アマゾンわんわん日記 2018

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森の人たちとコロナ

2020年08月20日 | ブラジル雑記

ずーっと書きたかったのに、とにかく時間がなかった。

家事を終えると すでに夜の9時過ぎ。

今日だってそうよ、もう夜の9時半過ぎ。

書き始まっちゃったら 明日がつらいだろうなーって思うんだけど、なんかねー、どうしても今日書きたい話題があって…

勉強不足のところもあるので、間違いがあったら後ほど訂正します。

あしからず!!

     *     *     *     *    *    

ブラジルは相変わらず世界2位の新型コロナウイルスの感染者数となっています。

街中のショッピングセンター等の商業施設は開かれたものの、学校などの教育施設は多くの州でまだ始まっておらず、国内で一番早く学校が再開したマナウスも結局まだ授業の主流はオンライン授業。

公立学校の教師たちは「コロナに対する安全対策が不十分なのに、授業を再開することはできない」という理由で、ストライキに入っています。

学校現場の対応が一番デリケートな問題のようですね。

さて、ブラジルには「森の人たちーインディオ」がいます。

多くのインディオたちは すでに街に出て暮らしていますが、森に残って 部族の風習や言語を大切に守っている人たちも たくさんいます。

ブラジルにコロナが広がり始めた3月以降、インディオたちが暮らす森の中にも コロナの陰が迫ってきました。

持ち込んだのは、不法な金採掘人や木材の伐採人だといわれています。

4月、アマゾナス州とコロンビアが国境を接するあたりに暮らすコカマ族の青年が新型コロナウイルスに感染しました。

ほぼ同じような経路で新型コロナウイルスはインディオ保護区に入り込み、現在では25000件の感染と678人の死亡が確認されています。

新型コロナウイルスは高齢者が感染すると命に係わると言われます。

インディオ部族では部族の長の多くが高齢者で、部族の歴史や慣習、文化や言語を伝えるべき部族の長老やリーダーが感染して死亡するケースが実に170件にも達し、今後の各部族のありかたにも影響がありそうです。

「アマゾナスのインディオたちは 助けを求めている」というプラカードを掲げて

こうした威厳のあるカシッキ(長老)が倒れていっています。

昨日はカイアポ族の人々が 不法な金の採掘人や木材伐採者の立ち入りに関する抗議のため道路を封鎖し抗議活動をおこないました。

私たちもそうですが、森の人たちにも穏やかな日が訪れるのは まだまだs器のようです。

コメント
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