ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

お礼

2013年09月29日 18時53分00秒 | 備忘録

いつも見てくださいましてありがとうござます。

少し休みたくなりました。

更新ペースを変えていきたいと思います。

毎日500人~1000人もの人にご訪問いただき

本当に感謝しています。

ぼちぼち行きます。

皆様も、気張らず焦らず、ゆったりと生きましょう。

いい加減と言うのは「ちょうどいいかげん」と言う言葉があります。

そうなのかも知れないと今思ってます。

 

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今日の見もの(僕たちの洋楽ヒット DELUXE VOL. 5 1977-1979)

2013年09月28日 16時08分19秒 | 見もの

僕たちの洋楽ヒット DELUXE VOL.5 1977-79
ヴィレッジ・ピープル, 10cc, サンタ・エスメラルダ 他
県立図書館蔵 ¥2,370 アマゾン価格

このシリーズは出来るなら全部借りたい。本当は買って手元に置いておきたいのだがそれは無理なので予約して順番待ちをしている。シリーズの中でもこの年代が一番よく音楽を聴いていた時なので思い入れのある曲が多い。

クィーンはあの有名なベストを持っていて、結局CD時代になっても買い直してしまった。KISSも同じだな。でも昔と違って、いいステレオで聴くと録音の悪さが丸わかりでちょっと失望したけどね。ビレッジ・ピープルはライブを持っていた。全部レコード時代だよね。ボストンも1枚目ではなく持っていたのは2枚目。だからドント・ルック・バックがやはり代表作に感じてしまう。アバは一世を風靡したよね。ナックはまたまた「第二のビートルズ」と言う肩書きで出てきて、その肩書きの毎度のことながらあっという間に消えた。でも私、ゲット・ザ・ナックを持ってましたよ。最後のベイブだけど、当時みんな聴いていたFM放送の週刊誌で当たって、LPをただで貰った。そういえばあの雑誌、2度もLPを当ててくれたんだよね。今ではあんな雑誌はないのかな。FM-fanだったと思う。週刊FMだっけ?もう忘れちまった。

曲目リスト

ディスク:1
1. 伝説のチャンピオン
2. イヤー・オブ・ザ・キャット
3. 想い出の口づけ
4. あの娘はアイドル
5. 俺は泣かない(アイ・ネヴァー・クライ)
6. ハード・ラック・ウーマン
7. 星空のふたり
8. キャント・ストップ・ダンシン
9. 恋するロミオ
10. Y.M.C.A.
11. 愛ゆえに
12. 悲しき願い
13. 霧のベイカー街
14. 今夜はブギ・ウギ・ウギ
15. 2-4-6-8 モーターウェイ
16. コパカバーナ
17. 快僧ラスプーチン
18. 永遠の人に捧げる歌
19. ドント・ルック・バック
20. エボニー・アイズ

ディスク:2
1. ダンシング・クイーン
2. ユア・オンリー・ロンリー
3. ジンギスカン
4. レッツ・ゴー
5. ドリーム・ポリス
6. バッド・ガール
7. ハート・オブ・グラス
8. 風のシルエット
9. ダンスに夢中
10. 愛のオルゴール
11. マイ・シャローナ
12. ブギー・ワンダーランド
13. アイム・イン・ユー
14. ホールド・ザ・ライン
15. ダンス・フォーエヴァー
16. 恋はこれっきり
17. めぐり逢う夜
18. 溢れる愛
19. ドント・ブリング・ミー・ダウン
20. ベイブ 

今はありがたい。こういう古い曲がオムニバスで手に入る。それも私の場合図書館で借りたからタダだ。欠点は時に音飛びがあること。図書館の物は宿命と言ってもいいかな。これから聴いてみるけど、どうかありませんようにと祈ってます。

さて秋の夜長、昔好きだった曲でも聴いてみませんか。こういう時にはクラシックは向かない。エバー・グリーンだからね。時代を映す曲とはやはりこういう物だ。

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植物は賢い

2013年09月25日 22時00分48秒 | 写真

チビの通う幼稚園の入り口付近に彼岸花が咲いていた

 

ある人が言っていた

「植物は賢いですよ

誰も言わないのにその季節には花を咲かせる」

 

今職場に行く道では、田んぼの畦に彼岸花が群生している

子供の頃は細い釣り竿の先でよく切って遊んだ

あの形と色、毒があるという話が

私をこの花から遠ざけていた

 

上の言葉を聞いてから、この花を見る度に

貴方は賢いねと心の中で褒めている

 

ちびのママはもう少ししたら帰ってくるだろう

チビはそれを楽しみに今は我慢している

 

このあたりの彼岸花はみんな赤色だが

この先の上がりがけに白いのが一本咲いていた

ちびママが見ることはないだろう

この花はあっという間に枯れてしまう

 

なぜそう急ぐのか

今私は貴方を嫌ってはいないのに

そう言うが、それでも彼は急いでしまう

 

暑さ寒さも彼岸まで

植物だけでなく、人間は賢いなといつも思うのだ

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今日の買いもの(三菱 ピュアモルト・ボールペン)

2013年09月24日 15時33分21秒 | 買いもの

三菱鉛筆 ピュアモルト 4&1 0.7mm ブラック
購入価格 1,318円 (定価 2,100円,37%OFF)
アマゾン通販 送料無料

仕事柄、筆記用具は必需品であり、その使い心地はきわめて重要だ。使っているのは万年筆とボールペン、0.9mmのシャープペン。

万年筆は各種持ってはいるが、一番頻繁に使ったいるのはペリカンの子供向きのもので、ペリカーノJr (Pelikan Pelikano Junior)というやつ。1500円ぐらいだが、インクが出やすく、少し太めで書きやすい。天下のペリカンがこんな値段で買える上に、子供がうまく使えるようにとの工夫が書き味に反映されていて本当に素晴らしい。書くだけならこれを買わない手はないだろう。私は赤と青の二つを買っている。

欠点はクリップがないこと。私はデスクの横の棚に手作りペン置きをおいていてそこの中に転がしてあり、いつでも使えるようにしている。プラスチックなので強度に難があり、キャップにひびが入ってしまいちょっと困っている。安いのではラミーなんかもあるが、私はこの書き味が好きだ。浮気しようとは思わない。

安くて書き味のいい日本製なら プラチナ萬年筆 プレジール万年筆(1050円) がいいだろう。日本製だから替えインクが安価かつ手に入りやすいし、この製品は「しばらく使わなくてもインクが乾かなくてキャップを開けるとすぐ使える」を売りにしている。実際数ヶ月ぶりに使っても大丈夫だった。安価だが周りが金属でプラスティックじゃないところもいい。まぁ高級感はないけどね。

 

思いっきり安いのが良ければこっちだろう。プラチナ萬年筆 万年筆プレピー(210円)。上のと同じテクノロジーを使っているようで、こっちも使いやすい。私は細字が嫌いで少し太めのを使っている(0.5と言うやつ、写真は0.3)。それでも外国製では細字ぐらいだろうね。

とまぁ安価で使いやすいものもあるのだが、書いてしまえば同じでも、持つ楽しみがないし、人前で使うには安っぽすぎる。

ボールペンは三菱のジェットストリーム(0.7mmに限る)が最高の書き味なのだが、1000円の4&1の物の少し高級バージョンが欲しいと思ってこれらを買うことにした。それが一番上の写真の『三菱鉛筆 ピュアモルト 4&1 0.7mm ブラック』。1000円のは持つところがブニュっとしたラバータイプで、今は良いのだが、しばらく使ってないとねちゃっとしたり、古くなるとひどくなったりするらしい。そんなことでこの木製グリップを買ってみることにした。

買った人の話では、「手に持って確かめないと一つ一つ見た目や手触り、色が違う」らしいが、周りの店に置いてないから仕方ない。それにもしあったとしても定価販売で、アマゾンの値段は魅力的だった。

三菱鉛筆 ピュアモルトジェット多機能 ダークブラウン
購入価格 764円 (定価 1,050円,27%OFF)
アマゾン通販 送料無料

同時にこれも買った。これはいつも持っている鞄に入れておく用。上のは仕事で使う用。これの欠点はクリップ部分が貧弱で壊れやすいことだそうだ。まぁそうだろうなと見える。

所詮は安いペンとは言え、庶民に出来る程度のこだわりを持つのもいいだろう。色や手触り、見た目に少しお金を使うのも良いだろう。もしこれを読んでいる学生がいるなら、同じ機能だがプラスティック製の350~500円程度の物もあるから、それを買うのも良いと思う。

学生時代に筆記用具やノートにこだわるのは勉強を加速させる意味で重要と思っている。例えばシャープペンは0.9mmの1000円ぐらいのを使うといい。悪くても少し太めの500円程度の物。100円のやつを使うのは、まぁ止めときなよってのが年寄りからのアドバイスですわ。

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今日の見もの(アナザー「イブの時間」)

2013年09月23日 21時28分48秒 | 見もの

イヴの時間 劇場版
2010年 106分 角川映画

どうしようかと少し悩んだのだが、イブの時間劇場版を見てみた。

私が見た6話のオリジナル版(たぶんweb公開されたもの)をつないだものではあるが、加えられた部分が重要であり、また別の登場人物も出てきておもしろかった。最後の方でネタばらし的なところもあるが、果たしてこれとオリジナル版を見ただけでわかるだろうか、私には疑問だ。

私が馬鹿なのかも知れないが、おぼろげにはわかるがはっきりと「こうなんだ」と言うことが出来ない。このアニメは、エヴァまでとは言わないが、わかりにくくしてある。その方が色々考えられていいのかも知れないが、わからないことが格好いいことになってしまわないで欲しいな。最近そんな映画が多いと思っている。

実は私はその前にマンガ版を見ている。だからイブの時間でアンドロイドたちが人間的に振る舞える理由とか、彼らたちの悩み・苦悩がよくわかる。これを見ずに劇場版だけ見て瞬時に理解できる人はすごいなと思うが、こういう、本やアニメや劇場版で謎を小出しにして、ネットで色々調べて「実はこうなんですよ」ってやっとわかるのはどうかなと言うのが正直なところだ。エヴァなんてその典型と私には思える。と言っても、オリジナルエヴァはそれはそれで普通に楽しめたんだけどね。

アニメも短かったが、このマンガもたった3巻で終わる。だからといって満足しないわけではない。一巻で説得力のあるマンガだってある。だけど、非常におもしろかったのでもう少し続いて欲しいってのが正直なところである。

絵柄は、アニメ版と似ているが、私はアニメの方がいい。少女漫画的線の細い絵がさほど好きじゃないのだ。

さすがというか、これまたというか、小説版もある。

こちらの方は、ピアノの話に重点を置いているようで、オリジナル版の一部はばっさりカットしてあるようだ。しかし彼がなぜピアノを弾かなくなったかの心の揺れとか、弾き始める時の吹っ切れた様子とかがよくわかるように書いてあるらしい。まだ読んでないのであるが、イブの時間を大変気に入っている自分にとって、是非手を出したいものではあるな。

さて、劇場版やマンガに戻るが、心に残っているいくつかの言葉を書いてみる。

SAMMYたちアンドロイドを、「私の子供たちは幸せか」と訊く最後の方の言葉、ちぃちゃんを育てる育児ロボットが、私はこの子のためになっている、この子が必要としてくれていると言う言葉。今チビがそばにいてくれる私にはとても心に響く言葉である。

お金とか自分のこととかを無視して、自分があの子に必要なら、自分があの子の役に立ちあの子が幸せを感じるなら、自分は踏み台で良いし、その後捨てられようと廃棄されようといい。その時間を精一杯相手のために尽くしたい。アンドロイドであっても人間であってもそれは変わらないだろう。それをもう一度振り返らせてくれる話であった。

しかし・・と思う。彼が組み込んだA.Iは本当にあれで良かったのだろうか。彼の言う「私の子供たちに幸せになって欲しい」はよくわかるが、それでは「人の形をした人でないもの」ではなくて、人ではないか。もし区別するとしたら子供を産めるかどうかということだけにならないか。なら子供の産めない人は人としての価値がなくなるのか。

もし私の傍らにいたアンドロイドが微笑んだら、私は愛しいと思うのか気持ち悪いと思うのか。この子に幸せを感じて欲しいと思う反面、怖いと思うのではないか。そんなことを考えてしまった二つの話であった。たぶん答えは永遠に出ないだろう、こんなアンドロイドが実際にできない限りね。

おまけ:ネットによると、イブの時間の変遷はこうらしい。

●2008年8月~2009年9月 Yahoo! (GyaO!)動画、ニコニコ動画での配信。 約2カ月間隔で全6話をが配信されたオリジナル版は、口コミで話題を呼び、累計視聴数は300万回を超え、アニメファンの話題に。

●2010年3月6日(土)、「イヴの時間 劇場版」初日、歴史が変わった! 池袋テアトルダイヤのリニューアル後の初日動員興行記録を樹立! 大ヒットスタートを切り、当初の劇場公開規模より拡大し、東京、大阪、札幌、名古屋、福岡の五大都市での公開(6スクリーン)まで拡がる。

●東京国際アニメフェア2010・第9回東京アニメアワード優秀賞OVA部門受賞作品。 「サマーウォーズ」、「東のエデン」と並び、「イヴの時間」が東京アニメアワード優秀賞を受賞。

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今日の見もの(ホビット 思いがけない冒険)

2013年09月21日 14時31分58秒 | 見もの

ホビット 思いがけない冒険
The Hobbit An Unexpected Journey
2012年 169分 アメリカ ニュージーランド

私は指輪物語もロード・オブ・ザ・リングも見て(読んで)いない。さすがにホビットがあの物語に出てくるものだとは知っているが、たぶん皆さんのようにこれらの登場人物を知らない。だから印象がずいぶん違うのかも知れない。

ある日、ホビット族のビルボ・バギンズは魔法使いガンダルフから、スマウグという恐ろしいドラゴンに奪われたエレボールのドワーフ王国を取り戻すための壮大な冒険に誘われる。最初は渋っていたバギンズだったが、一行が旅だった翌朝、急に寂しさがこみ上げ、彼の心に眠っていた冒険心が浮かび上がる。大急ぎでビルボは荷造りをし、一行を追って走り出した。

伝説的な戦士トーリン・オーケンシールド率いる13人のドワーフたちとともに旅に出た彼の行く手には、ゴブリンやオーク、凶暴なワーグや魔術師たちが跋扈する危険な荒野が待ち構えていた。目指すは東にある“はなれ山”の荒れ地。険しい山々を越え、エルフ族のエルロンドやガラドリエルとの出会いを経て旅は続き、ゴブリンのトンネルで、ビルボは自分の人生を永遠に変えることになるゴラムと遭遇する。

もともと控え目な性格のビルボだったが、地下の湖畔でゴラムと2人きりになったとき、自分にも知恵や勇気があったことに気付く。さらに、そこで彼が手に入れたのは、あの”指輪”だった。そして物語は続いていく・・。※あらすじはネットより(改)

いやぁ長かった。途中で、まだ続くの?いつ終わるの??と不安に感じたぐらいだ。

おもしろくないわけではない。映像も壮大で、SFXも美しく、なんと言っても風景がいい。登場人物の姿形は、醜悪とは言わないが、あまり好みではない。しかしそれは仕方ないだろう。

上述のように、有名なあの映画(物語)に触れたことのない私は、一部意味がわからなかったり、つながりや人間関係(というか、伝説)がわかりにくいから100%この映画を楽しめたかどうかは不明だ。それをあえて書けば、この映画だけでは中途半端で、見終わった充実感がないと言うことだ。。※舞台は『ロード・オブ・ザ・リング』で描かれた60年前の中つ国

ロード・オブ・ザ・リングを全て見てこれを見たらおもしろいのだろうし、私ならこの映画の後にロード・オブ・ザ・リングを見れば良いのだろう。それはわかっているが、今の感想としては、で、どうしたの?あまりにも「次に続く」が多くて、満足できない。メインディッシュの前に唐突にレストランが閉店した気分だ。メインが食べたければ次の店でどうぞと言われても困ってしまうのである

似たような話順にスター・ウォーズがあるが、「最初の映画が物語の真ん中へん」と言うことになっていても、その話で1話完結しているようで、十分な見応え、満足感があった。映画作りのコンセプトが違うのかな。ちょっと残念である。

以上で、ここから先は以前の指輪物語シリーズを見た人に感想を譲ろう。たぶん高評価なんじゃないかな。

一つ意地悪を書くと、

醜悪な敵ではあるが、相手はちゃんと自分の力だけで戦うのに、こちら側は魔法であったり特別な剣であったりと、明らかにひいきされている。相手も魔法を使いこちらも使い返すなら公平だが、相手が肉弾戦で追い詰めて、こっちは魔法で事なきを得るでは不公平だろうと思ってしまう。

後は登場人物に美しさを感じないことかな。この造形はちょっとね・・と思う。

話は変わるけど、トロル(トロール)というのは、ヨーロッパでは誰でも知っている生き物なのか?? 私はトロールハンターで初めて知った。この物語では普通に出てくるし、トトロにもトロルと言う言葉が出てきたね。私が知らなかっただけで世間の常識だったのかと、軽い衝撃を受けているのである。

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今日の見もの(メリダとおそろしの森)

2013年09月19日 19時37分48秒 | 見もの

メリダとおそろしの森
Brave
2012年 94分 アメリカ

チビのお母さんがちょっと入院してしまい、チビを元気に遊ばせて寝させるために見せることにした。小さい頃は怖いもの知らずだった彼女は、最近怖がるようになったので、ひょっとしたら怖い話かなと少し心配しながら見せた。長さや内容は、子供にはまぁいいんじゃないかな。

舞台は千年前のスコットランド。ダンブロッホ王国の王女メリダは弓の名手で、自由を愛する活発な少女だった。

しかし、メリダの母エリノア王妃は、王位継承者であるメリダを立派な王女に育てるために、日頃から厳しく接していた。

王国の平和を維持するためには、国の有力な三人の領主との同盟関係が重要だった。エリノア王妃は、メリダの夫を選ぶために、三人の領主とその息子たちを城に招き、武勇を競う競技会を催した。

しかし、結婚を嫌ったメリダは競技会をぶち壊し、自分自身が優勝してしまった。

エリノア王妃と口論したメリダは、母の大切なタペストリーを切り裂き、愛馬アンガスを駆って城から逃げ出した。森で不思議な「鬼火」に導かれたメリダは、魔法を使う魔女と出会い、母の考えを変えさせる魔法を注文する。だが、魔女がかけた魔法は、エリノア王妃の姿を大きな熊に変えるというものだった。

メリダの父であるファーガス王は、かつて凶暴な熊のモルデューに左足を食い千切られたため、全ての熊を憎んでいた。口を利けない熊の王妃がファーガス王に捕まれば、すぐに殺されてしまう。メリダは、魔法を解く手がかりを求めて、熊の姿の母と共に森へ向かった。そこには今は魔女のいない無人の小屋。そこで得た数少ない手がかりで母を元に戻そうとすぐのだが・・。※あらすじはウィキより(改)

まずどうしても大人目線で見てしまうので、このおてんばにただ腹が立ってしまう。これぐらいの歳になって、さらに小さい頃からお后教育を受けていたはずの人間が、まだ自分のわがままばかりを並べ立てて民のことを考えることの出来ない人間なのか。情けない。これは王女としての資格のある人間とは思えない・・。とまぁそう感じてしまう。

日本やイギリスなど、王室を持っている国のいくつかは、お后になれない人がいることを知っている。母親が自分に言っていることは、自分に対することではなく、我が国民のためと言うことがわからない人間はその能力や美貌とは関係なく国のトップの資格はない。自分よりも国民がその義務である。

で、子供目線に変えると、

まずきれいだ。背景、風景、色も造形も全て美しい。メリダをはじめとする人間の顔はと言うと、やはりゴム人形がブニュブニュ動いているようで、私には気味が悪い。3D-CGは、人物以外は受け入れるが、どうしても人間には向かない。メリダも王妃も三人の坊やも同じ。父親のような顔だとまだいいのだが、女性や子供のつるん(ぷるん)とした皮膚の表現が、3D-CGだと気持ち悪いんだなぁ・・。それ以外の全ては本当に美しい。もちろんチビも気に入っている。

言動、たちい振る舞いはと言うと、子供には気にならないのだろう。私は「私が悪いんじゃない。魔女が悪いのよ」なんて言われるとスイッチを切りたくなったが(笑)。

話を元に戻すけど、子供的には色々な冒険をして最後はハッピーエンドだから良かったみたい。ママとパパが仲良くて、みんなが楽しそうで他国の人も仲良しでバイバイなんだから満点だったと思う。そういう見方が出来る人、家族、そんな年齢の子供たちに見せるならきれいでいいんじゃないかな。

それにしても、これってアメリカ映画でしょ?!

アメリカって、バラバラ(あるいはケンカ中)の家族がなんかのきっかけで絆を取り戻す(お互いを理解して仲良くなる)ってのを至上主義としているのか。そんなにあなたたちの家族(や絆)はぼろぼろなのかと笑ってしまう。私たち日本人から見るとちょっと異常なぐらいだ。

もう一つ、ネットの書き込みで、『(この映画は)母親の成長物語』と書いている人がいて、貴方の見方はそれか?貴方が子供なのか??と思わず突っ込んでしまった。色々な見方があるもんですなぁ。おもしろいものですなぁ。

私が気になったのは原題と日本語タイトルのギャップかな。私以外にも気になった人が多いみたいですね。

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今日の見もの(イヴの時間)

2013年09月18日 18時14分03秒 | 見もの

イヴの時間
Are you enjoying the time of EVE ?
全6話 アニメオリジナル版

※最初に、上の絵では何も着てないように見えるけど、内容は全く違います。頭の上にある輪っかがアンドロイド(ロボット)であることを示しているもの。

不思議なアニメだ。いったいどうやって今手元にあるのかが不明なのだ。レンタルショップを見ても見当たらない。劇場版という一本はあるのだが、私が見た6話のものはない。劇場版はこの6本を再集して新規シーンを加えて作ってあるらしい。どこが変わっているのか見てみようとは思っている。ただ、今までの経験からオリジナルを見て再編集版を見たらオリジナルに軍配を上げてしまうことが多い。それは仕方ないことだ。

ウィキで調べてみると、『2008年8月から順次インターネット上で公開されている。「ファースト・シーズン」は各話約15分で全6話。2010年3月6日にファースト・シーズン全6話を編集した完全版が映画として公開された。』

『東京国際アニメフェア2010・第9回東京アニメアワード優秀賞OVA部門受賞作品、第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査員推薦作品。』

だそうだ。

と言うことは自分もネットで得たのか。そんなテクニックは持ち合わせていないのであるが・・。

「未来、たぶん日本。“ロボット”が実用化されて久しく、“人間型ロボット”(アンドロイド)が実用化されて間もない時代。」の出来事。

高校生のリクオは、所有するハウスロイド「サミィ」の行動記録の中に、命令した覚えのない行動を発見する。友人のマサキを誘って記録された場所に向かってみると、そこには「イヴの時間」という不思議な喫茶店があった。そこには「当店内では人間とロボットの区別をしません 」のルールが。そこで何が起こっているのか。アンドロイド(ロボット)たちは何をしに来ているのか。そもそも店内にいる人は人間なのかアンドロイドなのか。リクオたちは何度もこの店に通うことになるのだが・・。

彼女は人間かロボットか。名前はある。

今まで何度か見かけてやめていた。実は怖かったのだ。この先どう展開していくのか、店内の人は人間なのかロボットか、最後は悲惨な結果になるのではないか・・、それをふと感じさせる雰囲気を持った作品で、短いながらも見応えのある重厚な作品であった。そもそも私は30分番組を6本見たと思っていた。ウィキの説明の「各話約15分で全6話」を読んでたいそう驚いたぐらいだ。

内容は、、、見て欲しいからあまり書かないが、考えてしまう内容であり、たぶん日本人であるが故に感じる感情や悩み、疑問でもあろう。

日本では全てのモノに神が宿る。私はこれを単なるアニミズムだとは思ってない。キリスト教徒の言う「神はいつも自分の傍らにいる」の変形したバージョンを、アニミズムとして短絡的にとらえているだけだ。それは現在「神道」という名前で呼ばれている宗教(と言うか根本思想)の発生に関与しているに違いない。

でまぁそこは置いておくことにして、イブの時間やちょびっツ、あるいはエヴァあたりでも似たようなことを繰り返し表示している根本的問いかけ、それを今回も考えることになる。そして結論は手に入れられない。自分の心で決めるしかない。まぁそんなこと。

しかし人間とはどんなときもつながっていたいし、かまって貰いたいのもであるなぁと。人とはつながってこそ意味のあるモノだ。人ではなく『人「間」』でこそ人間だということ。つながっていれば、神様から見たら人間もアンドロイドも同じかも。そしてつながりとはお互いを知りたい、わかりたいと言うことなのか。引きこもりたちもネットではつながっているもんね。そんないびつなことは努力して治していきなさいよ。今社会で生きている人は、皆さんが思っているよりは努力しているんですよ。あなたたちはそれを放棄して理由を他に押しつけているだけ。そこがダメなところ、だからダメなやつ、なのだ。

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今日の見もの(ライフ・オブ・パイ)

2013年09月17日 17時43分00秒 | 見もの

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
Life of Pi ブルーレイ版
2013年 127分 アメリカ

非常に期待していた。内容もさることながら、映像がきれいだとどこかで知ったからだ。レンタルで準新作扱いになり、そろそろ簡単に借りられるようになったのでブルーレイ版を借りてきた。

スランプに陥った青年作家が、旅行先のインドで偶然知り合った老人に「パイ・パテル」を紹介される。中年パイは、彼に自分の生い立ちを話し出す。

パイの本名はピシン・モリトール・パテル。彼の名前はフランスの優雅な市民プール「ピシン・モリトール」から取られたが、インドの言葉ではピシンは「尿」という意味を含んでいるので、少年たちのからかいの的となった。しかし彼は自ら「パイ(π)・パテル」を名乗ることでそれを克服した。彼は授業毎に自分がパイであることとその由来がパイ(π)であることを強調し、膨大な円周率を覚え披露することでパイとして周知されることとなった。

彼の家は動物園を経営していた。ある日、餌をあげてトラ(リチャード・パーカー)を手なずけようとと無断で檻に近づいたパイに対し、父親はトラが動物を喰い殺すところを見せ、パイに自然の残酷さを教える。

また、ビジネスマン気質で合理的な父親と、敬虔なヒンズー教徒である母、そして近所にあるイスラム居住区といったように、信仰の種が多く存在していたことなどから、彼は様々な宗教に興味をもっていた。彼は元来信仰していたヒンズー教だけでなく、キリスト教やイスラム教という、三つの宗教を同時に信仰する特異な存在となった。

彼が16の時、経済的な理由から一家は動物園を閉園し、動物を売り払い、カナダで暮らすため日本船に乗ることになる。日本船の食堂で、ベジタリアンの母親は肉の無い食事を頼むが、コックは肉を抜こうとしなかったとりあわなかった。親切な仏教徒が肉汁ライスを手に、「肉汁ライスは肉じゃないから」と勧めるが結局パイたち手を付けなかった。夜になり、船は嵐に巻き込まれ沈没、パイを除く家族は船の中へ置き去りになってしまう。小さな救命ボートに残ったのはパイと数匹の動物だけだった。

救命ボートには、足の折れたシマウマ、子供を捜す母オランウータン、凶暴なハイエナ、獰猛なトラが乗り合わせることとなった。トラ(リチャード・パーカー)が救命ボートの中に潜んでいる間、ハイエナはシマウマを襲い足を食べ、それを見て騒ぎだしたオランウータンのことも殺してしまう。その瞬間ボートの中からトラが飛び出てシマウマを殺す。このようにして、トラとパイだけが生き残ることとなった・・。※あらすじはネットより(改)

内容についてはあまり書きたくない。見た人が考えたらいい。最後の方でパイの語ったもう一つの話。「日本の保険会社を納得させるような話」と併せて考えたら良いのではないか。

私の一番印象に残っているのは、作家に向かい、その二つの話で「どちらがいいか」とパイがいい、作家が「動物の方」と言うと、パイが「ありがとう」と答えるシーン。後は皆さんでどうぞ。

さて、この映画だが、

なんと美しい映像だろうか。

これは映画か。アートでしょう。こんな素晴らしい芸術は見たことがない。そんな素晴らしいシーンの連続で、それは彼の宗教体験との表現でもあるのだろうけど、まぁとにかく素晴らしい。

と言うか、そんな幻想的なシーンだけでなく、冒頭からとにかくきれいな映像が続く。今までブルーレイで見なければと思った作品はスカイクロラぐらいだったけど、これは間違いなくブルーレイでないとダメだ。

それも出来るなら3D版で劇場の大型画面がいいだろう。元々3Dで作られたものみたいだし。お金持ちはブルーレイの3D版を買い、60インチとかの大型4Kテレビで見て欲しい。かく言う私も、レンタルではなく市販のブルーレイ版を買って手元に置いておきたいと思っているぐらいなのだ。

貧乏だから2D版だけどね(笑)

ランク:傑作、名作、芸術品。絶対買うべし。

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今日の見もの(めくりめくる 第4巻)

2013年09月16日 10時19分38秒 | 見もの

めくりめくる 第4巻
市立図書館蔵

めくりめくるの新作が借りられるようになっていたので早速予約した。

この作品はたぶんこの地区のCMのために描かれたものだろうと思うが、非常に細密に描かれた背景、よく見知った風景が出てくることの喜びがあって、見ていて飽きない作品だ。

マンガとしての内容は、おもしろいとは言いがたい。

ある意味やおい本的存在だ。もちろんその手の描写があるわけではない。やまなしおちなし意味なしの内容で、日常のありふれたこと、思春期のちょっとした心の揺れ、大人になって考えたらつまらないことでもその時には大事件だったこと、言いたくても言えなかった純情な学生時代・・・、そんな話が近所の風景をバックに出てくる。

基本的には女子高生が主人公になっていて、男子生徒はその憧れの対象として出てくる。その純情さは今では見られないぐらいの昭和の香りがするものだが、それがひどく心地いい。

最近のアニメにありがちな、魔法とか超能力みたいなのを使って荒唐無稽な話を展開していくのには食傷気味だ。まして主人公の周りの女の子が集団になって主人公(男)を愛してくれるなどというハーレム物は、あり得ないだけでなく、ばかばかしくも感じている。まぁそれがアニメだと言われればそうかも知れないが。

このめくりめくる、かつての映画「ひまわり」のようなものといえばわかってもらえるだろうか。そんな純情さも見ていていいものだ。この地域の人でなくても読んでホッと出来る作品と思う。良かったらどうぞ。

なお、いつも感心していたのは制服だった。それっぽく見せても実在の物ではまずかろうと、ちゃんと描き分けてくれていた(と思う)。今回は某二高を取材させて貰った云々と書いてある。制服自体を細かく知っているわけではないから、同じなのか似ているだけなのかはわからなかった。自分がその高校の出身なら、それを見るのも良いだろう。

私が学生の頃は、男は詰め襟で女はセーラー服が定番。それ以外はあまりなかったから、今のように各学校で色々な制服があるのは、ファッションショーみたいで楽しい。最近の子供たちは背も高くなったし、スタイル良く着こなせるからなおさらね。

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