高波

リオデジャネイロ、レブロン地区とサンコンハード地区を結ぶ海沿いの道路、ニアマイヤー通り。
トンネルができるまでは、こちらがメインの通りでした。
海を臨む素晴らしい景観のため、道路の途中にはコンドミニオなども作られていますが、それ以上にファベーラが迫っていて、あまり治安が良いとは言えないところです。

この道路と並んで、サイクリングロードが作られました。



このサイクリングロードは歩行者も通れるようになっていて、ジョギングなどをする人も見られるそうです。
しかし、海にせり出す形で設置されているため、設置された当時から、多くの建築家から構造上の危険性が指摘されていました。

１月に道路が開通し、すぐに始まった問題は、強盗。
前述したように、すぐ近くまでファベーラが迫ってきているため、多くの人が強盗の被害にあいました。

そして、今日４月２１日の朝、高波を受け、



サイクリングロード部分が流されました。





ちょうど祝日の朝と言うことで、多くの人が通行中だったらしく、正確に何人の人が落下したのかがわからにぐらいなのだとか。



何人かの人は救出されましたが、まだ行方不明になっている人はいるそうです。

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この辺りは、地形の関係もあり、高波の被害が出やすいところ。

ペケママがリオに赴任するしばらく前のことですが、ペケママが働いていた職場の人も、釣りをしていた最中に、このあたりで高波に流されて行方不明になってしまいました。
小さな子供さんを連れて釣りに来ていたそうで、子供さんは少し高い場所で待っていたために助かったのだそうです。

高波は怖いです。
特にこのあたり、コパカバーナ、イパネマ、レブロンあたりの海は水が冷たく、引きが強いので
危ないです。
ペケママも夫の釣りに付き合って、レーメの端っこの　Caminho　de　pesucador　で高波をかぶったことがありました。
この　Caminho　de　pesucador　の突端からは、ブラジルでは大変有名なバレリーナ　ANA　BOTAFOGO　
の旦那様が、やはり高波にさらわれてなくなりました。

波が高いときにはおもしろがって見に行くようなことがないよう、注意した方が良いですよ。