一関市東山町のモロコシ(唐黍)
/タカキビ(高黍)2008年9月16日
2008年9月16日(火)、一関市東山町長坂字町の東山郵便局と東山
公民館を結ぶ道路わきの畑でモロコシ(唐黍)が実っていました。
雑穀の一種として販売される場合には「タカキビ(高黍)」と呼ば
れることが多いそうで、一関市では大東町で比較的多く栽培されて
いるようです。
モロコシ(唐黍)/タカキビ(高黍)イネ科 モロコシ属
Sorghum bicolor
熱帯アフリカ原産の一年草。熱帯・亜熱帯の作物で乾燥に強く、米、
小麦などが育たない地域でも成長する。主要な栽培食物のひとつであ
り、穀物としての生産面積積では世界第5位である。アフリカでは最
も重要な穀物で、紀元前4000~3000年には既に栽培されていたと考え
られている。
中国で生まれたコーリャン(高粱)など、いくつかの系統がある。主
にアフリカ、中央アメリカ、東南アジアで食用に栽培される。日本に
も古い時代に入り、食用として栽培されていたが、現在では少なく、わ
ずかに飼料用に栽培されている。
雑穀の一種として販売される場合には「タカキビ(高黍)」と呼ばれ
ることが多い。ほかに、地方によりモロコシキビ、トウキビ(トウモ
ロコシを意味することもある)、キビ(別種の標準和名)とも呼ばれる。
属名から「ソルガム」とも。漢名は蜀黍(しょくしゅ)だが、現代の中
国名は高粱(こうりゃん、カオリャン)で、白酒(パイチュウ、中国酒
の一種である蒸留酒)の原料にもされる。
草丈は、野生種はおおむね3mに達するが、栽培用品種では1.5m程度の
ものが多い。葉も長さ1m以上で幅10㎝程度になり、茎は太さ3㎝程度で
芯の詰まったものとなっている。
夏になると茎の先端に穂が出る。穂は節が10程あり(節は必ずしも明瞭
ではないが、複数の穂枝が出ていることから逆に見分けられる)、各節
より6本程度の枝が放射状に出ている。各枝は更に数十に枝分かれしてお
り、最終的には一つの穂で3000程の小さな穂をつける。なお、実の千粒重
は25g程度。その色は紫や赤に近い。 花期は8~10月。花穂は直立する。
/タカキビ(高黍)2008年9月16日
2008年9月16日(火)、一関市東山町長坂字町の東山郵便局と東山
公民館を結ぶ道路わきの畑でモロコシ(唐黍)が実っていました。
雑穀の一種として販売される場合には「タカキビ(高黍)」と呼ば
れることが多いそうで、一関市では大東町で比較的多く栽培されて
いるようです。
モロコシ(唐黍)/タカキビ(高黍)イネ科 モロコシ属
Sorghum bicolor
熱帯アフリカ原産の一年草。熱帯・亜熱帯の作物で乾燥に強く、米、
小麦などが育たない地域でも成長する。主要な栽培食物のひとつであ
り、穀物としての生産面積積では世界第5位である。アフリカでは最
も重要な穀物で、紀元前4000~3000年には既に栽培されていたと考え
られている。
中国で生まれたコーリャン(高粱)など、いくつかの系統がある。主
にアフリカ、中央アメリカ、東南アジアで食用に栽培される。日本に
も古い時代に入り、食用として栽培されていたが、現在では少なく、わ
ずかに飼料用に栽培されている。
雑穀の一種として販売される場合には「タカキビ(高黍)」と呼ばれ
ることが多い。ほかに、地方によりモロコシキビ、トウキビ(トウモ
ロコシを意味することもある)、キビ(別種の標準和名)とも呼ばれる。
属名から「ソルガム」とも。漢名は蜀黍(しょくしゅ)だが、現代の中
国名は高粱(こうりゃん、カオリャン)で、白酒(パイチュウ、中国酒
の一種である蒸留酒)の原料にもされる。
草丈は、野生種はおおむね3mに達するが、栽培用品種では1.5m程度の
ものが多い。葉も長さ1m以上で幅10㎝程度になり、茎は太さ3㎝程度で
芯の詰まったものとなっている。
夏になると茎の先端に穂が出る。穂は節が10程あり(節は必ずしも明瞭
ではないが、複数の穂枝が出ていることから逆に見分けられる)、各節
より6本程度の枝が放射状に出ている。各枝は更に数十に枝分かれしてお
り、最終的には一つの穂で3000程の小さな穂をつける。なお、実の千粒重
は25g程度。その色は紫や赤に近い。 花期は8~10月。花穂は直立する。