ランコの先には、
スーちゃんがいました。しかも、柵の外。
みんなで、どこか他の場所から脱走して、スーちゃんだけ戻れなくて、柵の中と外で行動を共にしているうちに、身動きが取れなくなった感じでした。
細い蔓でも、絡まっていると、ポニーでも突破できないようです。
幸い、いつも、ナイフやハサミを持ち歩いているので、引き千切ることができました。
でも、なかなか大変で、
やっと顔が出ました。
すーちゃん、暴れるかと思いましたが、身動きひとつしません。
怪我はしていないようです。
さらに頑張って、
柵の外に出られる所まで、通れるようにしました。真っ直ぐ進むと、パイプを使っている部分があるのです。
ただ、スーちゃんは、動こうとしないのです。
お尻を叩いて、歩かせました。
出ました。
なんとも情けない表情をしていましたが、やっと、4頭みんな揃いました。
後ろに見えるパイプをどうやって外したかというと、本当に偶然なのですが、前回来たときに、名前を知らないのですが、パイプを組むネジを回す道具を、バックに入れて、持ち帰ってしまったのです。それがあったので、錆びて堅く締まっているネジを開けることが出来ました。
スーちゃんを助け出せたのは、みんなの訴ったえと、忘れ物のお蔭でした。呼んでも来ないで、私を見つめていたココ、私を蹴り続けたランコ、みんなを誘導したウラン。なかなかです。忘れ物は、たまたま使えただけなので、やはり、注意します。
スーちゃん、怪我無くて、ほんと良かったです。