KIN22白い太陽の風(意志 脈動させる 実感する/スピリット 伝える 呼吸)
水晶の月も残りわずかになりました。
先日オーラソーマのワークショップで自分が選んだ4本のうち2本を、今日ビーマーライトペンで自分に施した。
92番と102番(2本目と3本目、上の写真は102番)。
偶然NHKスペシャルの「新シルクロード」を見た。カザフスタン、南ロシア、中央アジアを貫くシルクロード周辺で暮らす、祖国を追われた人々たちの様子。
ソ連崩壊後、74年振りにカザフスタンに中国から帰国した一家の奏でる楽器と歌は、三線の沖縄民謡そっくりだった。
スターリン時代の強制移住後、ロシアで暮らす高麗民族が戦争で失った仲間を悼む歌は「美しき天然」の旋律だった。
家族のために現在の地で暮らすチェチェン人が祖国に思いを馳せつつも、一体自分はどうしたらいいのかわからない…とつぶやく姿。
ここに住め、と言われた荒野で次々と仲間が死んでいき墓が立つ…でもここが自分の祖国だ、と言いきる人。
ナショナリズムが高揚するコサック隊、そして若くして祖国に殉じた夫の墓の前で「あなたは何度生まれ変わっても戦争に行くのね…」とつぶやく妻の、深い絶望と諦念を湛えた表情。
これらは多分102番のワークとの共振だ。92番の過去は個人的な悲しみや傷につながるように思うが、102番はもっと民族的、いや惑星レベルのものを感じるのだ。
高校時代に読んだ萩尾望都の「ユニコーンの夢」をよく連想してしまう。恋人が惑星間戦争に行ってしまう悲しみを描いたもので、個人的な感情移入は全くないのだが、どこか不思議な深い揺さぶりを感じる作品なのだ。
祖国とは何か? 追われてしまったゆえの望郷の念。強制退去とか政権交替、そして戦争。有無を言わせぬ時代と権力の趨勢により翻弄されてしまったから。
この時代に日本に生まれたことは本当に有り難いと思う。今がどうかわからないけど、少なくとも私が生まれた頃は世界一安全な島国だった。意図すれば安全な居場所を自分の力で得ることができる、それがどれほど幸福なことだろうか。多分私が今世、日本それも東京に生まれることを選んだ魂の理由はそれだ。そして美しい四季と自然と文化と繊細な感性のこの国を確かに愛している。
でも本当の祖国…「それは心の中だけにある」という最後のテロップが真実を語っていたように思う。
まずは自分の心の中を、すべての理解を越える平和が満ちた「楽園」にすること。まるで女神や天使がするように、自分の心をいたわり満たすこと。自分への愛を持ち続けることが他者や他民族への配慮となってくるのだと思う。
…ずっと真剣に見ていたわけではないのだが、多分ライトペンのワークと共振して、心に響いた。
そしてこれから先日4本目に選んだ101番を自分に施そうと思う。楽園の未来へと開いていきたいから。
↓東○ストアで、あっさり普通にまだ売っていたオリーブグリーンの青梅 これはジュースにします。
水晶の月も残りわずかになりました。
先日オーラソーマのワークショップで自分が選んだ4本のうち2本を、今日ビーマーライトペンで自分に施した。
92番と102番(2本目と3本目、上の写真は102番)。
偶然NHKスペシャルの「新シルクロード」を見た。カザフスタン、南ロシア、中央アジアを貫くシルクロード周辺で暮らす、祖国を追われた人々たちの様子。
ソ連崩壊後、74年振りにカザフスタンに中国から帰国した一家の奏でる楽器と歌は、三線の沖縄民謡そっくりだった。
スターリン時代の強制移住後、ロシアで暮らす高麗民族が戦争で失った仲間を悼む歌は「美しき天然」の旋律だった。
家族のために現在の地で暮らすチェチェン人が祖国に思いを馳せつつも、一体自分はどうしたらいいのかわからない…とつぶやく姿。
ここに住め、と言われた荒野で次々と仲間が死んでいき墓が立つ…でもここが自分の祖国だ、と言いきる人。
ナショナリズムが高揚するコサック隊、そして若くして祖国に殉じた夫の墓の前で「あなたは何度生まれ変わっても戦争に行くのね…」とつぶやく妻の、深い絶望と諦念を湛えた表情。
これらは多分102番のワークとの共振だ。92番の過去は個人的な悲しみや傷につながるように思うが、102番はもっと民族的、いや惑星レベルのものを感じるのだ。
高校時代に読んだ萩尾望都の「ユニコーンの夢」をよく連想してしまう。恋人が惑星間戦争に行ってしまう悲しみを描いたもので、個人的な感情移入は全くないのだが、どこか不思議な深い揺さぶりを感じる作品なのだ。
祖国とは何か? 追われてしまったゆえの望郷の念。強制退去とか政権交替、そして戦争。有無を言わせぬ時代と権力の趨勢により翻弄されてしまったから。
この時代に日本に生まれたことは本当に有り難いと思う。今がどうかわからないけど、少なくとも私が生まれた頃は世界一安全な島国だった。意図すれば安全な居場所を自分の力で得ることができる、それがどれほど幸福なことだろうか。多分私が今世、日本それも東京に生まれることを選んだ魂の理由はそれだ。そして美しい四季と自然と文化と繊細な感性のこの国を確かに愛している。
でも本当の祖国…「それは心の中だけにある」という最後のテロップが真実を語っていたように思う。
まずは自分の心の中を、すべての理解を越える平和が満ちた「楽園」にすること。まるで女神や天使がするように、自分の心をいたわり満たすこと。自分への愛を持ち続けることが他者や他民族への配慮となってくるのだと思う。
…ずっと真剣に見ていたわけではないのだが、多分ライトペンのワークと共振して、心に響いた。
そしてこれから先日4本目に選んだ101番を自分に施そうと思う。楽園の未来へと開いていきたいから。
↓東○ストアで、あっさり普通にまだ売っていたオリーブグリーンの青梅 これはジュースにします。