Days of Pieria

【このブログはアーカイブです〜2016年】
鍼灸&オーラソーマ&冷えとり…光の鍼®︎Pieria

インド風水のアルター

2009年02月27日 | こよみ・風水
KIN115青いスペクトルの鷲(解放 溶かす 解き放つ/ヴィジョン 創り出す 心)

友人が素敵な本を監修しました。
インド風水の祭壇 アルター (GAIA BOOKS)

家の中に「アルター」と呼ばれる祭壇を作ることによって宇宙のパワーを呼び込む、インド風水の秘法を紹介しているものです。
方角ごとに呼び込める力の性質が決まっていて、それがアルター(祭壇)の目的となります。地・空気・火・水・空間の5要素のグッズを配置し、方角ごとに使う色も決まっていて、それらを自分の好みで組み立てていくものです。
インド風水は今まで知っていた風水(気学)とはちょっと違うのも面白いですね。

上の写真は「仕事で活躍するアルター」。南に設置するもので、メインカラーは赤、サブカラーは金です。
これが一番最初に作ったもので、かなり力を入れました!
というのは…「豊かさ」つまり金運はインド風水だと北なのですが、うちはどうやっても北にアルターが作れないんです…
何か小さなテーブルを買えば良いのかもしれませんが、これ以上物が増えるとかなり厳しいのが現実です。
一番縁がないのが金運ですか…さもありなん…と思いましたがめげてはいられません。
私が豊かになるとしたら仕事しかないわけですから、仕事のアルターに自然と力が入るワケです

この南のアルターは火星と関係していて、西洋占星術でも私は火星の影響が大きく、更に真南は私にとってラッキーなラインでもあるのでした。
自分だけのシンボルにサラスヴァティ(弁天様)とクアンイン(観音様)を選びました。作る時にサラスヴァティのカードを引いて嬉しかったのと、作った頃に丁度B60「老子と観音」のボトルを使い始めていたので。
更にオーラソーマのペイントアディティヴを使ったミニキャンバスの作品も。

この仕事をどのようにしていきたいかを考えると、私は「ヒーラー」とか「魔術師」とか「メディシンウーマン」系のイメージが、実は嫌いなんですね…
お身体もコンディションもひとつとして一度として同じものはない、そんなクライアントさんと向きあって共に創造的な仕事をさせていただく、一期一会のこの仕事はアートだと感じています。
そんな状況をきちんと見た上で、ただ自分にも人にも優しくハッピーでありたい、それが弁天様と観音様のイメージでした。

そんなふうに楽しく仕事で活躍できれば豊かさに結びつくだろうと、インド風水らしくラクシュミー様とガネーシャ様に守っていただいてます。 でも実はあまりにインドっぽいテイストには抵抗があるので、そういうのは控えめにしました

創造性のアルターは非常にコンパクトですが気に入っております。毎朝の献灯に使うキャンドル台に手を加えました。

創造性といえばやはりサラスヴァティ様。
写っておりませんが後ろの壁にマヤ暦の暦と、やはりラクシュミ様とガネーシャ様の小さな額があります。 創造性って際限なく豊かなことだと思っていますので。

この2つが最初に作ったものですが、だんだん楽しくなってなんと計6つも作ってしまいました!監修者の友人にも一人でそんなに作った人はいないと笑われました
毎日手入れをして意図を定めることは、慣れれば楽しいものです。

これらは殆どが手持ちのモノ&100円ショップ調達品、そしてこだわりたい小物をいくつか雑貨屋さんで見つけてきて組み合わせました。そんなちょっとしたことでスペースが生き生きするなんて、素敵だと思いませんか?
実際これらを作ってから何だかイイカンジなんです

ただ雑然と物を並べているよりも、ちゃんと意図を持って配置してマインドを定めることができたら、小さな空間でもとてもパワフルになります。
それに何しろアルターの設置のためにはスペース自体の浄化は欠かせませんので、スペースクリアリングの力も望めます。

ところでどうしても設置できなかった金運のアルターですが、週1回仕事をする実家の施術室が北だと気づいて、サイドテーブルに、やはり手持ちと100円ショップモノで最少サイズを作ってみました。

作った途端に母が宝くじで¥5,000-当たったそうです
わが家の金運はこのちっちゃなアルターにかかってると思うと…両親には頑張って毎日お参りしてもらわないと

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孤高のサムライとスーバーギャル

2009年02月14日 | 音楽
KIN102白いスペクトルの風(解放 解かす 解き放つ/スピリット 伝える 呼吸)若干加筆&画像入れ換え

すごいモノを見てしまった…
ジェフ・ベックのライブ、2/11、於パシフィコ横浜。

久々のライブが何故今のジェフ・ベックだったのか説明は難しいけれど、どうしても見ておきたかったのと、パシフィコ横浜で演ってくれたから。好きな横浜で、海のそばで聴きたいと思った。
ちなみにエリック・クラプトンとのジョイントは物理的に断念…

10代半ばの私は、ベックの「哀しみの恋人達」を聴いてあることに気づいた。。
(ちなみに私の世代ではベックといえばジェフ・ベック。Beckではない。)
それは極めて個人的なことで書けないけど、どれほど重要なことだったのかが今回旧作を聴きなおしていてじわじわと気づいてきた。実に30年かかってる…(汗)
ともかく、このタイミングで来てくれてありがとう…と言いたい。

そんな個人的なことはさておき、それはそれはすごいライブだった
ベックは風貌は殆ど変わっていない。カッコイイ、エッジ効いたロックオジさんだった。
「孤高のサムライ」「完璧主義ゆえに気まぐれ」なイメージもそのままで、MC殆どナシ、機材の調子が悪いと不機嫌になって、「治ったらまたやるね」と言って急に休憩時間にしてしまったり…。
でも後で「ゴメンナサイ」的に手を合わせて何度もお辞儀してくれたり…結構可愛いかった

「ロックギタリストは2種類しかいない。ジェフベックとジェフベック以外だ。」
と言ったのはジョン・ポール・ジョーンズだったか? 同意である。そうなのだ。どこか全然次元が違うのだ。
60年代の曲が未だに新鮮で進化してたり、その個性と普遍性。
そしてどんなにキレまくっても、どうやっても美しいのだ、本当に。それが全て
ボトルネックを右手に嵌めて出す妙音なんて…見なきゃ絶対わからなかったし、ビートルズの「A Day In The Life」のカバーなんて落涙寸前。。

そして何といっても今回の目玉は、若干22か23歳の天才女性ベーシスト、タル・ウィルケンフェルド!
ベースをはじめて3年くらいでチック・コリアやハービー・ハンコックという「ご御大」レベルなオジ達に認められたツワモノ!
その正確無比で美しく、かつ骨太なベースラインに度肝を抜かれ、実際何度も鳥肌が…
ジャコ・パストリアスを引き合いに出されることが多いようだが本当にそんな感じの、気品さえ感じる表現力…更にロックしとる
更にここがポイントだが(笑)、ルックスが普通にキュートで可愛いギャル系なのだ~

そしてベックが彼女の才能に心底惚れ込んでいることが伝わってくる!それは何とも微笑ましい限り 
メンバーの離合集散を果てしなく繰り返した長年の求道者は、こんな若い才能に出会って嬉しいのだろうな~

実際オーディエンス側からしても、歌ナシ飾りなしのこんな渋いステージ、更にオジサンだけの地味さにブロンドの可愛い女の子が異彩を放つ(っていうか、実際屋台骨を支えてる!)なんて、新鮮に嬉しいものだ

即興で、彼女のベースで「二人羽織連弾」するベックを見ちゃいました!いや、楽しそう~
孤高のサムライとスーパーギャル、年齢差40以上、お爺ちゃんと孫娘って感じなのに絶妙にオツ!
本当に「才能と質」で惹かれあっていることが感じられるから…。
こんなものが見られるなんて…長生きはするもんだと思った

ちなみにベックは白黒の衣装、タル嬢はオリーブグリーンのTシャツ。オーラソーマ的にも興味深かったです

ご参考までに、連日アクセス数が1000レベルで更新されてるこの映像を。このとき彼女は21歳。
そして実際はもっと強力でしたよ!ベース。

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