実家の母に薦められて、借りて読んでみました。
母も名前が「文子」、しかも三女で、絵を描き続けています。
母の方が14歳年下になりますし堀文子さんのような流転はしていないのですが、90歳を超えてもなお活躍しておられる堀さんのことを描かれたこの本を読むと、とても元気づけられるようです。
なるほど、関東大震災を経験し、2・26事件の一端を目の当たりにしたというだけでも、スゴイことだな~と思います。それに続く流転・・・。
母はもう一冊、ご自身の書かれた『ホルトの木の下で』も持っていて、どちらを先に私に貸そうかと迷っていましたが、年譜もはさまれていて文筆家の書いた本ということで、『極上の流転』を先に貸してくれたのでした。
興味がわいたので、次に実家へ帰ったら『ホルトの木の下で』を借してもらおうと思っています。