今日は、“白あん”を手作りしたお話です。(すみません、自分の覚書です。)
普通の小豆を煮るのは、何回かやってるうちにハードルが低くなってきました。
水につけ置きせず煮始められるので、思い立ったらすぐ出来ます。
そうしたら、気になり始めたのが“白あん”。
どうやって、作るのかな~?
で、白あん用の豆、『手亡豆』を購入。
こちらは、一晩水に浸けます。
一晩たったら、水を吸って膨らんでいます。
火にかけて、コトコト・・・。 やわらかく煮えたら、
つぶします。
さあ、この後が大変でした。
“裏漉し”が待っていたのですよ!!
結婚してから仕事と子育てで忙しかったので、ず~っと避けて通っていた“裏漉し”!
子供の頃、やらされた覚えはありませんか?
私は毎年暮れのお節作りの時に、「きんとん」の“裏漉し”をさせられていたんですよ。
結構、力がいります。 根気もいります。
やっても、やっても、ちょっとずつしか出来ない・・・。
“裏漉し”すれば確実に舌触りが良くなって、飛躍的に美味しくなるのはわかっているんですけどね。
ああ、あの“裏漉し”をやらないといけないのか~。
仕方なく、“裏漉し”しました。
仕方なくやってたので、写真がありません。
でもね、全部やりました。
そうしたらね・・・
すご~い充実感
やってみるものですね。
次はお砂糖を入れて、甘くします。
気分が晴れて、この日のために『白粗目(しろざらめ)』を買ってあったことを思い出しました。
結晶の大きなお砂糖、キラキラしてキレイです。やっと出番が来ましたよ。
白あんに投入。
混ぜて、練って・・・。
ほどよく、すっきりと甘い白あんになりました。
ここまでで一旦力尽き、しばらく放置していましたが、次に「もち米」を買ってきました。
一合を蒸かし、
めん棒で突いてお餅のようにし、(ここは娘がやってくれました)ちぎって丸めて餡をつけて、出来上がり。
小豆餡も、前にお汁粉を作った残りがあったので、二色になりました。
こうして、自分にも「おはぎ」が作れることがわかりました。
ところで、「おはぎ」=「お萩」な訳でこれは季節に合いませんよね。
春には「牡丹餅」、秋には「お萩」、では冬は?
冬は「北窓」と呼ぶそうです。ちなみに夏なら「夜船」。
和菓子のこと、調べてみるのも面白いです。
でもね~、正直言うと“裏漉し”してる最中には根性のない私、「これは和菓子屋さんにお願いしたい~、私は自分の仕事を頑張ってお給料もらって、美味しい和菓子を買う方がイイ~。」と思っていたのでした。
作る大変さがわかったので、和菓子をいただく度に職人さんの手間を思い、良~く味わえると思います。
また“白あん”を作りますか?って・・・ん~しばらくは、ありませんね~。
でも、次に気になっているのは、小豆を栽培できるかってこと。
あと、本当は“白あん”で「練りきり」を作ってみたい。
あぁ、自分でやってみたい病、エンドレス~。