アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

テメール元大統領の逮捕

2019年03月21日 | ブラジル雑記

ダムが崩れたり、学校で銃の乱射事件があったり、まあ2019年 色々なことがある年だわねー。

って思っていたら、今度はいきなり「元大統領が逮捕された」だって。

 

今日 3月21日朝、サンパウロで元大統領のMichel Temer 氏が逮捕されました。

逮捕理由の主なものは「アングラ ドス ヘイス」に建設中の原発工事に関連した汚職。

一緒に、元のリオの市長で、テメール氏の秘書でもあったMoreira Franco氏をはじめ、その他8人もの人が逮捕されました。


アングラ ドス ヘイスはリオデジャネイロからサンパウロへ 海岸沿いに向かっていった途中にある 美しい街です。

 

365の島が点在していて、昔は海賊が多くいた場所としても知られています。

 

その中に3つの原子力発電所があります。

アングラ1は1972年に工事が着工され、1984年には発電を開始しました。

アングラ2は1981年に工事が着工され、2001年には商業ベースでの発電を開始しました。

さて、問題はアングラ3。

1980年に工事が着工されましたが、まだ完成していません。

ここに携わった企業などと癒着して、多くのお金が不正に流れていったそうです。

 

まあ、検察が捜査を始めたのは1980年代の出来事からだっていうからね。

40年間以上、テメールさんの動向とお財布事情はしっかり調べあげられというから、恐ろしいものです。

 

ルーラ元大統領、シルマ元大統領、みんな汚職によって捕まっちゃってるもんねー。

ブラジルの政界 まともな人はいないんでしょうかねー。

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カピパラ

2019年03月20日 | 娘のサンパウロ暮らし

娘が大学の写真を送ってきました。

娘が送ってくる大学の写真は、大学にたむろするわんこ達の写真などのように、たいてい動物がらみの物。

娘の通うサンパウロ大学(USP)、大サンパウロ圏に何か所かに分かれてキャンパスがありますが、サンパウロ市内にあるキャンパスも「大学地区」を形成するぐらい とにかく広大。

 

 

マラソンランナー娘が大学内周回で10km走れちゃうぐらいだからね。

その中には 森あり、池あり、ボート競技用の水路あり、自然も充実しています。

もちろん 動物たちだって、ほら この通り。

 

 

カピバラ~

「水豚」なんて言われることもありますが、「世界最大のげっ歯類」。

「ね」のつく「あれ」の 仲間なのよ。

それにしても デブよね~。

腹なんて 地面につきそうじゃない?

娘がブラジリアに住んでいた時、「野生のヵピパラが車にぶつかって渋滞」なんてことがあったけど、ここのヵピパラにぶつかったら、車の方が壊れそうだわ。

 

カピバラは皮がやわらかく質が良く、肉を食用にする地方もあり、昔は乱獲され、現在ではほとんどの場所で保護されています。

日本でも各地の動物園にいるわよね。

冬になったら温泉に入ったりして。

 

 

USPカピバラは 広い草はらで伸び伸び~。

サンパウロは冬になると、8度、9度にまで気温が下がるともあるから、温泉があったら喜ぶかもしれないけど、とりあえず池の水で我慢して 今日もせっせと草を食べているみたいですよ!

 

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走れ 走れば!

2019年03月19日 | 娘のサンパウロ暮らし

娘、サンパウロに引っ越して以来マラソンに凝っています。

時間がありさえすれば、アパートの近所の公園から大学のキャンパス内を、ちょこちょこちょこちょこ走っています。

ちょこちょこちょこちょことは言っても、最近では5㎞、7㎞、10㎞とどんどこ距離を伸ばしていっている様子。

今年に入ってからは、マラソン大会にも参加するようになりました。

 

先週末参加したのは Circuito das Estaçõesー秋の大会。

3㎞、5㎞、10㎞の距離の中、10㎞のコースにチャレンジ。

なかなかの 走りっぷりじゃない?

 

見事に完走!

だけじゃなくて、20-24歳女子のカテゴリーで2位というおまけつき。

がんばりました!

 

ラン仲間がいるっていいですね!

…と言いたいところですが、この人たち、その場で知り合った人たちなんですって。

娘、本当はマナウス時代のお友達と出場の予定でしたが、お友達が体調がよくなく欠場。

娘が一人でぼーっとしていると「僕たちのグループで一緒に走ろうよ」と、あれよあれよという間に取り囲まれ、一緒に走ることになってしまったそうで。

マラソン誘拐?!

途中から結局離れてしまったそうですが…

 

来月は14㎞走る大会に出場予定だそうです。

小学校時代は2㎞走るだけで泣きべそかいていたのにね、と父と母は感慨無量です。

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サンパウロ・スザノ市の学校襲撃事件4

2019年03月18日 | ブラジル雑記

スザノ市の事件、今回でいったん終わりにします。

あとは、なにか新しい動きがあったら また改めて記事にします。

 

さて、今回の事件では5人の生徒が殺されました。

これは、事件に直面した教師たちの対応がよかったおかげで、対応が一つでも間違っていたら、もっと多くの生徒たちが被害にあっていただろうといわれています。

 

事件の起った時、普通のクラスは休み時間でしたが、多くの外国語クラス(学年を超えた特別クラスらしいです)では、まだ授業の最中でした。

12歳から14歳までの生徒が勉強するスペイン授業を担当していた教師のクラスでは、一人の女生徒が急に「銃声がした!」と叫びました。

授業を担当していた教師は、ドアを開いて外を見て 事態を察しました。

彼女は慌ててドアを閉めると、生徒たちにすぐに体をかがめて床に伏せるよう言いました。

教室の電気を消し、カーテンを占め、ドアを開かないようにし(カギはなかったので)、そして携帯電話を持っている生徒にはすぐに警察に緊急連絡するように言いました。

生徒の何人かが「死にたくない。」と泣き出しました。

教師は「今日、この教室にいる生徒は 誰も死なない。」と生徒に強くいったそうです。

 

別のスペイン語クラスでは、教師はドアの前に自分の机を置いて、簡単に開かないようにしました。

犯人が来てドアを開こうとしました。

彼女は全力で机を抑えて、ドアが開かないようにしました。

 

他にも、何人かの教師たちが同じように教室の生徒たちを守り、警察の指示があってから教室を出ていくことによって、多くの生徒達の命を守ったそうです。

 

こういうのを見てると、やはり「カギのかかるスペース」があることって大切ですよね。

そして何より大人として冷静であることね。

大人がうろたえ、慌てちゃうと、必ずそれが一緒にいる人に伝わるからね。

 

そして、今回 悲しい犠牲者が一人いました。

16歳のある男の子は、騒ぎが起こってすぐに 校外に逃げ出しました。

しかし、すぐに恋人がいないことに気が付きました。

男の子は友人が止めるのも聞かずに、校内に戻り 犯人に銃殺されました。

男の子の彼女も弾が当たり 重症だということです。

 

     *     *     *     *     *

今回 襲撃を受け 生徒たちを守った教師たちは みんなこう言っているそうです。

「生徒達には みんな 学校に戻ってきてほしい。

 恨みや憎しみを捨ててほしい。

 私たちが持てる、最強の武器は「教育」である。」と。

 

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サンパウロ・スザノ市の学校襲撃事件3

2019年03月17日 | ブラジル雑記

ブラジルで学校襲撃事件が起こると、なぜかほかの国でも同じような事件が起こる?!

2011年4月にリオデジャネイロ・ヘアレンゴ市で公立校襲撃事件が起こった直後も、オランダでショッピングセンターの銃乱射事件が起こりました。

今回もサンパウロ・スザノ市の事件が起こった直後にニュージーランドとオランダの事件。

言葉もありません。

 

スザノ市の事件では、2人の犯人は最後に一人がもう一人を撃ち、その後自殺しました。

その後、警察が調べを進めていく中で、3人目の犯人が見つかりました。

3人目の犯人は、17歳の少年。

犯行を実行した17歳の少年と同級生だったそうです。

彼は襲撃の計画を立てる段階で参加しました。

ただし、実際の犯行には参加しなかったということと、未成年であるということで、母親同伴のもと少年裁判所で話を聞かれただけで解放されました。

こういうところがブラジルの怖いところだと思うんですけどね。

17歳って十分凶悪犯罪を実行できる年齢だと思うんですけど…

 

この3人目の犯人によると、今回の事件は1999年にアメリカで起こった「コロンバイン高校の襲撃事件」を参考にしたということです。

「コロンバイン高校の襲撃事件」では、犯人の二人が在学中 酷いいじめにあっていた。

その仕返しのために事件を起こしたと言われています。

今回のスザノ市の事件でも、犯人の一人の母親は「息子はいじめにあっていた」と話しています。

2011年のリオデジャネイロ・ヘアレンゴ市の事件でも、犯人は在学中 女子から笑われるなどされていて、そのため事件の時には女子を選んで銃を撃ったということです。

専門家はこうした一連の事件は「憎しみの文化」の連鎖だとコメントしています。

過去の時間の恨みで、現在の時間を生きる生徒たちが犠牲になるというのも、ひどい話だと思います。

 

そういえば この事件の直後、大統領府の広報官が発表したコメントが「銃規制の緩和のせいで起こった事件ではない」でした。

それはそうだけどねえ…

そういうことを論じる場面ではないでしょう?!と思ったペケママでした。

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旅立ち

2019年03月16日 | 人間
今日 何人かの友人たちが、ブラジルから旅立っていきました。



日本へ帰られた方もいらっしゃるし、新天地を求めて 他国に移り住んだ方もいます。
みなさん 日本の方ですが、それぞれ 日本での場所は全く違ったところです。
北は北海道から、南は九州まで。
都会もあれば、田舎もある。
雪深いところもあれば、空っ風の吹き荒れるところもある。


そんな異なる場所で過ごしてきた人間たちが、なにかの偶然で このブラジルという土地にやってくる。



おもしろいもんです。

ペケママも そんな偶然でやってきた一人でしたから。
偶然でブラジルにやってきて、リオデジャネイロという街に惚れ込み リオで暮らしました。
それから またまた何かの偶然でマナウスにやってきて…
はじめのうちは、リオに帰りたくて帰りたくて、テレビでリオの風景が流れるたびに泣いていました。
それが いつの間にかマナウスという街に馴染み、数えてみたら もうリオで暮らしていた年月より長くなってしまいました。



ブラジルを旅立たれる皆さん、それぞれの場所で しばらくはブラジルを懐かしむこともあるでしょう。
そんな時は、少しの間 ブラジルの アマゾンの写真を眺めて…





涙が乾いたら、また 日々のお仕事 がんばってください!

ブラジルは アマゾンは いつでもそこにありますから!




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土鍋釜

2019年03月15日 | 料理
知り合いから譲ってもらいました。

土鍋釜



うれし~!!!

中蓋があって、その外側に重い外蓋、二重蓋になってるの。 
ご飯がおいしく炊けること 間違いなし!

さっそく作ってみたのは、「シイタケと銀杏の炊き込みごはん」



殻をむいて、ゆでて皮をとった銀杏と薄切りにしたシイタケを炊き込みご飯にしたもの。
味付けは ごく薄目、酒と醤油、しお こしょう。
あっさり味。

底の方はお焦げになっていて、パリパリおせんべいのよう。

…っていうより、ばっちり焦げてしまったんですけど…

最初だったから、火加減がわからなかったのよ。
次回からは もっと上手にできるようにするわ!

炊き込みご飯のお供は 鮭のオリーブオイル焼き、だし巻き卵、キュウリと大根とタコの酢の物、たくわん、映ってないけど梅干し!
2合炊いたご飯、お椀にちょこっと残しに ほとんどいただいてしまいました。

おいしかった~。

次回は 何を作ろうかな?
考えるのも楽しみ!!
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サンパウロ・スザノ市の学校襲撃事件2

2019年03月14日 | ブラジル雑記
大サンパウロ圏スザノ市で州立校が卒業生によって襲撃された事件から 一日が経ちました。
警察の捜査により、犯人たちの足取りや襲撃の時の様子などがわかってきました。

犯人は、同州立学校の卒業生。
17歳の少年と25歳の青年。
2人は、学校の近所に住んでおり、幼いころからの知り合いだったということです。
今回の事件を起こす 直接のきっかけになったことは、二人が死んでしまった今 はっきりしたことを知ることはできませんが、恐らく「ゲームの世界の現実化」ではないかと予想されています。
そのことを裏付けるような事実が、2人が通っていたランハウスのコンピューターから見つかっているということです。

2人は3週間ほど前に 近所のレンタカー屋さんで青年の名前で車を借りました。



期限は3月15日まで。
その車を学校近くの駐車場に止めておいたそうです。
車の中には いつも大きな包みが置かれてあったということを、駐車場の人が確認しています。

事件当日、二人はこの車を学校の門の前に乗り付けました。

車の中にあった包みは、恐らく事件に使われた武器だと思われます。
犯人たちの持ち物を調べてみると、事件の主な武器 38口径のピストルの他、斧、弓矢、手りゅう弾まであったそうです。



亡くなった方の中には、斧で切り付けられた後のある方もいたそうです。
手りゅう弾などは手作りで、暴発などしなかったのは、不幸中の幸いだったかもしれません。

     *     *     *     *     *

今日の午前中、スザノ市の体育館で合同の葬儀が営まれた後、それぞれ埋葬されました。



市の霊園には 多くの花が供えられました。



折からの強い雨



しかし、雨が上がると 虹が…



亡くなった方たちが、空へ上がる道なのかなあ…



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サンパウロ・スザノ市の学校襲撃事件

2019年03月13日 | ブラジル雑記
大サンパウロ圏スザノ市。
昔から、日本人が多く入植した町として知られています。
比較的治安も穏やかで、大きなビルよりも、普通の家が多く建っているような、こじんまりとした地方都市です。

その スザノ市にある州立ハウル・ブラジル校で、今日 大変な事件が起こりました。

州立ハウル・ブラジル校は小中高まで、あわせて1000人以上が籍を置く、この地域では大きな学校です。
大きいだけでなく、成績の面でも国の平均を上回る成績を修めている、ごく普通の学校でした。

午前9時半。
ちょうど、高学年の生徒たちが 休息時間に入っていました。
休息時間には軽食が出るため、多くの生徒たちが食堂に入っていきました。

そこに、二人組の男たちがやってきました。
一人は17歳の少年、もう一人は25歳の青年。
2人とも、この学校の卒業生でした。
2人は 開けっ放しになっていた表の門から校内に入りました。
そして、学校の教務室に行きました。
そこで、教務の先生と学校の職員を射殺。
その後、休み時間の生徒達で賑やすわうパティオに行き、生徒たちに銃を乱射しました。



パティオに続く食堂では、休み時間の軽食が配られていました。
生徒たちの叫び声を聞いた調理員たちは、とっさの判断で近くのドアから、生徒たちを調理室内部に避難させました。
調理員たちは 自分たちも怖くて泣き叫びたかった、でも 生徒たちを落ち着かせるためには 自分たちが冷静にしていなければと思い、生徒たちを調理器具の陰に身を低くさせ 隠したのだと話していました。
ここでは50人以上の生徒が 調理員たちによって助けられちゃそうです。



短時間の間に 15歳から17歳までの生徒達5人、教務の先生と学校職員の2人が亡くなりました。
また2人は、学校を襲撃する前に、近所の中古車販売業をやっている叔父の店を襲い、おじを殺害していました。

その後、2人は自殺しました。
事件を起こした目的は まだはっきりとはわかっていません。
この後の捜査が待たれます。





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2019年03月12日 | ブラジル雑記
マナウスは 今年のカーナバルは雨が降らなかったわ~。
まだ雨季だから 降ってもおかしくないのにね。
ほぼ一週間、ふってもお湿り程度。
おかげで 屋根の修理もできちゃったしね。

その代り、サンパウロやリオは降ったみたいですね。
まあ、いつも降るんだけど。

特に、サンパウロの雨は…っていうより 嵐はかなりひどいみたいです。
毎日 午後になると 真っ黒な雲がもくもくと出てきて…



あっという間に強い風が吹き荒れ…



街路樹が倒れる。
で、下に停めてあった車がつぶれる…

特にサンパウロ市内の住宅地などの通りには、大きな街路樹が多いから 事態は深刻よね。
周りをアスファルトで固められてるから 根を張れないのも倒木の一因だとか。

大風の後は、大雨。
あっという間に水位が上昇。







これは São Caetano市にある 娘が仕事する会社の事務所の駐車場。
周りがアスファルトとコンクリートで固められているためか、短時間に大雨が降ると 排水が追い付かず、あっという間にこの通り。
怖いわよねー。
雨が降り出すタイミングが悪いと、車に閉じ込められて溺死してしまう可能性もあるってことですものね。

サンパウロでは昨日13人、今日は1人の方が 嵐のために亡くなったそうです。

もうしばらく サンパウロでは不安定な空模様が続くとのこと。
お気を付けください。


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