな約束をした覚えはないとパパ・ママは言うのだが、彼女の脳内では確固とした約束になっていたらしかった。

チビはよくイオンの遊び場(30分500円で遊ぶスペース。お姉さんが相手をしてくれる)に行くのだが、その時にもお姉さんに『水族館に行くんだよ』と話していて、迎えに行ったママは、「明日水族館に行くんですってね」などと言われ、もうこれは逃げられない(笑)と海遊館に連れて行ってきました。

チビが『ジンベイザメが見たい』と言ったかららしいけど、今あそこにいるジンベイはあまり大きくなく、チビ的にはイルカの方が良かったみたいだ。

長い時間楽しんで、夜遅く帰ってきた。当然チビは車中で寝てしまい翌朝までぐっすり。それでも疲れが次の日に持ち越さないんだから、若いってのは素晴らしいね。

以前は、ママが体調不良だったせいもあり私にべったりだったが、今はママの体調も戻りパパたちといる時間が増えた。いいことではあるが、距離が出来たようで少し残念でもある。

今度は、私たちも含めてみんなでアクアスに行くのだと脳内約束をしているようだ。一緒にいられる時間も少ないだろう。それもいいことだと思っている。


今日の見もの(化物語)

2013年07月21日 16時03分15秒 | 見もの

化物語
アニメ 全15話

このアニメは友人に教えられたものなのだが、長い間見ずにいた。最近チビがママたちと寝ることがふえたため、時間に余裕が出来て見ることが出来た。で、結論を先に書くが名作だ

絵とかストーリーとかも良いのだろうが、なんと知ってもテンポ良く+キツく+知性ある会話が全てだろう。こんなアニメ見たことない。続編も含めて、近来まれに見るすばらしさと思う。

とはいえ、見たことのない人にはわからないだろうし、何を書いても伝わらないだろうから、とにかく見ることをお勧めしよう。私の言葉などホントどうでもいいのだ。

簡単にウィキから転載すると

『化物語』は21世紀初頭の日本の田舎町を舞台に高校生の阿良々木暦が怪異と関わった少女達と出会い、その怪異にまつわる事件を解決していく物語。作者の西尾は「とにかく馬鹿な掛け合いに満ちた楽しげな小説を書きたかったと語っており、ギャグやパロディ、メタ視点を交えた登場人物同士の会話に多くのページが割かれているのが特徴。

アニメ版の最初の話(ひたぎクラブ)を、同じく転載してみると

高校3年生の少年・阿良々木暦は、文化祭の準備をしていた5月のある日、ひょんな事から2年間ろくに会話すらしたことがない病弱なクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまう。なんと彼女には、およそ体重と呼べるものが殆ど無かったのである。

暦は秘密を知った日の放課後、ひたぎから秘密をばらさないようにと執拗な脅しを受けるが、それにもめげず彼女の秘密に対する協力を申し出る。彼女によると、2年前に1匹の不思議な蟹に出会い、重さを根こそぎ持っていかれたのだと言う。

実は暦もひたぎと同じような奇妙な体験をしており、その時に忍野(おしの)メメという怪異に詳しい男の力を借りたのだった。暦とひたぎはメメに相談するため、彼の住む学習塾跡の廃墟ビルに向かう。メメによるとひたぎの体重を奪った蟹もやはり「怪異」であるという。ひたぎはメメの力を借り、自分の体重を奪った怪異と再会するのだが、それには彼女自身が封じたある過去の秘密が関係していたのだった・・。

正直言って、私はキャラに思い入れることはない。アニメだろうと映画だろうと、ドキュメンタリー・実写だろうと、自分が興味あれば何でも見るし、その内容に優劣も差別もつける気はない。美少女アニメもNHKスペシャルも全く同等。おもしろければ見る価値がある。おもしろいと感じなければ誰がどう評価しようとただのゴミだ。私にとってはね。

おもしろいというのは知的好奇心を満足させるという意味でもあるし、腹抱えて笑えるという意味でもある。そのどちらもが「満足」であり、どちらもが等価であると思っている。

もしこのブログを読んでいるちいさな子どもがいるなら、もっと簡単に書いてあげると、「おもしろけりゃ何でもいい」ってことだ。

だが、、、そんな私がもし萌えるなら、いやたぶん一般的な萌えとは違うだろう、非常に興味があるとすればと言えばいいか、この 戦場ヶ原ひたぎ と言う女にたいしてだろう。それぐらい彼女の印象は強烈だし、こんな人は現実にはいないだろうけど、もしいたとして会えるなら会って話をしてみたいと思う。ツンデレを通り越したツンドラだから会話にならないかもしれないが、とにかく一度は面と向かってみたい人物と思う。

そんなこともあって、この化物語は大大大お勧めだ。

しかしだなぁ、戦場ヶ原の絵を探したんだが、ネットにある絵は彼女とは違うただの絵しかない。こんなに笑うこともないだろうし、柔和な顔をすることもないだろう。その意味では、彼女は物語の中で動いている時だけが彼女なのかもしれない。動かない絵は彼女ではない。そんな気がする。

ちょっと今、入れ込んでいるのかもしれない。


今日の見もの(プリースト)

2013年07月19日 09時11分20秒 | 見もの

プリースト / Priest
2011年 87分 アメリカ

これは名前に惹かれた」。ジャケットも近未来的だし、SFものは単純に楽しめるから好きだからだ。ただ、まさかヴァンパイアの映画だとは思わなくて、その辺はちょっと肩すかしだった。

プリースト:キリスト教における階位のひとつ。 司祭・牧師を意味する。女性形(尼僧)はプリーステス(priestess)と呼び方が変わる。

ヴァンパイアとの永年にわたる壮絶な戦いを経て、人類は高い防壁で覆われた都市で暮らしていた。そこでは神への信仰が絶対とされ“教会”の下僕である司祭たちが住民を実質的に支配していた。

ヴァンパイアたちとの戦いに勝利し、生き残った“伝説の戦士”プリーストは、ある日ヒックスという青年から、都市の外で暮らすプリーストの兄家族が、死に絶えたと思われていたヴァンパイアによって襲われ、姪ルーシーが連れ去られたことを知る。ルーシーのボーイフレンドであるヒックスは以前ルーシーからプリーストの事を聞き、助けを求めに来たのだ。プリーストは新たに人類に危機が迫っていると感じ、教会へ報告するが、司祭たちは「ヴァンパイアは死に絶えた」と反論、街の外への捜索も禁止されてしまう。だがプリーストは戒律を破り、ヒックスとともにルーシー救出のため、危険な外の世界へと飛び出していく。教会は、彼らを罰するため別のプリースト集団を派遣するが、そのリーダーはかつてのプリーストの戦友であり、彼とともに再び熾烈なヴァンパイアとの戦いに身を投じていく。ヴァンパイアたちの巣窟を発見した彼は、潜んでいた無数のヴァンパイアたちとの人類の存亡を懸けた戦いに直面する……。 

ネットの評価はきわめて悪いようだ。だが私は楽しめたし、いい時間だったと思う。

画像が暗く、色が浅くてきれいではない。この辺は内容を意識して現像しているのかもしれないが、私の機械の問題かもしれない。きれいではないが、内容には合っていたと思う。教会の、傲慢さと言うか、無茶な振る舞いは、今に続く権威主義のパロか。聞く耳持たない態度に腹が立つが、今の教会も同じなのだろうか。

1999年にアメリカに行った時に教会を訪ねたことがあるが、実にいい感じで、そこの住人の拠り所的存在だった。まぁ一度行っただけで中身まではわからないが、日本の神社も似たような優しくアットホームな雰囲気で、この映画やかつての教会(世界史に出てくる時代の教会)とは違うのだろうと思う。それなら単なる作り物と考えるが、案外今でも根底は同じなのかななんて思いながら見ていた。

目がないから救われないモノという表現は、ひょっとしたら今でも根底にあり、そういうものの見方が数々の差別(たぶん区別というのだろうが)になっていると私は西洋社会を見ている。この映画やアバターを見ると、どうしてそれを感じてしまうのである。

さて、どうしても2が作りたいのだろうか。それを意識して話を作っていったんじゃないかと、最後のシーンを見て思う。大コケして2が作られないレベルじゃないかと要らぬ心配をしてしまう私であった。

ランク:悪くない。親の愛は離れていても強いものだ。
    教会って、信じて身を捧げている人をいつも
    裏切るものなんじゃないかと思ってしまう・・。