日本発のANAの機内食には期待大。
逃してなるものかと 周囲の動きには敏感になっておりました。
そのおかげで 出されたお食事みんなおいしくいただきました。
食後にお願いしたら、熱い緑茶を頂けたのもうれしかったわ~。
機内食はやっぱり日本の航空会社のがありがたいです。
お米がおいしいのが一番よね!
そんなこんなで無事にメキシコ到着。
到着直前に機内でアナウンスがありました。
「メキシコでは皆さま一度入国することになります。預け入れ荷物もすべてお
取りください。」
はい、日本へ行くときもそうでした。
成田でチェックインするときに確認した時にも 同じことを言われました。
のですが、その後すぐに別のアナウンスが...
「乗り継ぎのお客様。最終目的地までのタグが発行されているお客様につきましては。預け入れ荷物をおとりになる必要はありません。最終目的地までそのまま運ばれます。」
え?
そ...それは??
メキシコで10時間の待ち合わせがあるペケママ、その間あの重いでっかいスーツケースを2個持ち運ぶのかと思うととっても気が重かったのよね。
メキシコでスーツケースを取らなくて済むんだったら、そんなありがたい話はありません。
でも、でも どっちの情報が本当なの??
降り際に客室乗務員さんに尋ねてみました。
「あの、メキシコで乗り継ぎの場合は預け入れ荷物は盗らなくてもよいのでし
ょうか?」
「いえ、すべてのお客様にお取りになっていただきます。」
「でも さきほどアナウンスで乗り継ぎの場合は取らなくても良いと...」
「え?アナウンスでも取っていただくようお願いしたはずですが...」
客室乗務員さん、取らなくても良いというアナウンスがあったことさえ知らない様子。
ううーん、ますます謎。
これ以上尋ねてもらちがあきそうにないので、とりあえず行ってみましょう。
入国審査を通り抜け、さて 荷物荷物。
飛行機を降りるときに客室乗務員さんと話をしていたこともあり、バゲッジクレームまでくると最後の荷物が出てくるところでした。
さて、でっかいMyスーツケース...
出てこない...
前に出てきていたスーツケースが置かれている場所を見てみましたが、ここにも無い!!
まさか、ここでロストバゲッジ??
このバゲッジクレームの担当らしいANAの係員さんがいたので尋ねてみました。
「あの~私の荷物が出てこないのですが...」
係員さん、私の搭乗券を見るとすぐに持っていたタブレットで検索。
「ペケママ様、最終目的地はブラジルですね。」
「はい、ブラジルのマナウスです。」
「ペケママ様のお荷物は私どもが責任をもって乗り継ぎのCOPA航空までお渡ししますのでご安心ください。」
ということで、一安心。
いやね、何が良いって、これがすべて日本語で事足りるっていうのが一番よね。
日本語で「私どもが責任をもって...」なんて言われると、それだけで「おお、もうすべてお任せします!!」って思っちゃう。
これが英語とかスペイン語だったら、自分の聞き取りが正しかったのかどうかまず不安だし、なによりこちらの考えていることをうまく伝えられないかもしれないしね。
こんなところにまで日本語スタッフを置いていてくれるANAに感謝!
係員さんに機内で2種類のアナウンスが流れたことを話すと、日本ーメキシコ便で乗り継ぎ客が荷物を取らなくても良くなったのは、つい何週間か前のことだそうで、客室乗務員さんの方まで情報が行きわたってないのではということでした。
ただ 日本からメキシコを経由してほかの都市に行くときには取らなくても良いけれど、他の都市からメキシコを経由して日本へ行く場合は荷物を引き取らなくてはならないということ。
要注意ですね。
ペケママ、メキシコの税関をすごーく警戒していたのよ。
日本に行く時にも通ったのですが、結構厳しくみんなチェックされていたので。
日本に行くときはペケママのスーツケースはほぼ空だったので怖いものなしだったのですが、帰りは怪しい製品で満杯だからね。
今 中南米は食べ物の出入りにものすごく厳しいらしくて、「ほんだし」を没収された人がいるなんて話も聞いていたので本当に心配だったの。
最終目的地のマナウスでチェックを受けてとられるんだったら仕方ないけど、途中経由地のメキシコで没収されたら
「なんで~??Por Que~??」
って叫んでしまうもの。
場合によっては 暴れちゃうかもしれないわよ!!
そんなことにならなくて よかった。
とにかく とにかく ほっと一息。
そんなわけで 思いもがけず身軽??になったペケママ、背中に背負った8㎏のリュックサックを担いで、メキシコ ベニート・フアレス空港に降り立ったのでした。