peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関遊水地記念緑地のサクラ(桜)「オカメ」

2007年03月31日 | Weblog
一関遊水地記念緑地のサクラ(桜)「オカメ」
 2007年3月28日






2007年3/28(水)、一関遊水地記念緑地に行ってみました。暖冬で何もかも早く花を咲かせているので、サクラ(桜)も咲いているかもしれないと思ったからです。「染井吉野」はまだまだ堅い蕾でしたが、「オカメ」という名の桜は、後2~3日すれば咲き出すのではないかと思えるほど蕾が膨らんでいました。昨年に比べるとかなり早く咲きそうです。





一関遊水地記念緑地の「四季桜」「十月桜」「オカメ」2006年4月15日


一関遊水地記念緑地(公園)には、サクラの見本園かと思うほど沢山の種類のサクラが植えられています。
2006年4月15日(土)に行ってみましたが、まだまだ硬いツボミの状態でした。今年は遅くまで雪が降ったりしたので、5月の初めぐらいにならないと満開にならないかもしれません。

 これらの中で、「オカメ」という名札がついたサクラがツボミを膨らませていました。また、昨年の12月に咲いた「四季桜」と「十月桜」がまばらに花を咲かせていました。アップで見る花はとてもきれいだと思いました。
一関遊水地記念緑地の桜「オカメ」バラ科 サクラ属 Prunus





ガビサンヤマユキノシタ

2007年03月30日 | Weblog
一関市千厩野草の会のガビサンヤマユキノシタ
 2007年3月23日



2007年3/23(金)、一関市千厩町千厩の千厩ショッピングモール「エスピア」で開催されていた、千厩野草の会の「山野草展(雪割草展)」に「ガビザンユキノシタ」の名札をつけた植物が花をつけていました。





ガビサンヤマユキノシタユキノシタ科 イワユキノシタ属 Tanakaea omeiensis nakai

シロバナ・ショウジョウバカマ(白花猩猩袴)

2007年03月27日 | Weblog
一関市千厩野草の会の「シロバナ・ショウジョウバカマ(白花猩猩袴)」
 2007年3月23日



2007年3/23(金)、一関市千厩町千厩にある千厩ショッピングモール「エスピア」ホールで、千厩野草の会の「春の山野草展(雪割草展)」が開かれていましたが、沢山の雪割草に混じって「シロバナ・ショウジョウバカマ(白花猩猩袴)」も展示されていました。






一関市千厩野草の会の「シロバナ・ショウジョウバカマ(白花猩猩袴)」
 2006年4月10日


一関市千厩町千厩のショッピングモール・エスピアで開催された千厩野草の会の「雪割草展」に「シロバナ・ショウジョウバカマ(白花猩猩袴)」が展示されていました。


シロバナ・ショウジョウバカマ(白花猩猩袴)ユリ科 ショウジョウバカマ属
Heloniopsis orientalis var.flavida
「シロバナ・ショウジョウバカマ(白花猩猩袴)」は、山地から高山まで生えるショウジョウバカマの変種で、本州の関東地方以西の太平洋側、四国の低地のやや湿ったところに生える多年草。

 根生葉は長さ7~15cmの倒披針形で、ショウジョウバカマよりやや薄く、ふちに細かな波状鋸歯がある。この葉は冬を越し、春に中心から花茎を伸ばす。花茎は高さ10~20cmになり、3~4月、白色の花を3~5個つける。花が開くころ花茎の横に新葉のロゼットが伸び始める。花が終わると花茎はさらに伸び、花被片は淡緑色になって果期まで残る。

 なお、九州の山地に自生する花が白色で基部が淡紅色を帯びる「ツクシ・ショウジョウバカマ(筑紫猩猩袴)var.breviscapa」というものもあるという。花被片はやや短い倒卵状長楕円形で、基部は次第に細まり、花柄との境がふくらまない。

ガンゼキラン(岩石蘭)

2007年03月26日 | Weblog
一関市千厩野草の会の「ガンゼキラン(岩石蘭)」
 2007年3月23日




2007年3/23(金)、一関市千厩町千厩にある千厩ショッピングモール「エスピア」ホールで、千厩野草の会の「春の山野草展(雪割草展)」が開かれました。
沢山の「雪割草」に混じって「ガンゼキラン」という名札をつけた鉢植え植物が花を咲かせていました。






ガンゼキラン(岩石蘭)ラン科 ガンゼキラン属 Phaius flavus(Blume)Lindl.
単子葉植物ラン科に属する多年草で、葉はエビネに、花はシンビジウムによく似ているが、それらとは別属の植物である。別名:ファイアス/ファイウス(いずれも属名)

常緑樹林内の地上に生える地生ランで、地表には偽球茎が並ぶ。偽球茎は卵形で高さ3cmにもなる。葉は数枚が偽球茎の先端から伸びる。その基部は葉鞘状に巻いて少し伸び、先端で葉身が分かれ、大きいものは高さ50cm程に伸びる。葉は楕円形で大きく、少し縦しわがある。

花は初夏に咲く。偽球茎の基部の横から花茎が伸び、葉の上近くまで出て十数個前後の花を穂状につける。花は鮮やかな黄色。花弁はやや細長く、全体に筒状に咲いて花びらは広がらない。唇弁には縦じわが多く、やや赤みが濃くなっている。

日本国内では本州では静岡県と紀伊半島、およびそれ以南の四国と九州、伊豆諸島と琉球列島に分布し、国外では台湾からフィリピン、マレーシア、インドに分布する。

 古くからエビネ類とともに観賞用に栽培された。花も喜ばれるが、葉が黄色い水玉模様の斑入りになる株があり、これもよく栽培された。この斑入りのものを特に「ホシケイラン」と呼ぶ。ただし、採集が行われたために、現在では日本国内では野生株を見るのは困難な状況にある。性質は強健であるが、凍結させると株が弱ってしまう。また、乾燥を嫌う。

 この種を含むガンゼキラン属は熱帯アジアを中心に約50種が知られる。日本では屋久島以南にカクチョウラン(鶴頂蘭 P.tancarvilleae(Banks)Blume)がある。姿はガンゼキランに似るが、さらに大型で、開花期には草丈1m前後に達する。また、花は蝋細工のように白く、唇弁のうち側と先端近くが濃い紅色になっている。これもツルランやリュウキュウエビネなどとともによく栽培される。(以上 出典:「ウィキペディア(Wikipedia)」)

なお、下記のWebサイトには、自生のガンゼキランの画像が掲載されています。

http://www.ne.jp/asahi/calypso/lip/diary2005-4.htm

セツブンソウ(節分草)

2007年03月24日 | Weblog
一関市千厩野草の会の「セツブンソウ(節分草)」
 2007年3月23日





2007年3/23(金)、一関市千厩町千厩にある千厩ショッピングモール「エスピア」ホールで開催中の千厩野草の会(会長・小野寺義昭)の「春の山野草展」を見に行きました。8割方が「雪割草(ミスミソウ&スハマソウ)」でしたが、その他の山野草も展示されていました。

これらの中に、本州の関東地方以西にしか自生していないといわれている「セツブンソウ(節分草)」がありました。寄せ植えにされていたので見過ごしてしまいそうですが、小さな可憐な花が咲いていました。日本特産種だそうです。




セツブンソウ(節分草)キンポウゲ科 セツブンソウ属 Eranthis pinnatifida
山地の木陰などに生える多年草で、石灰岩地に群生することが多いという。高さは5~15cmになり、茎の上部に不揃いに細かく切れ込んだ葉が2個対生する。

花期は2~3月で、茎の先に直径2cmほどの花を1個つける。白い花弁のように見えるのは萼片で5個ある。花弁は黄色の蜜腺に変化している。雄しべの葯は紫色で、白い萼片とのコントラストが美しい。初夏には地上部は枯れてしまう。

「セツブンソウ(節分草)」の名は、旧暦の節分の頃に開花することによるという。日本特産種。分布:本州(関東地方以西)