ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲下山後のお楽しみ 月山 <前編>

2012-10-12 04:00:00 | ▲2012年山行報告

歩いた日 9月2日(日)~3日(月)

夏のレポのはずがもう季節は秋・・・

皆さん今頃秋山満喫してるんだろうなぁ~

レポ作るのにどんだけ時間かかってんだ、ってことですが、

やる気スイッチ全然入らなくて・・・。

実は今回、最初はただの家族旅行のはずでした。

すっかり出掛けなくなってしまったお義母さんを連れ出す作戦だったのですが

なんだか気が進まないようで、

温泉と美味しいごはん、費用は全てこちら持ち、て事で何度も誘ってみたのですが

やっぱりその気にならなかった。

目が不自由なのもあるし、足腰だいぶ弱ってきて自信ないみたい・・・

「私はいいからあんたたちで行ってきなさいよ」 と、お義母さん。

・・・・。

しばしの沈黙の後、パパがキッパリとこう言った。

「じゃあ、そうさせてもらおうか。」

「えええっ!? いいの?」 って思いながらキラリと目を光らせた鬼嫁、それが私だ。

じゃあ、行くとしよう。

えええっ!? いいの?

 

 

 

 

 

Sorry!ボケ写真。

さて、私たちだけでのお出かけとなると・・・・やっぱ山を絡ませたい。

隊長が提案したのが月山でした。

パパは遠い、と最初否定的だったものの、下山後のお泊りを日本海にすれば、海の幸が食べられると、

何やら一人でニヤニヤし出し、泊まる旅館まで自分で探し始めた。

パパがその気になったのだから気が変わらないうちに決めちゃおう!

今回のお山は出羽三山の一つ、月山だ!

まずは東北道から山形道へとGO!GO!

 

 

 

 

 

 

寒河江(さがえ)SAで朝食を。

初めてお邪魔します。

 

 

 

 

 

そして着きました。

月山姥沢口駐車場。 道路を挟んだ反対側にトイレあります。

リフトを使っての最短コース。

空模様が怪しい・・・。

 

 

 

 

 

 

登山口までは舗装道路をしばらく歩きます。

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい、桔梗。

暦の上では秋だけど、まだまだ暑い。

 

 

 

 

 

 

さて、突然現れた小さな小屋(?)。

ここで環境美化協力金を払います。

こういうのは大賛成。

山は全部お金取ればいいのに、て常々思っております。

特に富士山とか。

 

 

 

 

 

この200円が少しでもお役に立てるのなら嬉しいな。

 

 

 

 

 

今、見ることのできるお花と位置が親切に書いてありました。

 

 

 

 

 

 

姥沢小屋です。

リフトを使わずに上に行く場合はこの小屋のすぐ脇を通っていくようです。

 

 

 

 

 

リフト乗場が見えてきました。

 

 

 

 

 

 

乗場の中に登山届を入れる箱あり。

 

 

 

 

 

 

ルンルン。

 

 

 

 

 

足元にはリンドウの花がたくさん!

 

 

 

 

 

そして頂上駅に着きました。

姥ヶ岳休憩所。軽食あり。トイレは裏手。

この時点でけっこうな風が吹いています。

青空は見えません。

 

 

 

 

 

 

パパは上着を着ました。

 

 

 

 

 

かなりの風に吹かれながら上がって行きます。

 

 

 

 

 

 

な~んにも見えない。

ここは姥ヶ岳に向かう道と姥ヶ岳を巻く道との分岐点。

我々は向かいます。

 

 

 

 

 

ほとんどの人が〝巻く方″に行きました・・・

 

 

 

 

 

 

チングルマの穂が嬉しい。

 

 

 

 

 

時々ガスが風で流されて辺りの様子がわかると こんなに広い場所なんだ、とビックリする。

 

 

 

 

 

とにかく風がすごい・・・・

ここでこんなに吹いてるってことは、上はどうなっているんだろ・・・・

 

 

 

 

 

雨が降ってないだけでもラッキーと思わなきゃいけない状態。

 

 

 

 

 

 

これくらい上が見えてるといいんだけどね。

 

 

 

 

 

 

またチングルマに元気をもらう。

アリガト。アリガト。

 

 

 

 

 

パパの帽子、完全にキョンシーになってる。

 

 

 

 

 

 

時折明るくなって期待が膨らむんだけど またすぐに真っ白な世界へ。

これを何度も繰り返す。

 

 

 

 

 

お花も咲いてるけど写真撮れないなぁ。

 

 

 

 

 

 

隊長の胸中がここからでもわかる・・・

 

 

 

 

 

 

本当なら素晴らしい景色でしょうに。

 

 

 

 

 

リンドウの青が目と心に染みます。

 

 

 

 

 

 

もう・・・どうにもこうにも この風が・・・

 

 

 

 

 

 

ここは・・・

 

 

 

 

 

姥ヶ岳山頂でした。

1670mゲットしました。

おめでとう・・・・・

ありがとう・・・・・

 

 

 

 

 

三角点が見えるけど とにかく風が強くて立ってるのが大変・・・

このまま先に進もうとしたけれど あまりの強風で危ないので一旦戻ることにしました。

 

 

 

 

 

うぇ~ん・・・

 

 

 

 

 

先ほどの分岐まで戻り、稜線を通らずに牛首に向かうことにしました。

約50分のロス。

 

 

 

 

 

 

時々こんな景色を見せてくれる。

 

 

 

 

 

頂上を目指そう。

 

 

 

 

 

9月の初めだというのに、もうこんな秋の気配が・・

 

 

 

 

ここも全部紅葉するのかな。

きれいだろうな。

・・・っていうのは後から思ったこと。

この時はそれどころじゃなかったです。

 

 

 

 

一応参考のため。 今頃の月山はこんな!  きれいだなぁ~~~ (観光関係サイトからお借りしました)

 

 

 

 

 

 

姥沢口からリフトを使わないで登ってくると この道に合流します。

 

 

 

 

 

穏やかな好天だったら 山の大きさを感じながらルンルンこの木道を歩けただろうに。

 

 

 

 

 

 

でもほら・・・

ポレポレ隊の夏山はずっと良いお天気に恵まれたから

これくらいのしっぺ返しは我慢しないと。 

 

 

 

 

 

あ、いや、しっぺ返しじゃないか。

そういう表現だと空の神様が悪者ってことになっちゃうもんね。

ヤマヤさんの天気を平均化するために 今日は私たちが我慢する日、っていうのはどうでしょうか・・・

 

          

                  <中編> につづく・・・

 

 

 

 



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