peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのヤエサンユウカ(八重三友花)  2015年7月12日(日)

2015年07月25日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。花きセンター本館(管理棟)の近くにある研修温室の「中温区」エリアに植栽されているヤエサンユウカ(八重三友花)が、白色で八重の花を沢山咲かせていました。

ヤエサンユウカ(八重三友花)キョウチクトウ科 サンユウカ属 Tabernaemontana divaricata cv.'Flore Pleno'

サンユウカ(三友花)は、インド(東南アジア熱帯雨林気候区)原産の常緑低木で、高さ1~3mになる。外観はクチナシによく似ている。花は白色または帯黄色で周年咲き。夜間芳香を放つ。果実は染料として使われ、繁殖は挿し木。

ヤエサンユウカ(八重三友花)は、前種の八重咲きの園芸品種。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より] 


一関市東山町「唐梅館公園」のムクゲ(木槿) 2015年7月22日(水)

2015年07月25日 | 植物図鑑

2015年7月22日(水)、一関市東山町の「唐梅館公園」(東山町長坂字西本町)入口付近の土手の上に植栽されているムクゲ(木槿)が、花を沢山咲かせていました。5年ほど前に観たときには何種類かの花があったように記憶しているのですが、どういうわけかビュアデライトという名の半八重の花を咲かせるものだけになっていました。

 ムクゲ(木槿)アオイ科 フヨウ(ハイビスカス)属 Hibiscus syriacus

 別名:ハチス。中国原産の落葉低木。庭木や生け垣として古くから植えられ、多くの園芸品種がある。韓国では無窮花(ムグンファ)と呼び、国花になっている。「ムクゲ」の名は韓国名に由来するといわれる。よく分枝して高さ2~4mになる。葉は互生し、長さ5~10㎝の卵形で、浅く3裂し、縁に粗い鋸歯がある。

7~10月、枝先の葉腋に直径6~10㎝の花を開く。花は一日花で、花の色はふつう紅紫色だが、赤、紫、白などがあり、半八重や八重咲きの園芸品種もある。花弁は5個。多数の雄しべは合着して筒状になる。果は直径約2.5㎝の球形で、熟すと5裂して長い毛のある種子を多数出す。用途:庭木、花材。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]