ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

ラスト花火

2008年12月30日 22時26分10秒 | 写真

いよいよこの花火も見納め。ショーはものすごい人で見ることができなかったけど、花火は横から見ることができた。

ステージの後ろに4つのガストーチがあり、それが同時または2個ずつ大きく炎を吐き出す。それが今回のショーで一番斬新だった演出。周りが昼間のように明るくなってきれいだった。

実は花火には困ったところもある。チボリの花火がと言う訳じゃないけど、大きな音に犬は怖がる。だから夏に花火大会があると犬たちが怖がって暴れる。あるところのゴールデンレトリバーは花火の音に驚いて柵を越えて逃げようとしたらしく、可哀想に紐で宙づりのようになって死んでしまった。飼い主がちょうどいなかった時のことだそうで、それをひどく悔やんでいた。うちの犬も花火の音がすると怒って吼える。まぁ誰かがそばにいて抱いてやるから大丈夫だけどね。

この花火が登場するといよいよ最後。これ以上書くと見てない人が見る楽しみが無くなるから書かない。明日もう一度あるからね。ありがとう、花火。

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アップ

2008年12月28日 17時56分36秒 | 写真

突然アップが撮りたくなった。

と言ってもマクロレンズを持っている訳じゃないし、三脚立ててまで撮るぐらいなら撮らない方が良いと言う主義なので、カメラ付属の標準ズームを使って撮ってみた。ピンはめしべに。あとはぼけててもいいから。

ピンクはいいねぇ。華やかだしホッとする。こんな色のドレスを若い子が着たら似合うだろうなと思う。

子どもの頃にアグネス・ラムが流行って、彼女、と言うかハワイ若いきれいなおねえさんは、耳飾りにハイビスカスをつけるよね。赤のハイビスカスがよく似合う。まぁそんなイメージなもので、その南国の花を日本の花屋で普通に売っているのが未だに不思議。何でこんな他所の花を売る(買う)のだろうと思ってしまう。うちの子どもや若い人は見なれているから違和感はないだろう。

アップにするとみんな顔に見えてくる。これはちょっと熟した年齢の女性かな。匂うような魅力がある。

結構写るもんだ。7千円ほどのおまけのレンズなんだけど、私にはこの程度のレンズで十分と感じている。

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パノラマ

2008年12月27日 10時41分41秒 | 写真

家人とふたりで山陰に行ってきまして、でも私は一切希望を出してない。家人の行きたいところへ行こうと言うことにしました。で、とっとり花回廊へ行って、次の日にはここ、足立美術館に。

アメリカの雑誌選定の6年連続日本一の日本庭園。ここは庭に出ることはできないので見るだけ。一番良いところはガラス越しでないと見えないので、こちらの端の方から撮ってみました。

カメラを縦位置にして9枚撮った写真をパノラマ合成したのがこれ。残念ながらこのソフト、露出の違う写真をつなぎ合わせて明るさを調節するため、違和感を少なくするために明るく調整してしまう見たい。まぁ仕方ない。

茶室があってそこで抹茶をたてて貰えるとのこと。家人が行きたがったのでここにも。

途中では苔の植え替えをしてました。あれってただ自然に生えただけじゃダメなんだなぁ。維持するとはそう言うものなのかも知れない。

茶室は特別料金のためか庭を散策できる。もちろん飛び石の上だけだけど、庭を歩けるのはとてもいい。紅葉の時期が一番良いみたいだ。来られるならその頃かサツキの時期が良いのではないだろうか。

皆生温泉や米子駅から無料の送迎バスが出ていて、それを利用して行った。タクシーだと片道7000円もかかるらしい。

「(乗車)予約はできないのですか?」

人が多すぎて乗れなかったらと聞いてみたのだが、

『絶対大丈夫。心配ない。美術館はガラガラだから。』

GWや紅葉の時は大変だけど、さすがに年末のこの時期に訪れる人はいないみたいだった。おかげでゆっくり見られて私たちには良かった。幸いこの日は天気も悪くなかったし。

玄関脇の築庭。玄関には門松が準備してあった。

ここの創設者のお方、横山大観が好きで大観美術館の体をなしているけど、私的には大観より他の人のものが好きだ。もちろん彼の方がビックネームだとは思うけど。まぁこの辺は善悪ではなく好悪の問題だからどうしようもない。

しかし、個人で秘蔵するのではなくこうやって公開してくれるのは有り難い。他の美術館の倍ぐらいの入場料だけど、あの庭を維持するには仕方ないのかなと思う。それでもちゃんと守ってくれるのは有り難いと思う。

広い景色をと言うことで、今回は全てパノラマ合成して横長にしてみました。

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赤の花

2008年12月26日 22時23分54秒 | 写真

花を見に行ってきました。

でも今は寒いですよね。花の季節じゃない。途中は吹雪いてました。県境は雪国。だけどこの中は春でした。外は小雨だったけど素敵でした。

きれいですよね。良い色だ。

隣にピンクの花があって、その木の根元にブーゲンビリアと書いてあった。この花の名、戦地に行ってた人の話に出てきて、おかげでもの悲しく暗いイメージを持っていた。でも今は違う。きれいで穏やかなイメージになった。それは良いことだ。

ここにはたくさんのランがあって、その写真はまた載せるけど、晴れたと思ったら雨になり、日が射したと思ってカメラを向けるとすっと曇ったりで、思うように色が出ない。これはたまたまいい光だった時。構図は悪いけど色が気に入っている。

ちょうどクリスマスで、プレゼントとしてこの花をくれるのだそうだ。クリスマスと言えばこの花、ポインセチア。そのうえ大きくて立派な花で、これを貰えるなら嬉しかったんだけど、そのあと行くところもあったし、遠くまで電車で来ているので持ち帰ることもできず、それはもう諦めるしかなかった。大変残念。いい企画だったのになぁ。

と言うことで、遅くなりましたが メリークリスマス!

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もっと光を

2008年12月23日 09時53分57秒 | 写真

岡山に行った。約束まで少し時間があったので、かねがね行きたいと思っていたビックカメラを見て、さぁ目的地にと思って思い出した。確か駅前通りを電飾で飾ってきれいにしていたはず。駅前を訪ねてみた。

最初に目に入ったのがこのビルの灯り。きれいなもんだねぇ。

普通ならきれいだと嬉しくなってカメラを向けるんだけど、この日はそんな気分にならなかった。とても悲しかった。

岡山は隣町だが、私の住んでいるところとは全く規模が違う。やはりこっちは都市で、うちは田舎だと思う。住んでいる人の数が違う。お金が違う。むかし住宅メーカーの人が言っていた。

「倉敷、、、倉敷はお金持ちはいないです。基本的には水島に働きに行っている労働者なのでお金は持ってないです。」

私、倉敷市にはお金持ちが多いと思っていたのでとても意外だった。

「岡山には大きなお金を持っている人がポツポツいますよ。倉敷とは違います。だからすごい金額の家の契約が取れることもあります。」

両市で働いた経験のあるベテランなので真実を突いているのだろうと思った。

確かにこの場所を見ただけでわかる。人も多い。街もでかい。人が集まるからお金も潤沢に動く。だから企業もそこに金を使う。サービスする。故にまた人が集まりでかくなる。県の使う金もこの街に集中する。多くの地方人から集めたお金なのに、使われるのはいつも中心にだけ。私たちはいつも置き去り。たった十数分いただけなんだけど、それをひどく思い知らされたようで落胆した。平等にとか地方にも、全ての地域に…なんて政治家は言うけど、そんなことは決して無い。ただのきれい事。選挙のための耳障りの良い言葉。

いつもならそんなこと感じることもなく楽しめるのになぜだろう。そう思いながらも写真だけは撮った。

この広い空間、たくさんのイルミネーション、寒くもない風、恋人たちの場所なのかなと思ったけど、そんな人はほとんどいなかった。いたのは子ども連れの数人と自転車で乗り付けて携帯見ながらたばこを吸っている中学生か無職かの子どもだけ。折角の場所なのになぜ楽しんでいる人がいないのだろう。その寒さがマイナスな思考を呼んだのかも知れない。もう私は行かないだろう。

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あと12回の出会い

2008年12月21日 00時55分43秒 | 写真

「あと12個のプレゼントが残っている」と言ってました。

これは18:00~のチボリエンターティナーショー。たくさんの人で、私は最後列の端の方から見てました。

「皆さんからたくさんのありがとうをいただきました」

司会の女の子の声に悲しさがつのりました。

何時だったか、もう2、3年前だと思いますが、司会をしている彼女があの紐のついたボールをくるくる回しながら園内を歩いてました。メルヘンチックな長いスカートのチボリ衣装、長い髪を上でくくった彼女はチボリの素敵なシーンと、ぶしつけにもレンズを向けた私に向かって彼女が言いました。

「撮ってくださってありがとうございます。」

後にも先にも、彼女との会話はこれだけ。何度も顔は見ましたけど、声をかけることも話したことも一度もない。だけどこの時から、彼女とその仲間たちを常に見守ろうと思ってました。

何かショーがあれば出来るだけ出かける。天気の悪い時でも一生懸命な若者たちを、私に出来る唯一の「見に行く」ことでサポートしたいと思ってました。

今チボリにはたくさんの人が来てます。その前でこの若者たちは決して愚痴は言いません。いつも「皆さんに感謝してます」「皆さんから幸せをいただいてます」と言う。

この若者たち、来年からどこで何をしていくのか私にはわからない。ただ感謝の気持ちを込めて、良き未来があることを祈っている。

今晩も見せてもらってありがとう。あと12回会いましょう。また明日。

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クリスマスショー

2008年12月13日 23時58分26秒 | 写真

チボリは今大盛況です。ショーやイベントも盛りだくさんで、昼はエンターティナーショー、夜もクリスマスバージョンやスペシャルバージョンのショー、オールドコペンハーゲンではクリスマスコンサートや歌のコンサートが次々に行われてホントずっと楽しめます(無料だし)。

今日からはいつもの青いイルミネーションが登場しさらにキレイさアップ。横の方ではサンタさんが子どもたちと記念撮影してますし、お店も乗り物も人がいっぱいで元気になれます。

今年は暖かいから気軽に楽しめますよ。皆さんも最後のチボリを楽しみましょう。

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向こう側

2008年12月11日 23時05分59秒 | 写真

向こう側にあるのは希望の天地か、不自由な世界か。さぁどちらでしょう。

この写真、ぼろカメラで撮ったので歪曲が大きかったけど、PTLens Ver.8.7.6と言うソフトで直してみたものです。結構さまになっているでしょ。

今までは Capture NX や SILKYPIX Developer Studio を使っていたんだけど、歪曲だけならこのソフトが良い。簡単だし有効だ。悩まなくてすむ分、気が楽で良い。お勧めします。

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チボリの赤

2008年12月07日 01時33分14秒 | 写真

今日の倉敷は寒いです。晩ご飯は鍋でした。寒い日には赤が似合います。チボリは赤でした。

チボリの木はどうなるのだろう。遊具は一括売却が決まったそうだ。木は、、、切られるのかなぁ。生きているのに可哀想だ。

歌の女の子はとても素敵な衣装で歌ってくれた。この赤もいい。笑顔はもっといい。寒くても聴きに行ってよかった。これは12月4日のことでした。

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黄葉

2008年12月03日 23時06分49秒 | 写真

昔の日本人は、赤くなる葉よりも、むしろ黄色く色を変えるのを好んだとか。私としては紅葉の方が好みだけど、確かにこうやって撮ってみると黄色って美しい。

バックのアオサギがかっこいいでしょ。狙ってみました(笑)。

市立美術館前の黄葉。少しかげっていたので色がイマイチ。きれいに見えるように補正して撮りました。いかがでしょうか。

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