アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

アマゾン河 周辺の町は...

2012年05月11日 | アマゾン河
アマゾナス周辺の町は、ネグロ河、ソリモンエス河の水位の上昇に伴って、軒並み非常事態となっています。

マナウスから65kmほどのところにあるソリモンエス水系のマナキリという町では、街の60%が水に浸かっています。
少なくても1097家族が被害を受けていると、市に届け出をしました。
市内の12の学校ではこの影響で授業が行えなくなっており、1200人余りの生徒たちが影響を受けています。
市内の農家ではすでに40%の作物が被害を受けており、今後ますます被害が広がるだろうとのことです。

また、マナウスから29kmほどの所にあるカレイロ・ダ・バルゼア(ソリモンエス水系)という町は、街の中心部のほとんどが水に浸かっています。



町の中は、こんな感じ...



お墓参りもカヌーで?



水に取り残された、学校の送迎ワゴン。
いずれここも水に浸かるでしょう。
(写真は Jornal A Criticaから転載。しわになってて、ごめんね!)

ここは、魚の養殖で知られた町なのですが、養殖業者は魚を他の場所に移す作業に追われているそうです。

「ボイブンバ」のお祭りで知られるパリンチンスという街でも、大きな被害が出ています。
2009年の増水の時にも、ボイブンバが行われる広場まで水に浸かりましたが、今回はそれを上回る水位の上昇で、お祭りの開催も懸念されているそうです。
今年の水位上昇はどうやら5月末まで続きそうですが、お祭りは6月ですから。
そうなると、観光業界に多大な損害が出てきます。

まだまだ続く水位の上昇。
被害がますます広がっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする