Days of Pieria

【このブログはアーカイブです〜2016年】
鍼灸&オーラソーマ&冷えとり…光の鍼®︎Pieria

「聴く」こと

2007年01月30日 | ひとりごと
KIN137 赤い共振の地球(調律 チャネルを合わす 呼び起こす/舵取り 発展させる 共時性)
共振の月はあと1週間。素敵なラナンキュラスの写真はこちらから。

治療家になるということは、職人になることなのだと思っていた。
たとえば時計のオーバーホールをして古いものを蘇生させるような、そんな修理職人のイメージ。
無言でも地味でも確実な仕事をする「職人」っていうのに憧れていた。
鍼灸師の前になりたかったのは、ピアノの調律師だった。
その夢は実現しなかったけれど、ピアノじゃなくて人間を調律するほうが幅広くて面白いかも、と感じた時はワクワクした。

でも今、やっぱり私は職人などではない…と痛感する
だって未だに職人技の鍼を打つなんて出来ないし、人間はモノではないのでこちらの思ったとおりのチューニングなんて絶対にできないのである!
部品交換や分解掃除もできないから、もどかしくもなる。
どんな人にでも、人一人にはその方の魂がつながる天の意志が働いていて、賢し気な私の小さなエゴなど吹っ飛んでしまうのだ。
(いや、時計でもピアノでも結局は同じなのかもしれない…)

その方の身体と感情と精神と魂がどこへ向かおうとしているのか、その小さな声を聴かなければ正しい施術にならない。そして一体どれだけ「正しい」施術ができているのだろう?
痛いところを治す、症状を治す、病気を治す、ということが治療家の仕事なはずだから格闘してしまうのだけれど、例えば治らないことを選んでいる魂に抵抗することはエゴでしかないし徒労だ…。

宇宙の片隅でご縁があって出会った今ここの場で、せめて天の意志を聴くただの導管となってただ一緒にいる、それしか私はできないのかもしれない、と感じる。
もっと聴きたい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エーテルレスキュー

2007年01月27日 | オーラソーマ&カラー
KIN134白い自己存在の魔法使い(形 明らかにする 測る/永遠 魅惑する 受容性)

以前当室でオーラソーマのサンライトレスキューが大人気でしたが、必要な方々にほぼ行き渡ったようで最近は落ち着き、代わってエーテルレスキュー(写真)の需要が増えています。
これはオーラソーマの26番ボトルでオレンジ/オレンジ。朱色がかったとても鮮やかなオレンジ色です。チベットのお坊さんの袈裟の色であるオレンジは、深い洞察、歓喜、依存と自立に関わること、等多くの色言語を持ちます。
オーラソーマには「自分で選ぶ」という大原則がありますが、「チャクラセット」や緊急時に役立つ「レスキューセット」など、時と場合に応じて誰もが使えるボトルセットがあり、このオレンジのボトルは第2チャクラのボトルとしてチャクラセットの1本であり、かつ「エーテルレスキュー」としてレスキューセットの重要な1本で、全ボトルの中でも非常に需要が高いものなのです。

26番ボトルは「ハンプティ・ダンプティ」、「エーテルレスキュー」「ショックボトル」など、いくつかの名前を持っています。オーラソーマに親しみがある人にとってこのボトルを見ることは、ある特別な意味や感情を呼び起こすのではないでしょうか。特に過去のポジションにこれを選ぶ人は、塀の上から落っこちて元に戻らなかったハンプティ・ダンプティのように、どこか「バラバラになってしまっている」「痛みやショックを体験している」、つまり「元に戻っていない」状態を示しているのです。
そしてこのボトルの「エーテル」レスキューという名前がポイントです。以前書きましたが、エーテル体とは物理的肉体よりも周波数が高く、通常は見えない身体で「物理的肉体の鋳型」、つまりその人が本来のその人として機能するための青写真、という非常に重要な情報を含んでいるのです。

たとえば非常なショックを受けたあと、時間が経って随分元気にはなったけれども鬱状態に陥りやすくなったとか、事故や手術を経験して肉体的にダメージを受けたあと傷の治りが悪いとか、傷はなおったけれどもどこかはっきりしない不調が続く…などという方はかなり多くいらっしゃるのですが、検査を受けても何の異常も見つからないことが多いものです。
鍼灸で自律神経をたてなおし、筋肉を緩めることで調子がよくなっていく方も多いですが、どんな施術をしても決め手がない場合もあります。人間の自然治癒力の力強さには常に神秘と驚きを感じますが、同時に非常に繊細な存在でもあるのが人間だと思います。

オーラソーマのボトルは医薬品ではありませんので、治癒効果をうたうことはできませんが、そのような患者さんに同意の上このオイルを使っていただくと、ほぼすべてのケースで手応えがありました。薄皮をはぐように調子を取り戻す方や、非常に激しい好転反応が出る方など、反応は様々ですが膠着状態だった体調が動き出すのです。
医学的に異常はなくとも、細胞レベルで見えないダメージが残ってしまっている…それはつまり肉体や感情を本来のあり方に導くはずのエーテル体の傷となっているのだと考えられます。無意識なだけにアプローチが難しいそのようなトラウマだからこそ、何年も何十年も残ってしまう可能性があるのです。そしてこのボトルはそのエーテル体を「もういちど一つにまとめる」働きをします。

私自身もこのオイルは何本も使いました。私は特に大きな事故も怪我も手術も経験していませんが、主に精神・感情面のショックやトラウマに大いに働いてくれた実感があります。そして「タイムラインのヒーリング」の意味も持つこのボトルを、オーラソーマのプロセスで自分が選んだ時、何か過去の解決されていない問題と向き合う時なのだと受けとめます。それは必ずしも現世だけのことに限りませんでした。それほど深いレベルでのヒーリングを導く力を持つボトルです。

そしてこれは最近気づいたこと。鍼灸はエーテル体と肉体との接合面である経穴を使う施術であるため、無意識のうちに施術者自らのエーテル体を共振させていることが多いようなのです。私は重病の方や多くの患者さんを施術すると、決まって自分の身体の特定の部分に違和感を感じるのですが、その症状もこのオイルを塗ると即効解決するのです!
同業者の方で同じようなトラブルをお持ちの方にも、是非おすすめしたいです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゼロと1の差

2007年01月23日 | 日々のあれこれ
KIN130白い宇宙の犬(存在 持ちこたえる 越える/ハート 愛する 忠実)

行きがかり上(汗)書きますけど、納豆騒動は目もあてられないお粗末な結末を迎えてしまいましたね。。
でも「情報をどのように受けとるか?」と問いかける、とても大切なメッセージだと思います。その情報は一体誰が何のために発信しているものなのか?を見極めていくこと。
勿論制作サイドには「視聴者にとって有益な情報」を発信しようという意図が当初はあったはず(だと思いたい)ですが、テレビ番組の制作には沢山の人と大きなお金が動きますし、多分コッテリとした利害関係があって(汗)商業ベースで誰も儲からないことなどは報道されないでしょうし、人気番組であればあるほど数字を取ることのプレッシャーはすごいでしょう。そんなエゴの匂いを感じたら、きっぱりそこから自由でいること、しか私たちはできませんね…。

ともあれ、納豆自体には何の罪もありません!むしろ不正をあばいたヒーローかも?!これが一番大切なことだと思う私です。
今夜も仕事が終わってから近所のスーパーに買い物に行きましたが、流通の都合か未だに納豆の棚はスッカラカン…むき~っ!(怒)昨日出張帰りにS城石井で(高級品だけど)買ってきておいてヨカッタ。。あぁ早く普通に普通のものが入手できる日常が戻って欲しい~!1日2個食べる必要なんて全くないですけど、ゼロと1の差は大きいんです…

普通に普通のことをちゃんとする、これ以上に大切なことはないんですよね。生活全般において・・。
お掃除お片づけも、勉強も仕事も、料理も、そして身体のメンテナンスもお肌のお手入れも、「ああわかっているのにやらなかった…(涙)」のゼロが続くことと、毎日1ずつでいいから積み重ねていくことの、後から直面する現実の差の大きさ…子どもの頃からわかってはいるんですけどねぇ…(嘆)
「存在を持ちこたえるために、ハートに忠実に愛をもって」生活すること、という今日のメッセージにぴったり…。

…と、そんなことまで波及して反省させてくれた納豆?に感謝して、少しでも掃除しよう…(そこに落ちるか)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の白梅

2007年01月21日 | 日々のあれこれ
KIN128黄色いスペクトルの星(解放 溶かす 解き放つ/気品 美しくする 芸術)

昨年購入後、こういうワケである患者さんに差しあげた白梅が、立派に育った姿を見せてくれました。わざわざその患者さんが持ってきてくださったんです。こんなに重いのに大変だったと思うのですが、本当に感謝です…
(もう充分ですので、来年からはお宅でお楽しみくださいね!)

もうすぐ花は終わりそうなのですが(やはり暖冬なのですね)、昨年よりずっと大きくなって、そしてまた玄関がとても良い香りで嬉しいです

あっという間に1月も後半でなんだか焦ってしまいますけど、美しいものや芸術に力をいただいている今日この頃です♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

納豆が売り切れ…

2007年01月13日 | 飲食
KIN120黄色い電気の太陽(奉仕 活性化する つなぐ/普遍的な火 照らす 生命)

私は食べ物がB級志向になる期間が時々あります(汗)
昨年末に笑う大天使(ミカエル)を見てから、「チキンラーメン」が食べたくて仕方なく(訳は見ればわかるけど、見る価値があるかどうかはかなり疑問(笑))、年越しそばと一緒に1コ買ってきて、正月明けに食べたらなんだかやみついてしまい、でもCOOP奥沢店にはなぜか5個パックしかなく、こうなったら一緒にやはり普段ほとんど買わない卵6個パックなど買って、憧れの(笑)「卵のせフタして3分」をやってみたりした。正直、妙に美味
その流れでベビースターとか麦チョコなど食べたくなったりして、でもベビースター食べるくらいならチキンラーメンをそのまま噛ればいいじゃん、と気づいて3分の1くらい噛ったら美味しいけどやっぱり塩辛いし、とりあえず満足して残りをまた卵のせにして、昭和は遠くなりにけりだけどチキラー万歳!などと馬鹿なことを思っていた。
あと宅配ピザとかも食べたくなったなぁ…要はジャンクな気分だったわけです。
(ちなみに「笑う大天使」の原作は多分A級ではないだろうか?…まだ読んでないけど。。)

そして本題ですが、昨年師走の台湾での食べ過ぎ→玄米粥の日々→おせち→B級、のお腹を普通にたてなおさんと、今週からいつもの玄米菜食メインに戻ったのだけど、
今週ず~っと納豆が売り切れ!(於COOP奥沢店)。困る、はっきりいってかなり困る!!

すわ、み×もんた?!それともあ○あ○大事典!?と思ったらどうやら後者のよう。以前も「もやし」とか「寒天」とか私の愛用食に累が及んでかなり困ったのですが、納豆だけは1週間も切れると本当に困るんです。今日は寒いから納豆汁にしたかったのに…。それに加熱しなくて良いので早さが勝負のランチの定番なのです。常食に、それもメインディッシュにしている人だっていることを覚えていて~!
でも納豆生産者には一時的(多分)にせよ福音でしょう、それは良いことだと思いますが、大豆製品は他にも沢山あるんだよ~!

そりゃ身体に良い食材なのは確かですが、急に詰め込んでどうなるものでもないですよ!
TVは見てないので詳細はよくわからないけど、いつもの食事に加えるとしたら、
全体の量を3割減にし、噛む回数を3倍にしてみることのほうがずっと効果大ですよ!
「身体にいいから盲目的に食べる」などというのは怖れをベースにした心理です。いたずらにメディアに振り回されずに、
「身体の声を聞いて、食を決める」という、本当の考慮をする必要があります。特に今はお正月明けで食べ過ぎて胃腸がクタクタな方が多いのですから~!!

と、ここで叫んでどうなるものでもないが、あぁ納豆汁にしたかったなぁ…(しつこい)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温泉&タイ古式ヒーリング体験

2007年01月11日 | 美容・エステ・スパ・コスメ
KIN118白い磁気の鏡(目的 一つにする 引きつける/果てしなさ 映し出す 秩序)
昨日から共振の月に入っています。伝えるものと伝えられるものとの間の「attunement=調律」、「チャネルを合わせる」ことを意識するといいと思います。

週1回出張して患者さんを診ている、茅ケ崎にある当室の分室(またの名を実家(笑))から自転車1分のところに、なかなか充実の日帰り温泉があります→ココ!(画像もこのサイトからです)
今年も元日から行っちゃいましたし、仕事が早めに終わる日はもぅ行きたくてウズウズ。8日の成人の日も行きました。

塩化物泉の温泉は露天風呂です。冬に露天風呂で半身浴をするのは最初の10分の冷たさを我慢すれば大丈夫。上半身を濡らさなければ、しっかり下半身からあたたまってくるとじんわりと汗がにじんできて、冷たい外気が気持ちよくなってきます。半身浴の目的は下半身をあたためることによる全身の血行改善と、そのことにより身体の深い部分からの老廃物の排出を促すことです。
1時間以上入っていたら、元日はすねのところがひどく痒くなりましたが、9日は部位が下がって足首のまわりがまたすご~く痒くなりました!関節は老廃物がたまりやすいところです。温泉の効果で普段出せない老廃物が出てくるみたい。洗い場でぼりぼり掻いていると真っ赤になりましたが、そのあとまた入浴し、最後に薬湯に入ると全くおさまりました。

私事、今年は年のせいか(涙)すねが乾燥して痒くて掻き壊したこともあったのですが、この2回の入浴でまったくおさまり、肌がしっとりしてきました。この季節に特にご高齢の方など乾燥と痒みでお悩みの方も多いと思いますが、かゆみは掻いて老廃物を出してほしいという身体の信号ですし、結局は冷えからきていることなのですよね。すねが痒いことが多いのも、冷えがたまりやすい足もとに近いというのが理由の一つ。表面を潤すクリーム等を塗ってもなかなか改善しないことが多いのは、身体の深い部分からの信号だからです。足もとをあたためることと、半身浴は本当におすすめです。

さて、先日はここでタイ古式ヒーリングを初体験しました!アクロバティックな体勢をとることを知っていたので、身体が超硬いから大丈夫かなぁ~(汗)?と思っていたんですが、面白かった!
施術者と「2人でするヨガ」と言われているそうですが、脚足のマッサージ、とくに内側~鼠蹊部までを手のひらで押すことからはじまり、あとはひたすらストレッチ!それも施術者と私の身体が「知恵の輪」のようにドコでど~なってるの!って感じにからみあって、意外なところを伸ばされていたりします。う~ん、一人では絶対こんなふうにストレッチできない~!!
動きに合わせてヨガのように鼻で吸って鼻で吐く、深い呼吸を大切にします。身体の深部まで酸素がいきわたる感じ。。

「深い部分にはたらくので日毎に効果がわかりますし、続けることで体質改善しますよ」と言われましたが、確かに凝っている部分を直接ほぐすマッサージよりも、全身の流れを整えることにより3日経った今、肩凝りが少し楽に感じます(40分のおためしコースだったので、肩や背中は殆ど触ってもらってないんですよ)。
私は鍼を部分だけ施術することは殆どいたしませんが、全く違う施術ながらやはり何でも全身を整えることの大切さ、ということを実感しました。
10分延長券をもらったので、また行こうっと
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人は見た目が10割

2007年01月07日 | 日々のあれこれ
KIN114白い惑星の魔法使い(表明 仕上げる 生み出す/永遠 魅惑する 受容性)

仕事が始まってもう3日目。お正月ってあっという間だなぁ。。
なんだかんだ言って年末年始って忙しいですよね。お掃除したりお蕎麦食べたり実家行ったりおせち食べたり駅伝見たり初売り行ったり初詣行ってると…終わります(汗)

せめて何か1冊サクッと読める本を読もうと思って、散々迷って買ったのがコレでした。
おしゃれのベーシック
「2008年までに自分の理想の生活とは何かをしっかり決めておいてください」とある占星術家に言われた、というプロローグの記述に惹かれたことが理由の一つです。
実は今年2007年は数秘学的に9年周期の最終年で、これまでの流れの大掃除や整理整頓をして次の周期につなぐ年なのです。昨年は「8」の年でいろいろなカルマ解消のための課題が浮上する年だったのですが、思い当たる方いらっしゃいますか?そしていよいよ今年は大詰め。大きく変化する人も多いでしょうし、そうするチャンスでもあるのですよね。

「理想の生活」っていうのをファッションの切り口からいえば何を着るかということになり、ワードローブを見直して整理し、「自分スタンダード」や「自分ベーシック」を見つけよう、という趣旨です。
この人の文章は昔から好きでもある反面、わぁこんな人にいい加減な自分を見られたくないなぁ…(汗)とさえ思ってしまうような鋭い審美眼を感じて緊張します。人と服や服飾品の関係についての考察、その選び方に言い古されてはいるけど本当の「こだわり」を感じて舌を巻いてしまう。そして人を見るにあたっても、どんなアイテムをどういう風に組み合わせているか等にその人の価値観、生き方そのものを感じとっていらっしゃる。きっとこの人にとってはハンカチ1枚持つにしても語れるドラマがありそう。

ただ記事自体に目新しく感じられるものは正直あまりなかったのですが「人は見た目が10割」という書き出しの「外見は思いやり」という記事(初出はananだそう)が印象に残りました。著者が30代でイタリアで仕事をはじめた時、現場に行っても周囲にただの小娘と思われ、ジャーナリストだと認識してもらえない現実を、
「イタリア人は人を外見ばかりで判断して嫌な感じ」とイタリア在住の友人に愚痴ると、
「それは違う、あんたのほうが傲慢。外見って思いやりなんだよ、初対面の人に中身までじっくり見る時間があるわけないじゃない。だから外見で自分をちゃんと表現できなきゃ、この国では一人前とは言えないの。」と諭されて、目からウロコが落ちたそうです。

私、おしゃれに関しては特にこの業界に入ってから本当にいい加減なことは認めます(汗)。天然素材で着心地が良くて好きであること、それが人に不快感を与えなければいいでしょう、ってだけで、思いやりを持って外見を整える、などということを積極的に考えたことなど全くありませんでした。(まぁこの業界で普通~にやっていると、そういう余裕って正直あまりないと思うのですが(汗)…)
でも私はいかにも「鍼灸師でございます」っていう白衣だけは嫌いで、まぁ市販の白衣は大抵ポリエステルが入ってるので気持ちが悪いというのが一番の理由ですが、だからといってほぼ365日同じTシャツ(あるブティックのオリジナルのがここ数年ずっとお気に入り)にユ○クロのパンツっていうのもどうなのよ…と反省してしまいました。

もちろん自分がこの先、セレブが集うパーティに出て頭の先から足の先まで見られて評価される、なんて事態は起こるはずもなく(笑)、今の路線が変わることも殆どないとは思いますが、もう少し自分がやりたいことを「表現」できるような施術着や、フリーの時のおしゃれも考えてみようと思いました。

でも「人は見た目が10割」って…実は本当だと私は思います。ある意味私たちは普段、無意識かもしれないけどそういう風に人を見ていると思うのです。ファッションも含めてその人が全身でどういう「氣」を発しているか、つまり人のオーラを感じとっていると思います。
鍼灸の診断法で最も重要視されるのが「望診」といって、患者さんをただ見て診断することなのです。部屋に入ってきたときの感じ、姿勢や歩行、顔色、視線、表情、肌や筋肉の感じ、髪質、全身の骨格と立ち振る舞い…そのようなことから受ける印象は、いわゆる人が「第一印象」と呼ぶものにとても近いですが、それは診断的にも非常に深く決定的なものを語っていることが多いのです。

人の放つエネルギーはとても大きいです。ある人がいると場がパッと明るくなったり、和んだりすることは多いですよね。その人が「何をしているか」よりも、「どんなあり方をしているか」が、実は現実的にいろいろなことに影響を与えているのです。
そういう観点からあえて「見た目」を考えてみるのも面白いかな~?と思ったのでした。私の場合、もっと豊かで楽しそうで、かつ安心感を与えるエネルギーを発するおしゃれをめざしたいですが、それってどんなのだろう?今年の課題の1つかも
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年おめでとうございます

2007年01月01日 | 音楽
KIN108黄色い自己存在の星(形 明らかにする 測る/気品 美しくする 芸術)

明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
当室からの年賀状の到着はかなり遅くなりますので、ブログで先にご挨拶。郵政省の根性次第ですが目標は3日着です(笑) 海外の方は旧正月までお待ちください…ナンテ(笑)

丁度一昨年末にブログを開始したのでもう1年。早いものです。写真は一昨年と同じお店で買った小さな新年アレンジフラワーです。
オーラソーマのボトルを磨きながら新年を迎えました。大掃除は…普段からが無理なので大それたことは考えず、「小掃除」で勘弁してもらいました(誰に?(笑))。でも天井のすす払いなどすると、随分すっきりした気分です。

「のだめ」の影響で、ずっとクラシック漬けです(笑)。
昨年末のN響の第九の指揮は、高校時代の合唱部の先輩の上岡敏之さんでした。大野和士さんと上岡さんという現代のマエストロお二人と同じ空気の中で歌っていたことを考えると、なんだか感動してしまいます。大野さんは当時からマエストロの存在感バリバリでしたが、上岡さんは、はっとするほど繊細で美しいピアノを弾かれる方でした。ピアニストになられるかと思っていたのに、大野さんに続いて芸大の指揮科に進まれた時には正直意外に感じたものです。(でも今でもピアニストとしても活躍されています。)
昨夜はうっかりぼ~っとして忘れていて、第九最終楽章しか聴けなくてしまった!ですが(汗)、どんなに素晴らしい演奏だったかがそれだけでも伝わってきました。。とても繊細な雰囲気の方なのですが、スケールがすごく大きくなられた~!と感動でした。

音楽の波動の伝わり方というのは、本当にフェミニンなものだなぁ、と感じます。円の中心からどんどん波及していくような広がり方。「のだめ」でも、千秋とのだめのお互いの才能が刺激し合い高め合っていく力や、個人の力とオーケストラ全体が響き合ってどんどん波及していく感動…と、改めて音楽の力を感じさせられます。この時代にとても必要なものですね。

私は今は昔から気になっていたラフマニノフのピアノ協奏曲を再発見という感じです。特にのだめで使われた第2番。アシュケナージのを聞いてますが、私はロシアものはどこか魂が呼ばれる感じがして…それは若い頃はとても遠いところに感じていましたが、今回聴けば聴くほど土に水がしみ込むように入ってきます。

グレゴリオ歴の元日の今日は、コズミックダイアリーの「星」の日。私の生まれ日のKINも「星」なのですが、「気品 美しくする 芸術」という美しいキーワードをこの1年間意識していたいな、と思いました。
重ねて、本年も何卒よろしくお願いいたします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする