リボンはないけど・・・。

　クリスマスのプレゼントなんて、何年も無縁でしたが、今年は、それらしい事がありました。
　まず、あげるほうですが、この写真の子は、縁あって、春ごろから、うちに来たチワワです。多分、太郎と同じ頃生まれたようですが、よく、わかりません。短毛なので、外に出ると、寒がって震えていました。やっと、昨日、洋服が出来たので、着せました。JRAのフリースの袋をこわして作りました。暖かいのか、着ていると、うちに入ろうとしません。お礼なのか、写真を、初めてまともに撮らせました。今までは、じっとしていないので、何枚とっても、失敗でした。
　頂いた方は、馬の本です。その上、同時に譲って頂いた本の中に、大好きなスペイン乗馬学校のページがたくさんあり、以前、日本に来た方が載っていました。とても印象深い騎手でした。特に感動したのが騎乗せず、長い手綱を使って、馬を操作する演技でした。ページを開いて、すぐわかりました。名前は載っていませんでしたが、間違いありません。私にとって、何よりうれしいプレゼントとなりました。

　
　

今日は・・・。

楽しかったけど・・・。

栗を食べてから、直売所に行きました。今日は、おやつに柿をもらいました。大きくて、熟した甘い柿でした。乾草を食べて、パイと一緒に帰ります。パイが先でした。
　パイは普通に歩いていますが、太郎は、急にお母さんのことを思い出して、急いで帰りたくなりました。でも、この道は、一頭分の幅しかありません。
　太郎は、斜面を、駆け上がり、ちょっとだけでも、近道を選びました。



　走り出したら、一直線。後ろを振り返ることなく、走り去りました。ぼけていますが、彫刻のようなポーズだと、思いませんか？パイは、ゆっくり帰りました。

メインは栗拾い。太郎の大冒険。

　この日のメインは栗拾いでした。パイが大好きな山栗です。でも、直売所の近くまで行かなくてはなりません。パイはやる気満々ですが、リラとユーロは、厩舎で昼寝をするようです。太郎はどうしようか迷っています。行きたいけど、リラは、もう、小屋に入ってしまいました。パイは、もう、栗の木の方に、行ってしまいました。一歩が、なかなか決断できません。

　今までは、太郎は、リラが、小屋に入ってしまえば、私たちと一緒に来ることは、考えられませんでした。私たちは、もう、残り少ない栗を、パイの為に、一生懸命探していました。もう、太郎のことは、忘れていました。
　ところが、ふと、顔を上げると、太郎がいました。ひとりきりで。
　リラも、ユーロもマルクの姿もありません。太郎を置いてきてから、２０分位たったでしょうか？ずっと、太郎は、悩んでいたのですね。
　『パイたちは何をしに行くのだろうか？気になる！行きたい！』
　たったひとりで、だれもいない道を、恐る恐る、歩いてきたのです。この柵の中に、私たちはいました。

　

　勇気を出したご褒美に、フーちゃんが、世界遺産級のおいしい栗を探してくれました。

フーちゃんだ。

　今日は、フーちゃんが、遊びに来ました。先月、初めて会って、二度目です。みんなでニンジンと黒砂糖をもらった後、パイと太郎は、『遊ぼう！』と、せがみます。



フーちゃん　　「ちょっと待ってね。写真撮ってからね。」



パイ　　「誰を撮ってるの？見せて。」

　邪魔してると、いつになっても、遊べないのに・・・・・続く・・・・・