peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「唐梅館公園」のヘメロカリス(その1) 2015年7月22日(水)

2015年07月22日 | 植物図鑑

2015年7月22日(水)、一関市東山町長坂の唐梅館公園に行ってきました。毎日暑い日が続いていますが、この日も朝から天気が良くて暑い日でした。公園内を3時間ほど散策してきました。熱中症を心配した妻が携帯電話に「早く帰れ!」のメールをくれたのですが、気が付かないまま帰宅しました。ルームクーラーの無い我が家の室内温度は午後4時で34℃、雨が降り出した11時でも32℃もありました。

(上と下)砦を想起させるこのような建物(滑り台などがある)がある近くにある花畑に群植されたヘメロカリスが橙紅色の花を沢山咲かせていました。

 ヘメロカリス ヘメロカリス(ユリ)科 ヘメロカリス属 Hemerocallis Hybrids

 中国、日本が原産の耐寒性多年草。ニッコウキスゲやカンゾウの仲間。「ヘメロカリス」の名で出回るのはこれらを基に欧米で改良された園芸種で、花径約24㎝の巨大輪から5㎝ほどの小輪まで多くの品種がある。花色は紅、橙、ピンク、白、紫など。一日花なので「デイリリー」とも呼ばれる。

管理:日光を好むので日当たりと風通しのよい戸外に置き、真夏は涼しい半日蔭に移す。花の時期は鉢土を乾燥させないように注意する。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」(金田初代・文、金田洋一郎・写真)より]


一関市東山町長坂のアメリカ芙蓉/クサフヨウ(草芙蓉) 2015年7月22日(水)

2015年07月22日 | 植物図鑑

 2015年7月22日(水)、一関市「東山ふるさとセンター」(東山町長坂字西本町)前の道路沿いに植栽されているアメリカ芙蓉が大きくてピンク色の花を沢山咲かせていました。

 

アメリカフヨウ(アメリカ芙蓉)アオイ科 フヨウ(ハイビスカス)属 Hibiscus moscheutos

別名:クサフヨウ(草芙蓉)、ローズマロウ。北アメリカ東南部原産の耐寒性多年草、春播き一年草。草丈1~1.8mで、株の上部の葉の腋に15~20㎝を超える大きな花を夏の日差しにも負けず次々と咲かせる。花は一日花で朝開いて夕方に閉じるが、毎日新しい花が初秋の頃まで咲いていく。花期は7~9月。草丈の高い種類のほかに鉢植え用の矮性種もあり、花色もピンクを基本に白や紅、ぼかしの入るものなど豊富。中心部が濃い色のものが多い。

管理:日光を好み暑さに強いので、よく日の当たる戸外に置き、鉢土を乾かさないよう表面が乾き始めたら水やりする。次々と咲くので、咲き終わったら花柄はこまめに摘む。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」(金田初代・文、金田洋一郎・写真)より]


一関市東山町「唐梅館公園」のヤマユリ(山百合) 2015年7月22日(水)

2015年07月22日 | 植物図鑑

 2015年7月22日(水)、一関市東山町長坂の唐梅館公園に行ってきました。毎日暑い日が続いていますが、この日も朝から天気が良くて暑い日でした。公園内を3時間ほど散策してきました。熱中症を心配した妻が携帯電話に「早く帰れ!」のメールをくれたのですが、気が付かないまま帰宅しました。我が家の室内温度は午後4時でも34℃もありました。

(上と下)この暑さも厭わず、元気にプレーに興ずるシニア世代の人たち。パークゴルフ?ゲートボール?

(上と下)広域合併する前の東山町時代に開催した「全国やまゆりサミット」の記念碑。この周辺に植栽されているヤマユリ(山百合)を観にいったのですが、群生していず期待はずれでした。

 

(下)立派なトイレの周辺にもヤマユリ(山百合)が植栽されていました。もっと群植すると素晴らしくなると思います。

ヤマユリ(山百合)ユリ科 ユリ属 Lillium auratum

山地や丘陵の林の縁や傾斜地などに生える多年草。日本特産のユリ(百合)。関東から東海地方にかけて特に多く、神奈川県の県花になっている。栽培されることも多く、北海道、四国、九州では野生化したものもみられる。高さは1~1.5mにもなり、むせかえるような芳香のある大きな花をつける。花期は7~8月。花は多いものは20個以上もつく。葉は披針形で長さ10~15㎝。地下にある鱗茎は食べられる。分布:本州(近畿地方以北)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より] 


岩手県立花きセンターのノコギリソウ(鋸草) 2015年7月12日(日)

2015年07月22日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の東側にある露地展示ほ場に植栽されているエゾリンドウ(蝦夷竜胆)ヒメヒマワリなどを見て回ってから「花の館温室」に入りました。

「花の館温室」の北緯40度温室エリアに植栽されているベニバナサワギキョウがなどを観てから管理棟・研修温室エリアがある西側に移動しました。 

研修温室の南側につくられている「宿根草見本園」に植栽されているノコギリソウが小さい花を沢山咲かせていました。

 ノコギリソウ(鋸草)キク科 ノコギリソウ属 Achillea alpina

 山地の草原に生える多年草。高さは50~100㎝。葉は互生し、柄がなく、長さ10㎝ほどで、縁はクシの歯のように規則正しく切れ込む。7~9月、茎の先に直径1㎝ほどの頭花が密に集まってつく。頭花の外側には白色の舌状花が5~7個あり、中心に筒状花が多数ある。セイヨウノコギリソウが山地にも入り込んでいるが、こちらは葉が糸のように細かく切れ込み、頭花が小さい。葉を鋸の歯に見立てて鋸草の名がある。分布:北海道、本州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


岩手県立花きセンターの糸葉ハルシャギク/コレオプシス・ヴェルティシラータ  2015年7月12日(日)

2015年07月22日 | 植物図鑑

2015年7月12日(日)、朝から天気が良かったので岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。この日は、「花の館温室」の東側にある露地展示ほ場に植栽されているエゾリンドウ(蝦夷竜胆)ヒメヒマワリなどを見て回ってから「花の館温室」に入りました。

「花の館温室」の北緯40度温室エリアに植栽されているベニバナサワギキョウがなどを観てから管理棟・研修温室エリアがある西側に移動しました。 

研修温室の南側につくられている「宿根草見本園」に植栽されている糸葉ハルシャギク/コレオプシス・ヴェルティシラータが黄色い花を沢山咲かせていました。

 糸葉ハルシャギク/コレオプシス・ヴェルティシラータ キク科 コレオプシス属 Coreopsis verticillata

 北アメリカ原産の耐寒性宿根草。草丈は30~90㎝ほどになる。葉は糸状に分裂して輪生し、小輪一重咲きの花をつける。花色は黄色、花径4㎝。開花期は6~8月。

育て方:日なたと水はけのよい用土を好む。花後切り戻すと再開花する。寒さと乾燥には強い。大株にすると暑さと蒸れに弱いので、毎年秋に株分けする。挿し芽かタネで繁殖する。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]