peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

花巻市「南部家敷農園八福どぜう庵」のユリ・火の国 2015年6月25日(木)

2015年07月01日 | 植物図鑑

2015年6月25日(木)、第34回東日本バレーボール大学選手権大会(東日本インカレ)が、岩手県花巻市の花巻市総合体育館などを会場にして開催されました。

首都圏に居住し、大学に在学中の孫娘がその女子部の予選に出るというので妻と一緒に応援に行ってきました。会場は花巻市民体育館(花巻市城内)。

初戦は、1回目も2回目も終始リードを保ちながら試合を進めることができて、15:25、17:25で勝ちました。

次の試合まで大分時間があるというので、大分離れている南部家敷農園「八福どぜう庵」(花巻市高松20地割160番地)までマイカーで行って昼食をとり、ゆり園を散策してきました。散策路を300mほど登った高い所に沢山植栽されている「火の国」と思われるユリ(百合)が真っ赤な花を咲かせていました。

http://www.nanbuyashiki.jp/dozeu/dozeu.html [南部家敷農園どぜう村「八福どぜう庵」南部家敷]

ユリ科 ユリ(リリウム)属 Lilium:北半球の亜熱帯から亜寒帯に分布し、100種がある。地下に鱗茎があり、茎は直立するか、地下を多少匍匐後地上に出る。葉は互生または輪生する。花は頂生し、単生または総状、円錐、散形花序をなし、観賞価値のある花をつける種も多い。花色はアントキアン色素による桃から紫赤、カロチノイド色素による黄から橙赤、フラボノール色素による白がある。花は上向きから横さらに下向きまで、筒状、漏斗状、杯状、釣鐘状がある。19世紀から育種が盛んとなり、多くの園芸品種がある。

ユリの園芸分類:イギリスの王立園芸協会により、野生種と交雑品種を含めて9グループに園芸分類が行われている。協会に登録された種、品種は1982年第3編としてまとめ、以降は補遺が発行されている。

’火の国’は、その中の1群のアジアティック・ハイブリッドに属するユリである。

1群 アジアティック・ハイブリッド:エゾスカシユリ、イワトユリ、ヒメユリ、スゲユリ、オニユリ、コオニユリ、コマユリ、イトハユリ、マツバユリ、ウィルモッティーリリーなど、アジア原産を主とした種及びその交雑による品種。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

1群に分類されている


花巻市「南部家敷農園八福どぜう庵」のストケシア(瑠璃菊) 2015年6月25日(木)

2015年07月01日 | 植物図鑑

2015年6月25日(木)、第34回東日本バレーボール大学選手権大会(東日本インカレ)が、岩手県花巻市の花巻市総合体育館などを会場にして開催されました。

首都圏に居住し、大学に在学中の孫娘がその女子部の予選に出るというので妻と一緒に応援に行ってきました。会場は花巻市民体育館(花巻市城内)。

初戦は、1回目も2回目も終始リードを保ちながら試合を進めることができて、15:25、17:25で勝ちました。

次の試合まで大分時間があるというので、大分離れている南部家敷農園「八福どぜう庵」(花巻市高松20地割160番地)までマイカーで行って昼食をとり、ゆり園を散策してきました。散策路沿いに植栽されているストケシア(瑠璃菊)が花を咲かせていました。

http://www.nanbuyashiki.jp/dozeu/dozeu.html [南部家敷農園どぜう村「八福どぜう庵」南部家敷]

 ストケシア(ルリギク) キク科 ストケシア(ルリギク)属 Stokesia laevis

北アメリカ南西部原産の1属1種の多年草。大正初年に渡来。ルリギク(瑠璃菊)ともいう。花壇に植えたり、切り花用に栽培されている。草丈は30~60㎝。茎は数本が立ち上がり、上部で枝分かれして、枝先にヤグルマギクの花を大きくしたような美しい直径5~10㎝の頭花をつける。花期は6~7月。頭花の中心部には筒状花が集まり、その外側に並ぶ舌状花は先端が細かく切れ込んでいる。花の色は青紫色が基本で、藤色、ピンク、淡黄色、白色などがある。総苞には刺状の毛がある。園芸品種に’ミナミ・ゴールド’cv.Minami Goldなどがある。

栽培:秋に播種するか、春に株分けして繁殖する。日当たりがよく水はけのよい所を好み、横に広がる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]