徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

雨水貯水システム自作ー1

2018年04月02日 | 雨水タンク

以前から、我が家の水道代が1カ月に1万円くらい払ってるのが気になっていた。そこで雨水をタンクにためてトイレの水洗に使おうと思い立った。

その基本構想図がこれ、

雨樋から水を取り込んで500Lのローリータンク二台に貯水して、タンク内の水中ポンプで水洗タンクに送り込んでやろうという考えです。雨水は1平米に1mm降雨すると1Lになる。我が家は約80平米の屋根でその半分を二本の竪樋から取水すると1mmで40L、3mm8時間の降雨で約1tの水が取水できる。使用量は90年代の水洗なので1回に13Lで一日10回130L、7.7日で1t使う。このエリアの平均降雨量は150㎜/月なので月6tの取水が期待できる。ちなみに1tの水使用料金は上下水道込みで約400円なのでこれを作れば月2400円の節約が出来るかな(´・ω・`)

で、早速ローリータンクをまずは一台購入して設置した。ちなみに500Lタンクの値段は1万円くらいです。

家の横手の空きスペースにタンクを設置したが通路が狭くなるのでドレインパイプは地下埋設にして家内が蹴躓いて配管をぶち壊さないように考慮しました。あと、細かいことですが空気抜きの栓は開放しないと空気の出口が無くなり流入水が入ってこなくなる。しかし、この穴から蚊が入ってボウフラが湧くと厄介なのでメッシュをかぶせてインシュロックで固定した。

雨水を収集する場合、降雨初期に屋根や樋に溜まったゴミやほこりが洗い流されてくる。これをそのままタンクに入れると水が汚染されてしまう。この初期降雨を除去することが雨水利用の重要なポイントになる。その初期降雨除去のための仕組みがこれ。

樋からの流入水を一旦サブタンクに導入してそのタンクが一杯になった時点でメインタンクの貯水を開始する。手前の100mm管が7.5L容量のサブタンクになっていて初期降雨はこれに貯める。このタンクの下部は脱着可能な蓋になっていて溜まったヘドロを取り出せるようにしている。また、その蓋には二個の小穴が開いていて貯水はこの穴から時間をかけて流出し次回の降雨に備える。

取水部分とポンプシステムは次回に続きます。