Days of Pieria

【このブログはアーカイブです〜2016年】
鍼灸&オーラソーマ&冷えとり…光の鍼®︎Pieria

南紀とトルコ

2009年03月21日 | 
KIN137赤い共振の地球(調律 チャネルを合わす 呼び起こす/舵取り 発展させる 共時性)

もう2週間経ってしまいましたが、南紀を家族で旅行しました。
南紀白浜にある弟の会社の保養施設を宿として。なかなか行きにくい場所ですが、一度行ってみたい地域でした。なんたってほぼ半島全部が世界遺産
時期的に微妙~でしたが(個人事業主にとって3月の最初の週末なんてかなり大変!)、ほぼ徹夜で事務をやってそのまま出発~っでした。

実は行く道は語り草になりそうなバタバタ地獄の珍道中でしたが…まぁ今思えば厄落としみたいなもので
…東急線が信号故障で止まった大雨の3/6の早朝、羽田発の南紀白浜便の離陸を20分近く遅らせたのは私たちです…すみません

一日目は大雨の中、レンタカーで熊野古道の滝尻王子と高原神社へ。歩きはしませんでしたが雰囲気だけは味わえました。
滝尻王子の売店で気になって買った「じゃばら」という柑橘果汁。「邪を祓う」という意味があるそうです。柚子より若干野性的なお味。


帰ってきて調べたら花粉症への効果が注目されているとのことで。私は花粉症はないのですが、徹夜明けでぼ~っとしていたところ、これの水割り(原液なのでスッパい!)を飲んだらすごくシャキっとしました。免疫力を高めるのかもしれません。
「北山村」ってところだけに自生しているらしく、本当に他では全く見かけませんでした。もっと買っておけば良かった…。これを売っていた売店の88歳のおばあちゃんはお肌ツヤツヤ、頭ハッキリで超元気でしたね~

二日目はすっかりいい天気になり、白浜~串崎~本州最南端の潮岬~紀伊大島など海沿いのドライブを楽しめました。
地形や海の感じは伊豆に似ていてさほどの特徴はありませんが、日ざしが違いましたね。早春の光そして綺麗な空気、なんともいえず穏やかなのどかさでした。
東京より暖かいのですが、さすが梅王国、熊野のあたりなどはまだピンクの梅が百花繚乱状態。海沿いは桜もチラホラ。

そしてお土産は梅関係と柑橘関係のみですね(笑) 路上で売っている一袋100円のきんかんやぽんかんの美味しいこと!
道の駅で200円(!)で買った手づくり梅干しは、梅と塩と紫蘇と梅酢だけの天日干し。こういうのが私は一番好きです。


梅干しの種を割ると梅核が出てきます。この薄皮を剥いたものは白くて杏仁の風味の通称「梅天神」と呼ばれるもの。強力な抗酸化作用があり、私はこれが大好きで。。
だから梅干しは種の中まで食べるのですが、市販の梅干しで添加物とかアミノ酸だのが入ってるものは、ここの部分が本当にマズい!! でもこの手づくり梅干しはとても美味でした~ 。買い置きは沢山あるけど、もっと買えば良かった。。

お魚は全て美味しかったですね~。「クエ」鍋はほぼ一生分いただきました~

そして私が今回最も感動したのが、この本州最南端の地でトルコを再発見したことです!
私は何故トルコにこんなに親日感情があるのか、ずっと不思議に思っていたんです。
南紀とトルコの関係、それはこれを是非ご覧いただきたいのですが、明治23年にトルコの軍艦「エルトゥールル号」が現串本町の樫野崎灯台下で遭難した時、串本の人たちが献身的に救助活動を行ったからなのです。

短い旅行期間で出会った南紀の人たちは、皆さんとてもおっとりと品が良く、親切で優しい方々ばかりでした
そんな方々が行った救助活動が、トルコの人たちにとってどれほど感動的だったのか想像できます。事故以来トルコと串本町の友好関係は続いて今に至り、トルコの小学生は教科書でそれを学ぶのだそうです。
日本人が知らないだけですね。これはもっと多くの人が知る必要があると思いますし、串本の人たちに感謝しなければ。

綺麗に手入れされているトルコ軍艦遭難慰霊塔。他にトルコ記念館などもあります。


それにしても、紀伊大島の灯台近くにトルコショップやトルコレストランがあり、トルコ人が「のび~るアイス」を作っているさまは、なんとも不思議で微笑ましいものでした

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ブルースとジェフ

2009年03月19日 | 音楽

KIN135青い倍音の鷲(輝き 力を与える 行動する/ヴィジョン 創り出す 心)

またまたご無沙汰してしまいました。。
個人事業主には忙しい季節(笑)でしたし、更に旅行したりして、書きたいことは沢山あるのですが、なかなか時間が追いつきません。

とりあえず、音楽にはアディクトしやすい私の今の耳を占領しているモノを。
ジェフ・ベックが来日してくれたおかげで、ジュリー狂いから抜けられたのですが(笑)、もう改めてジェフのディスコフラフィー総ナメしております。(そんな時間はあるんかぃ

さて、所詮日本人にはブルースってわからないんじゃないかと感じてました。
だって、演歌系の○○ブルースなんて完全に解釈間違ってるじゃないですかっ!
私の大好きな「色彩のブルース」(エゴ・ラッピン)も「長者町ブルース」(クレイジーケンバンド)も、ブルースかって言われると絶対違うし(でも好き

私も実際黒人の「ど」ブルースは苦手なのですが、ストーンズから入りました。ジェフ・ベックのブルースナンバーなんてたまらなくシビれます
でもそれはやっぱり本物じゃないんだろうな~?なんて思ってましたが…

これを聴いて2日くらい耳を離れず困ってます…
B.B.キングとジェフ・ベック! こんな映像があったとは!!
やっぱ完全に異種格闘技って感じですが…二神降臨、って感じで素晴らしいです



つまり、言い尽くされてますがジェフってジャンルを越えてるってことで。
この大御所に、ギター小僧炸裂って感じのソロをトチッても弾きまくる、さらにお茶目
B.B.キングもちゃんと聴いたことなかったけど、すごいな~。
そしてこれが本物のブルースじゃないワケがない!

ニコニコ動画見られる方はこっちのほうが高画質&オモロ

2003年のライブと思われます。若い!(今はさすがにシワ増えてます…
ジーンズ+黒シャツ+ギターがこんなにカッコイイ人他にいないと思う


ネットのどこかで以前垣間見たのですが、確かギタリストの北島健二さんが、
「ジェフ・ベックのギターは、違う惑星から来た鳥が歌っているようだ」
と言っていて、ビンゴ!と思ったんですね。

変な意味にとらないでほしいのですが、ジェフ・ベックは地球の人じゃないかも、ってずっと思っていたんです。
私が10代で初めて聴いた若い頃のベックは、誰とも違ってカッコよかったけど、生き辛そうでした…。
実際その昔は、すごいギタリストだけど気難しくて自己中で変人、などというイメージがつきまとっていてなんだか辛かったのです。こんなに繊細なのに…と
哀しげなトーン(いわゆる「泣き」のギターと言われるベタっとした感じとは全く違う)は、胸に響きました。
宇宙人仲間…?
地球にやってきて、彼にはギターと車(彼はホットロッドと言われるクルマいじり好き)というオモチャがあったからいいけど、その違和感や哀しみが響いてきたのかもしれません。。

ドラマーの故コージー・パウエルが
「ジェフ・ベックほどハートからギターを弾く人はいない」
とインタビューで話していたのが記憶に残っていて、大体この二人は不思議に顔が似ていて(ジェフのほうがスッキリ系・笑)、コージーが自動車事故で亡くなった時ショックでしたが、あぁベックじゃなかったんだ…と何故か感じたものです。
ベックも事故で瀕死の重症を負ったことがありますし…以上、私だけの妄想です

ともあれ、キレた殺伐さと妙なる繊細さを同時に歌えるギターは、彼一流のもの。
これはB.B.キングに胸を借りる少年って感じですが、先日のライブでは楽しそうに笑顔を見せ、ベースのタル嬢を孫娘のように可愛がるお爺ちゃんでした~
一芸に徹して年齢を重ねて地球に馴染んで(?笑)いい感じになったジェフが、なんだか嬉しいのでした。

先日の来日メンバーで新作アルバム制作中との話しもあり、楽しみです。

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