half moon bay

酒と釣りの友 天国の mさんヘ

奈良大和路のみほとけ展

2024-05-22 11:23:09 | 
山口県立美術館に久々に出かけた。以前パリの美術館で数々の日本の仏像を見て面白かったのだがこの秋、奈良を訪ねてみたいので予習のつもりなのだ。仏像なんて面白いの?と云われる向きもあろうと思うが面白いんだな!これが。この頭部と両手が失われた木彫りの仏像をご覧あれ。果たしてどんな顔だったのか?両手はどんな形だったのか?興味をそそられませんか?僕はこれを見た時、同じく頭部が欠損しているが魅力的なルーブル美術館のサモトラケのニケを想起したのだ。仏像に堪能した後昼飯に瓦そばをいただきNHKホールで「光る君へ」展を見て帰路についた。







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キリシタン大名 高山右近

2023-12-07 16:28:34 | 
高山右近の像


妹のすすめで京都からの帰り路、高槻で降り駅周辺をぶらつくことにした。

ここは明治4年の廃藩置県まで約200年間高槻城があり城下町として栄えていたところだ。


こどもが作ったと思われる看板 これっていいよね。


散策コースにある保存樹木


一時期キリシタン大名の高山右近が城主を勤めていた。大阪と京都の中間に位置しているためか

秀吉と光秀の山崎の戦いでは秀吉側の先鋒を勤めている。父親がキリシタンであったため少年の頃

洗礼を受け、秀吉のバテレン追放令が出された時信仰を捨てることを拒否して領地と財産を

すべて捨てる決断をしている。その後加賀の前田利家のところに身を寄せていたが1614年の

家康のキリシタン国外追放令によってルソンに出国マニラ到着40日後に死亡したとのことである。

僕にはとうてい理解できない生き様だ。江戸時代の為政者がいかにキリスト教が人々に与える影響を恐れたか

分かる気がする。


高山右近の像 キリスト教会の入り口に立つ




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京都3日目続き 相国寺 

2023-12-06 10:08:52 | 
三千院からの帰り地下鉄の乗り換えで今出川駅から地上に出た。

下鴨神社に歩いて行きかかったが同志社大学の横を歩いていると相国寺が近くにあることが判明。

急遽行き先を変更。一人旅は予定をすぐ変えられるのでその点いいのだ。

パンフレットによれば相国寺(しょうこくじ)は室町幕府三代将軍足利義満が1392年に創建した

臨済宗の大本山である。応仁の乱や天明の大火と云った戦乱や火災によって幾度も諸堂を失いながら

再建を繰り返し今日に至っている。


法堂(重要文化財) 豊臣秀頼が1605年に再建


★法堂内天井のばん龍図 狩野光信筆 所定の場所で手を叩くと龍が鳴く


★方丈の裏側 


開山堂の庭園 開山夢窓国師像を安置する堂


参道 右手の建物は同志社大学か?

参道

併設の承天閣美術館で「若冲と応挙展」開催中であった。京都に旅しなければまず見ることが叶わなかっただろう。

話が前後したが虹を見たのは相国寺の東門を出た時である。

★印の写真は内部が写真撮影禁止のため相国寺のホームページより借用した。
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京都1日目続き 東寺別格本山 観智院

2023-11-27 13:04:23 | 
東寺の北大門を出たところに観智院(ホームページはこちらをクリック)がある。

ここの床の間には宮本武蔵筆の鷲の図が描かれている。何故この絵がここにあるのかガイドさんに尋ねたところ

吉岡一門との三度に渡る戦いの後、3年ほどの間この寺に身を寄せていたそうでその時に描いてもらった由。

床の間の脇にも襖画として竹林の図が描かれている。なにしろ400年以上前の作品なのでかなり傷んでおり

はっきりとした輪郭は薄れているものの二羽の荒鷲や竹林の力強い筆使いは緊張感に溢れていた。上のホームページでみることができます。

東寺の後は今は残っていない西寺跡を目指して西に進んでいると羅城門跡の標識を発見。





今は公園の中に石柱と看板があるだけだがここは平安京のメインストリートである朱雀大路の南端に

設けられた都の表玄関にあたる大門でこの門を境に京の内外が分かれてそうだ。

980年に暴風雨で816年に引き続き2度目の倒壊をした後は再建されることはなかったと書かれている。

腹が減ってきたので食い物屋を探し回ってやっと見つけたのがこのお店。





入ってみてびっくり。昼間と云うのに居酒屋は大盛況。みんな飲むは飲むわ。

ビールのあては九条ネギたっぷりのだし巻き卵をいただきました。

疲れた~。この日の歩数。19,585歩

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京都一日目 世界文化遺産 東寺

2023-11-26 10:03:11 | 
京都に着くと駅の南側に見える東寺の五重塔。これを見るとああ京都に来たんだなと思ってしまう。

ただこれまではいつも駅の北側ばかりを訪れていたので今回どうしても訪問したかった。

パンフレットによれば国宝・五重塔は836年弘法大師の創建着手に始まるが雷火などに

よって焼失すること4回におよび現在の塔は1644年徳川家光の寄進によって建てられた由。

高さ55メートル。本瓦葺き。日本では唯一の高さでもあり雷が落ちやすかった。柔構造のため地震には強く

地震による倒壊は一度もないとのこと。

内部はすべて撮影禁止のため写真は外部のみ。内部の様子は東寺のホームページをご覧あれ。こちらをクリック

国宝、重要文化財ばかりです。








瓢箪池から重文・講堂(室町時代)を望む



五重塔横から重文・講堂(室町時代)を望む







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秋の京都から帰着 

2023-11-22 16:16:14 | 
東寺の五重の塔


義理の弟の三回忌法要に参加して秋の京都を散策して来た。

東寺、相国寺、大原の三千院を訪れたがまさに紅葉の真っ盛り。

どこに行っても外国人で溢れかえっていた。

帰って来たばかりなので今日は予告編。旅レポは後ほどのお楽しみ。


相国寺


三千院

(散歩記録 5千歩越え 11月1~20日実績 20分の11 一日平均 5,702歩)




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北斎VS広重 いっき見!

2023-05-30 08:42:41 | 
久々に山口県立美術館・浦上記念館を訪問。

ここはかって僕の中学時代の美術教師A先生が館長を務められていたところで

昔、母と姉と僕の三人で訪れて直接先生に案内されて以来の訪問だ。

昔ヨーロッパに居た時に大英博物館で浮世絵の特別展示を見たことがあり

今回の展示もその時の規模に匹敵していた。

葛飾北斎の富嶽三十六景と歌川広重の東海道五十三次の全作品 いっき見だ。

その完成度の高さにヨーロッパの印象派の多くの画家たちが驚愕し影響を受けたのも頷ける。

よいものを見させていただいた。特別展示は5月28日に終了しました。



 

何枚か見てみましょう。















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神戸三宮 子犬の仁義なき戦い 南京町

2023-05-03 13:38:32 | 
翌日の昼飯は神戸を訪れたからには南京町で中華料理にしようと妹と意見が一致。

ポートピアホテルからリムジンバスバスで三宮駅まで無銭バス。どうも今度の旅は金を使わしてくれないのだ。

しゃれた帽子を探して三宮センター街のアーケードを散策。帽子は見つからなかったけど

ペットショップで子犬3匹が仁義なき戦いを展開の真っ最中。面白くて思わず笑ってしまった。

一番面白かった場面には間に合わなかったものの後半戦の戦いをビデオに撮ったのでご覧あれ。

子犬の仁義なき戦いはここをクリック。

旧居留地をぶらぶらしながらお目当ての南京町に到着。





ここでようやく神戸に来てから初めての出費。旨かった~安かった~ 満足まんぞく 

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神戸で二度目の無銭飲食

2023-04-30 13:10:22 | 
神戸 ポートピアホテル




京都の帰りに立ち寄ったのはわが拙いブログに寄せられるコメントの約半分を占めるKABUNSUUさんの住む神戸。

前にも書いたが彼は小学校6年4組の同級で学級委員だったのだ。




昔からお利口さんで人一倍頭が大きくあだ名は過分数。本人の言によればそう呼ばれるのが嫌だったそうだが

今では自分からそう名乗っているのは大人としての心の余裕なのか。

前回同様連れて行ってもらったのがここ。トラットリア&バール・ジェペット



今回は妹と彼女の友人が加わり4人組。

話に集中するため今回はカメラ撮影を封印。以下の写真は前回携帯で撮ったものだ。

この方がオーナーの山中崇裕氏。



僕はヨーロッパ滞在4年の間ずいぶんイタリアンは食べたが出てくるお任せ料理はどれも絶品だった。









半年振りに飲む イタリアのカストリ焼酎 グラッパ 旨かった~ 

またしても夕食代だけではなくホテル代までゴチになってしまったのでありました。

話は突然変わるが今ボストンで医療研修中の彼の息子一家は大の野球ファン。

たっちゃんことヌートバーのご両親との記念写真を見せてくれました。







お孫さんは現地のリトルリーグに入って活躍中とか。大谷と同じく二刀流とかで決して運動神経に優れていたとは

思えないおじいちゃん(失礼 )とはえらい違いなのだ。

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心残り 衣笠丼

2023-04-27 15:01:01 | 
サッポロビールが無かったのが残念至極。


京都に来たらどうしても食べたい鰊そば。

てな訳でいただいたのだが壁に貼ってあるお品書きに目がとまる。

「衣笠丼? 聞いたことがないけれどはてなんじゃろか?」

メニューをよくよくみればありましたありました。

衣笠丼(きぬがさどん)とは、甘辛く炊いた油揚げと青ねぎを卵で綴じ、飯に乗せた丼物である

詳しくはこちらをクリック。衣笠丼

もう鰊そばを食べた後なので食べてみたいのは山々なれど涙をのんで断念。

今度また京都に来たときの楽しみにとって置こう~っと。

京都最後の日の朝にようやく甥っ子の長男「太陽君」に再会。また来るからね~バイバイ







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京都旅行2日目 東山方面

2023-04-16 08:01:33 | 
2日目は地下鉄東西線の蹴上で降り、南禅寺を経由して北上し哲学の道を通って法然寺に寄り

銀閣寺を目指すコースにした。南禅寺はその昔お袋と訪れたことがあり名物の湯豆腐を食べたことがある場所だ。



駅を降りて地図を頼りに見つけたのがこのトンネル。ねじりまんぽと云うのだそうだ。

まんぽとはトンネルのことでその名の通りレンガがねじれている。なんでも強度を強くするための工夫だそうだ。





ここは石川五右衛門の「絶景かな」で有名な南禅寺の三門。登ってみたいが運動靴を脱ぐのが嫌なので断念。

年は取りたくないのだ。境内は美しく整備されており散策してとても気持ちがいい。

歩いていると「ややっ これは何だ?」ローマの水道橋のようなものを発見。なんでこんな物がここにあるの?



説明看板がありました。







こんなのがお寺の中にあったらびっくりですね。ですがなかなかいい雰囲気を醸し出しています。





永観堂の門前を見て哲学の道方面へ


アヒルのお出迎え


哲学の道入り口


しだれ桜が満開







途中にある法然院に参拝








だんだん近づく門の風情が美しい


目的の金閣寺(慈照寺)へ到着








外国人観光客のオンパレード フランス語を話す人が多かった。


もう足がくたくた。帰って飲むサッポロビールの旨いこと美味いこと。  ★


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京都旅行 2023年

2023-04-14 19:35:09 | 
左後ろの建物は京セラ美術館


石本正生誕100年回顧展に参加するため京都に行って来ました。

会場の京セラ美術館のすぐ近くに平安神宮があったのでせっかくだから参拝。





広々として清々しい。

神苑と呼ばれる庭にはしだれ桜が咲き誇っていた。







外国人観光客の多いのにびっくり。まだ中国からの観光客は少なく英語、フランス語、ドイツ語が飛び交っていた。



歩き回ったので喉が渇きお昼は4条にあるビアホールのミュンヘンで一杯ならぬ三杯 すっかりいい気分の一日であった。

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石本正生誕100年回顧展 再び

2023-03-29 14:10:01 | 
前回の島根県立美術館から今度は京都市京セラ美術館に会場を移して回顧展が開催されます。

会期は4月4日から5月28日まで。

今回も所蔵絵画を一点出品いたしますので是非ともご覧になっていただきたくお願い申し上げます。


画題 街  これです。
 














【 既出記事 】石本正生誕100年回顧展

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京都探訪は続く 宇治上神社

2022-12-09 10:27:16 | 
京都探訪最後の場所は宇治上神社。応神天皇、仁徳天皇、菟道稚郎子うじのわきいらつこ(一体誰やねん?)を祀る世界遺産。

1060年造営の本殿は日本最古の神社建築として国宝に指定され鎌倉時代の拝殿も国宝とか。





ついでにすぐ近くにある宇治源氏物語ミュージアムと宇治川を訪ねて今回の京都探訪は終了。






源氏物語宇治十帖の各場面の灯篭が通りのあちこちに

9日間の関西訪問中、良い運動になった気がする。旅はいいですね。来春京セラ美術館で開催される

石本正展の折また京都に行く予定。今度はどこを探訪しようかな。今から楽しみ。

【ウオーキング記録】 5,000歩以下は省略 目標歩数変更

日にち 歩数 距離キロ

12/8  6369 4.7
12/6  6092 4.5
12/2  5907 4.3
12/1  6102 4.5
11/30  5825 4.3
11/29  5548 4.1
11/28  6198 4.5
11/27  6028 4.4
11/26  6145 4.5
11/24  5781 4.2
11/23  5236 3.8
11/22  6000 4.4
11/21  7656 5.6
11/18  6322 4.6
11/17 17277 12.7  
11/16  7428 5.4
11/15 19574 14.4
11/14 10190 7.5

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京都探訪は続く 宇治平等院

2022-12-08 14:48:00 | 
僕が総代を務める菩提寺Z寺の起源はこの寺にある。この寺の初代法誉上人は平等院の塔頭浄土院から御本尊を奉じてわが故郷に下向し

室町時代中期、後柏原帝の1516年にZ寺を開山したと寺伝に記されている。せっかく京都に来たのだから是非訪ねてみたかった。

実は親父が生前、戦友の石本正画伯と共にこの寺を訪れておりたびたび楽しい思い出であったと語っていた。

平等院は平安時代の1052年に創建され、中堂の金色に輝く阿弥陀如来坐像は仏師定朝の作で国宝。背後の壁の上部には雲中供養菩薩像52体

がかけられている。その内半数は摸刻であるがオリジナルは平等院ミュージアム鳳翔館でみることが出来た。52体すべて国宝。

絵が好きだった親父は親友の画家と一緒にこれらの国宝を鑑賞できたことが余程嬉しかったに違いない。

10円玉の裏面にあるため恐らく日本人には一番お馴染みの寺院と思うが実際に見る姿は鳳凰堂の名にふさわしく美しものであった。









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