Days of Pieria

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鍼灸&オーラソーマ&冷えとり…光の鍼®︎Pieria

台湾<食>旅行記

2006年12月13日 | 
KIN89赤いスペクトルの月(解放 溶かす 解き放つ/普遍的な水 清める 流れ)

今日から律動の月(Rhythmic Moon)、植物も動物もあらゆる微生物にいたるまで同じリズムに沿っているという意味での、宇宙的な視野での「平等」を考える月です。

更新をご無沙汰してしまったのは、3日間だけですが台湾に旅行していたからで、その前後がかなり忙しかったためです。
この慌ただしい師走に旅行など悠長な!という感じですが、吉方だったということもありますが、そういう流れっていうかリズムになったんですね。本当に久々の海外でした。

ところが行く前からハプニングが。久々に母と二人で行くことにして、「二泊三日なんて伊豆って感じよね~♪」「小さいスーツケース買っちゃお♪」などと、かなり楽しみに準備していたんですが、出発の前夜20:00近くになって母から電話が…「なんだかお腹を壊しちゃって大変…(汗)」
うわ、もしかしてノロウイルス?!熱はないというが嫌な予感が。。フライトは早朝便だったので母は4:30には家を出る必要があるのですが、大丈夫かな~?とほとんど眠れない一夜。。そして当日4:00過ぎに再度母から電話「やっぱりダメ~、熱が出てきた…(大泣)」
母は毎週私が治療しており、最近随分元気になってきていて大丈夫と思っていたのですが、こんな落とし穴が…!
キャンセルして他の日程を考えるのは私には難しく、急遽一人旅を決意。本当に私は一人旅をする星の下に生まれてるかも?

台湾は一言でいって「ゆる~い」国。とても大らか。人は皆シンプルに生きている感じがします。昭和40年代の日本の下町にでもいるような懐しい錯覚でした。
歴史的にも日本が作った街だし日本企業も多く、看板は(中国の)略字体ではない漢字なので大抵読めますし、読めればなんとなくわかってしまう有り難さ(しゃべるとわからないけど…)。治安も良いし、ヘタな英語よりも日本語が通じるのがまた有り難い(笑)
物価は決して安くはないのですが、食費と交通費だけは画期的に安い。つまり「食べる」「動く」という生きていくために必要な経費が安いのは、とても理に適っていると思います。(普通のレストランでお腹いっぱい食べても600円位、タクシー初乗り280円位。)がっつり食べてガンガン動く、というとてもシンプルな生き方の基本を感じます。台湾の人がパワフルに感じるのはこの部分かもしれません。
そして私は韓国料理のパンチが効いた辛さも好きなのですが、台湾料理のゆる~い味も大好きなんですよね☆

上の写真は滞在ホテルのそばの晴光市場。夜も賑やかですが、ウイークディのランチを屋台で摂る人でごった返しています。台湾は夜市や屋台が有名ですが、お祭りの屋台の日常化というか、家庭の台所がそのまんま屋台になっている感じ。野菜炒めやらお好み焼き風のものやら煮込みやら、なんでも作ってます。台湾の人は外食が普通のようですが、野菜不足にはならない感じがします。
ただ現地ガイドさんに「屋台のものは「あたる」覚悟でチャレンジして」「1日目は疲れているからやめたほうがいい」「2日目だと発病するのが丁度帰国時くらいだから何とかなる」などと脅され、「見るだけ」にしようと肝に銘じました。冷蔵庫もなく路上で仕込みをしていたりするので、現地の人でも時々「あたる」そうです(怖)…母の急病のメッセージはそういうことか…と感じた次第。

特に海外の一人旅は「食べる」ことが少々不自由になるのですが、何しろ気安い国だし、屋台は諦めたものの入りやすい店が多いので、いろいろ食べてみました~。
まずは有名な鼎泰豊本店の小籠包↓

これは母と申し込んでいたオプショナルツアーでしたが、普通に入ろうとするとかなり待たされること、大人数で食べるのでいろいろなメニューが少しずついただけるのでとても良かったです。噂にたがわずジューシーで美味でした!


行きたかったレストランがどうしても見つからず、諦めてデパ地下のお好み食堂のようなところで食べた点心っぽいもの↓

これがなかなか美味でした!胡椒が効いたスープに浮かんだモチモチのお餅の中には、台湾味(オイスターソースとハッカクとお醤油のミックスって感じ)の肉そぼろが入っています。300円くらい。


肉そぼろと言えば、丸林魯肉飯はホテルの近くで有り難かった。地元の肉体労働者のお兄ちゃんたちと相席で、楽しく(向こうは気まずかったかも?(笑))いただきました。写真撮り忘れましたが、有名な「肉そぼろかけご飯」とおかず3品にスープで700円くらい。素朴ながら深い味わい。おかずも全部美味。超満腹でしたが、私って胃腸丈夫になったかも?!などという錯覚にも陥りました。。


そしてこれが正統派台湾料理店の欣葉本店で↓

これもホテルの本当にすぐそば。便利なところで助かりました。最終日のランチに利用しましたが、一人で角煮1コ、潤餅(ルンビン:生春巻きピーナッツソース)1コとかでも対応してくれるところが有り難い。これにデザートサービスがついて、さすがに高級店なので1500円くらい。台湾式の麺のエビのお出汁が超超美味!すごく好きな、ゆるいんだけど上品な味です。


タピオカミルクティー飲みかけ。

台湾発の飲み物だそうですが、これだけは屋台で覚悟して買ってみました。お馬鹿なパッケージも素敵な一品。
Hotもいいよと言われ、一応Hotなんですが台湾っぽく「生ぬる」(笑)。でもタピオカが膨張してぷるんぷるんで、なんとも言えない他にない触感と味!これはタピオカ買ってきて自分でも作ってみようと思ってます。

…そういうわけで、「台湾は食べ物にハズレなし」というのは本当でしたね~☆
ところが、私は台湾ですごく元気になったつもりで自分の胃腸のキャパシティを忘れていたんですね。。帰国は深夜でしたが翌早朝からお腹が…×××。あぁこれか~母のメッセージは!どう考えても帰りの機内食は余計だったわ~、調子に乗り過ぎた!
でも、ホメオパシーのレメディ一1粒でお腹の急性症状はおさまり、そのあと熱まで出ましたが、これもやはりホメオパシーを服用して施術時以外は殆ど寝ていたら、一日ですっかり元気になりました! 自分の生業を忘れてはいけないと思い(笑)、鍼灸も施したら完璧に近いです。実は2年前にやはり吉方の白神山地に行った直後も同じ症状だったんですよね。一種の好転反応というか、浄化かも?

…というわけで、普段は腹七分目を心がけているつもりの私でさえ食べる悦楽にはまってしまう、台湾の魅力でございました。ちなみに母の悔しがり方といったら、本当に可哀想でした。。私はまた行ってもいいよ~♪
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4 コメント

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台湾!!! (とん)
2006-12-14 21:53:14
台湾に行ってらしたのですね~♪お帰りなさいまし。
一昨年台湾行った時にあっちの市場は何だかアメ横に似ていて、友達と
「この先に絶対御徒町の駅があるよね」
って笑っていました。
食べ物とお茶の美味しさ&安さは日本じゃ考えられない感覚ですけどね♪

台湾はあまりに綺麗で、おおらかで、どこか懐かしい雰囲気で、どうも外国にいるっていう実感が持てない時が何度もあるっていう不思議なところでした。きっと海外旅行初めての、うちの母親なんかを連れていったら良さそうなところですよね。

でも、せっかちなわたくしには、やっぱり韓国のほうが性に合っているみたいで、台湾にいる間、ず~~っと韓国が恋しかったのでした(笑)
返信する
そうなの! (Pieria)
2006-12-15 00:40:29
沖縄の八重山諸島など「日本なのに日本じゃない」感じがするけど、ほんと台湾は「異国なのに限りなく日本臭い」です!

>「この先に絶対御徒町の駅があるよね」

ほんと、そんな感じ。有楽町っぽいなと思って一すじ入ると西日暮里でした、って感じの街(笑)
でもこんなに緊張しない海外なんて、初めてでしたわ。近いし時差も1時間だし、高齢者にも優しいと思います。

そうそうお茶も美味しかったけど、一番良かったのは温泉でした!
こんどまたレポートしますね。
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温泉? (とん)
2006-12-16 01:10:55
もしかして北投温泉ですか????
わたしたちは、北投温泉に行ってきました。
エステのできる旅館みたいなところに行ってきたの
ですが、おおらかな台湾のひとは
「今ならこのコースがお得よ」
みたいなことを言ってくれて、日本円にしたら、
6000円くらいで、SPA満喫&アロママッサージ
たっぷり♪で3時間!というコースを楽しんで
きましたよ。

韓国じゃ、日本人からは惜しみなく奪う!っていう
かんじだったので、かなりびっくりしましたよ。
まぁ韓国でもあたくしは負けてないので、いつも
「こいつ食えない日本人だなぁ~」
ってあきれられていますけどね(獏)
返信する
Unknown (Pieria)
2006-12-17 00:59:24
私は新北投温泉のかなり奥の方まで行ってきました。
スパは体験しなかったけど、すばらしい泉質でした~。
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