peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩町清田のコスモス(秋桜) 2015年8月28日(金)

2015年08月31日 | 植物図鑑

2015年8月28日(金)、一関市千厩町清田字峠下の国道284号線沿い、室根町との境にある焼肉・喫茶店「ヒルトップ(HILL TOP)」の広い花壇の傍に一株だけでしたが、淡いピンク色の花を沢山咲かせているコスモスがありました。この花を「秋桜」と表記したりしますが、秋に咲くサクラのようでぴったりした名前だと思います。さだまさし作詞作曲、山口百恵歌で大ヒットした「秋桜」が直ぐに連想します。http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/cosmos.html [秋桜(コスモス)]

http://www.hilltop8929.jp/hpgen/HPB/shop/shopguide.html [炭焼ステーキのヒルトップとドライフラワー工房]

ヒルトップの国道284号線を挟んだ向かい側にある「ドライブイン萩」(一関市千厩町清田字峠下22-4)の東側にも淡ピンク色の花を沢山咲かせているコスモス(秋桜)がありました。

 コスモス(秋桜) キク科 コスモス属 Cosmos bipinnatus

キク科 コスモス属 Cosmos:北アメリカ南西部から南アメリカにかけて、26種が分布する一年草または多年草。特にメキシコに約20種がある。属名は「装飾、美しい」の意で、花色の美しいことに因む。主としてコスモス、キバナコスモスの2種が栽培されている。ほかにメキシコ原産種にチョコレートコスモスといわれるアトロサングイネウスC.atrosanguoneusがある。

コスモス キク科 コスモス属 Cosmos bipinnatus

メキシコ原産の一年草。秋桜の漢字をあてる。明治中期に渡来してより、急速に日本全国に普及した。種小名は「2回羽状」の意で、葉の形態に」因む。草丈2mにもなる。よく分枝し、茎は草丈の割に細く、長い花茎を伸ばす。頭花は径6~10㎝で、舌状花は8枚。花色は白、桃、紅が主体であるが、’日の丸’cv.Hinomaru、’ピコティー’cv.Picotee、’ピンク・ベルサイユ’cv.Pink Versailles、’シー・シェル’cv.Sea Shell、’センセーション・ホワイト’cv.Sensaton White 、黄色花の’イエロー・ガーデン’cv.Yellow Gardenなど改良が進み早生咲き、八重咲き、丁字咲き、覆輪、矮性、舌状花が筒状、舌状花が黄色などがある。花期:秋。栽培:日当たり、排水のよい所であれば容易。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


一関市千厩町清田のカンナ 2015年8月28日(金)

2015年08月31日 | 植物図鑑

2015年8月28日(金)、一関市千厩町清田字平萩の国道284号線沿い、室根町との境にある焼肉・喫茶店「ヒルトップ(HILL TOP)」の広い花壇に植栽されたカンナが真っ赤な花を沢山咲かせていました。

http://www.hilltop8929.jp/hpgen/HPB/shop/shopguide.html [炭焼ステーキのヒルトップとドライフラワー工房]

 カンナ科 Cannaceae:カンナ属のみの単型科で、熱帯アメリカに広く分布する。

ンナ科 カンナ(ダンドク)属 Canna:約50種からなる多年草。野生種間の交雑により育成された花の美しい園芸品種が花壇用に観賞されるが、根茎が食用となるショクヨウカンナC.edulisがある。江戸前期にダンドクC.indicaが日本に渡来している。

カンナ カンナ科 カンナ属 Canna indica hybrid

 野生種の交雑で現在の観賞用のカンナ(ハナカンナ)が作出された。春植えの多年草として栽培される。分岐する太い根茎から数個の節のある茎を出し、長楕円または披針形の葉を互生し、茎の頂端に総状花をつける。花は特異で、苞葉が丸い子房を包み、直上に小さい緑色の萼片3、舟形で緑色の花被3。6個の雄しべのうち5個は花弁化し、1個の先端のみ花粉を付ける。雌しべもへら状となる。高性と矮性があり、緋紅、桃、橙黄、黄、白とその間の花色がある。近年、種子繁殖の品種も育成されている。花期:夏から秋。栽培:耐寒性はやや弱く冬は土と枯草をかけて越冬させる。5月に株分けして植える。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8A_(%E6%A4%8D%E7%89%A9) [カンナ(植物):Wikipedia]

 http://yasashi.info/ka_00013.htm [カンナとは:ヤサシイエンゲイ]

 http://www.hana300.com/kanna0.html [カンナ:季節の花300]


一関市千厩町清田のブルーサルビア 2015年8月28日(金)

2015年08月31日 | 植物図鑑

(上)国道284号線(気仙沼街道)の千厩町小梨方面

(上と下)国道284号線(気仙沼街道)室根町・気仙沼方面

2015年8月28日(金)、一関市千厩町清田字峠下の国道284号線沿い、室根町との境にある焼肉・喫茶店「ヒルトップ(HILL TOP)」の広い花壇に植栽されたブルーサルビアが花の見ごろを迎えていました。青紫色の花の中に数株だけでしたが、白花の株が混じっていました。とても素晴らしい光景でした。

http://www.hilltop8929.jp/hpgen/HPB/shop/shopguide.html [炭焼ステーキのヒルトップとドライフラワー工房]

 ブルーサルビア シソ科 サルビア(アキギリ)属 Salvia farinacea

 北アメリカ南部からメキシコ原産の多年草。一般には春に種子播きして、一年草として育てられる。茎は四角形でよく枝分かれし、長い楕円形の葉を対生する。夏から秋にかけて枝先に青紫色の小さな唇形花を多数つける。長さ30㎝ほどの花穂の軸も同じ色で、長い間青い色が残る。真っ赤な花でお馴染みのサルビア(ヒゴロモソウ)S.splendensはブラジル原産。ブルーサルビアのほうがサルビアより花がずっと小さい。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

http://senmaya-kankou.com/?page_id=4330 [第一番縁処/ヒルトップ花壇:「ラベンダーが満開♪紫のジュウタンが一面に広がっています。」と記載されていますが、画像の花はブルーサルビアです。]


一関市千厩町清田のヤリゲイトウ?フサゲイトウ? 2015年8月28日(金)

2015年08月31日 | 植物図鑑

2015年8月28日(金)、一関市千厩町清田字境地内にある千厩町13区自治会ふれあい花壇を見に行ってきました。この花壇は国道284号線沿いに造られており、「第40回全国花いっぱいコンクール」で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞したり、一関市民憲章推進協議会が主催する「一関市花いっぱいコンクール」などで毎年のように入賞している定評のある花壇です。

http://www.ichitabi.jp/spot/data.php?no=41 [第13区自治会ふれあい花壇:いちのせき観光NAVI]

 http://senmaya-kankou.com/?page_id=59 [第二番・第13区自治会ふれあい花壇]

http://www.pref.iwate.jp/chiiki/community/100sen_kennan/009341.html [岩手県一関市 千厩町第13区自治会]

この花壇の出入口付近に群植されているヤリゲイトウ(またはフサゲイトウ?)と思われる植物が、真っ赤な花を沢山咲かせていました。

(上と下3つ)真っ赤な花穂の中に一株だけピンク色の花穂のものがありました。最後の画像は花が良くわかります。

 ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属 Celosia:アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から亜熱帯にかけて50種が分布する一年草、低木。花は両性で、子房は2~多数の胚珠を含む。

 ケイトウ(鶏頭)ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属 Celosia cristata

別名:トサカケイトウ(鶏冠鶏頭)。本種のほかにヤリゲイトウvar.childsiiとフサゲイトウvar.plumosaの2つの変種がある。草丈は60~90㎝になる。茎は直立し、条線がある。花序は短柄を有し、花茎の上端が帯化、肥大してトサカ(鶏冠)状となり、その下方に花を密生する。花色紅赤、橙、黄、桃と豊富。

日本では育種が進み、本種に玉トサカ状の久留米ケイトウ、本種とヤリゲイトウとの交雑による槍状の八千代ケイトウの2系統がある。そのほかに、2変種の系統の品種も数多く、ともに切花栽培されている。近年花壇用の矮性種も育成されている。

園芸品種久留米ケイトウに’コロナ’cv.Corona、ヤリゲイトウに’金峰’var.childsii cv.Kinhou、フサゲイトウに’フェアリー・フェザー’var.plumosa cv.Fairy Feather、’ゴールデン・フェザー’var.plumosa cv.Golden Feathr、’キャッスル・ピンク’var.plumosa cv.Castle Pinkなど。アレンジメント用に同属別種のフットニィー C.huttoniiの’シャロン’Celosia huttonii cv.Sharon、’ピア’Celosia huttonii cv.Piaがある。花期:播種後、40~50日で開花。栽培:日当たり、排水性のよい弱酸性土壌でよく育つ。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://www.uchiyama.info/hana/hana/hana/yari/ [ヤリゲイトウ]

 http://www.yasashi.info/ke_00001.htm [ケイトウ:ヤサシイエンゲイ]

 http://flower.town-web.net/7108/08241.html [フサゲイトウ・羽毛鶏頭]

 http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-keitoh_large.html [羽毛鶏頭・房鶏頭] 


一関市千厩町清田のフロックス/フロックス・パニキュラータ 2015年8月28日(金)

2015年08月31日 | 植物図鑑

2015年8月28日(金)、一関市千厩町清田字境地内にある千厩町13区自治会ふれあい花壇を見に行ってきました。この花壇は国道284号線沿いに造られており、「第40回全国花いっぱいコンクール」で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞したり、一関市民憲章推進協議会が主催する「一関市花いっぱいコンクール」などで毎年のように入賞している定評のある花壇です。

この花壇の上の方にある民家の出入り口の道路沿いに造られている花壇に群植されたフロックス・パニキュラータ(宿根フロックス)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。

ハナシノブ科 フロックス(クサキョウチクトウ)属 Phlox :アラスカから北アメリカに広く67種の宿根草が分布する。

フロックス・パニキュラータ ハナシノブ科 フロックス(クサキョウチクトウ)属 Phlox paniculata

 

 アメリカ合衆国東部(ニューヨーク)原産の宿根草で茎は直立し、叢生する。一名:オイランソウ(花魁草)。高さ1m内外、葉は対生、輪生、楕円状披針形、先は尖る。茎頂に丸い花序をつけ多数の花を長期間つける。花冠は筒状で5裂する。花は桃色、紅、紫紅色、白色など変異が多く美しい。

園芸品種 ’ブライト・アイズ’cv.Bright Eyes、’エリザベス’cv.Elizabeth、’スター混合’cv.Star Mixなどがあり、欧米では300品種も数える。

似た種類で栽培されるものに、同属でやや小型の宿根草のマキュラータP.maculata、花形に変化の多い一年草のキキョウナデシコP.drummondiiがある。花期:夏。栽培:強健のため容易。繁殖は株分け、挿し芽、実生。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]