聖週間ーSemana Santaです。
イエス様がエルサレム入場から復活までの受難の一週間で、暦としては春分の日の次の満月のある週がそれにあたります。
聖週間は「棕櫚の日曜日」で幕が開きます。
イエス様のエルサレム入場を棕櫚の枝を手に取って祝ったと言われます。
「聖木曜日」。
最後の晩餐の日です。
イエス様が弟子たちの足を洗ったという日です。
「聖金曜日」。
イエス様が捉えられ、十字架にかけられます。
そして日曜日。
「復活の日曜日」です。
ペケママはキリスト教には何の知識もありません。
それでもかれこれ30年もカトリックの国ブラジルに住んでいると、こうした宗教的な行事が自然と生活の一部になりました。
特に娘が学校に通うようになってからは、リオでもマナウスでもカトリック系の学校に通っていたので、この時期になると毎日のように学校に通って行事に参加していました。
特にマナウスに来て最初に通っていたラサール校では 聖週間には毎日のように行事が行われていて、「棕櫚の祝日」の様子「洗足の木曜日」の様子も見ることができました。
普通に生活していたら経験できなかったことだなあと、今になって感謝しています。
「聖金曜日」にはブラジル各地でイエス様が十字架にかけられる様子を模した行事が行われます。
友人クルッポンからも「近くの家のガレージに いっぱい人が集まってまーす。」とれメッセージが入りました。
近くの教会まで続いたそうです。
とくに有名なのがゴイアス州で、イエス様が捉えられる様子なども演じられるそうです。
テレビでもイエス様の受難の様子が演じられた演劇や映画を放送していました。
最近「イースター」は日本でも「かわいい うさぎちゃん」が出てくる行事として人気なのだとか。
それはそれで良いのかもしれませんが、その背景にある宗教的な意味も少し背景としてわかっていてほしいなと思います。