peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市山目字十二神のオオアワダチソウ(大泡立草) 2013年7月16日(火)

2013年07月25日 | 植物図鑑

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2013年7月16日(火)、一関市幸町と十二神の間にある国道284号線の歩道を散策していたら、山目小学校の近くで、十二神側にある中華そば・おざわ(地図には「おざわ食堂」とある)に隣接した花畑に群植されているオオアワダチソウ(大泡立草)が、黄色の小さな花を沢山穂状に付けていました。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.7.39.880N38.55.39.560&ZM=&MT=%E4%B8%80%E9%96%A2%E5%B8%82%E5%B9%B8%E7%94%BA%E3%80%81%E5%8D%81%E4%BA%8C%E7%A5%9E&from=ocn_Default&SH=&sw=1 [一関市幸町、山目十二神付近(地図)]

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オオアワダチソウ(大泡立草)キク科 アキノキリンソウ属 Solidago gigantea var.leiophylla

北アメリカ原産の多年草(帰化植物)。明治時代に観賞用として日本に入ってきた が、現在では日本全国の荒地や河川敷などに野生化している。但し、 同属の帰化植物であるセイダカアワダチソウのように大群落にはなら ない。 高さは50~150㎝。葉は互生し、長さ6~10㎝の披針形で、上半部には鋸歯がある。

7~9月、茎の上部に円錐花序をつくり、直径約7㎜の黄色の頭花が多数つく。セイダカアワダチソウより花期が早く、セイダカアワダチソウが咲く頃にはもう花は終わっている。茎や葉はざらつかず、花穂の先端部 分が横に曲がる。 属名は、ラテン語のsolidus(「完全な」の意)とago(「導く」の意)に由来し、ヨーロッパで傷薬に用いられたことによる。

和名のオオアワダチソウアワダチソウ(アキノキリンソウ)S.virgaurea L.subsp.asiatica Kitam. に似て、かつ大形であることに因む。「アワダチソウ(泡立草)」は、豊かに盛り上がる花の集まりを酒を醸した泡に見立てたもの。

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%AA%A5%AA%A5%A2%A5%EF%A5%C0%A5%C1%A5%BD%A5%A6 [peaの植物図鑑:一関市田村町のオオアワダチソウ(大泡立草)
 2009年7月21日]


奥州市水沢区「」のリョウブ(令法) 2013年7月20日(土)

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2013年7月20日(土)、(奥州市水沢区佐倉河)に行きました。奥州市立水沢図書館と公園の間には乙女川が流れています。この日、の西側駐車場の傍に植えられているリョウブ(令法)が白い花を咲かせ始めた穂状(円錐)花序を沢山つけていました。

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リョウブ(令法) リョウブ科 クレトラ(リョウブ)属 Clethra barbinervis

日本では1属1種。北海道から九州までの火山灰土壌の丘陵帯(日当たりの良い山地)に生える落葉高木。庭などにもよく植えられている。高さは8~10mになる。幹はすべすべしていて、光沢がある茶褐色で美しい。樹皮が剥がれた跡がまだら模様になって良く目立つ。この模様を生かして床柱に利用される。

葉は互生(または輪生)し、単葉、長さ8~15㎝の楕円形(倒卵形)で有毛、先は尖り、縁には鋸歯がある。若葉は山菜として利用される。7~9月、枝先に直径約5㎜の白い小さな花が総状(穂状または円錐花序)に多数つく。

果実は秋に褐色に熟し、毛が多い。分布:北海道(南部)、四国、九州。

最近では本種より生長や花つきが良いので、北アメリカ東部原産のアメリカリョウブC.alnifoliaが栽培されることが多く、ピンク色品種に’ロゼア’cv.Roseaがある。両種とも、野性味のある庭園樹として愛培される。栽培:性質は強健で栽培、繁殖は容易。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/12e430d8b4b76a1064b3b72be2a4367d [peaの植物図鑑:リョウブ(令法)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40875233&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「蘭梅山いこいの森」のリョウブ(令法) 2012年8月21日(火)]

http://yasashi.info/ri_00010.htm [リョウブの育て方:ヤサシイエンゲイ]

http://home.f06.itscom.net/tsuchiya/Clethra.html [リョウブ(令法)、アメリカリョウブ(アメリカ令法)]

http://www.pref.saitama.lg.jp/site/ennai-treelist/910-20100106-2216.html [アメリカリョウブ ロゼア:埼玉県ホームページ]


奥州市水沢区「慶徳公園」のエゴノキの実  2013年7月20日(土)

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2013年7月20日(土)、(奥州市水沢区佐倉河)に行きました。奥州市立水沢図書館と公園の間には乙女川が流れています。この日、に植えられているエゴノキが木全体に果実をびっしりとつけていました。

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エゴノキ エゴノキ科 エゴノキ属 Styrax japonica

特徴:山地や原野に生育する落葉小高木。幹は直立し、よく枝分かれして高さ6~8m、胸高直径15~25㎝になる。葉は柄があり互生する。葉身は卵形で先が尖り、上部の縁にはわずかに鋸歯がある。。別名:チシャノキ。花は6月頃、今年伸びた短枝の先に1~6個付き、長さ2~3㎝の柄の先に垂れ下がる。萼は緑色で5片に裂けて杯(カップ)状になる。花冠は白色で先は5片に深く裂ける。果実は卵円形で長さ約1㎝、星状毛が密生しており灰褐色。用途:材は傘のろくろに利用。分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では丘陵地のコナラ・クリ林内に普通に生育する。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦編著)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42607319&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区佐倉河のエゴノキの花 2013年6月9日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34733770&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のエゴノキ ]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A8%A5%B4%A5%CE%A5%AD [peaの植物図鑑:エゴノキ]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/8b643d238370251ad79951ab2a7b4c29 [peaの植物図鑑:エゴノキの実]


一関市山目十二神のブラックラズベリー’オハイオ・エバーグリーン’ 2013年7月16日(火)

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2013年7月16日(火)、一関市幸町と十二神の間にある国道284号線の歩道を散策していたら、山目小学校の近くで、十二神側にある民家の門口に植えられているブラックラズベリーが、果実を沢山付けていました。また、花も未だ咲いていました。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.7.39.880N38.55.39.560&ZM=&MT=%E4%B8%80%E9%96%A2%E5%B8%82%E5%B9%B8%E7%94%BA%E3%80%81%E5%8D%81%E4%BA%8C%E7%A5%9E&from=ocn_Default&SH=&sw=1 [一関市幸町、山目十二神付近(地図)]

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バラ科 キイチゴ(ルブス)属 Rubus spp.:木になるイチゴ(木苺)の総称。世界的に広く約250種の落葉低木が分布する。栽培キイチゴ類は、集合果が花托と一緒に取れるブラックベリーと、集合果が花托から離れるラズベリーに大別される。さらに、ラズベリーにはレッドラズベリーとブラックラズベリーがある。

ラズベリー バラ科 キイチゴ(ルブス)属 Rubus idaeusキイチゴ類の1種で英名でラズベリーraspberryといわれる落葉低木。そのほか、ブラックベリーblackberryやデューベリーdewberry(ローガンベリー)loganberry、ボイゼンベリーboysenberryと呼ばれるグループもある。

いずれもヨーロッパや北アメリカ原産。小果樹として欧米では栽培が盛んであるが、近年日本でも増加している。花は白色。花後、小核果が集まって1つの果実をつくる。果実の色は紅、黄、黒、黒紫など。生食のほか、シロップ漬け、ジャム、ジュース、果実酒などに利用される。やや酸が強いがジャム、缶詰などには最適。なお、果実のほかに、葉をお茶に利用することもある。カリウムとカルシウムを多く含む。

ラズベリーには’ゴールデン・クイーン’cv.Golden Queen、’ブラックラズベリー’R.occidentalisには’オハイオ・エバーグリーン’cv.Ohio Evergreenなどの園芸品種がある。栽培:繁殖は取木、蒴果から株分け。花期:初夏。果期は夏。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「ヤマケイポケットガイド21・野菜・果物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40851494&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」のブラックベリー 2012年8月19日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38086419&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」のブラックベリー 2011年6月18日(水)]


一関市青葉2丁目のキンシバイ(金糸梅)’ヒドコート’  2013年7月16日(火)

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2013年7月16日(火)、一関市立山目公民館(一関市青葉2丁目)の体育館から南側に向かって100mほど進んだ所にある民家の玄関前に植えられているキンシバイ(金糸梅)が、ビヨウヤナギ(美容柳)に似た金色の花を沢山咲かせていました。ビヨウヤナギは花弁の外に雄しべが長く突き出ていますが、キンシバイは雄しべが花弁より短いので区別できます。「ヒドコートcv.Hidecote」という品種だと思います。

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キンシバイ(金糸梅) オトギリソウ科 オトギリソウ属 Hypericum patulum

中国中部原産の半落葉小低木。古くから植えられ、野生化しているものもある。よく枝分かれして高さ約1mになる。株もとから枝を多数出し、株立ちになる。枝は全体に垂れ下がる。葉は無柄で対生し、長さ約2㎝の卵状長楕円形で縁は全縁。裏面は白緑色で明るい油点がある。

ビヨウヤナギ(美容柳)に次いで日本での栽培は多い。ビヨウヤナギより葉は小さく、花も小さくカップ形。乾燥に強く、強健なため野生化する場合もある。6~7月、枝先に直径3~4㎝の半球状の黄色の花を1~5個開く。花弁は5個で厚くて光沢がある。雄しべは多数あり、60個ずつが5つの束に分かれる。

オトギリソウの仲間は雄しべが長いものが多いが、キンシバイは雄しべが花弁より短い。蒴果は長さ約1㎝の卵形で、熟すと5裂する。用途:庭木、公園樹、花材。栽培:繁殖は挿し木、株分け。

品種に’ヒドコート’、’サンゴールド’などがあり、花が大きく花数が多くやや大型になる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35227323&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:第2回あづま街道ウォーキング・その2(奥州市)2010年8月10日(火)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%AD%A5%F3%A5%B7%A5%D0%A5%A4 [peaの植物図鑑:奥州市「」のヒペリカム「ヒドコート」/キンシバイ(金糸梅) 2009年6月21日]